作成日:2024年08月01日
健康・美食・歴史の2日間「桜ヶ池クアガーデン」の極上旅 -美食の旅 里山オーベルジュ- 富山
里山オーベルジュ&天然温泉ウェルネススパの「桜ヶ池クアガーデン」は、食べる楽しみのために訪れるリピーターも多い温泉です。館内のレストラン「ジョウハナーレ」では、月、水はフレンチ、火、木は和食、土日はその両方がランチとディナーで味わえます。オリジナルのスイーツも評判です。
そんな「桜ヶ池クアガーデン」に宿泊して、食を満喫してきたのでじっくりご紹介します!
そんな「桜ヶ池クアガーデン」に宿泊して、食を満喫してきたのでじっくりご紹介します!
里山オーベルジュとは
オーベルジュとは都市部ではなく、郊外にある宿泊できるレストランを意味します。もともとはフランスでレストランで飲食したお客様を泊めるという目的で始まったとされるオーベルジュ。日本では食に力を入れている郊外のホテルに使われることが多いようです。
さて、今回ご紹介する「桜ヶ池クアガーデン」は「里山オーベルジュ」を名乗っています。
富山県南砺市は米の産地でもあり、里芋、そば、赤かぶといった農作物が特産品。南砺市の名を掲げた”なんとポーク”や富山産の和牛、五箇山の伝統野菜である”五箇山ぼべら”かぼちゃなど、ほかにも美味しい農産物を数多く産出しています。
さらにエリアを富山県全域に広げれば、富山湾の海産物など海の幸にも恵まれた知識です。これは行く前から期待でわくわくしちゃうじゃないですか。
桜ヶ池クアガーデンの里山オーベルジュ (宿泊)
正面がレストラン「ジョウハナーレ」の入口
「桜ヶ池クアガーデン」に泊まるなら、2食付きプランがオススメです。何故ならディナーに「フランス料理 ラ グラース」または「里山会席 月の兎」のコース料理が、朝食に「篭盛り里山朝食」が食べられるからです。
フランス料理 ラ グラースのディナー
レストラン「ジョウハナーレ」は「桜ヶ池クアガーデン」1階。広い窓からは砺波平野やガーデンが見渡せます。
ジョウハナーレの中二階席
本日は水曜日なのでフレンチの日です。最初に運ばれてきた前菜から、まるでアート作品のようで思わずため息が出ちゃいます。クオリティが高くて美しい。
小前菜三種盛り合わせ
次に運ばれてきたのは鮪の香草マリネ トマトとパインのコンディメント。春菊と梅干のソースが添えられています。
鮪の香草マリネ トマトとパインのコンディメント 春菊と梅干のソース
口に入れた瞬間、鮪に爽やかなパインの香り。
ソースの春菊の苦みと梅干の酸味が想像を超えたハーモニーに。
冷たいとうもろこしのスープ キャビアと昆布のジュレ
涼しげな冷たいとうもろこしのスープは驚くほどに甘い。上に乗ったキャビアと昆布のジュレが食感と塩味で一口ごとに味わいに変化を持たせてくれます。
南砺ポーク煮込み 紅茶と蜂蜜のソース
メインディッシュは南砺ポーク煮込み。ワインがとても合う。ポークはとても柔らかくかみしめるごとに味わいが深まります。
付け合わせの野菜もソースを絡めて残らずいただきます。
地元五箇山ぼべらかぼちゃのモンブラン仕立て 金ゴマのクランブル
最後に登場するデザートも芸術的。食べるのがもったいないほど可愛らしい。このモンブラン仕立てのケーキも、南砺産の五箇山ぼべらという伝統野菜のかぼちゃを使用しています。
※食材やメニューは季節やプランなどで変更になります。
一汁十菜篭盛り里山朝食
一方、朝食はというと、小鉢がいくつも籠に盛られた色合いも鮮やかな一汁十菜の和食です。
篭盛り里山朝食
ご飯はヘルシーな玄米ご飯で、ぷちぷちした食感がくせになりそう。うどやこごみなど、土地の山菜を使った小鉢もひとつひとつ異なる味が楽しめます。
もう一つ朝食で注目したいのは南砺の老舗・石黒種麹店の甘酒。昔ながらの製法と無添加にこだわった特製の甘酒は、自然のままの甘みがじんわりと。
なお、朝食のドリンクはセルフサービス。地元・南砺市のメーカー、水口ミルクプラントの牛乳のほか、ジュース類やコーヒー、ディルマの紅茶などがそろっています。
スリランカの紅茶ブランド ディルマのフレーバーティーも
宿泊プラン紹介
旬を楽しむ和会席<富山湾の幸 旬材など5品+食事+デザート
【期間】2024年07月04日〜2024年10月31日
越中とやまの季節のうつりかわりを料理で味わう旬を楽しむ和会席
となみ野や富山湾の旬の食材の持ち味を生かし、料理人が心を込めてお届けします
温泉バイタルプール入場無料
※宿泊プランは2024年7月現在の内容です
※プラン内容やお部屋の種類によって金額が異なります。予約に関する情報は公式サイトもしくは下記「楽天トラベル」にてご確認ください。
桜ヶ池クアガーデンの里山オーベルジュ (日帰り)
「桜ヶ池クアガーデン」は日帰りでもレストラン、天然温泉バイタルプール、温泉大浴場が利用できます。日帰りの場合は、ランチとセットで温泉を楽しむのがオススメです。
レストラン「ジョウハナーレ」のランチを紹介
旬魚のムニエル ナージュ風+サラダバー・ファイトケミカルスープ
ランチタイムは11:30から14:30(L.O.14:00)まで。予約なしで利用できます。ディナー同様に金土日はフレンチと和食から選べて、月水はフレンチのみ、火木は和食のみとなっています。
フレンチの曜日だったので、注文したのは「旬魚のムニエル ナージュ風」。このほかに「なんとポーク じゃがいものグラタン風」「チキンのグリルと林檎のコンポート」といったメニューもありました。
サラダバー
+500円でサラダバーとファイトケミカルスープが食べ放題になります。
ファイトケミカルスープ
ファイトケミカルスープは抗酸化作用にこだわった野菜たっぷりのスープで、刻んだ具材のほんのりとした甘さもあってとても飲みやすいです。
そしてもちろんランチの後(あるいは前)は温泉で肌みがき。美味しい食と温泉入浴を通して体の中からも外からもスッキリ健康になれそうですよ。
桜ヶ池クアガーデンにはその他にも
桜ヶ池温泉(天然温泉バイタルプール&大浴場)
「桜ヶ池クアガーデン」の温泉は、水着着用の天然温泉バイタルプールと、露天風呂の付いた大浴場で楽しむことができます。
泉質は弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム―塩化物泉で、肌の角質を落としてくれるとともに保湿や保温の働きが期待できます。
日帰りで利用する場合は、お風呂の入浴のみも可能ですが、ぜひこの施設の特徴ともいえる天然温泉バイタルプールを体験してみてください。サウナも水着着用エリア内にあります。
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世界遺産 五箇山など、泊まって行きたい観光スポット
五箇山の相倉合掌造り集落
また「桜ヶ池クアガーデン」に行くなら、ぜひ南砺市の観光名所も回ってみてください。特に世界遺産である五箇山の合掌造り集落、日本遺産の彫刻の町・井波、曳山祭りがユネスコ無形文化遺産に登録されている小京都・城端は、それぞれ見どころがたくさんあります。
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