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作成日:2022年04月15日

塩化物泉(食塩泉)10選!北海道~九州まで極上温泉を厳選【全国版】 全国

塩化物泉(食塩泉)は、海に囲まれた日本には大変多い泉質です。保温&保湿効果に優れ、乾燥肌やアトピーにも効能があるとされています。また硫黄や鉄などの特殊成分を同時に含有することも多く、結果として多彩な個性を持つ泉質でもあります。

今回は筆者自らが入浴した中から、全国にある塩化物泉(食塩泉)の中から、日帰り入浴可能な10施設を厳選し、北から順に(北海道~東北~関東甲信越~北陸~東海~中国~九州)ご紹介。単に塩分の多さではなく、源泉かけ流しと泉質の良さにこだわってセレクトしました。

東日本の塩化物泉(食塩泉)

上の湯温泉 銀婚湯 / 北海道

上の湯温泉 銀婚湯 / 北海道
上の湯温泉「銀婚湯」は、9万坪の広大な敷地に悠然と佇む一軒宿。比較的本州に近い場所にあるせいか、春の新緑や秋の紅葉…と、いかにも日本らしい四季折々の大自然を感じさせる地です。また「日本秘湯を守る会」の秘湯の宿としても温泉ファンには有名です。

日帰り入浴では、男女別の大浴場と露天風呂(上写真)が利用可能です。泉質名は「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」。自家源泉を5本所有し、それらを混合させて源泉かけ流しで使用。重曹成分も含まれるせいか、肌触り柔らかで良く温まるお湯です。また、温泉通が“アブラ臭”と呼ぶ石油っぽい香りも少々感じられ、不思議と温泉気分が高まります。

なお、宿泊者専用になりますが、広大な敷地の中には5つの貸切野天風呂があります。中でもおすすめが、“トチニの湯”と呼ばれる貸切風呂。ここだけは大浴場等と異なり、単独の源泉を使用。雄大な森の中で、極上泉質の野天湯を独り占めできます!

住所:北海道二海郡八雲町上ノ湯199
電話番号:0137-67-3111
日帰り入浴時間:12時~16時
アクセス:
【車】道央道 落部ICから車で約15分
【電車】JR落部駅からタクシーで約15分
※宿泊客は、JR落部駅から送迎有り
温泉香に包まれた大浴場では少し熱めの岩風呂に身を沈め、十分温まった後は、冷気が気持ちよい露天風呂へ・・・。
修さんの口コミ

あたご温泉 / 青森県

あたご温泉 / 青森県
青森県は三方(東・西・北)が海に囲まれているせいか、塩化物泉(食塩泉)が数多い地域。純粋な食塩泉というよりも他の成分が複雑に絡み合い、濃厚かつ個性的な温泉が数多くみられ、コアな温泉ファンに大変人気の高い温泉県です。

「あたご温泉」は、その典型例の一つと言える日帰り入浴施設。弘前市郊外の丘の上に有り、日本百名山である「岩木山」が眼前に望めます。泉質は「ナトリウム-塩化物泉」。もちろん源泉かけ流し温泉です。

お湯は食塩だけでなく、モールという太古の植物成分を含有。黄金色に輝くお湯が美しく、モール泉特有のヒノキの様な清々しい香りと優しい硫黄臭が混ざった独特のアロマに癒されます。また大浴場だけでなく家族湯も併設。万人向けの温浴施設と言えるでしょう。
※上写真は家族湯です。

住所:青森県弘前市大字植田町字山下127-25
電話番号:0172-82-5885
日帰り入浴時間:9時~22時
アクセス:
【車】東北自動車道 大鰐弘前ICから車で約35分
【電車】JR弘前駅からタクシーで約25分
ここも豪快な湯量で浴槽から溢れ出す湯は気持ちいい 湯は紅茶色でモール泉
まるそうさんの口コミ

男鹿温泉 元湯雄山閣 / 秋田県

男鹿温泉 元湯雄山閣 / 秋田県
国指定重要無形民俗文化財「ナマハゲ」で知られる男鹿(おが)半島。男鹿温泉は、秋田の奥座敷として古くから知られる風光明媚な温泉地です。

「元湯雄山閣」は、男鹿温泉を代表する温泉宿の一つ。「日本秘湯を守る会」の会員宿としても知られていますが、その最大の魅力は“温泉”そのものにあります。源泉直結でお湯が供給されるため、間欠泉の様に温泉が噴出。豪快な湯浴みを体験できます。
※間欠泉とは、一定の間隔で周期的に熱湯・水蒸気をふき出す温泉のこと

泉質名は「ナトリウム-塩化物泉」。鉄分の影響で緑褐色~黄土色に変化するにごり湯で、温泉臭が“臭素臭”と呼ぶ濃い磯の様な香りが特徴。「元湯雄山閣」は、泉質重視の温泉ファンにも納得の温泉です。

住所:秋田県男鹿市北浦湯本字草木原52
電話番号:0185-33-3121
日帰り入浴時間:11時~14時(日曜日)
※平日・土曜日の日帰り入浴は、要電話確認
アクセス:
【車】秋田自動車道 昭和男鹿半島ICから車で約40分
【バス】JR男鹿駅から男鹿半島あいのりタクシーなまはげシャトルバスに乗車(乗車時間約40分)。雄山閣前で下車
※宿泊者は送迎有り(2日前までに要予約)
なまはげから、お湯が噴出してすごいお風呂です。お風呂の岩も温泉の成分でこてこて。
ばべさんの口コミ

新津温泉 / 新潟県

「新津温泉」は、新潟市の郊外にひっそりと佇む公衆浴場。まるで民家かアパートの様な佇まいですが、決して侮れません。自家源泉を所有し、その良質のお湯を求め、日本全国から温泉ファンが訪れます。

泉質名は「ナトリウム-塩化物泉」。その最大の特徴が、まさに石油の様な“アブラ臭”にあります。入浴中だけでなく、お風呂から上がった後も石油の香りが肌に残る程。インパクトが強すぎて好みは分かれるでしょうが、温泉ファンなら一度は体験したい珍湯の一つと言えるでしょう。

住所:新潟県新潟市秋葉区新津本町4-17-13
電話番号:0250-22-0842
日帰り入浴時間:8時~18時30分
アクセス:
【車】磐越自動車道 新津ICから車で約10分
【電車】JR新津駅から徒歩で約10分
油田地帯のはずれにあるということでたしかに石油のにおいがします。
峰さんの口コミ

前野原温泉 さやの湯処 / 東京都

塩化物泉は、東京湾に面する首都圏にも数多く点在します。「前野原温泉 さやの湯処」は、その代表格の一つ。露天風呂に加温源泉かけ流し浴槽(写真奥の湯船)が1ヶ所あり、立地の良さに加えて泉質の良さが評判。東京都内でも屈指の人気日帰り温泉施設の一つです。

泉質名は「含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉」。“化石海水”と呼ばれるタイプの食塩泉で、多量の塩分を含有。よく温まり、湯冷めしにくい泉質です。また、全国的にも貴重な「含よう素泉」でもあり、ヨウドチンキの様な不思議な香りが特徴です。
※化石海水とは、太古の海水が地層の隙間などに閉じ込められたもの。

また内湯は井戸水の沸かし湯ながらも、人工の高濃度炭酸泉・各種ジェットバスやドライサウナなど、お風呂の種類も多彩。東京都23区内にあるとは思えない様な和モダンかつ瀟洒な佇まいも魅力で、万人におすすめ出来る温浴施設と言えるでしょう。

住所:東京都板橋区前野町3丁目41-1
電話番号:03-5916-3826
日帰り入浴時間:9時~24時(最終受付23時)
アクセス:
【車】首都高速5号池袋線 板橋本町ICから車で約7分
【電車】都営三田線 志村坂上駅下車。A2出口から徒歩約8分
旅館に来た感じが味わえて良い。掛け流しの温泉をこの価格で味わえるのは良いと思う。
りりさんの口コミ

西日本の塩化物泉(食塩泉)

神代温泉 / 富山県

神代温泉 / 富山県
富山県氷見(ひみ)市は、日本海の新鮮な地魚を食せることで有名な漁港の街。神代(こうじろ)温泉は、氷見市街地から車で15分ほど山手に進んだ場所にある鄙びた一軒宿です。

泉質名は「ナトリウム-塩化物強塩泉」。鉄分により黄~赤褐色に変色したにごり湯です。また濃厚な臭素の香りも感じられ、ガツンと温まる典型的な強食塩泉を楽しめます。もちろん源泉100%かけ流しの濃厚湯であり、本物の温泉を求めて温泉ファンや湯治客が通い続ける名湯です。しかし建物は老朽化が進んでいるので、ご興味ある方は出来るだけ早めに訪問された方が良いでしょう。

住所:富山県氷見市神代3021
電話番号:0766-91-1210
日帰り入浴時間:10時~19時30分
※午前中は不在の場合もあるので、事前に電話確認してからの訪問をおすすめします。
アクセス:
【車】能越自動車道 高岡北ICから車で約10分
【電車】JR氷見駅からタクシーで約15分
肌が弱いのですが不思議とこちらの塩分で炎症を起こすことはなく、お風呂あがりにべたつく事もありません。
accoさんの口コミ

湯ノ口温泉 湯元山荘 / 三重県

湯ノ口温泉 湯元山荘 / 三重県
湯ノ口温泉は、紀伊半島の奥地にひっそりと佇む温泉地。開湯は約700年前。かつては金山発掘で賑わった地ですが、現在は2軒の温泉宿があります。

そのうちの一軒である「湯元山荘」は、一般の日帰り入浴から長期滞在の湯治、最近ではワーケーションなど、幅広い層に利用される宿です。大浴場は沢山の湯船がありますが、約45度の源泉と毎分1,100リットル以上の温泉湧出量を誇り、内湯・露天風呂ともに加水加温無しの源泉100%かけ流し温泉を実現。しかも毎日湯を抜いて清掃され、安心安全の温浴施設と言えるでしょう。

泉質名は「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」。塩分はそれほど濃くないせいか、サラリとした優しい肌触り。また鉄分と硫黄成分を少量ながらも含むため、独特の香ばしいアロマが漂って癒されます。ガツンと濃厚タイプではなく、サッパリと汗を流し、心身をリフレッシュさせてくれる温泉です。

住所:三重県熊野市湯ノ口10番地
電話番号:0597-97-1126
日帰り入浴時間 9時~21時(最終受付20時)
アクセス:
【車】尾鷲熊野道路 熊野大泊ICから車で約50分
【バス】JR熊野市駅から熊野古道瀞流荘線 瀞流荘行きバスに乗車(乗車時間約50分)。瀞流荘バス停で下車後、トロッコ電車に乗り換え(乗車時間約10分)。湯ノ口温泉駅下車
施設はとても綺麗なんですが、お湯はけっこうよくて好感持てました。
ぴいすけさんの口コミ

宇品天然温泉 ほの湯 / 広島県

宇品天然温泉 ほの湯 / 広島県
活火山が存在しない広島県は、決して温泉に恵まれているとは言えませんが、中には特筆すべき温泉施設もあります。

「宇品天然温泉 ほの湯」は、県庁所在地である広島市の中心部にある日帰り入浴施設。露天風呂に源泉かけ流し浴槽があります。泉質名は「含放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩冷鉱泉」で、化石海水を汲み上げて沸かして利用。塩分の濃厚さと臭素と金気が混じり合った香りが特徴で、泉質重視の温泉ファンにも注目される温泉です。

また市街地のスーパー銭湯系の施設だけあり、お風呂の種類も豊富。温泉ではありませんがが、人工炭酸泉・寝湯・壷湯・各種ジェットバス等が設置。またサウナと冷水風呂もあり、サウナファンも見逃せません。バランスの取れた万人向けの温浴施設と言えるでしょう。

住所:広島市南区宇品東三丁目4-34
電話番号:082-252-1126
日帰り入浴時間:9時~23時(最終受付22時)
アクセス:
【車】広島高速3号線 宇品ICから車で約3分
【電車】広島電鉄 宇品二丁目駅で下車 徒歩約10分
露天にある掛け流しの浴槽ですが、湯は金気臭がして塩気は強めです。なので、温度が高めということもありますが、ガツンときました。
ぐまニストさんの口コミ

壱岐湯ノ本温泉 奥壱岐の千年湯 平山旅館 / 長崎県

壱岐は、玄界灘に浮かぶ長崎県の離島。博多港(福岡県福岡市)からジェットフォイル(高速船)で1時間強。また長崎空港から飛行機で約30分。離島にもかかわらず、意外とアクセス面に優れている点が見逃せません。

湯ノ本温泉は、約1700年の歴史を誇る西九州屈指の古湯。現在でも合計10軒程の温泉宿や日帰り入浴施設があり、どの温泉施設でも源泉かけ流し温泉を楽しめます。更には、全ての温泉施設は自家源泉を所有。色々な温泉に入りたい方は、湯めぐり帳(温泉入浴手形)を購入すると、お得に温泉宿の立ち寄り湯ができます。

「奥壱岐の千年湯 平山旅館」は、湯ノ本温泉を代表する老舗旅館のひとつ。「日本秘湯を守る会」の秘湯の宿としても知られています。泉質名は「ナトリウム-塩化物泉」。60度を超える熱い源泉を加水せず湯量を調整し、源泉かけ流しで利用。鉄分の影響で黄~茶褐色に濁り、ガツンの温まる典型的な食塩泉を楽しめます。

住所:長崎県壱岐市勝本町立石西触77番地
電話番号:0920-43-0016
日帰り入浴時間:8時~17時、19時~21時
アクセス:
【船+バス】博多港から九州郵船 ジェットフォイルに乗船(乗船時間約70分)。郷ノ浦港から壱岐交通バスに乗車(乗車時間約30分)。国民宿舎前バス停下車後、徒歩約1分
※博多港からフェリーでアクセスも可能(乗船時間 約2時間10分)
茶色に濁ったナトリウムー塩化物泉(源泉名:湯の本温泉)が、かけ流しにされています。
きくりんさんの口コミ

別府温泉郷 鉄輪温泉 ひょうたん温泉 / 大分県

別府温泉郷 鉄輪温泉 ひょうたん温泉 / 大分県
日本一の温泉湧出量と源泉本数を誇る別府温泉郷。温泉郷の一つである鉄輪(かんなわ)温泉は、100度前後の源泉が温泉街の至る所で噴出。温泉熱を利用した地獄蒸し料理など、独自の湯治文化を古くから形成してきました。

「ひょうたん温泉」は、鉄輪温泉を代表する日帰り入浴施設。その大きな特徴の一つが、“湯雨竹(ゆめたけ)”という冷却装置で源泉を冷まし、加水無しの源泉100%かけ流しを実現している点です。泉質は「ナトリウム-塩化物泉」。全国的にも数少ない弱酸性の食塩泉で、肌によく馴染み、湯冷めしにくい温泉です。

また、ひょうたん温泉では、様々な点で温泉を有効活用しています。打たせ湯(上写真)は19本あり、高さ約4mから豪快に落下させているため、効き目(圧力)も抜群。飲泉も可能で、ダシ汁の様な旨味のある塩味が特徴。また温泉吸入(源泉蒸気を吸うこと)では、のどや気管支だけでなく、美容効果も高いとのこと。他にも高温の源泉を利用した砂湯や蒸し湯などがあり、まさに温泉のテーマパークと言えるでしょう。

住所:大分県別府市鉄輪 159-2
電話番号:0977-66-0527
日帰り入浴時間:9時~深夜1時
アクセス:
【車】東九州自動車道 別府ICから車で約10分
【バス】JR別府駅から亀の井バスに乗車(乗車時間約25分)。地獄原・ひょうたん温泉バス停下車後、徒歩約3分
施設に入って、想像以上の広さと豊富なラインナップには圧倒されました。
たこさんの口コミ

塩化物泉に入浴する際の注意点は?

以上、日本全国の塩化物泉(食塩泉)を10施設ご紹介させて頂きました。これらはほんの一例にすぎず、メジャー処だけでも熱海温泉(静岡県)・和倉温泉(石川県)・有馬温泉(兵庫県)・指宿温泉(鹿児島県)など、塩化物泉は日本各地に点在する泉質です。

塩化物泉は入浴すると皮膚に塩分が付着し、塩のヴェールに包まれた様な状態になるので、体内の熱が逃げにくく湯冷めしにくい泉質です。とにかく良く温まる泉質ですので、特に熱めの塩化物泉(42度以上)の場合は長時間入り続けるのは避け、こまめに水分補給をしながら短時間入浴を数回繰り返した方が良いでしょう。また、化石海水の様な強食塩泉は塩分が濃すぎるので、飲泉には向きません。飲用許可がある場合でも、薄めて飲んだ方が無難です。
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この記事を書いたライター
権丈 俊宏
権丈 俊宏

良質の温泉を求め、全国を旅すること20数年。特技は、自らの五感を駆使したオリジナルの泉質分析。“温泉は数より質”がポリシー。一級建築士。

温泉マイスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,一級建築士,ソニー・イメージング・プロ・サポート会員

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