シャワーのみでも体臭は落ちる?ニオイの原因や効果的に抑える方法を解説 全国

一時期、「シャワーのみだと体臭がキツくなるのでは?」と話題になったことがあるのをご存じでしょうか。本記事では、この話題の真相や、体臭の種類や原因、シャワーのみの入浴で体臭を出にくくする方法などについて詳しく紹介します。
忙しくて湯船に浸かる時間がない、朝は素早くシャワーだけで済ませたい、適切な方法でニオイの対策・予防をしたいという人は、ぜひ最後までお読みください。
忙しくて湯船に浸かる時間がない、朝は素早くシャワーだけで済ませたい、適切な方法でニオイの対策・予防をしたいという人は、ぜひ最後までお読みください。
シャワーのみでも体臭は落ちる?

結論から言うと、シャワーだけの入浴でも、湯船に浸かった時との体臭の除去率に違いはありません。
「異なる入浴様式による加齢臭の除去・抑制効果」の論文でも、湯浴を10分間、シャワー浴を5分間し続けた後のノネナールという加齢臭の原因物質の数値を比べても、大差はなかったという結果が報告されています。
したがって、湯船に浸からないから体臭がキツくなるということはありません。体臭が生じる原因を知り、対策をしっかり行うことで、シャワーのみでも問題なく体臭を落とせます。
体臭の種類と生じる原因4つ

続いて、体臭の主な種類と原因について紹介します。体臭についての理解度を深め、対策する際の参考にしていただければ幸いです。
種類1:汗の臭い
体臭の原因の一つは、汗による臭いです。
汗自体は無臭ですが、皮膚の細菌が汗を分解することでワキガのような酸っぱい臭いが発生します。男性は女性に比べて汗腺や皮脂腺が活発なため、より臭いが発生しやすいと言えます。特に脇や陰部に多いアポクリン腺から出る汗が体臭の原因になりやすいため、注意が必要です。
また、年齢を重ねるとともに皮脂の分泌量は徐々に増加するため、汗臭もより発生しやすくなります。
以下の記事では、汗の種類や健康的な汗のかき方について紹介しているので、汗について詳しく知りたい人はこちらも参考にしてください。
種類2:加齢臭
加齢臭とは、中年以降特有の体臭の一種で、特に40歳以降から目立ち始めることが多いです。
加齢臭は、加齢による体内の代謝の変化や皮脂成分の変化が関係しています。年齢を重ねると汗腺の中に脂肪酸、特にパルミトオレイン酸という脂肪酸を含んだ皮脂が発生するようになります。脂肪酸を含んだ皮脂は、酸化すると「ノネナール」という成分に変わり、加齢臭の臭いを発生させるのです。
加齢臭は、古い油や古本のような臭いと言われることが多く、耳や首の後ろ、背中、胸、頭皮などに現れます。
種類3:ミドル脂臭
ミドル脂臭とは、中年以降、特に30〜40代くらいから発生しやすくなる体臭です。
ミドル脂臭の主な原因とされるのが「ジアセチル」という成分です。このジアセチルは、エクリン汗腺から出る汗に含まれる乳酸が、皮膚に存在する常在菌によって分解される過程で生成されます。さらに、それが皮脂と混ざることで、特有のミドル脂臭が発生すると考えられています。
特に後頭部や首の後ろ、頭皮など、汗のかきやすい部位から発生することが多い体臭です。
種類4:疲労臭・ストレス臭
疲労臭・ストレス臭は、体や精神の疲労により肝機能が低下し、アンモニア代謝が落ちることで発生する体臭です。
疲労の蓄積によって肝機能が低下すると、本来肝臓で分解されるアンモニアが分解されず、体臭となって体の外へと排出されます。
疲労臭やストレス臭は、性別や年齢に関係なく発生すると考えられており、アンモニアの独特な臭いを発します。
シャワーのみで体臭が出にくくする4つの方法

続いて、シャワーのみの入浴でも、より効率的に体臭を洗い落とせる方法を紹介します。「普段しっかりシャワーを浴びているのに、なんとなく体臭が気になる」という人は、ぜひチェックしてみてください。
方法1:朝にシャワーを浴びる
体臭が気になる人は、朝にシャワーを浴びるのがおすすめです。
人間は寝てる間に大量の汗をかき、皮脂もたくさん分泌します。一日の始めにニオイの原因を洗い流すことで、清潔な状態を保ちやすく、体臭も気になりにくくなるでしょう。
体臭を抑えることが目的の場合、シャワーをたった1分浴びるだけでも効果的と言われているので、ぜひ実践してみてください。
以下の記事では、朝のシャワーのメリット・デメリットなどに関する情報を詳しく紹介しているので、気になる人はあわせてお読みください。
方法2:皮脂や汗が出やすい部位を入念に流す
シャワーを浴びる時は、皮脂が多く分泌される場所や、ニオイが発生しやすい場所を特に意識して流すと良いでしょう。
具体的には、額、胸の間、背中の真ん中、脇の下、足の裏などです。そのほか、頭皮や耳の裏、首周りも皮脂の分泌が多いので、忘れずに洗い流しましょう。
以下の記事では、寝汗に関する対策情報を詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。
方法3:消臭・洗浄力の高いシャンプー・ボディソープで洗う
体臭を軽減する成分や、殺菌・抗菌成分が含まれたシャンプー・ボディソープで洗うのも体臭を抑えるのに効果的です。
体のニオイの多くは、汗と皮脂が混ざった部分に雑菌が繁殖することで発生します。こうした臭いを抑えるには、イソプロピルメチルフェノールやクロルヘキシジンといった殺菌・抗菌成分を配合したボディソープを使うのが良いといわれています。
また、肌が乾燥すると皮脂が過剰に分泌され、体臭の原因にも繋がります。そのため、保湿成分を含む製品を使って、肌のバリア機能を保つことも重要です。
方法4:洗浄力の高いマイクロナノバブルシャワーヘッドを使う
体臭を抑えるには、マイクロナノバブルが放出されるシャワーヘッドを使うのもおすすめです。
マイクロナノバブルとは、直径1μm以下の超微細な泡のことです。この泡は、普通の水では洗い落とせないような毛穴の奥まで入り込み、汚れや皮脂を浮かせて洗い流せるので、通常よりも非常に高い洗浄力を持っています。
汗や皮脂汚れをしっかり洗浄できるため、シャワーのみで体臭の原因を軽減させたい人には特に有効です。
以下の記事では、お風呂に入りたくない日の対処法をまとめているので、どうしてもお風呂に入るのが難しいという時の参考にしてください。
体臭予防を期待できる5つの対策

最後に、入浴以外の体臭を抑制する方法を紹介します。シャワーとあわせて行うことで、より体臭予防しやすくなるので、ぜひ実践してみてくださいね。
対策1:脂質の多い食事を控える
肉や乳製品などの動物性脂肪や、揚げ物など脂質の多い食事が増えると、皮脂が過剰に分泌・酸化しやすく、体臭の悪化に繋がりやすくなります。
そのため、野菜などの皮脂の酸化抑制が期待できる食事を多めに摂取するのがおすすめです。
対策2:入念に衣類を洗濯する
汗や皮脂が付着したままの衣類が体臭の原因になることもあります。そのため、体だけではなく衣類も清潔に保つことが重要です。
着用した衣類はその日のうちに洗濯し、ニオイが気になる場合はつけ置きなどの工夫をして、入念にニオイの元を除去すると良いでしょう。また、せっかく洗濯しても乾燥が不十分だとニオイの原因になるため、洗濯が終わったらすぐに干して、しっかりと乾かすことも重要です。
対策3:汗をかく習慣を取り入れる
定期的に適度な運動や入浴、サウナなどで汗を流すと、汗腺機能が高まり、サラッとした汗をかきやすくなります。
日頃あまり汗をかかない人は、ニオイの発生原因である雑菌の多い汗になりやすいので、普段から汗を流すよう意識すると良いでしょう。
体臭予防が目的で入浴で汗を流したい際は、体臭抑制効果があるとされる重曹風呂が特におすすめです。以下の記事で詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。
対策4:制汗剤を使う
汗をかく前に制汗剤を使うと、汗や汗によるニオイの発生を抑えやすくなります。脇や首の後ろ、耳の裏など、汗や皮脂が多く出る部位に使うと良いでしょう。制汗剤にはスプレータイプのほか、スティックタイプ、ロールオンタイプなどもあるので、部位にあわせて使い分けてみてください。
汗をかいてしまった後に使いたい時は、ボディシートなどで汗をしっかりと拭き取ってから使うと良いでしょう。
対策5:かいた汗は早めに拭き取る
汗を放置すると雑菌が繁殖し、体臭の原因になります。そのため、汗をかいたあとは素早く拭き取るのが重要です。
また、浮いてくる皮脂汚れを除去するためにも、こまめな拭き取りを意識すると良いでしょう。
以下の記事では、汗っかきの体質改善について紹介しているので、汗をよくかく人はあわせてお読みください。
シャワー入浴のみでもしっかり体臭対策!

シャワーのみの入浴でも、体臭はしっかり落とせます。
体臭の種類や生じる原因を知り、適切な対策、またシャワーとあわせた予防を行うことで、効率的に体臭を予防できます。本記事を参考に、体臭への不安をスッキリと解消してくださいね。
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この記事を書いたライター
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Web、紙、動画など、媒体を問わずクリエイティブ精神豊富に活動するフリーライター。運動をする機会が少ないため、サウナや岩盤浴で汗を流し、温泉で体をほぐすのが日々の癒しです。
温泉ソムリエ
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