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「ホテル昭和」宿泊レビュー!温泉通が口を揃えて絶賛する神コスパ宿を徹底紹介【山梨】 山梨

「ホテル昭和」(山梨県中巨摩郡昭和町)は、JR甲府駅から車で約10分、中央自動車道 甲府昭和ICからならば車で約1分の場所にあるビジネスホテル。2名1室で1名あたり4,000円台から、一人泊でも6,000円台から宿泊可能です。

しかし、最大の魅力は“温泉そのもの”でしょう。自家源泉を所有し、豪快に源泉かけ流しで提供。泡付きのある重曹泉系統の単純温泉は、入浴すると実にサッパリ爽快。日帰り入浴不可なこともあり、全国の温泉ファンがこの温泉を求めて「ホテル昭和」へ宿泊します。この価格帯のビジネスホテルでは循環濾過の沸かし湯が一般的ですが、ここは本物の極上温泉。まさに価格破壊と言えるクオリティです。

今回は筆者自ら宿泊し、「ホテル昭和」の温泉をはじめ、客室や無料朝食などをご紹介。温泉通が口を揃えて絶賛する神コスパ宿の全貌を徹底解説します!

早速、「ホテル昭和」へ潜入してみます!

ホテル昭和の外観
ホテル昭和の外観

ホテル昭和は、1980年に創業した鉄筋コンクリート造3階建てのビジネスホテル。県庁所在地である甲府市中心部からも程近く、ビジネス利用・観光拠点の双方に優れている点が大きな特徴でしょう。市街地にあるにもかかわらずホテルの前面は無料の駐車スペースとなっており、特に車利用で宿泊する方には極めて便利な環境です。
 
エントランスホール
エントランスホール

玄関をくぐってみるとホテル名の通り、いかにも昭和のホテルといったプチレトロな佇まい。プチレトロとはいえキッチリと手入れは行き届き、安心して滞在できます。しかしエレベーターが無いので、高齢者の方・足の不自由な方など気になる方は、1階の客室を指定するなど予約時に要望を出してみましょう。

また、ホテル自体で夕食の提供はありませんが、徒歩圏内にレストランや食事処が点在。協力店舗もいくつかあるので、詳しくはホテルに問い合わせると良いでしょう。

温泉通が口を揃えて絶賛!自家源泉かけ流しの極上温泉を徹底解説

まず温泉に関して最初に断っておきたい点は、浴室は1箇所しかありません。ですので、時間帯を区切って男女入替して温泉を利用します。利用可能時間帯は日によって異なるため、宿泊当日に男女別の時間帯を確認しましょう。
※浴室の男女入替時間は、客室のテーブルに印刷して置いてあります。ぜひチェックしてみて下さい。
 
温泉利用可能時間帯
筆者宿泊時の男女入替時間帯。日によって異なるので施設に確認を取りましょう。

脱衣室

浴室入口
浴室入口。脱衣室・浴室は撮影禁止ですが、今回特別に許可を得て撮影しています。

筆者はチェックイン時に浴室の男女別利用時間を確認して、浴室へ向かいました。浴室入口には無料の麦茶サービスがあり、筆者は軽く水分補給をしてから入浴。温泉入浴は想像以上に発汗を伴うので、入浴前後の水分補給は大変重要です。
※無料麦茶サービスは夜限定。翌朝はありません。
 
脱衣室
脱衣室

パウダールーム
パウダールーム

脱衣室は、脱衣棚・脱衣かご・ソファー・別途パウダールームが設置。鍵付きのロッカーは無いので、貴重品は客室で保管もしくはフロントに預けましょう。
 

温泉

 浴室全景
浴室全景

浴室は、脱衣室側から見て手前に2人サイズ程度の小浴槽。奥に大きめの浴槽と水風呂。左手前にサウナ、左奥手に冷凍室(今風でいうクーリングルーム)があります。

手間の小浴槽
手間の小浴槽。自家源泉が惜しげも無くドバドバかけ流されています。

温泉は自家源泉を所有し、加温も消毒処理も無くそのまま湯船に源泉を投入。源泉温度が45.1度とほぼ理想的であるために、惜しげも無く源泉を投入することができます。泉質名は単純温泉ですが、微量の鉄分と硫黄成分そして植物由来のモール成分を含有する淡く繊細な泉質。また比率的に重曹成分が多いせいか、お湯がサラリと爽やかな印象。お湯の鮮度がとにかく抜群なので、細かい理屈抜きに心地良い温泉です!

浴室奥にある大浴槽
浴室奥にある大浴槽

大浴槽も豪快に源泉を投入。温度調整のために僅かに加水されていますが、泉質を楽しむには全く問題ないレベルです。源泉の湧出量は1分間に165.8リットル。数字でいうとイメージがピンと来ないかもしれませんが、一般的に1つのホテルでまかなう温泉としては必要十分以上の量です。

浴室奥にある大浴槽
一部お湯が白く見えるのは微細なバブルのため

また注目すべきは、湯口の前付近が白く見える点。これはお湯が白濁しているのではなく、源泉に含まれる微細なバブル(泡)※によって白濁したように見えるためです。またこの微細なバブルが身体に付着することによって、お湯と身体の間の摩擦抵抗が減少。湯船の中で体をさするとツルっとバブルがはじけ、この上ない心地良さに包まれます。
※このバブル(泡)は源泉由来のものですが、炭酸ガスではありません。

サウナ

ホテル昭和では、サウナがあるのも嬉しいポイント。3段あるスタジアム型で上段に行くほど熱め。汗をしっかりかいてリフレッシュしたい方は上段の方がおすすめ。一方でジンワリと汗をかきたい方には下段の方が良いです。
 
サウナ
サウナ。画像提供:ホテル昭和

利用する順番に決まりはありませんが、筆者的には温泉で軽く温まった後にサウナを利用すると、身体の芯までサッと熱せられて心地良い汗をかくことができました!
※サウナは、宿泊翌朝は稼働していません。チェックイン~夜までに利用して下さい。

水風呂&冷凍室&シャワー

水風呂
水風呂
 
サウナの後はやっぱり水風呂でクールダウン。温度は測定しておりませんが、筆者の体感で18度位でしょうか? 水風呂も惜しげも無くガンガンと冷たい水がかけ流されているので、爽快にクールダウンできました!
 
冷凍室
冷凍室
 
また珍しいのが「冷凍室」。まさに、冷蔵庫の冷凍室の人間バーションと言ったイメージ。温泉やサウナで火照った体が一気にクールダウンでき、これは中々癖になりそうな心地良さです。サウナ後の外気浴の代わりに、冷凍室で一気にクールダウンするのが、“ホテル昭和流のととのう”と言えるでしょう!
※冷凍室は、宿泊翌朝は稼働していません。チェックイン~夜までに利用して下さい。

シャワースペース
シャワースペース
 
また、シャワーも源泉が使用されている点にも注目すべき。ホテル昭和の自家源泉は肌触りの優しい単純温泉なので、筆者はお風呂から出る際に、シャワーから出る温泉をたっぷり全身浴びてお風呂から上がりました(笑)

客室はどんな感じ!?

客室は、シングル・セミダブル・ダブル・ツイン・トリプル、と多彩なタイプの客室があります。筆者は温泉目的の一人旅だったので、浴室から近い1階客室を事前に指定して予約しました。

 セミダブルルーム
筆者が宿泊した1階セミダブルルーム
 
ベッドはシモンズ製のセミダブル。ゆったりサイズ&フワフワな寝心地に癒されます。また珍しいのが、喫煙可能な部屋と禁煙部屋が選べる点。近年は禁煙部屋が当たり前になりつつある中、愛煙家には嬉しい配慮でしょう。
 
デスク
 パソコン作業可能なデスクがあるのは、長期滞在の方にも嬉しい配慮

また、無料で光回線による高速インターネット接続を完備しており、全館WiFiが入ります。一部で有線LANを設置している部屋もあるので、パソコンをサクサク使用されたい方には大変便利でしょう。また冷蔵庫・ドライヤー・空気清浄機は客室に完備。電子レンジは客室外の廊下に設置されており、設備的に不便さは感じさせませんでした。

浴衣については、フロントで自らに合ったサイズのものを借ります。また女性は浴衣かパジャマを選べます。
 
ユニットバス&トイレ
ユニットバス&トイレ
 
また客室には温泉ではないもののユニットバスとトイレがあります。バスアメニティは備え付けられており、トイレは温水洗浄便座付です。

気になる無料朝食は!?

朝食会場
朝食会場
 
ホテル昭和では、無料朝食サービスが利用できます。場所は1階大浴場入口の手前に朝食会場があります。時間は6時15分~9時まで。バイキング形式です。無料とはいえ、和洋ともにメニュー豊富。ソフトドリンクも頂けます。
 
バイキング
バイキングの一部。和食も洋食も種類豊富です!

バイキング
デザート類も抜かりなく用意されています。

バイキング
パンは衛生上の配慮か、一枚一枚丁寧にラッピングされていました。

ドリンク
ドリンクも無料で提供。別にコーヒー・ココア・カフェオレ等もあります。
 
無料とはとても言えない程の種類豊富さで、これホント無料でイイの?と思ってしまうほどの内容です。パンはオーブントースターでチン!と温めることも可能。ご飯は秋田県産米を使用しているとのこと。フカフカ美味しく炊きあがっていました!

 セレクトした洋食の一例
(画像:セレクトした洋食の一例)

セレクトした和食の一例
(画像:セレクトした和食の一例)
 
筆者は贅沢にも和と洋どちらも少しずつ頂きましたが、いずれも大変美味しく頂けました!
※欲張って料理の取り過ぎには控えましょう。あくまで食べきれる分だけ取るのが基本です。

まとめ。温泉好きな人には見逃せない!神コスパの極宿

以上、「ホテル昭和」の宿泊レポートをご紹介させて頂きました。
ざっくりと言えば、ホテル昭和は以下のような方におすすめです。
 
・とにかく温泉重視!泉質の良い温泉宿をお探しの方
・日帰り入浴不可の温泉宿でゆったり過ごしたい方
・低コストで宿泊したい、でも朝食はしっかり食べたい方
・甲府周辺の観光拠点をお探しの方
 
宿泊費がリーズナブルなのでビジネス利用も含めて幅広いの方におすすめできる宿ですが、泉質と湯使いが抜群なので温泉好きな方には特に見逃せない宿。温泉の質と良心的な価格が高い次元で共存した神コスパ宿といっても決して過言では無いでしょう!
 

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この記事を書いたライター
権丈 俊宏
権丈 俊宏

良質の温泉を求め、全国を旅すること30年余り。特技は、自らの五感を駆使したオリジナルの泉質分析。“温泉は数より質”がポリシー。一級建築士。

温泉マイスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,一級建築士,ソニー・イメージング・プロ・サポート会員

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