作成日:2024年11月06日
都内駅チカで開放感バツグンの屋上外気浴!「ROOFTOP」のサウナはととのい一直線 東京
西荻窪駅からすぐという恵まれた立地。こだわり設計のサウナ、屋上を利用した外気浴スペース、さらにはコワーキングもできるお洒落なカフェがそろった話題の「ROOFTOP(ルーフトップ)サウナ」。
男女あわせて最大収容人数100人という、都内最大級のサウナの特徴と気持ちよさを、併設のコワーキング×カフェ「LifeWork Cafe」も含めて、じっくりレポートしちゃいます!
男女あわせて最大収容人数100人という、都内最大級のサウナの特徴と気持ちよさを、併設のコワーキング×カフェ「LifeWork Cafe」も含めて、じっくりレポートしちゃいます!
西荻窪駅前のサウナ「ROOFTOP」
西荻窪のフィンランドサウナ「ROOFTOP」といえば、都心にも関わらず空の見える外気浴スペースが特徴の都市型大型サウナ施設。公式サイトを見るとおそろいのポンチョを着た女性が気持ちよさそうに外気浴をしている写真が見られます。ポンチョ姿が可愛い!
そうです!こちらには女性サウナもあるのです。スーパー銭湯などでは女性用サウナも珍しくありませんが、サウナ専用施設ではまだまだ少なめ。サウナ好きの女性やデートスポットとしても注目していきたい施設です。
もちろん男性用のスペースはさらに広く、男女ともに楽しめるようになっています。
西荻窪駅から「ROOFTOP」へのアクセス!
ビル自体は駅前ですが、入口は通りの裏手にあるのでぐるりと回ります。高架の近くの表示を見て進みます。
わかりやすく誘導してくれるので助かります。
到着しました。正面のスロープを上がった奥にエレベーターがあります。
受付は3階です。
会計はキャッシュレス決済で現金を持ち歩く必要なし
なお、「ROOFTOP」はキャッシュレス決済のみ。クレジットカードまたは電子マネーでの支払いとなります。現金の取り扱いはありませんが、スマホ一つ持っていけばいいので身軽に行けます。
入館手続きは基本的にLINEで行います。友達登録をして、受付で専用のQRコードを読み込めばOK。
LINEを使わない人向けに、手書きで名前や入館時間を記載するチケットも用意されているので、LINE必須ではありません。
こだわりの「ROOFTOP」サウナを体感しよう!
受付を済ませたらエレベーターで4階へ。
ここで靴を脱ぎ、用意されたビニール袋に入れて脱衣所のロッカーへしまいます。男性用ロッカー及びサウナは右、女性用は左側になります。
また卓上には本日のアロマスケジュールが記されていました。「ROOFTOP」のサウナは1時間に一回、スタッフによるアロマロウリュが行われます。なんと時間ごとに異なるアロマが楽しめるんですね。とても贅沢!
アロマロウリュの時間は、男性は毎時37分。サウナをもじって37と覚えてください。女性は毎時27分。こちらは男性の10分前ということで、特にダジャレはないようです。
ここからは女性用サウナを体験を踏まえて紹介しつつ、その後で男性用サウナを紹介していきます。
ロッカーキーやポンチョを選ぶ
女性用ロッカーキー
まず脱衣所の入口で自分でロッカーキーを選びます。
ここでのポイントは、この番号でロッカーとサウナ室内でのタオル掛け位置などが決定すること。二段になったロッカーの使いやすい上の段が希望なら奇数番号を選ぶと良いでしょう。またサウナ前のフリーラックは女性用なら22番まで、男性用なら35番までを選べば、ダブルのスペースが使えるので助かります。
もう一つ言うなら既に使用済みで空欄になっている番号と離れた番号から選べば、脱衣所ロッカー前で他のお客さんと密着する可能性が低くなるかもしれません。
次にタオル、バスタオル、サウナマット、そして外気浴の時に着用するポンチョを棚から1枚ずつセルフで借ります。ちなみにポンチョは女性は通年、男性は寒い時期だけの利用となります。
このポンチョは2タイプあり、好きな方を選べます。
ブラウンのポンチョは吸水性の良いパイル地。頭からかぶるタイプです。ととのい前後にできるだけ時間を掛けずに着脱したいならこちらがおすすめ。
ラベンダー色のポンチョはスムースなジャージ素材。少し伸縮性があり、前開きのボタンタイプです。襟元をゆったりさせてリラックスしたいならこちらがおすすめ。
脱衣所のロッカーはハンガーや小物入れ付きでした。
シャワーとアメニティをチェック
洗い場は機能的な印象。
女性用の洗い場アメニティはアロマエッセゴールドで、脱衣所のパウダースペースだけでなく、洗い場にもメイク落としとフェイスウォッシュが備え付けられているのは好感度が高い。
なお、サウナ中の給水に使える飲用水の蛇口は、上の画像の一番右側に写っています。洗い場でしっかり全身洗って、この蛇口から必要な水分を摂取したら、さっそくサウナに入ってみましょう!
こだわりのサウナの構造を紹介、10分に一回オートロウリュ付
METOS社のikiストーブを備えたサウナ室。女性用は左右2列×2段の構成。あれ?意外と段数が少ない?と感じたのですが、実は何段も作る以上のこだわりが「ROOFTOP」のサウナにはあったのです。
実は一段ごとの奥行きが深く、あぐらをかいて座ることができるんです。足の先までしっかり温めたい人にありがたい!
女性用サウナは4名以下、男性用サウナはもう少し広いので6名以下なら「寝サウナ」可
さらに、空いている時に限り「寝サウナ」OK!これは最高。私なんて頭から足の先まで同じ高さで蒸してほしいタイプなので、サウナ室で寝転がって良いと言われるのはとても嬉しいです。
サウナ前に風除室はありませんが、オートロウリュが10分に一回というかなりの頻度で行われるので、室内の温度・湿度が下がる暇もありません。たかだか二段と侮るべからず。かなりの熱さです。なお設定温度は女性用で90度前半、男性用は90~100度ぐらいだそう。
そしてやってきました1時間に一回のアロマロウリュの時間。
スタッフが丁寧に使うアロマの説明をしてくれて、それからサウナストーンにアロマ水を掛けてくれます。それがもう惜しみなくたっぷりと。ジュワッジュワに蒸気が発生します。しばらくおいて、いい香りの熱波がじんわりと頭上から降り注ぎます。これが気持ちいい。
なお男性用サウナはもう少し室内が広いので、アロマ水を掛けるだけでなくサーキュレーターで攪拌してくれるそうです。女性用サウナの方はもうこれだけでアツアツでした。
パーソナル水風呂だから快適
タオルマットやペットボトルが置けるラック
サウナ室から出たら、タオルマットを自分のロッカーキー番号のフリーラックの穴に置き、ざっと立ちシャワーで汗を流して、いざ水風呂へ。
「ROOFTOP」の特徴の一つがこの水風呂。一人用バスタブ型なので、他の人に気兼ねなく使えます。女性用はこれが2つ、男性用は4つあります。
水風呂の横にはキーナンバーを記したフックがあり、ここに先にポンチョを掛けておくと効率よくととのえます。
女性用の水風呂は2つとも15度前後に設定されていました。なかなかどうして冷たいです。ここが辛抱しどころ。
ルーフトップ(屋上)の醍醐味!開放感ばつぐんの外気浴
水風呂から上がってササっと身体を拭き、ポンチョを被るまでおよそ10秒!? 最終目的地はもう見えています。通り抜けた先には屋上に作られた外気浴スペース。
これは楽園のよう!インフィニティチェアにベッドタイプにデッキチェアとよりどりみどり。
実はこの動線にもこだわり有り!サウナ、水風呂、外気浴スペースまで一直線なのです。何も考えず、猪突猛進で外気浴までゴールできる。
晴れた爽やかな秋の日の取材だったので、この瞬間の気持ちよさといったら!
目を閉じると西荻窪駅に発着する電車の音や、どこかで工事をする音などが聞こえてきて、ああ、都会のサウナだなと改めて思います。都心の駅前のサウナで空を見ながら外気浴できるなんてとても贅沢じゃありませんか!
東京では外気浴といっても、特に女性用サウナでは屋根と塀の隙間からちらっと空が見える程度のところが多く、それなりの開放感を求めるなら郊外のスパ銭まで行かないとと思っていましたが、西荻窪でこの環境は本当に素晴らしいです。
パウダースペースのドライヤーの種類が多い
サウナ後の身支度を整えるのにパウダースペースの充実度もチェックしたいところです。ミラーは縁が光る女優ミラータイプで顔が明るく写ります。
アメニティは洗い場同様アロマエッセゴールドが主体。
ドライヤーの品ぞろえが凄い。高級路線では定番のリファ、パナソニックのナノケア、シャープのプラズマクラスタービューティなどいろいろあります。
カールアイロン(コテ)もありました。
サウナの広さやアメニティなど、男性用スペースと女性用スペースの違い
ここからは男性用スペースを紹介します。やはり7:3程度の比率でサウナは男性利用客が多めだということで、サウナ室、外気浴スペースなどいずれも女性用より広めに作られています。
アメニティやドライヤーも女性用の品ぞろえとは少し違います。
洗い場のアメニティはシャワーブレイクシリーズ。
先ほども少し書きましたが「寝サウナ」はサウナ室内6人以下で可。サウナ室の左側に立ちシャワー、右側に飲用水の蛇口があります。
男性用サウナはイチから設計した特注のスタイル
サウナ室は30人ほどが入れる広さ。こだわりの特注設計で、どこに座っても熱さが体感できるようにストーブはセンターに、また男性があぐらをかいてゆったり座れるようにと、座面の奥行を一般のサウナよりも広めにしてあります。
座る座席の奥行きの広い「ROOFTOP」のサウナ
それも全てゆったりと贅沢にサウナを使ってほしいという思いからだそうです。
パーソナル水風呂は男性用は2タイプの温度設定
男性用の水風呂は女性用と違って完全に屋外にあります。
4つの水風呂の内訳は、17度設定が2つ、15度設定が2つ。好みの温度が選べるようになっています。
外気浴スペースも奥行きが
外気浴スペースも広く、インフィニティチェアがずらりと並ぶ様子は壮観。
おや、まだ奥があるのかな?
さらに奥に隠れ家のようなスペースがありました。これだけあれば"ととのい難民"も発生しないでしょう。
コワーキング×カフェ「LifeWork Cafe」でくつろぐ
先ほどサウナの受付をした3階にはコワーキング×カフェ「LifeWork Cafe」があります。こちらは都内最大級の面積&席数を誇るコワーキングスペースとして、サウナを利用しなくても1時間660円で使えますが、サウナを利用すれば利用時間内で追加料金を払うことなく、くつろいだりフリーのドリンクを飲んだりできるんです。
つまり、例えばサウナを2時間コースで利用して、1時間半をサウナに使い、30分をここで休んだり、1dayプランにして、サウナに入ったりカフェで仕事をしたりマンガを読んだりもできるわけです。時間内なら一時外出をしてからの再入館も可能です。
コワーキング×カフェスペースの紹介
ちょっとごろごろしたい時に嬉しいクッションやハンモックもあります。
友だちや家族で盛り上がりたいゲームも置いてあります。
マンガやビジネス書の品ぞろえも良く、読み放題の電子書籍サービスも扱っています。
一方、お仕事向きのスペースもたくさん。
奥の方はサイレントエリア。落ち着いて仕事や読書ができそう。
窓際の席からは西荻窪駅のホームが真正面に!鉄道好きなら退屈しないかも。
外のテラスではBBQできるプランもあるそうですよ。
ソフトドリンクは飲み放題
「LifeWork Cafe」で嬉しいのは、コーヒーや炭酸飲料などソフトドリンクが飲み放題であること。セルフサービスになりますが、こだわりのコーヒーのほか、ココア、チョコレートドリンク、紅茶、緑茶、ペプシコーラ、ジンジャーエール、野菜と果実ミックスジュースなどバラエティ豊かなドリンクが楽しめます。
さらにドライフルーツ、ナッツ、キャンディーなどのスナック類も無料。
アルコールとカレーなどの食事メニューについては別途有料となりますが、ランチもここでとか、飲んでも駅前だから電車で帰るという場合にとても便利です。
それでは私もソフトドリンクとスナックで、サウナ後のリラックスタイムといたします。おかげさまでたいへん充実した時間が過ごせました。
「ROOFTOP」サウナのまとめとして
とにかく綺麗で使いやすいという印象の「ROOFTOP」。男性のみならず、女性用スペースが充実しているのは嬉しい限り。最後に「ROOFTOP」のおすすめポイントをまとめます。
- 西荻窪駅から近い
- こだわり設計のサウナとパーソナル水風呂
- 屋上外気浴スペースが気持ちいい!専用ポンチョも可愛い!
- ソフトドリンクフリーのコワーキング×カフェ「LifeWork Cafe」が快適
サッと2時間程度サウナを楽しむも良し、1dayにして仕事やマンガとセットでサウナを満喫するも良しの、都会の隠れ家みたいなところでした。
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