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作成日:2024年10月24日

サウナの頻度はどれくらいが理想?毎日サウナに入ってもいいのかを解説 全国

日々のリフレッシュや美容・健康のためにサウナを利用している人は多いと思います。しかしサウナに毎日入ることで、体に悪影響がないか不安になる人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、サウナに入る最適な頻度、サウナに入りすぎることで起こるリスク、サウナを頻繁に利用するときの注意点について紹介します。安心してサウナの健康効果を存分に取り入れるためにも、ぜひ参考にしてください。

サウナのおすすめ利用頻度 

サウナのおすすめ利用頻度
まずはサウナの利用頻度はどのくらいが適切かについて紹介します。最適な利用頻度は個人の体調やライフスタイルなどによっても異なるため、自身の状況も確認しながらご覧ください。

おすすめのサウナ頻度は週2~3回

サウナの利用頻度について、日本サウナ・スパ協会の公式テストによると、週に2回くらいがよいとされています。

週2〜3回のサウナ利用が、血行促進や免疫力向上などの健康効果や美容効果を得るために効果的と考えられています。体への過度な負担を避け、バランス良くサウナを利用しましょう。

ヒートショックプロテインとサウナ頻度

ヒートショックプロテイン(以下HSP)とは、疲労軽減、免疫力アップ、老化防止など、健康や美容にさまざまな効果をもたらすタンパク質です。

HSPは体温の上昇に反応して増加する特徴があり、HSPによる健康や美容効果は約3日間持続します。そのため、HSPの効果を常に持続できるように、3〜4日に1回、つまり週に2回程度の頻度でサウナを利用するのが理想的です。

サウナ上級者向けの頻度

サウナ初心者の場合、体が温度変化に慣れるまで時間がかかるため、週1回の利用からスタートし、慣れてきたら週2〜3回へと増やすのがおすすめです。

サウナ歴の長い上級者は体が温度変化に慣れているため、週に3~4回以上利用しても健康的に過ごせますが、油断は禁物。体調をしっかりと確認し、無理のない範囲で楽しむことが大切です。

サウナの頻度が高すぎると起こるデメリット

サウナの頻度が高すぎると起こるデメリット
続いて、サウナの頻度が高すぎることによって起こるデメリットを紹介します。体への負担はもちろん、精神的にもダメージを受ける場合があるので、知識としてしっかり把握しておくとよいでしょう。

脱水症状と血液のドロドロ化

サウナで大量に汗をかくと、体内の水分が失われます。この際、適切に水分補給を行わなければ脱水症状に陥る可能性があります。

脱水症状はただ喉が渇くだけでなく、血管にも影響を及ぼすので注意が必要です。血管内が脱水の症状を起こすと、血液がドロドロと固まりやすくなり、血流が悪くなります。

サウナは適切に利用すれば疲労回復の効果が期待できますが、水分補給が間に合わず血流が悪くなることで、疲労感が増すことがあるので気をつけましょう。

肌と髪にダメージ

高温のサウナに頻繁に入ると肌や髪が乾燥しやすくなります。特にドライサウナでは、髪のタンパク質が熱変性を起こしやすく、髪が傷みやすくなります。

また、肌も乾燥しやすくなるため、敏感肌の人は肌へのダメージにも注意が必要です。サウナ用のケア商品を使うと軽減できるのでおすすめですよ。

サウナ依存症になる可能性がある

熱いサウナと冷たい水風呂を交互に入ると交感神経が刺激され、爽快感が生まれます。サウナの爽快感を求めて頻繁に利用するようになると交感神経が過剰に刺激され、次第にエスカレートしてサウナ依存症になるリスクがあります。

依存症になるとサウナ以外で爽快感が得られなくなり、サウナに入らなければイライラするなどの症状が現れることがあるので注意が必要です。

心臓や血管への負担

高温のサウナに入ると血管は拡張し、血圧は低下します。冷たい水風呂に入ると血管は収縮し、血圧は急上昇します。この温熱刺激と寒冷刺激を繰り返すことで、心臓や血管に大きな負担がかかるので注意が必要です。

特に高血圧の人や心臓が悪い人は、血圧の急激な変動によって、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが増加する可能性があります。

サウナに頻繁に入るときの注意点

サウナに頻繁に入るときの注意点
ウナの気持ちよさを味わうと、「明日もサウナに入りたい」と思うことは多いと思います。そこで、
サウナに頻繁に入るときの注意点を紹介します。

注意点を押さえて、安全にサウナ浴を楽しみましょう。

サウナのセット数と時間

サウナのセット数と時間は、週1〜2回程度サウナを利用する場合は、サウナの時間が6〜10分、水風呂が1〜2分、休憩5分を2〜3セット行うのがおすすめです。

サウナを頻繁に利用する場合は、セット数と時間を少なくすると良いでしょう。週3〜4回程度サウナを利用する場合は、サウナの時間が5〜8分、水風呂が1分、休憩5分を1〜2セット行うのがおすすめです。

脱水症状に注意

サウナでは大量の汗をかくため、体から水分が大量に放出されます。そのため、サウナの前後は十分に水分補給することが大切です。

水分補給の際は、アルコールやカフェイン飲料は避け、水またはスポーツドリンクなどで水分補給を行いましょう。

体調不良時は避ける

体調が悪い時や、疲れがひどい時はサウナの利用を控えた方がよいでしょう。

また、高血圧や心臓病などの持病がある人、妊娠中の人、小さな子どももサウナの利用は避けた方がよいです。

ドライサウナでは髪の保護

ドライサウナの場合、乾燥で髪が傷みやすいため、濡れタオルで髪を巻いて保湿するのがおすすめです。

乾燥が気になる方は、乾燥しやすいドライサウナではなく、湿度の高いスチームサウナを利用するのもよいでしょう。

そのほか、サウナの入り方やサウナの美容・健康効果、サウナのマナーについて詳しく知りたい人は、こちらの記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
サウナの一般的な入り方って?知っておきたいマナーも解説!

全国のサウナが楽しめるおすすめ施設3選

最後に、サウナが楽しめるおすすめの施設を3ヶ所紹介します。初心者から愛好家まで楽しめる施設をピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。

伊予の湯治場 喜助の湯

媛県松山市の「伊予の湯治場 喜助の湯」は、道後温泉郷最深1,700mから湧く天然温泉と、充実のサウナ浴が楽しめる施設です。

「ニフティ温泉 サウナランキング2024」でも1位に輝き、2023年に続き2年連続でサウナランキング全国1位となっている誰もが認める人気施設。

男性エリアでは設定温度110度の超高温「鬼サウナ」が、女性エリアでは細かく温かいが肌や髪に優しい「ミストサウナ」が楽しめます。オリジナルのサウナグッズが多数取り揃えられているほか、熱波イベントも行われているので、エンターテインメント気分でサウナの魅力を存分に楽しめるでしょう。

家族で利用しましたが、施設内凄く清潔感があってとても気持ちよく過ごすことができました。サウナも充実してて、サウナ好きにはここははずせません。温泉後の休憩スペースも広く沢山の場所があり最高です。また絶対に行きます!
ともさんの口コミ


スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯

葉県流山市の「スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯」は、全15種類のお風呂と趣向の異なる3つのサウナが楽しめる施設です。

「ニフティ温泉 サウナランキング2024」では全国2位、東日本1位に輝きました。

特に、毎時00分に5台のストーブから一斉に開始される「ドラゴンロウリュ」の強烈な熱波は圧巻です。立ったまま入れる深水風呂や、ゆとり溢れる外気浴スペースのほか、ととのいまでの動線までもが工夫されており、極上のサウナ浴が楽しめます。

全てが最高でした。居心地が良すぎて帰りたくなかったぐらいです。
匿名さんの口コミ


天然温泉 満天の湯

奈川県横浜市の「天然温泉 満天の湯」は、体に負担がかかりにくいタワーサウナと、ミントが香る水風呂が楽しめる施設です。

「ニフティ温泉 サウナランキング2024」では、全国4位となっています。

毎時間加湿するオートロウリュが備わっているタワーサウナは、座る位置により好みの温度帯に合わせて楽しめるため、初心者にも優しい仕様です。水風呂は湯冷め防止にも効果的で、体に負担をかけずにサウナを楽しめる工夫が行き届いた施設です。

サウナがいい!水風呂もいい!冷たく、深さもあり、ミントの香りがかなり爽快感を高めます。
平日は整い椅子も混雑なく使用でき、個人的にはこちらのサウナが大好きで何度か利用しています。平日朝でもご高齢の方のお風呂の利用が多く、それなりの人がいます。それだけ居心地がいいのだろうと思います
aiさんの口コミ

サウナの頻度は体調と相談して無理なく楽しもう!

サウナの頻度は週2〜3回が推奨されていますが、体調などによって人それぞれです。

自身の体調と相談し、利用頻度を多くする場合は入る時間やセット数を少なくするなどの工夫をするとよいでしょう。無理のない範囲で楽しめば、健康被害などのリスクは軽減されるため、安心してサウナを楽しんでいただければ幸いです。

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この記事を書いたライター
AREC
AREC

Web、紙、動画など、媒体を問わずクリエイティブ精神豊富に活動するフリーライター。運動をする機会が少ないため、サウナや岩盤浴で汗を流し、温泉で体をほぐすのが日々の癒しです。

温泉ソムリエ

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