作成日:2025年02月19日
一人参加歓迎!越後田中温泉 しなの荘で雪国リトリートを体験!音浴と温浴で調う(ととのう)とは 新潟

新潟県津南町で行われた雪国リトリートin津南町2025モニターツアーに参加してきました。テーマは「雪の奥信越!音浴と温浴で調うリトリート」。
温泉ライターとして「温浴」は頻繁に体験していますが、「音浴」とは果たしてどんな体験なのでしょう?とても気になります。
なお、宿泊した温泉は日帰り入浴もできる秘湯「越後田中温泉 しなの荘」です。こちらについても詳しく紹介します。
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提供元:一般社団法人 雪国観光舎【PR】
この記事は一般社団法人 雪国観光舎のPRレポート記事です。
温泉ライターとして「温浴」は頻繁に体験していますが、「音浴」とは果たしてどんな体験なのでしょう?とても気になります。
なお、宿泊した温泉は日帰り入浴もできる秘湯「越後田中温泉 しなの荘」です。こちらについても詳しく紹介します。
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雪国観光圏の雪国リトリートとは

まずは雪国リトリートとは何か。
これは新潟県湯沢町、魚沼市、南魚沼市、十日町市、津南町、群馬県みなかみ町、長野県栄村の3県7市町村からなる雪国観光圏エリアで体験できるリトリートプログラムのこと。日帰りから連泊までさまざまなプログラムがあり、いずれも日常から離れ、雪国ならではの環境を活かして自分と向き合う時間を過ごすことができることが特徴です。
そしてこの「雪国リトリート」はおひとりさま参加が多いそうです。誰に気兼ねすることもなくリトリートするには、一人が向いているのかもしれませんね。
特に今回は会場となったのが温泉旅館なので、温泉に興味のある自分にも参加しやすかったです。温泉の活用として、いろいろな可能性があるのだと考えさせられました。

津南町のことはお任せ!ローカルガイドの照井麻美さん
今回体験してきたのは「雪の奥信越!音浴と温浴で調うリトリート」ということで、まずは越後湯沢駅から路線バスで越後田中温泉 しなの荘へ。

到着した越後田中温泉 しなの荘
バス停からはお宿のシャトルバスに乗り換えてしなの荘に到着。屋根に雪がたっぷりと乗って、まさに雪国の温泉旅館という風情を醸し出しています。
「雪国リトリート」では、「種まきの時間」「身体を動かす」「ソロタイム」という流れをベースにスケジュールが組まれています。今回のツアーもまずは「種まきの時間」から始まりました。
雪国リトリートの始まり

到着して最初にするのはオリエンテーション。参加メンバーが集う大広間の卓上には、リトリートガイド手作りのアラレ、キハダやウコンの入った薬草茶。みんなあまり緊張することなく、おっとりとして和やかな雰囲気で始まりました。
調う音浴に使うシンギング・リン®とは

シンギング・リン®には、黒い漆を使った「漆黒」とラピスラズリ・真珠パウダーを混合した「瑠璃」の2色がある
今回のリトリートプログラムで、一番気になっていたのがシンギング・リン®。お椀のような形をしたこれ、なんだと思います?楽器なんです。音響楽器。
2004年に開発されたばかりなので、まだ歴史の新しい楽器です。ボウル型の金属に漆を塗り重ねて作られています。これを専用のばちで打つと、神秘的な音を奏でます。複数のシンギング・ボウル®を使って共鳴させることもできます。

奏者はシンギング・リン®公認セラピストでもあるリトリートガイドの関澤睦美さん
ツアーでは、1日目にも2日目にもこのシンギング・リン®の音を浴びる時間がありました。自分自身の身体も楽器の一部となって共鳴しているような興味深い体験でした。
雪国の暮らしを感じて雪道を歩く

次は「身体を動かす」を体験。スノーウェアとブーツに着替えて周辺散策。だんだん参加者同士も打ち解けてきます。

橋の上から見た冬の信濃川の美しさにため息。

ふかふかの雪の上にパフンと寝転がる体験も、町中ではできません。

私も思わず試してみました。パフっといく直前のところを撮ってもらいました。
越後田中温泉 しなの荘の紹介
ここで今回のツアーの会場となったしなの荘をご紹介します。1日目昼間の体験が終わったところで、各々お部屋で休息したり温泉に入りに行ったりする時間がありました。
しなの荘の客室紹介

本館の客室一例
しなの荘は越後田中温泉の一軒宿で、日本秘湯を守る会の会員宿。信濃川に面していて、川の良く見えるお部屋もあります。

別館客室一例
お部屋は秘湯らしい趣のある本館と、2024年にリニューアルした別館のお部屋などがあり、徒歩圏に飯山線の「越後田中駅」があることから鉄道でアクセスするお客さんもいます。今回は越後湯沢駅から路線バスで来ましたが、新幹線の駅からバス1本で来られる便利さも要チェックです。
しなの荘の温泉紹介

女性用内湯
しなの荘の温泉は自家源泉。31.6度とぬるめのアルカリ性単純泉で、これを加熱して浴用に使っています。とろみのある肌触りは美肌になれると女性陣に好評。

雪見風呂
露天風呂は加熱掛け流しで、冬は雪見も楽しめます。なお、今回は宿泊していますが日帰り入浴も可能です。実は私は2024年の春にもしなの荘を訪れているのですが、スノーシーズンだけでなく、桜の季節がまたとても綺麗な温泉です。
興味を持った方にはぜひ、春のしなの荘も訪れてみてほしいです。
雪国・津南町の食材たっぷりの夕食

夕食はツアーメンバーがそろっていただきました。

食材はたっぷり自給自足できるという津南町。寒暖差と雪国の水の恵みを受けて美味しい野菜が育ちます。もちろんお米も!
雪の中で越冬させた津南町特産・雪下人参を使ったミックスジュースは自然な甘さがめっちゃ濃厚。

八海山サーモンのお造りや、イワナの塩焼き、津南豚の餅入り鍋などほっぺたが落っこちそう。

津南高原特産の竜のひげ(水耕栽培のニンニク)の天ぷらという珍しいメニューもありました。根っこがひげのようで、これごといただきます。

夕食後は和紙ランプシェードの灯りに照らされてシンギング・リン®の音を浴びました。音響効果もあって、みんなぐっすりと眠れたよう。
雪国リトリートの2日目

朝ご飯はかご盛りで華やかに。ここに魚沼産コシヒカリの白米とお味噌汁などが付きました。朝食後はさっそく2日目プログラムが始まります。
シンギング・リン®を頭からかぶる体験!?

次がこの雪国リトリートで一番衝撃的だった体験です。なんとシンギング・リン®を頭からかぶるのです。えっ、楽器をかぶる?

これが本当に面白いんです。まるで見た目は鉢かつぎ姫のようですが、頭にかぶったリンをばちで鳴らしても、周りの人にはまったく聞こえないのです。かぶっている本人は音の中にいてしっかり聞こえているのに。とても不思議な感覚。
その状態でもう一つのリンを鳴らして共鳴させると、ますます音が降り注ぎます。自分の身体も楽器の一部のなったよう。身体の中の水分が一緒に振動するのか、終わった後は上半身がぽかぽかと温かくなったと感じる人が複数いました。
パステルを使ったアートワーク

次はパステル画に挑戦です。私も初めての体験でしたが、誰でも簡単に、ふわっとした綺麗な絵が描けます。

まずはリトリートガイドの睦美さんがお手本を披露。
まずは気になった色を3色選び、丸などを描いてみます。パステルの粉をコットンに付けて伸ばすので、技術はいりません。子供の頃、色鉛筆の芯を粉にして指で伸ばしたなと童心にかえっちゃいます。

完成!

参加者全員のパステルアートを並べると、それぞれに個性的でありながら、全体として調和が取れています。
ランチ、雪遊び、そしてソロタイム

写真の他にもおかずがありました。
お昼はコシヒカリのおにぎり。お米がつやつやです。具だくさんのけんちん汁も滋味深い味わい。

食後は雪遊び。昨日もそうでしたが、外に出る時間になると雪がやみ、日差しが届きます。雪に反射してまぶし~い。

雪をかき分けて神社の参道に入ったり、無人駅の越後田中駅まで歩いてみたりしました。こんなに線路が雪にうずもれているのに、鉄道が定刻通り動いているとか凄すぎます。

雪国リトリートツアーの最後はソロタイム。最後まで雪と親しんでいた人もいれば温泉に入りに行った人もいました。私はと言うと、しなの荘館内のお気に入りの場所でくつろいでいました。
といいつつ、後からちょっとだけ、最後に駆け込みで温泉に入っておけば良かったと後悔もしましたが。
雪国リトリートを体験してみて思ったのは、こう、何も考えずに頭を空っぽにして自分を見つめ直す時間って大切なんですよね。それが実感してスッキリ調った(ととのった)旅でした。
首都圏から1泊旅行の旅先として気軽にアクセスできる雪国観光圏でのリトリートは、毎日を頑張りすぎている都市部の人にオススメしたいです。一人で参加できるのも良いですよ!
今回体験した「雪の奥信越!音浴と温浴で調うリトリート」はまだプログラム化されていませんが、雪国リトリートオフィシャルサイトにはすぐに申し込めるプログラムもあります。
いつもの温浴体験にちょっぴりプラスして、リトリートな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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提供元:一般社団法人 雪国観光舎【PR】
この記事は一般社団法人 雪国観光舎のPRレポート記事です。
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この記事を書いたライター

- 泉 よしか
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女子目線温泉ライター。温泉ソムリエマスター。女性を甘やかしてくれる豪華な温泉も好きですが、お湯の他にはなんにもない温泉も好きです。
温泉ソムリエマスター,温泉観光実践士,サウナスパ健康アドバイザー,銭湯検定4級
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