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サウナの新スタイル「クナイプ」とは?水風呂とは違う効果と体験できる施設を徹底解説 全国

水風呂や外気浴スペースが充実し、満足度の高いサウナ浴が楽しめる施設が増えてきていますが、なかにはサウナと水風呂といういつものサイクルに慣れてしまい、ちょっと物足りなさを感じている人もいるのではないでしょうか。

そんな新たな刺激を求めるサウナーにオススメなのが、今回ピックアップする「クナイプ」です。

本記事では、サウナ最前線のサービスともいえるクナイプについて、その起源や概要、さらにクナイプを実際に体験できる最新施設などもあわせて紹介します!

クナイプとはサウナの中でシャワーを浴びること

クナイプとはサウナの中でシャワーを浴びること
普段からサウナを利用している人でも、クナイプという言葉を初めて耳にする人は多いのではないでしょうか。
まずは「クナイプとは何なのか」「現在、日本ではどのように広まっているのか」といったあたりについて紹介しましょう。

ドイツ発祥の伝統的な水療法が起源

クナイプとは、ドイツに端を発する古代から受け継がれてきた自然療法であり、19世紀にセバスチャン・クナイプ牧師(1821~1897年)によって日常生活に取り入れやすい形へと体系化されました。

クナイプ牧師自身が結核を患った際に、冷たいドナウ川での入浴を通じて回復を実感したことが原点となっており、提唱者の名から「クナイプ式温冷水治療法」などとも呼ばれています。

メソッドの根底にあるのは、炎症を起こしている組織を冷やしたり、熱を与えたりする温冷交代浴。2015年にはユネスコの無形文化遺産の認定を受け、現在も世界中で実践されています。

日本のサウナで進化する独自の「クナイプ」スタイル

現在の日本では、自然療法というよりはサウナの楽しみ方の1つとして独自の発展をみせており、一般的には「高温のサウナに入りながら冷水を浴びる行為」のことを指します。

「サウナルーム内に用意されたシャワーを自分で操って頭から冷水を浴びる」「サウナルーム内で氷を入れた木桶の冷水を浴びる」など、施設によってスタイルに違いがありますが、目指しているのは「室内で温と冷を往復させる」点。

冷水が皮膚に触れると身体は反射的に防御反応を起こし、表層の血流が抑制されて熱は内臓や深部へと移動するというプロセスによって、身体の深部体温がより高まる感覚が得られる点がいちばんの魅力です。

クナイプの効果とメリット

クナイプの効果とメリット
クナイプによってもたらされる効果やメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
おもだったところを紹介しましょう。

温冷刺激による自律神経へのアプローチ

クナイプでは、早いサイクルでの温冷交代浴によって血管の収縮と拡張が繰り返されることで副交感神経と交感神経の切り替えがスムーズになり、自律神経のバランスが整えられるというメリットがあります。

また、サウナ室内で体が温まった状態で冷水を浴びるため、肌は引き締まりつつも深部の熱は逃げにくいという特徴があります。温冷の反転が連続的に生じることで、通常の水風呂とは異なる強烈な体感が生み出されます。

そのほかにも、毛細血管の拡張と収縮が繰り返されることで全身の血行が促進され、むくみの軽減や肩こり、腰痛などの症状の緩和が期待できるでしょう。

水風呂が苦手な人でも楽しめる

自身で操作するシャワーによってクナイプを行う場合は、水圧や水量を好みで調整できるため、頭からゆっくり水を掛けて「トロトロ感」を味わうようなマイルドな使い方もできます。

水風呂に入るときに息苦しさを感じたり刺激が強すぎて苦手な人にとっては、比較的手軽に水風呂のような効果を取り入れやすい方法だといえるでしょう。

サウナ・クナイプのやり方と種類

サウナ・クナイプのやり方と種類
では、クナイプが可能な施設ではどのように行えば良いでしょうか。
具体的なやり方の一例を紹介しましょう。

シャワー/ホースを使ったクナイプ

サウナ室内に設置されているボタン式のシャワーや専用のホースがある場合には、これらを自分で操作して座ったまま冷水を浴びます。

なお、水滴の飛び散りを防ぐために、シャワーを優しく頭に掛けられるように水圧が調整されている施設もあります。指示やマナーを守って使うようにしてください。

氷を入れた木桶の冷水を浴びるクナイプ

サウナ室内に氷水を入れた木桶を持ち込み、その冷水を浴びます。
セルフロウリュとあわせて楽しめる施設もみられますが、こちらも周りの利用者を気遣いながら楽しみましょう。

クナイプを体験できる施設

近年オープン・リニューアルをした施設を中心に、クナイプが楽しめる施設も増えてきました。
そのなかから特に好評を得ている施設をピックアップして紹介します。

品川サウナ / 東京都

品川サウナ / 東京都
3路線が乗り入れる大井町駅から徒歩1分と、アクセスの良い場所に立地する、カプセルホテルを備えた男性専用の「泊まれるサウナ屋さん」品川サウナ。

2024年6月にオープンした直後から改修を行うなど、館内には快適性を求めた妥協のないこだわりが詰め込まれているのが魅力です。
なかでも露天風呂のある屋上の外気浴スペースにはインフィニティチェアやアディロンダックチェアに加え、畳の寝転びスペースまであり、思い思いのリラックスタイムが過ごせると好評。

クナイプはシャワー式で、半個室の畳に座りながらゆっくりと頭から浴びるスタイル。ヒーリングサウンドが流れるなか、瞑想気分を高めてくれます。



YUBUNE SAUNA PARK ~はにゅうの湯~ / 埼玉県

YUBUNE SAUNA PARK ~はにゅうの湯~ / 埼玉県
2025年11月にイオンモール羽生の屋外エリア「noNIWA」にオープンした「銭湯×屋外サウナ」をコンセプトにした温浴施設。

男女別に入る屋内の浴室サウナのほかに、水着を着て男女一緒に楽しめる屋外サウナが用意されています。
屋外エリアには洞窟のような「ROCK SAUNA(ロックサウナ)」があり、薄暗い環境のなかで熱源の炎を眺めながらじっくりを発汗することが可能。サウナルームの扉近くに設置されているシャワーを使ってクナイプ体験が楽しめます。

また、休憩スペースに用意された「ブレインスリープ」のマットに横たわって、至極の休憩タイムも堪能できますよ。

ニフティ温泉ライターによる「YUBUNE SAUNA PARK ~はにゅうの湯~」体験レポート記事はこちら
YUBUNE SAUNA PARK(ユブネサウナパーク)11/30羽生にオープン!どこより詳しく紹介

外エリアはサウナ2つ、エンタメサウナはライトアップ&音響ありで、アウフグースも何回も開催されていて楽しすぎました。
ロックサウナは湿度高めで苦しくないのに汗がいっぱいかけて気持ち良かったです。サウナ室で水を浴びる、クナイプも初体験できました!
フジーラさんの口コミ



Sauna Base SHIFUKU(サウナベース シフク) / 愛知県

Sauna Base SHIFUKU(サウナベース シフク) / 愛知県
川の音や鳥のさえずりを聞きながら、そよ風を肌で感じ、日常では味わえないリラクゼーション体験ができる貸切利用のテントサウナ施設。

世界一のテントサウナを追求する「madsaunist」が監修したハイクオリティなテントサウナには、常に熱いスチームを放出するスチームジェネレーター「ウロボロス」や羽釜がついたストーブなどを完備。
サウナ後のクールダウンは、目の前を流れる清流に飛び込んで水風呂代わりに利用することができます。

クナイプは系列店である同じ豊田市内の都市型サウナ施設「SAUNA BUG(サウナバグ)」(2026年5月にオープン予定)で体験可能。サウナ室内で氷を入れた木桶の冷水を浴びるスタイルで楽しめます。



自分に合ったクナイプで、心と体を整える贅沢時間を!


体の深部へ向けてワンランク上の熱さを届け、これまでのサウナ浴とは異なる感覚が得られるクナイプ。
今回紹介した施設などに足を運んで、いつもとは違ったサウナ体験をぜひ試してみてください!


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この記事を書いたライター
松田 朝九
松田 朝九

高濃度炭酸泉とサウナ後の外気浴に至福を感じるフリーランスコピーライターです。

温泉ソムリエ,サウナ・スパ健康アドバイザー

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