水風呂の効果とメリット5選!自宅でもできる正しい入り方と注意点 全国

近年のサウナブームの影響もあって、注目度が高まっている水風呂。
サウナ後の良質な「ととのい」を得るために欠かせないものとなっていますが、サウナのない自宅で冷水シャワーを使った温冷交代浴として利用するだけでも心身に嬉しい効果をもたらしてくれます。
今回はそんな水風呂に着目し、期待できる効果や理想的な入り方、注意点、自宅での実践法などをレクチャー。さらに、水風呂のよさをたっぷりと堪能できる選り抜きの温浴施設も3カ所紹介します!
サウナ後の良質な「ととのい」を得るために欠かせないものとなっていますが、サウナのない自宅で冷水シャワーを使った温冷交代浴として利用するだけでも心身に嬉しい効果をもたらしてくれます。
今回はそんな水風呂に着目し、期待できる効果や理想的な入り方、注意点、自宅での実践法などをレクチャー。さらに、水風呂のよさをたっぷりと堪能できる選り抜きの温浴施設も3カ所紹介します!
水風呂の効果とメリット5選

水風呂を上手に利用することで、心身にさまざまな効果がもたらされることが分かっています。そのなかからおもだったメリットを5つ紹介しましょう。
免疫力の向上と血行促進
体温よりも温度が低い水風呂に浸かると、脳は身体を暖める必要があると判断し、血液をより全身に循環させるよう指令を出します。その結果、免疫機能を持つ白血球が活発に体内を巡ることとなり、免疫力の維持・サポートに繋がると言われています。
また、サウナと水風呂による温冷交代浴を行うと、免疫力を備えたナチュラルキラー細胞の活性も向上します。
自律神経の調整とリラックス効果
サウナのあとに水風呂に入ることにより、サウナだけを体験するよりも効果的に自律神経のスイッチを切り替えることが可能です。
サウナの熱気に身体がさらされているときは交感神経が優位の状態となります。その後水風呂に入って一気に身体が冷やされると、さらに交感神経が刺激されます。この状態で外気浴を行うと副交感神経優位になりやすくなるため、深いリラックス効果やストレス解消につながるのです。
この交感神経優位と副交感神経優位の切り替えが繰り返されることで、自律神経のバランスが整ってゆきます。
疲労回復と筋肉のリカバリー
水風呂に浸かると血管が収縮し、水風呂から出ると血流が一気に良くなることで体内に溜まった老廃物や疲労物質の排出が促進され、身体的な疲労が回復しやすくなります。
また、スポーツ選手が練習後にアイスバスに浸かっている様子を見ることもありますが、運動後の水風呂は、筋肉の微細な損傷や炎症を抑え、筋肉痛の軽減やリカバリーを早める効果が研究で示されています。
さらに、水風呂は身体的な疲労だけでなく、脳がスッキリするリフレッシュ感覚によって精神的な疲労回復にも寄与することも知られています。
美容・ダイエット効果
サウナ後に水風呂に入ると、サウナで開いた毛穴が水風呂で引き締まるため、肌の弾力が改善されたり、ニキビや吹き出物を防ぐ健やかな肌環境を整える効果が期待できます。
また、サウナによる血管の膨張と水風呂による血管の収縮を繰り返すことで肌のターンオーバーが活性化され、美肌効果や肌ツヤの向上が期待できます。
加えて、水風呂に浸かると急激に冷やされた体を温めようとしてエネルギー代謝が上がり、脂肪燃焼が促進されるため、ダイエットのサポートとしても役立ちます。
睡眠の質の改善
人の身体は深部体温の温度差が大きいほど、眠りの質も向上するといわれています。温浴槽への入浴やサウナで一時的に上げた深部体温を水風呂によって急速に下げることで、スムーズな入眠に理想的な体温変化をもたらすことができるでしょう。
また、温冷交代浴によって交感神経から副交感神経への切り替えがスムーズになることで、心身がリラックスモードに入り、深い眠りにつきやすくなる効果もあります。
さらに、温冷交代浴はセロトニン(幸せホルモン)という脳内物質の分泌も促すため、不安感が軽減され、精神的な安らぎが得られる効果もあり、快眠につながります。
サウナ×水風呂 効果的な正しい入り方

サウナと水風呂による温冷交代浴をする場合、どのような入り方をすると効果的でしょうか。
意識しておきたいポイントをいくつか紹介しましょう。
温冷交代浴と「ととのう」感覚
サウナ用語でよく耳にする「ととのう」という言葉。「サウナー」と呼ばれるサウナ愛好家のなかには、この「ととのい」を得るためにサウナを利用するという人も少なくありません。
この「ととのう」感覚は、サウナから水風呂、そして外気浴へという一連の温冷交代浴による交感神経優位と副交感神経優位の自律神経の切り替えがもたらす深いリラックス感や幸福感のことを指します。
また、このプロセスのなかでセロトニン(幸せホルモン)をはじめとする脳内物質の分泌も促されるため、精神的な安らぎも得られるという仕組みです。
サウナ×水風呂の基本サイクルとセット数
サウナと水風呂を交互に利用する温冷交代浴は、ある程度繰り返すことで得られる効果も高まります。
個人の体力や体調にもよりますが、慣れていない人の場合は下記の時間を参考に2~3セットを目安に行うと効果を実感しやすいでしょう。
サウナ 6~10分
↓
水風呂 30秒
↓
休憩 5~10分
これらの数字はあくまでも一例です。体調に合わせて無理のない時間や回数に留めるようにし、こまめに水分を補給してください。
また、皮膚が汚れていると汗をかきにくくなります。
デトックス効果をより感じるためにも、サウナに入る前には頭や身体を綺麗にしておくほか、身体の芯までしっかり温めるためにサウナの前に湯船でお湯に浸かっておくのもおすすめです。
サウナ利用についての詳しい説明はこちら:
水風呂の最適な温度と入浴時間
サウナ関連サービスが充実した施設では、水温の異なる複数の水風呂が用意されているところもあり、どの浴槽に入ればいいか悩むこともあるかもしれません。
水風呂の利用に慣れていないうちは、快適かつ健康効果もしっかり期待できる一般的な水温の17℃前後に設定された浴槽を選ぶとよいでしょう。
また、入浴する時間については「短時間で」が鉄則。30秒~2分の範囲に留めるようにしてください。
5分以上の入浴は体が冷えすぎてしまい低体温症のリスクがあるため避けるべきです。体が冷えすぎたと感じたら、湯船に浸かって身体を温めるようにしましょう。
なお、サウナのあと、水風呂に入る際はかけ湯をして汗を流してから入りましょう。
なお、サウナのあと、水風呂に入る際はかけ湯をして汗を流してから入りましょう。
心臓への負担を減らす水風呂の入り方
普段あまり入ることのない水風呂は、急に入ると心臓に大きな負担をかけます。思わぬ事故を防ぐためにも入る前に必ず掛け水を行って汗を流しつつ、心臓から遠い足先から徐々に体を慣らすようにして入ってください。
また、冷たさによる刺激を受けて呼吸を止めてしまったり、荒くなってしまったりすることがありますが、そのような場合は意識的にゆっくりと深く呼吸することで体を落ち着かせることができます。
水風呂入浴後は「外気浴・休憩」をとる
サウナに入っているときも、水風呂に浸かっているときも、心身は緊張状態にあり、交感神経優位の状態にあります。
水風呂のあとはすぐにサウナに戻らず、外気浴などの休憩をとるのが大切。体が温まって副交感神経が優位になり、深いリラックスを伴ったいわゆる「ととのう」状態に導かれます。
また、この温冷刺激を繰り返すことによって、自律神経が鍛えられバランスが整いやすくなる効果が見込めます。
水風呂だけでも効果ある?自宅やシャワーでの実践法

サウナとあわせて利用することの多い水風呂ですが、サウナのない自宅でもその効果を得ることは可能です。
シャワーなどを使った自宅でもできる水風呂実践法を紹介しましょう。
水風呂や冷水シャワーのメリット
海外で行われたいくつかの研究によって、水風呂による集中力アップや、脳のネットワーク活性化による気分の切り替え、筋肉の保護や疲労回復、ストレス軽減などに効果があることが発表されています。
2023年のイギリスの研究では、20℃の冷水に5分間浸かると、集中力や前向きな感情が高まり、脳の自己制御や注意力に関わるネットワークが活性化されたと報告されました。
また、先にも触れましたが、ブラジルで行われた研究では、運動後の冷水浴が筋肉の損傷を軽減する効果が確認されています。
さらに、2025年のオーストラリアの研究では、冷水浴によるストレスの低下が見られています。
近年、これらのメリットに着目した「アイスバス」というスポーツ療法が注目を集めており、アスリートのみならず、テック企業幹部やセレブリティの間でも実践する人が増えているようです。
アイスバスについての詳しい説明はこちら:
自宅のお風呂で実践する「温冷交代浴」の手順
サウナのない自宅でも、お湯を張った浴槽と冷水シャワーによって温冷交代浴の効果を体験することができます。
【手順】
1.浴槽の温度を40℃に、シャワーの温度を20~25℃に設定
2.40℃の浴槽に3分浸かる
3.足元や手先からシャワーを30秒~1分かける
上記の2~3を3回程度繰り返す
また、夏場にはリフレッシュを目的に浴槽に水を張って浸かるのもおすすめです。
水温は一般的な水風呂と同様の17℃程度が目安。氷や保冷剤を使うと適水温をキープしやすくなるでしょう。
夏の冷水シャワー浴活用法
真夏になると水道水の水温も高くなってしまいますが、そのままの水温(30℃前後)でも冷水の効果を得ることは可能。体温よりも低ければ大丈夫です。
日常生活のなかで手軽に行うのであれば、帰宅時や運動後に冷水シャワー浴びて汗を流し、体温を下げる使い方が取り入れやすいでしょう。
ただし、疲れをしっかり取り除きたいのであれば、湯船で体を温めるのが重要。
汗を流すために一度冷水シャワーを浴び、少し時間を置いてから湯船に浸かるのがおすすめです。なお、冬場の冷水シャワーは身体への負担が大きいので避けてください。
冷水シャワーについての詳しい説明はこちら
水風呂の注意点とデメリット

さまざまなメリットをもたらす水風呂も、入浴方法を間違えると思わぬ事故をもたらすリスクをはらんでいます。
ぜひ覚えておきたい水風呂を安全に楽しむための注意点やデメリットを紹介しましょう。
ヒートショックと低体温症のリスク
温かい浴槽やサウナから水風呂に入る場合、急な温度変化に起因するヒートショックが懸念されます。
ヒートショックとは、急激な温度の変化によって血圧が乱高下する現象です。サウナなどの温かい環境から一気に水風呂の冷たい環境に身体がさらされると、血管が収縮し、血圧は急上昇。失神や心筋梗塞、脳卒中などを起こす危険性が高まります。
水風呂に入る際は心臓から遠い足先などから徐々に慣らして入るよう心がけてください。
また、長い時間水風呂に浸かりすぎた場合には、低体温症を起こす危険もあります。
震えが止まらなくなった場合はすぐに水風呂から上がり、お湯が張られた浴槽などで身体を温めてください。
特に高血圧や心疾患がある人、高齢者はリスクが高まります。少しでも不安があるならば、水風呂のような身体に負担をかける入浴方法は避けるのが賢明です。
飲酒後や食後の水風呂は危険
飲酒後は水風呂はもちろん、サウナや温かいお風呂への入浴も慎むべきです。
アルコールを摂取すると血管が膨張し、血圧が低下します。その状態で温かい浴槽に入るとさらに血圧が低下し、意識を失う可能性があります。
また、飲酒後に入浴のために気温の低い場所で服を脱いだり、水風呂に入ったりすると血管が収縮して血圧が急上昇。サウナなどから一気に水風呂に入った場合と同じような危険を招きます。
さらに、食事をして時間を空けずに入浴するのも避けるべきです。
食後は消化のために胃や腸へ血液が集中しています。そのタイミングでお風呂やサウナ、水風呂などに入ってしまうと血液が体内中に分散してしまい、消化不良の原因となってしまいます。
お風呂には食後1~2時間ほど空けてから入るようにしましょう。
水風呂が苦手な人向け!冷たさを楽しむコツ
水風呂に興味はあるものの、刺激が強すぎて苦手としている人もいるのではないでしょうか。
そんな場合は、全身で水風呂に浸かるのではなく、まずは冷水シャワーを使って手足に水を掛けるレベルから試していくのがおすすめ。その程度でも交感神経への刺激効果は得られます。
また、シャワーを水風呂代わりにする場合、ぬるめの温度にしておくのも1つの方法です。慣れてくるに従って少しずつ温度を下げていき「ちょっと冷たいけれど気持ちがいい」と感じる程度で楽しんでみてください。
また、全身で水風呂に入る場合に覚えておきたいのが、いわゆる「羽衣(はごろも)」の現象です。水風呂に入ってしばらくじっとしていると、皮膚と水の間に膜ができたかのように冷たさを感じにくくなり、気持ちの良い状態になります。
水風呂・サウナを楽しめるおすすめ施設3選
サウナ関連サービスが充実した温浴施設のなかには、上質な温冷交代浴が楽しめるようにこだわりの水風呂を備えている施設も多くみられます。
そのなかから編集部が厳選した3つの施設を紹介しましょう。
サウナ&スパ カプセルホテル大東洋 / 大阪府
梅田各駅から徒歩圏内とアクセス良好。メンズフロアとレディースフロアに分かれており、女性だけでも安心して一晩過ごせる施設です。
メンズフロアには約90℃の高温「ロッキーサウナ」、約70℃の「フィンランドサウナ」、約55℃のミストサウナ「テルマーレ」という3種類のサウナを完備。ロッキーサウナでは毎日ロウリュウサービスが開催されています。
また、レディースフロアには日本最大級の広さを誇る「ファンタジーサウナ」をはじめ、セルフロウリュウが楽しめる「フィンランドサウナ」、低温で低刺激ながらしっかりと発汗が促されるミストサウナの「テルマーレ」をラインアップ。
また、レディースフロアには日本最大級の広さを誇る「ファンタジーサウナ」をはじめ、セルフロウリュウが楽しめる「フィンランドサウナ」、低温で低刺激ながらしっかりと発汗が促されるミストサウナの「テルマーレ」をラインアップ。
水風呂は24℃から14℃まで水温の異なる複数の浴槽があり、慣れていない人でもサウナの醍醐味である温冷交代浴の効果が手軽に体験できます。
最近はじめたセルフロウリュウもいい感じに整っていい感じ。
水風呂の温度も露天、水風呂、冷水風呂と3種類あるのでお好みに応じて使える感じ。
碧海吟遊さんの口コミ
サウナしきじ / 静岡県
サウナ愛好家の多くから「聖地」と崇められる、24時間営業、年中無休のサウナ施設です。
絶大な支持を受けているいちばんの理由は、上質の天然水が注がれた水風呂。駿河の自然のなかで長い歳月をかけて地下深層部でろ過されたた湧水は、水道水とは違ったやわらかな肌触りが特色です。
天然ミネラル成分もバランスよく溶け込んでいて、そのまま飲料水として飲むことも可能。持ち帰り自由で提供されています。
サウナはフィンランド式と、韓方医による特別な配分で調合された韓国式薬草サウナの2 種類を用意。マツフジ、オオバコ、ドクダミなど10種類以上の薬草成分が鉱泉に使われた漢方薬草風呂も人気です。
全国屈指の名前に恥じない素晴らしいサウナでした。
【サウナ】
フィンランドサウナと薬草サウナの2種類が隣り合い、
間の仕切りが透明窓なので互いの様子が見えるのが面白い。
【水風呂】
天然水使用で飲めます。
滝が流れるのも圧巻ですし、他の客の話し声をシャットアウトしてくれるのも嬉しい。
何より水あたりが柔らかく優しい感じで、しきじの売りの一つです。
そこまで冷たくなく長時間入れそうです。
関西人さんの口コミ
湯らっくす / 熊本県
こちらも愛好家から「サウナの西の聖地」と呼ばれている人気施設です。
熊本駅から車で5分程度とアクセスがよく、地域の人達だけでなく全国から熱心なサウナファンが訪れています。
サウナルームはアウフグースも行われる「クラシックサウナ」、セルフロウリュウが楽しめる「メディテーションサウナ」、塩桶が設置されたミストサウナの「大阿蘇大噴火瞑想サウナ」の3タイプをラインアップ。
水風呂は男性用で最大171cm(女性用は15cm)という国内屈指の深い浴槽にフレッシュな阿蘇山の伏流水が滝のごとくかけ流されているという豪快さ。贅沢感のある水風呂が体験できます。
ニフティ温泉ライターによる「湯らっくす」体験レポート記事はこちら:「湯らっくす」体験レポート!サウナの西の聖地を徹底紹介【熊本】
乾式サウナは普通でしたが、メディテーションサウナ、大噴火サウナはそれぞれ趣向を凝らしていて、これまでのようなサウナの概念が覆されました。本場北欧のサウナはこういうものなんだぞ!と教えられたような気がしました。このサウナ、かなり好きです。
水風呂はしっかりと冷たく、また阿蘇山由来の地下水を使用している為か、身体への馴染み方が凄いです。テレビ番組で「泉質が他とは違う」なんてやっていて、またまたーと思っていたのですが、それを実感しました。
続、呼塚の男さんの口コミ
水風呂の効果を無理なく感じよう
健康、疲労回復、美容、快眠効果など、知るにつけ、奥深さへの魅力が深まる水風呂。
サウナとあわせた温浴施設での利用だけでなく、手軽な自宅での冷水シャワーなども交えながら、安全面にも気をつけてそのメリットをたっぷりと体験してみてください!
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この記事を書いたライター
- 松田 朝九
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高濃度炭酸泉とサウナ後の外気浴に至福を感じるフリーランスコピーライターです。
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