最終更新日:2025年01月22日
入浴剤の使用期限とは?期限切れ商品の注意点や保管方法、別用途での活用方法を解説 全国

「入浴剤の使用期限がわからなくて困っている」「いつのものだかわからない入浴剤を見つけた」
今回はそんな方に向けて、入浴剤の使用期限に関する基礎情報や、保管方法・期限が切れた入浴剤の注意点・入浴以外の活用方法などについて解説します。
気になる方は、ぜひ最後までお読みください。
今回はそんな方に向けて、入浴剤の使用期限に関する基礎情報や、保管方法・期限が切れた入浴剤の注意点・入浴以外の活用方法などについて解説します。
気になる方は、ぜひ最後までお読みください。
入浴剤の使用期限とは?

まずは、入浴剤そのものの使用期限について見ていきましょう。
基本的に、「未開封の場合」「開封後の場合」によって期限は変わってきます。また、期限の確認方法についても解説するのでぜひご参照ください。
未開封の入浴剤の使用期限
未開封の入浴剤は、基本的に製造されてから約3年後までには使用するべきだと考えられています。ただし、入浴剤に明確な使用期限が記載されている場合は、そちらを参考にしてください。
開封後の入浴剤の使用期限
すでに入浴剤のパッケージを開封してしまった場合は、なるべく早く使用することが推奨されています。なぜなら、開封することによる品質の低下が心配されるため。小分けになっている入浴剤の場合は、「封を開けてしまったけれど、残りは次使うときのためにとっておこう」などとは思わず、できる限り早く使い切りましょう。
大容量の入浴剤の場合は、目安として開封してから毎日のお風呂の時間に使って使い切るというのが理想です。パッケージに「開封後、◯◯日を目安に使い切ってください」という旨の記載がある場合もあるので、気になる方は注意書きをチェックしましょう。
使用期限の確認方法
入浴剤の使用期限を確認する際は、製品のパッケージや公式ホームページをチェックするといいでしょう。製品のロット番号をメーカーに問い合わせることで使用期限がわかる場合もあります。
入浴剤を長持ちさせる保管方法

入浴剤をより長い期間で楽しむためには、どのような保管方法がよいのでしょうか。ここでは、特に気を付けたい保管方法を2つピックアップしました。
蒸したり熱がたまったりする場所を避ける
高温多湿を避けることは重要なポイントです。温度や湿度の変化が激しい場所に入浴剤を保管しておくと、品質が低下する恐れがあるといわれています。年間を通して適温が保たれ、湿度も高すぎない場所を選ぶようにしましょう。
子どもが触れにくい場所に置く
子どもの手が届くような場所に入浴剤を置いてしまうと、落下事故や誤飲事故などが発生する危険性があります。入浴剤のパッケージは子供にとってお菓子やおもちゃのように見えることも多いため、特に気を付けなければなりません。子どもを守るためにも、ある程度の高さがある場所や鍵付きの場所などを選んで保管しましょう。
【タイプ別】入浴剤は使用期限を過ぎても使えるの?

入浴剤は「使用期限内に使う」ことが基本ですが、使用期限が切れた入浴剤をもったいと思い、どうしても使いたいという方もいるのではないでしょうか?
ここでは、使用期限が過ぎた入浴剤を使いたい際に注意するべきポイントをタイプ別に紹介します。
実際に使用するかどうかは、あくまで自己責任となりますので、ご自身の判断で慎重にお使いください。
バスソルト
バスソルトも、一般的な入浴剤と同様に約3年を使用期限の目安にすると良いでしょう。香りに変化があったり、中身が固まっていたりした場合は、新しい製品を購入した方が良さそうです。
バスソルトに興味がある方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
液体入浴剤
液体タイプの入浴剤も、基本的に使用期限は3年以内です。開封後は「液体が容器内で固まってしまう」「水が入ることによって分離してしまう」などの可能性があるので、これらの様子が確認できた場合は使用を控えましょう。
粉末入浴剤
粉末入浴剤の場合も、未開封であれば使用期限は3年以内です。ただし、保管環境が悪いと粉末が固まる可能性が高くなります。その場合、購入時のようななめらかな粉末状には戻せず、お湯にも溶けにくくなるため、使用を避けた方が良いでしょう。
「薬湯」で高い健康効果を得たい方は、以下の記事もおすすめです。専用の入浴剤を使うことで、薬湯を再現できますよ。
固形入浴剤
タブレットタイプやバスボムをはじめとする固形入浴剤の場合も、これまで紹介したタイプと同様に使用期限は3年以内としてください。なお、個包装でない入浴剤は小分けのものと比べて品質が維持しにくいとされているため、不安な場合は別の使い方を試してみるのも1つの手です。
使用期限を過ぎた入浴剤の利用方法

使用期限が過ぎた入浴剤は使用を控えた方が良いですが、そのまま捨ててしまうともったいなく感じますよね。そんなときは、本来の使い方以外の使い道を考えるといいでしょう。この段落では、おすすめの利用方法を3つご紹介します。
足湯として利用
足は、体のパーツの中でも皮膚が比較的丈夫だといわれています。そのため、足湯として利用する人もいるようです。ただし、使用期限が切れた入浴剤を使用する場合は、あくまで自己責任となりますので、ご自身の判断で慎重にお使いください。
足湯以外のバスタイムおすすめルーティンについて知りたい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。
消臭剤や芳香剤の代わりに利用
入浴剤は良い香りがするものが多いため、消臭剤や芳香剤として使うこともできます。使用する際は、パックやガーゼなどに入浴剤を移し替えると、より使いやすくなりますよ。「とにかく香りが好き!」という入浴剤の場合は、こういった活用方法がおすすめです。
サンドアートに利用
サンドアートとは、砂を用いて作られる絵や造形作品のことを指します。グラスの中に砂代わりとして複数の粉末入浴剤を重ねていくことで、おしゃれなインテリアアイテムが完成! 重ねたときに美しい見た目になるよう、各種類の色に配慮することが大切です。
また、カラフルな入浴剤があれば、紙に両面テープや糊を使って好きな形に貼り付け、オリジナルの絵画作品を作ることもできます。ぜひ、自分好みのアート作品を作ってみてくださいね。
使用期限が切れても入浴剤を有効活用しましょう

入浴剤は基本的に使用期限(多くの場合3年)以内に使い切ることが必要です。しかし、使用期限が切れた入浴剤もさまざまな方法で活用することができます。今回取り上げた内容を参考にして、最後まで無駄なく入浴剤を使ってみてくださいね。
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この記事を書いたライター

- 岩井パン
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関東在住フリーライター。長野県出身。温泉好きな両親のもとに生まれました。お湯に浸かりながら、ぼーっと天井の木目を眺める時間が好きです。
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