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由布院で青い温泉に出会う!「秘湯 天地のしずく」のコバルトブルー露天風呂を体験 大分

色のついた温泉は目にも楽しいもの。中でも特に目を引くのは、快晴の空のように南国の海のように鮮やかな青の温泉です。大分県由布院の日帰り温泉「秘湯 天地のしずく」では、そんな夢のような青いお湯に出会えます。

由布岳をのぞむ絶景と、美しいコバルトブルーの美肌の湯が自慢のこの施設を、じっくりご紹介いたします。どこか大正浪漫な内装の家族風呂もあるんですよ!

人気の温泉地「由布院温泉」

由布院駅前からの由布岳
大分県由布市の由布院温泉は、全国の温泉地の中でも人気が高く、昨今はインバウンドの割合も増えてきました。飲食店や土産物屋が軒を連ねる「湯の坪街道」など、平日でも驚くほどたくさんの観光客が歩いています。
湯の坪街道の賑わい
湯の坪街道の賑わい。望遠レンズの圧縮効果もありますが、本当に賑わっています。

そんな由布院温泉にも秘湯といわれる日帰り温泉があるのをご存じでしょうか。由布院温泉自体は由布岳の麓の比較的広い範囲に宿や日帰り入浴施設が点在し、ご紹介する「秘湯 天地のしずく」のある辺りは、駅からは徒歩だと30分近くかかります。
ですから駅から向かう場合は、「岳本バス停」までバスに乗るか、タクシーを利用することになりますが、バスを降りてからも上り坂が続くので、やはり駅からタクシーをおすすめします。

一方、車でアクセスする場合は、湯布院ICから約10分で、駅前の繁華街などを通らずに到着できます。周辺は少し道が細いのですが、駐車場は30台分用意されています。

「秘湯 天地のしずく」のある辺りは、由布院温泉でも湯の坪川に沿った鳥越と呼ばれるエリアで、全国的にも珍しい青いお湯が多く湧いていることで知られます。
大正由布の花
素泊まりの宿「大正由布の花」。元は昭和を代表する俳優 鶴田浩二の別荘だった建物。

「秘湯 天地のしずく」は、隣接する素泊まりの宿「大正由布の花」と同経営で、日帰り温泉ですが宿泊して利用することもできます。

お風呂は男女別の広い露天風呂と、全部で13ヵ所の家族風呂です。

目に鮮やかなコバルトブルーのお湯の露天風呂

秘湯 天地のしずくの看板
温泉は空気に触れることにより、色が付いたり濁りを生じたりします。「秘湯 天地のしずく」のお湯も同様で、新しいお湯を入れたばかりの時は透明です。
通常は火・水曜日あたりにお湯の入れ替えを行うので、土日には綺麗なコバルトブルーになることが多いのです。

しかし、たまたま取材を木曜日に行ってしまいまして、そのため、先方からは「一番お湯が青くない曜日かもしれません」と事前に伺っていました。もちろん青くないとしても、むしろお湯の鮮度は高い曜日です。それはそれで嬉しいポイントです。しかし写真に撮るなら、より青い方が映える、果たしてどのくらい透明なのか、青いのか、ハラハラしながら取材当日を迎えました。

右側の大浴場

男湯と女湯の表示
大浴場は男湯と女湯があり、日によって入れ替えになります。まず右側の大浴場からチェックしてみましょう。
脱衣所のパウダースペース
まず脱衣所から思わずため息が出てしまう!家具が素敵なんです。大正浪漫な雰囲気で、まるで当時のモダンガールが身支度を整えていそう!
脱衣所の家具
お風呂に入る前だというのに、思わず隅々まで見てしまいそうです。
脱衣所の家具
こんな家具のお部屋に暮らしてみたいですね。
右側の露天風呂
そして露天風呂はというと……

ひと目見て安心しました。青かったです。本来週末に向けてもっと青くなると思うのですが、薄いブルーも幻想的で素敵です。実際に入浴中に他の旅行客と話をしましたが、やはり「木曜日は青くないと聞いたけど、思ったより青くてとても綺麗だった」と感激していました。

※色合いは日によって異なります。透明のこともあります。

むしろ残念だったのは、少し雲が多くて由布岳が見えなかったことです。晴れていれば露天風呂からもくっきり見えるのだそうです。

コバルトブルーの秘湯 天地のしずく
(画像提供:秘湯 天地のしずく)
ここで一枚、「秘湯 天地のしずく」にお借りした画像を見てみましょう。お湯が一番青くなり、空が晴れて由布岳が見える写真です。晴れた週末に行けばきっとこの景色が見えるはずです。
洗い場
洗い場はカーテンで仕切られて、冬も風が当たらないようになっています。さらにエアコンも設置されていて快適。
洗い場のシャンプーなど
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープの備え付けがあります。
露天風呂の龍の彫り物
屋根が掛けてある軒下には龍の彫り物。「天地のしずく」の由来ともなった龍で、もとは広島の神社仏閣から運ばれてきた彫刻だとか。

左側の大浴場

左側の露天風呂
この日は男湯になった大浴場も営業時間前に見学させていただきました。こちらも広いです。
左側の露天風呂
お湯は自家源泉で、pH9.2のアルカリ性のナトリウム―塩化物温泉です。美肌サポート物質として注目されているメタケイ酸の量が194mg/kgとかなり多く、アルカリ性の性質だということもあり、手触りにはトロトロとしたとろみが感じられます。

左側の脱衣所
またこちらの脱衣所もやはりお洒落な内装。
脱衣所の衝立
衝立のガラスに思わず見入ってしまいます。

家族風呂も1つ1つがデザイン違いの大正浪漫

秘湯 天地のしずくの家族風呂
「秘湯 天地のしずく」には13もの家族風呂があります。
西館8室、東館5室で、全てに植物の名前が付けられており、またその全てが少しずつ窓枠や脱衣所の家具、湯船のデザインなどが異なります。その中から東館の5室を1室ずつ紹介しましょう。

檜の家族風呂

檜の家族風呂の脱衣所
お洒落な中にシックな家具が置かれた「檜」の家族風呂。書斎のような落ち着いた雰囲気です。
檜の家族風呂
湯船は檜製で温かみも。

楡の家族風呂

楡の家族風呂のドア
すりガラスの窓に思わずロマンを感じてしまう「楡」。
楡の家族風呂
お風呂は岩風呂ですが、岩に丸みがあり座りやすそう。

楓の家族風呂

楓の家族風呂の脱衣所
壁の色も印象的な「楓」の家族風呂。まるでシネマのワンシーンみたい。
楓の家族風呂
岩風呂のお風呂もですが、窓もお洒落です。

欅の家族風呂

欅の家族風呂の脱衣所
和の趣も感じる「欅」の家族風呂。
欅の家族風呂の鏡
鏡やすりガラスの意匠も絵になります。
欅の家族風呂
こちらは浴室の壁が朱鷺色で個性的。

松の家族風呂

松の家族風呂の脱衣所
どこか男性的な印象の「松」の家族風呂が東館最後の1室。
松の家族風呂
お風呂は岩風呂で、窓枠のデザインがさりげなく美しい。
松の家族風呂の窓枠
とにかくどの家族風呂も世界観がありモダンで洒落ているのです。部屋ごとに雰囲気が異なるため、何度訪れても新しい発見があります。

「秘湯 天地のしずく」の源泉

秘湯 天地のしずくの源泉
源泉は300メートルほど離れたところで湧いています。離れたところから見学できますが、もくもくと上がる蒸気の迫力が恐ろしいほど。ここから引かれたお湯が神秘のコバルトブルーになるというのも不思議です。

由布院の喧騒から離れて秘湯の趣が満喫できる「天地のしずく」。ぜひ一度はあの青いお湯を体験してみてください。きっと感動します。

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この記事を書いたライター
泉 よしか
泉 よしか

女子目線温泉ライター。温泉ソムリエマスター。女性を甘やかしてくれる豪華な温泉も好きですが、お湯の他にはなんにもない温泉も好きです。

温泉ソムリエマスター,温泉観光実践士,サウナスパ健康アドバイザー,銭湯検定4級

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