「TOTOPA博多駅前店」オープン!樹齢約1,000年の大径木を使った“樹をあじわうサウナ”とは? 福岡

福岡県福岡市のJR博多駅前で開発を進める「明治公園」に、都市型スパ施設『TOTOPA博多駅前店』が2026年8月7日オープンしました。
TOTOPAの1号店である「TOTOPA都立明治公園店」はサウナシュランを2回にわたって受賞するなど、サウナを中心とした体験設計が評価された施設。2号店である本施設は「樹をあじわうサウナ」がコンセプト。“ウエスタンレッドシダー”という北米産の希少な木材をふんだんに使用し、新たな都市型スパ体験を発信しています。
今回筆者は、オープンに先立って開催された報道内覧会に参加。その全貌を男女のフロアそれぞれに徹底紹介します!
TOTOPAの1号店である「TOTOPA都立明治公園店」はサウナシュランを2回にわたって受賞するなど、サウナを中心とした体験設計が評価された施設。2号店である本施設は「樹をあじわうサウナ」がコンセプト。“ウエスタンレッドシダー”という北米産の希少な木材をふんだんに使用し、新たな都市型スパ体験を発信しています。
今回筆者は、オープンに先立って開催された報道内覧会に参加。その全貌を男女のフロアそれぞれに徹底紹介します!
「明治公園」そして「TOTOPA博多駅前店」を最初に簡単解説

TOTOPA博多駅前店から見下ろす明治公園
明治公園は、JR博多駅前に2026年8月7日に開園した都市型公園。立体園路やテラス付きの店舗棟などを組み合わせ、駅前に約1,400㎡の緑化空間を創出しています。JR博多駅から徒歩数分と至近距離にあり、駅前の新たな緑の空間として誕生しました。

段々広場「緑のにわ」。立体園路は見た目のモダンさのみならず、避暑や雨除けにも最適

店舗棟屋上にある広場空間「空のにわ」。現代性と緑がバランス良く融合
「TOTOPA博多駅前店」は、公園の開園と同じく2026年8月7日にオープンしたスパ施設。TOTOPAは、東京建物グループが展開する都市型スパブランド。温浴施設「おふろの王様」の運営によって培われたノウハウを生かし、都市部を中心にコンパクトかつユニークなリラクゼーション体験を提供しています。

店舗棟。3階と4階がTOTOPA博多駅前店です。
「TOTOPA博多駅前店」は九州初出店、東京の「TOTOPA都立明治公園店」に続く2号店です。ちなみに1号店の都立明治公園店は、2024年と2025年にSAUNACHELIN(サウナシュラン)を受賞しました。
※SAUNACHELINとは、新たなサウナの価値を提示する施設を“今行くべき全国のサウナ施設”として、毎年発表・表彰するもの。
TOTOPA博多駅前店を男女施設別に徹底紹介!
それでは早速、「TOTOPA博多駅前店」を詳細にご紹介します!
男女はフロアで分割。店舗棟の3階が男性フロアで、4階が女性フロアになります。
男性フロア

男性フロアの入口
男性フロアはエレベーター(もしくは階段)で上がって3階で降り、すぐ横に入口があります。

エントランスホール

オリジナルのサウナグッズも販売されています。
エントランスホールは白を基調とした明るく清潔な雰囲気。早速ゲートをくぐってみます。

男性専用のラウンジ空間
中へ入ると、いきなりカウンター付のロビーの様な空間が! 男性フロアには、浴室とは別にラウンジスペースが設けられています。こちらは有料でアルコール飲料やオリジナルドリンク等を提供する場所。湯上りの一杯に良さそうです。
※有料ドリンクの提供は男性フロアのみです。

パウダールーム(洗面室)
パウダールームは、今時のオシャレな雰囲気。男性用でも化粧水と乳液は完備しています。なお、ドライヤーは高級人気メーカーとして知られるReFa(リファ)製のものが設置されています。

脱衣スペース
ロッカーは鍵付きの無料ロッカーを設置。また、一人当たりハンドタオルは3枚まで自由に使用できます。サウナ入口にはウォーターサーバーが設置され、水分補給してサウナに入れるのは嬉しい配慮です。

充電ケーブルが利用可能なロッカー内部
また注目すべきは、すべてのロッカーの内部にAnkerの充電ケーブルを設置。入浴時間を利用してスマホ等を充電できるのは大変便利。常に慌ただしい現代人のニーズを見事にとらえています。

男性フロアの浴室
では、浴室へ入ってみます!
浴室は、浴槽とベンチに岐阜県多治見市産のタイルを使用した重厚かつシックな空間。ザラっとした土そのものの素材感を感じるタイルをはじめ、全体的にやわらかなリラックス空間を体現しています。

男性サウナ室。床も壁も天井の切り株もウエスタンレッドシダーを使用
とはいえ、最も強烈な存在感を放っていたのはサウナ室です。最大の特徴が「ウエスタンレッドシダー※」という北米産の木材を惜しげもなく使用している点。ここでは、佐賀県で保管されていた樹齢約800~1,000年・直径約1.4mにも及ぶ大変希少な大径木を活用しています。
※ウエスタンレッドシダーは、カナダ西海岸やアラスカに生育するヒノキ科の針葉樹。耐久性・断熱性・吸湿性に優れ、しかも軽量かつ加工が容易であるために様々な分野で利用される木材です。
サウナ室に入った途端、日本のヒノキとはまた異なる爽やかな木の香りがフワッと漂い、心も体も浄化されるような気分に導かれるかのようでした!

何と!サウナマットもウエスタンレッドシダーで製作
驚くべきは、サウナマットまでウエスタンレッドシダーで造られたスノコ板を使用。水分を吸収・放出する効果が高いウエスタンレッドシダーだからこそ可能。布状ではないので、サウナマットがベトベトしない点は見逃せないポイントでしょう。

ウエスタンレッドシダーの切り株をくり抜き、サウナストーンを入れています。
また、セルフロウリュ可能な点も見逃せません。サウナストーンにロウリュ水を掛けると蒸気が発生し、体感温度が高まります。自分のタイミングでロウリュできるのは嬉しいところでしょう。
※他人が居る場合は、相手の許可を得てロウリュ水を掛けましょう。

水風呂
サウナでしっかりと汗をかいたら、水風呂でクールダウン。男性浴室では、立ち湯形式の深い水風呂が用意されています。

温水風呂
また、天然温泉ではありませんが、温かい湯に浸かれる温浴槽も用意されています。壁面には、福岡出身のアーティスト・KYNE氏がポピーをモチーフに書き下ろしたタイルアートが設置されています。

外気浴スペース
サウナ体験を更に充実させるために欠かせないのが「ととのいスペース」。ここでは外の空気を感じることができる外気浴スペースと心地良い冷気に包まれる内気浴スペースが設置されています。
また内気浴スペースには、数種類のソフトドリンクがいただけるサーバーを設置。料金は入浴料に含まれており、飲み放題で楽しめる点は見逃せないポイントでしょう!
女性フロア

女性フロアの入口
女性フロアは男性フロアの直上である4階にあり、エレベーターもしくは階段で行きます。

女性入口のゲート
ではゲートをくぐって、早速女性浴室へ行ってみます。
女性浴室は基本的に男性浴室と同様の設備ですが、造りや一部サービスは若干異なります。今回は男性浴室と比較しながら、同様な点と相違点を中心にご紹介します。

パウダールーム(洗面室)
パウダールームはサイズ的には男性用とほぼ同じですが、一列にずらっと並んでいます。

女性用のアメニティ類。ドライヤーはReFa製
違うのが基礎化粧品の種類の数。男性用でも化粧水と乳液は設置されていますが、女性用ではそれに加えて導入美容液・ボディミルク・ヘアオイル・ヘアミルクが設置されていました。なおドライヤーは男性用と同じくReFa(リファ)製のものが設置されています。
脱衣スペース
脱衣スペースは基本的に男性浴室と同様。無料の鍵付きロッカー・充電ケーブル・も男性浴室と同様です。なおタオルの使用枚数については、一人当たりハンドタオル3枚までに加え、女性はバスタオルも1枚使用できます。

サウナ室。床壁天井ともにウエスタンレッドシダーで造られています。
サウナ室は男性用に比べると若干小ぶりな造り。しかし男性用と同様、サウナ室全体が吸湿性などに優れたウエスタンレッドシダーで造られています。特有の木の香りが漂うのは男性サウナと同様。サウナマットの仕様やセルフロウリュ可能な点も男性サウナと同様です。

水風呂

温水風呂
男性浴室と同様、水風呂と温水風呂を設置。水風呂は立湯ではなく、足を延ばして座った状態で肩まで浸かることのできる深さになっています。また、こちらもKYNE氏のタイルアートが壁面に描かれています。

心地良い冷気に包まれた内気浴スペース
また女性フロアでも、外気浴スペースと内気浴スペースを設置。なお、女性側のソフトドリンクサーバーは、浴室外(パウダールーム付近)にあります。ソフトドリンク飲み放題なのも同様で、じっくりと腰を据えてととのえます!

ソフトドリンクが頂けるサーバー
まとめ。「TOTOPA博多駅前店」は今後も動向を見続けたい注目のサウナ
以上、「TOTOPA博多駅前店」を男女フロア別にご紹介させて頂きました。
施設を一言でいうと、「今時の洗練されたスパ施設で、サウナーのツボを見事押さえているなあ!」といった第一印象でした。
では、どんな人に向いている施設なのでしょうか?
・もちろんサウナ好きな方。特に一人でじっくりとサウナと向き合いたい方
(瞑想タイプのサウナが特にお好みの方)
・電車・飛行機の待ち時間等を利用して、サクッとリフレッシュされたい方
(JR博多駅から徒歩数分。福岡空港から地下鉄に乗車して2駅で到着します。)
・博多観光の合間で、手軽にサウナを利用できる施設をお探しの方
(手ぶらでも全く問題無く利用できると思いました!)

記事を書きながら改めて感じたのは、ここがあくまでも「サウナが主役」のサウナーのための施設だということです。ウエスタンレッドシダーで全面造られたサウナは、温泉に例えると文化財建築の名浴室のような風格さえ感じずにいられませんでした。
一見施設の新しさや利便性に目がいきがちですが、サウナが主役という軸が全くブレていません。博多駅前という都心部で、王道のサウナ文化をどのように根付かせていくのか。今後の展開にも注目したい施設です。
関連タグ
この記事を書いたライター
- 権丈 俊宏
-
良質の温泉を求め、全国を旅すること30年余り。特技は、自らの五感を駆使したオリジナルの泉質分析。“温泉は数より質”がポリシー。一級建築士。
温泉マイスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,一級建築士,ソニー・イメージング・プロ・サポート会員
編集部おすすめの温泉・スパコラム
-
「OYUGIWA にいざ温泉」がオープン!キッズからシニアまで大満足の日帰り温浴施設 -
「鶴見緑地湯元水春」がリニューアル!岩盤LOUNGEや瞑想サウナで一日ゆっくり満喫できる施設に -
【クーポン有】神州温泉 あるごの湯を1日遊び尽くす!本場チムジルバンも徹底紹介 -
ケロサウナとは?特徴や一般的なサウナとの違い・国内でおすすめの施設15選! -
千葉県で人気のスーパー銭湯21選!海の見える絶景露天やテレワーク対応施設もご紹介
最新の温泉・スパコラム
-
「TOTOPA博多駅前店」オープン!樹齢約1,000年の大径木を使った“樹をあじわうサウナ”とは? -
【温浴施設の皆さまへ】集客アップを全力サポート!ニフティ温泉 広告メニューのご案内 -
夏の大分で涼を満喫!絶景露天風呂とサウナとヒンヤリ高濃度炭酸泉が人気の「シティスパてんくう」へ
エリア一覧
人気のタグ
