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最終更新日:2024年12月01日

庭園露天風呂やフィンランドコテージ・サウナでゆったり!軽井沢の穴場「軽井沢千ヶ滝温泉」 長野

若者を中心に、今、日帰り観光の注目度がアップしている長野県の軽井沢。商店街の食べ歩きやアウトレットでのショッピングの後に、またアクティブ派の人には登山やウィンタースポーツ後にゆっくりリラックスできる穴場の日帰り温泉「立ち寄りの湯 軽井沢 千ヶ滝温泉」を紹介します。

広い窓から池も見える内湯、四季折々の景色が楽しめる庭園露天風呂、そして本格的なフィンランドコテージ・サウナが待っています。

始まりは軽井沢スケートセンター、現在は立ち寄りの温泉

軽井沢千ヶ滝温泉の入口
「軽井沢千ヶ滝温泉」は日帰りの温泉施設です。しかし車でアクセスするとまず駐車場の広さに驚かされます。それもそのはず、実は現在駐車場として使われているスペースは、もともとスケートリンクだったところなのです。

1956年、この地に軽井沢スケートセンターがオープンしました。さらに1977年には軽井沢スケートセンターホテル(のちの軽井沢千ヶ滝温泉ホテル)がオープン。ボウリング場、ショッピング施設、テニスコート、釣り堀など家族で楽しめるレジャー施設が揃う一大観光スポットとして人気を博しました。

軽井沢千ヶ滝温泉ができたのは1993年で、その後2009年にホテルが閉館した後も、温泉のみは立ち寄り施設として営業を続けて現在に至ります。
受付棟までのアプローチ
入口からは屋根付きの通路を通って温泉の受付まで進みます。
また温泉施設ができた当初のお風呂は内湯と岩風呂の露天風呂だけでしたが、その後、フィンランドコテージ・サウナと屋根付きの露天風呂を増設しています。

もともとスケートリンクやホテルのあった場所ですから敷地は広々。その環境にも癒されます。
もう少しで受付
通路は途中が橋になっていて、見下ろすと小川のせせらぎが。
小川を渡る
小川を渡ると温泉施設の建物が見えてきます。
軽井沢千ヶ滝温泉の受付
軽井沢千ヶ滝温泉の受付
なお、オプションでレンタルタオルもあるので手ぶらでお出かけしても心配いりません。
レンタルタオル

軽井沢千ヶ滝温泉のお風呂を紹介

温泉の暖簾
軽井沢千ヶ滝温泉は男湯も女湯も内湯、屋根付き露天風呂、屋根なし庭園露天風呂(岩風呂)、フィンランドコテージ・サウナ、水風呂と同じ構成。ただ、露天風呂の開放感は男湯の方があります。

脱衣所のパウダースペースのレトロ感が可愛い

軽井沢千ヶ滝温泉の脱衣所ロッカー
脱衣所のロッカーは縦長。コートやロングスカートも皺にならずに吊るせますが、幅の広い荷物がある場合は受付で預かってもらいましょう。
軽井沢千ヶ滝温泉のパウダールーム
そしてパウダースペースがやたらと可愛い。レトロ感をかもしだしているのは、最近の脱衣所には珍しい個別の流し台と円い鏡でしょうか。
脱衣所アメニティの一部
なお、女湯のパウダースペースには化粧水、乳液、保湿クリームなどが、男湯のパウダースペースには男性用化粧水やヘアトニックが用意されていました。
シャワーブース
洗い場は隣にシャワーの飛沫が飛びにくい仕切りあり。シャンプーなどのアメニティはHAJIMARIシリーズのボタニカルなタイプ。甘すぎない爽やかな香りが好感度大です。

内湯は広いお風呂と広い窓に感激

軽井沢千ヶ滝温泉の女湯内湯
女湯の内湯
内湯は窓の広さとたっぷりの湯量に驚かされます。窓の近くまで行ってみると池も見えます。お風呂の中央は浅くなっているので、子供と一緒に入るにもいいですね。サウナのととのいにも使えそう。
窓の外の紅葉が写りこむ
取材時は紅葉の染まり初めシーズンだったので、お湯にリフレクションする景色にもうっとり。
軽井沢千ヶ滝温泉の男湯内湯
男湯の内湯
男湯の内湯は基本的には女湯と左右対称ですが、露天風呂側が開けているので、より広さが感じられる気がします。

露天風呂は四季折々の庭園を眺めながら

軽井沢千ヶ滝温泉の男湯露天風呂
男湯の露天風呂
露天風呂には屋根付きと屋根なしの両方があるのが良いです。雨の日や日差しの強い日に屋根付きのお風呂は助かりますし、自然との一体感や開放感を感じたい時は屋根なしの庭園露天風呂が気持ちよいです。
ハナヒョウタンボク
写真中央の緑がハナヒョウタンボク
男湯露天風呂の奥に見えるこんもりとした植物は、スイカズラ科のハナヒョウタンボク。国内で自生しているものは珍しく、「長倉のハナヒョウタンボク群落」として長野県の文化財にも登録されています。
女湯の屋根付き露天風呂
女湯の屋根付き露天風呂
一方、女湯の露天風呂は男湯と異なり、屋根付きと屋根なしが独立している印象。これはこれで落ち着いて入れそうです。
女湯の屋根なし露天風呂
女湯の屋根なし露天風呂
軽井沢千ヶ滝温泉の泉質は、肌のクレンジングと保温保湿の両方が期待できるナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉。美肌サポートに注目したいメタケイ酸も150mg近く入っていて、湯上りはつるんとした肌に整えてくれます。

源泉温度も47度台と掛け流しで使用するのにとても恵まれており、湯船に注いで41~42度とちょうど良い温度になります。冬場は少し温度が下がるため、露天風呂を掛け流しに、内湯を加温循環にしています。

ゆったり使えるフィンランドコテージ・サウナ

サウナ室への通路
内湯の洗い場からサウナに移動できる
「軽井沢千ヶ滝温泉」のサウナは約65度に設定されたフィンランドコテージ・サウナ。内湯から直接移動できるので雨の日や寒い日も安心。
フィンランドコテージ・サウナ
サウナの大きさや温度は男湯も女湯も共通。定員は6名ですが、6人で使ってもかなりゆったりと贅沢な空間があります。
そして遠赤外線でじんわりと温めてくれるので、無理なく発汗が促されます。
水風呂
水風呂は木製の浴槽。ぬるすぎず冷たすぎず、入りやすい温度。しっかりととのえます。

湯上りに一息つける休憩室も

休憩室
フロントの後ろが休憩室になっています。ソファーとコイン式マッサージャーがあり、ソフトドリンクの自販機が設置されています。お風呂上がりの待ち合わせにも使えるスペースです。

「軽井沢千ヶ滝温泉」を実際に体験してみて感じたのは、ゆったりとしたお風呂から見る自然いっぱいの景色と静かな環境からもたらされる癒しでした。軽井沢観光の立ち寄りスポットとしておすすめです。


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泉 よしか
泉 よしか

女子目線温泉ライター。温泉ソムリエマスター。女性を甘やかしてくれる豪華な温泉も好きですが、お湯の他にはなんにもない温泉も好きです。

温泉ソムリエマスター,温泉観光実践士,サウナスパ健康アドバイザー,銭湯検定4級

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