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緑色の硫黄泉12選!美しき天然ミドリ湯で癒されよう【全国版】 全国

独特の香りで、最も温泉らしい泉質とも言える「硫黄泉」。白濁のイメージが強いですが、中には緑色の硫黄泉もあります。

緑色と言っても、エメラルドの様な透き通った緑・緑茶の様な薄めの緑・緑白濁のにごり湯…など源泉によって異なり、あまりの美しさに見ているだけでウットリしてしまいます!

これは決して入浴剤を混入した訳ではなく、天然そのものの“ミドリ湯”なのです。

今回は、全国的にも希少な存在である緑色の硫黄泉を12施設ご紹介。泉質の良さにこだわって厳選しております!

なぜ緑色の硫黄泉が存在するのか? その傾向も併せて解説

緑色の硫黄泉は全国どこにでもある訳でなく、東日本に比較的多く存在する泉質。

具体的には、東北地方や北関東の山間部をはじめ長野県や新潟県などにも点在しています。

一方で西日本では大変希少な存在。南九州の一部(鹿児島県の薩摩半島など)で見られる泉質です。
 
紫尾温泉「しび荘」
紫尾温泉「しび荘」(鹿児島県さつま町)の内湯。状況次第でエメラルドグリーンに変化する摩訶不思議な硫黄泉です。
 
では、なぜ緑色の硫黄泉が存在するのでしょうか? 実は、まだ科学的には十分に解明し尽くされていないのが現状。

一説には、温泉の中に含まれる硫黄成分の微粒子(コロイド)が光の波長と反応して散乱し、透明感のある美しいエメラルドグリーンや黄緑色に見えるとも言われています。

また、露天風呂など湯の中に存在する藻類によって、単に緑っぽさが増長される場合もあります。

傾向としては、中性からアルカリ性に属し硫化水素イオンが多量に含まれると、緑色の硫黄泉になることが多いです。一方で遊離硫化水素(ガス状の硫黄成分)が多く含まれると、白濁する傾向が強いです。
 
柚木慈生温泉(山口県山口市)。鉄分の酸化の影響で深緑色の湯に。硫黄成分由来の色ではありません。
 
また温泉が緑色になる要素として、鉄分やモール成分(太古の植物由来の成分)による場合もあります。

見分ける方法としては、鉄が含まれる温泉では湯船の廻りが錆色に変色。モール泉の場合は、湯が注がれる(源泉湧出時の)状態から既に薄っすらと色付いています。
 
また、これらは湯の香りも異なります。鉄分の多い泉質は錆っぽい金気の香りが、モール泉だとヒノキの様な植物性のアロマを感じます。

湯の香りは、湯口の直上で確かめると最も分かりやすいでしょう。いずれにせよ、これらの泉質は緑の硫黄泉とは根本的にメカニズムが異なります。

日本全国の“緑色の硫黄泉”を一挙紹介!

国見温泉 石塚旅館 / 岩手県雫石町

国見温泉は、十和田八幡平国立公園の南端付近、秋田駒ケ岳の麓に位置する温泉地。
 
周辺は豪雪地帯であり、一年の約半分は雪の影響で休業。しかし、春の新緑や秋の紅葉の美しさが際立った存在で、多くの登山客・湯治客・温泉ファンに愛され続けています。
 
石塚旅館の混浴露天風呂
石塚旅館の混浴露天風呂。秋には燃える様な紅葉と入浴を同時に楽しめます。
 
「石塚旅館」は、国見温泉に2軒ある旅館のうちの一つ。泉質名は「含硫黄―ナトリウム―炭酸水素塩泉」。

一言でいえば大量の硫黄成分を含む土類重曹泉ですが、最大の特徴は鮮烈な黄緑色のお湯の色。温泉通から“日本一美しい緑色の硫黄泉”とまで言われる名湯中の名湯です。
 
また、湯口付近の湯船の底には大量の湯の花が沈殿しており、お湯をかき回すと緑白濁のお湯へと変貌。日本屈指の個性派温泉のひとつと言っても決して過言ではないでしょう。
 
日帰り入浴時間:9時~16時 (受付終了15時30分)
※例年5月初旬~11月初旬までの営業
※2026年シーズンは同年9月現在、雪害のため宿泊営業はしておりません。
日帰り入浴料金:大人700円(中学生以上)、小人350円(小学生以下)
※2026年9月時点の料金です
こんなきれいなグリーンの内湯、イエローグリーンの露天とかなりのインパクトでこのままずっと続いて欲しい旅館でした!
たろさんさんの口コミ
 

鳴子温泉 鳴子ホテル / 宮城県大崎市

鳴子温泉郷は、温泉通から“東の横綱”とまで言われ、東日本を代表する名湯中の名湯。
 
大きく5つの温泉地に分かれ、約370本の源泉と7種類の泉質があります。西の別府温泉郷(大分県)と並び、まさに“温泉のデパート”とも言えるでしょう。
 
鳴子ホテルの男女交代制浴室「玉の湯」
鳴子ホテルの男女交代制浴室「玉の湯」。無色透明~緑~白へと湯の色が変化
 
「鳴子ホテル」は鳴子温泉の中心部に堂々と構える巨大ホテルですが、泉質の良さにも定評。

泉質名は「含硫黄―ナトリウム―硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉」。無色透明~エメラルドグリーン~緑濁~白濁へと変化する硫黄泉です。
 
沢山の湯船がありますが、源泉の酸化具合によって湯船によってお湯の色が変わることが多く、入浴客の目を楽しませてくれます。

まさに“温泉は小さければ小さいほど良い”、という定説を打ち破る極上温泉と言えるでしょう。
 
日帰り入浴時間:11時~15時(最終受付14時)
※火曜・水曜・木曜は日帰り入浴は定休です。
日帰り入浴料金:大人1,570円、小人800円
※2026年9月時点の料金です
とにかくお湯が最高。保温力がすごい。硫黄が濃くて、香りが強いが、入ると元気になります。
きんのじさんの口コミ
 

鳴子温泉 西多賀旅館 / 宮城県大崎市

鳴子温泉から、もう一軒ご紹介します。「西多賀旅館」は、鳴子温泉の中心部から徒歩約10分の場所にある小宿。
 
隣にある白濁硫黄泉の「東多賀の湯」とは異なり、緑色の硫黄泉が湧出。泉質名は、「含硫黄―ナトリウム・カルシウム―炭酸水素塩・硫酸塩泉」です。
 
西多賀旅館の男性浴室
西多賀旅館の男性浴室。渋い緑白濁の湯が印象的です。
 
西多賀旅館の場合は湯の状態にもよるのですが、モスグリーンとでも言うような渋い緑白濁の湯の色になることが比較的多い傾向。

男女別の内湯が1箇所ずつあるだけですが、優しい肌触りの適温湯が滔々とかけ流され、多くの湯治客や温泉ファンに愛され続けています。
 
日帰り入浴時間:11時~14時
日帰り入浴料金:大人800円、小人400円
※2026年9月時点の料金です
お湯以外何にもない(必要ない)浴場、シャワーもかろうじて一つ機能しているが脱衣所や浴場、ケロリンの桶などは温泉成分で真っ白になったりやられたりしてます。
すーみんさんの口コミ


川渡温泉 川渡温泉共同浴場 / 宮城県大崎市 

鳴子温泉郷の東の玄関口にあたる「川渡(かわたび)温泉」。開湯は1000年以上前と言われ、現在でも数軒の中小旅館が点在する温泉地です。
 
「川渡温泉共同浴場」は、川渡温泉では唯一の共同浴場。泉質名は、「含硫黄―ナトリウム―炭酸水素塩泉」。

こちらも湯の状態によりますが、落ち着きある黄緑色になることが多いです。
 
川渡温泉共同浴場の男性内湯
川渡温泉共同浴場の男性内湯。地元客や温泉ファンに愛され続ける名湯です。
 
硫黄だけでなくモール成分も含まれ、独特の香ばしい湯の香と滑らかな肌触りも印象的。かなり熱めの湯ですが、多くの常連客や温泉ファンに愛され続ける温泉です。
 
日帰り入浴時間:9時~17時。月・金曜日は13時30分から営業。
日帰り入浴料金:大人300円、小人100円
※2026年9月時点の料金です
掛け湯でも身体が暖まりお湯の力を感じました。何とも魅かれる不思議なお湯!
温泉マダムさんの口コミ


塩原元湯温泉 大出館 / 栃木県那須塩原市

塩原温泉郷は開湯1200年、関東を代表する温泉郷の一つです。約60軒の温泉宿・ホテルが点在し、首都圏をはじめ多くの観光客が年間を通じて訪れます。
 
温泉郷最奥地近くある塩原元湯温泉。3軒の温泉旅館があり、いずれも個性的な泉質を楽しめます。

そのうちの「大出館」は、“墨湯”と呼ばれる黒~グレーに濁るお湯が大変有名ですが、複数の源泉を所有。緑白濁のにごり湯も楽しめます。
 
大出館の濃厚硫黄泉の混浴露天風呂
大出館の混浴露天風呂。東京近郊では貴重な濃厚硫黄泉

泉質名は「含硫黄―ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)」(五色の湯源泉)。

緑白濁の色もさることながら、濃厚な硫化水素の香りも大きな特徴。東京近郊で本格派の濃厚硫黄泉を楽しみたい方におすすめです。
 
日帰り入浴時間:10時~16時(最終受付14時)
日帰り入浴料金:大人1,000円(15歳以上)、小人500円(3歳~15歳)
※2026年9月時点の料金です
塩原の自然の雄大さに驚き、その懐に湧き出す硫黄泉、大出館さんの全てが私のMAX好みです
ジョージくんさん


月岡温泉 湯宿あかまつ / 新潟県新発田市

月岡温泉は新潟県を代表する温泉地のひとつ。開湯は1915年。石油掘削中に50度を超える高温の温泉が湧出し、共同浴場を建てたのが始まりと言われています。
 
日本屈指の硫黄含有量を誇ることでも知られ、温泉通が“アブラ臭”と呼ぶ石油の様な温泉の香りする点も特徴です。
 
湯宿あかまつの浴室
湯宿あかまつの大浴場。個性的な湯の香が魅力的
 
「湯宿あかまつ」は、温泉街の一角にひっそりと佇む湯宿。

前経営者から建物を引き継いでリニューアルされ、2020年4月にオープン。温泉ファンに人気の高い存在です。
 
泉質名は「含硫黄―ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉」。ほんのりとエメラルドグリーンがかったお湯は、硫化水素臭&アブラ臭がブレンドされた香りが個性的。

泉質にこだわる方におすすめしたい隠れ名湯と言えるでしょう。
 
日帰り入浴時間:10時30分~17時(受付終了16時)
日帰り入浴料金:大人800円、小学生以下400円
※2026年9月時点の料金です
 

熊の湯温泉 熊の湯ホテル / 長野県山ノ内町

熊の湯温泉「熊の湯ホテル」は、北関東との境に近い志賀高原に佇む一軒宿。

スキー場が併設され、ウィンタースポーツを楽しめる観光地としても有名です。
 
しかし、温泉の良さにも定評があります。先にご紹介した岩手県の「国見温泉」と共に、温泉通からは“日本一美しい緑色の硫黄泉”と称されることも!
 
熊の湯ホテルの男性雪見露天風呂
熊の湯ホテルの男性露天風呂。冬は雪見風呂も楽しめます。
 
泉質名は、「含硫黄―カルシウム・ナトリウム―炭酸水素塩・硫酸塩泉」。“翡翠色(ひすいいろ)”と称される鮮烈なグリーンの湯色が最大の特徴であり、目も心も癒してくれます。
 
冬場は関東(群馬県)方面からはアクセスできませんが、温泉好きなら一度は体験してみたい極上湯のひとつと言えるでしょう。
 
日帰り入浴時間:12時30分~15時30分(最終受付) ※土日祝日は15時最終受付
日帰り入浴料金:大人(中学生以上)1,500円、小人(3歳~小学生)800円、幼児(0~2歳)無料
※2026年9月時点の料金です
男女別の内湯と露天風呂があります。緑色に輝くお湯は他ではあまり見ることのできないお湯です。
アルカリ温泉さんの口コミ


野沢温泉 滝の湯 / 長野県野沢温泉村

スキーリゾートとしても大変有名な「野沢温泉」は、日本を代表する名温泉地の一つ。
 
外湯(共同浴場)である「大湯」付近を中心に活気溢れる温泉街を形成し、古き良き日本を彷彿させる温泉街風情も大きな特徴です。また温泉街には13ヶ所の外湯が点在。外来客も寸志で入浴できます。
 
滝の湯の男性浴室
滝の湯の男性浴室。エメラルドグリーンになることが多い摩訶不思議な湯
 
野沢温泉のお湯は無色透明の場合が多いですが、中にはにごり湯も!

特に外湯である「滝の湯」では、透明感あるエメラルドグリーンになることが多く、温泉ファンに大変人気の外湯の一つです。
 
野沢温泉の源泉は多数ありますが、多くの泉質は「含硫黄―ナトリウム・カルシウム―硫酸塩泉」もしくは「単純硫黄泉」。

単純硫黄泉でも硫酸塩泉系統の硫黄泉であり、効能はほぼ同じです。血行促進効果に優れ、浴後はいつまでも温もりと肌の潤いがキープされ続ける万能型の名湯と言えるでしょう。
 
日帰り入浴時間:5時~23時(4~11月)、6時~23時(12~3月)
日帰り入浴料金:寸志
※2026年9月時点の情報です
湯の流れ落ちる音に癒されつつ、まったり湯浴みを楽しめました。
きくりんさんの口コミ


戸倉上山田温泉 戸倉観世温泉 / 長野県千曲市

戸倉上山田温泉は信州屈指の美人湯とも呼ばれ、温泉ファンに人気の高い温泉地のひとつです。
 
古くから善光寺詣りの精進落としの湯として親しまれ、現代も千曲川の両脇に温泉旅館やホテルが点在。どこか昭和レトロな雰囲気が印象的な地でもあります。
 
戸倉観世温泉の施設外観
戸倉観世温泉の施設外観
 
「戸倉観世温泉(とぐらかんぜおんせん)」は、この地を代表する公衆浴場のひとつ。1942年に観世音菩薩様の導きによって湧出した温泉と言い伝えられています。
 
泉質名は「単純硫黄温泉」。加水・加温・消毒無しの源泉100%かけ流しで提供されています。

浴室では2本の自家源泉を使い分け、それぞれ別々の浴槽で使用。うっすらとエメラルドグリーンがかった硫黄泉は目も体も癒されます。
 
日帰り入浴時間:4時30分~23時
日帰り入浴料金:大人300円、中学生250円、小学生120円、3歳~6歳以下70円、3歳未満無料
※2026年9月時点の料金です
温めのヒノキ風呂は2、3人の小さな浴槽。大きい風呂は、7、8人がゆったり入れる浴槽です。シャワーもカランからも温泉が出てきます。
ユージさんの口コミ


紫尾温泉 旅籠 しび荘 / 鹿児島県さつま町

紫尾(しび)温泉は、数軒の旅館と1軒の共同浴場がある小さな温泉地。
 
“神の湯”と呼ばれるメインの源泉は、紫尾神社の拝殿下から湧出。泉質は「アルカリ性単純硫黄泉」で、ローションのようなヌルヌル感と甘い硫化水素の香りが特徴です。
 
「旅籠 しび荘」は、紫尾温泉を代表する温泉旅館。神の湯以外に自家源泉を所有し、男女別の内湯で両方の源泉を楽しめます。
 
旅籠 しび荘の男性内湯
旅籠 しび荘の男性内湯。2源泉を別々の湯船に投入しています。
 
上写真の楕円形の浴槽が神の湯で、左側の長方形の浴槽が自家源泉。

自家源泉の方が緑色になることが多いですが、状況次第では神の湯も緑色へ変化することも! 自然の妙を感じずにはいられない極上湯といえるでしょう。
 
日帰り入浴時間:日帰り入浴無し。宿泊者のみ入浴可
※コロナ禍以降、日帰り入浴は受け付けなくなりました。
中央にオーバル型タイル浴槽と左にコンクリ生け簀型浴槽、右に未使用の四角い浴槽と余裕の柴尾源泉と独自源泉使い、悪かろうはずがない。
真苦部素さんの口コミ


宮之城温泉 さがら温泉 / 鹿児島県さつま町

宮之城温泉は、県北部の川内川沿いに位置する温泉地。古くから湯治場として知られ、歓楽色はないものの良質の硫黄泉が湧出しています。
 
「さがら温泉」は、食堂内にある公衆浴場。僅か200円で源泉100%かけ流しの温泉が楽しめます。
 
さがら温泉の男性用内湯。状況次第でエメラルドグリーンへ変化
 
泉質名は「アルカリ性単純硫黄温泉」。トロンとした柔らかな肌触りが特徴のクレンジング系美肌湯で、無色透明~エメラルドグリーンへと刻々と変化する泉質です。
 
また、さがら温泉では食堂もおすすめ。特にランチタイム(11時30分~14時)では各種定食を700円で提供。

味もボリュームも上々で、温泉と食事双方とも味わいたい施設です。
 
日帰り入浴時間:7時~21時30分
日帰り入浴料金:4歳以上200円
※2026年9月時点の料金です
緑がかった透明のアルカリ性単純硫黄温泉(源泉名: 宮之城9号)が源泉かけ流しにされています。
きくりんさんの口コミ


吹上温泉 新湯温泉旅館 / 鹿児島県日置市

吹上温泉は、薩摩半島中南部に位置する小さな温泉地。
 
西郷隆盛や斎藤茂吉など多くの文人も訪れた記録があり、観光地というよりも素朴な温泉風情が今なお残されている地でもあります。

  新湯温泉旅館の男性大浴場
新湯温泉旅館の男性大浴場。2026年6月にリニューアル
 
「新湯温泉旅館」は、吹上温泉にある温泉旅館の一つ。2026年6月には温泉棟が全面リニューアルされました。
 
泉質名は「単純硫黄温泉」。状況次第で透明感あるエメラルドグリーンの湯色に変化するお湯です。また、ツルツルした肌触りも秀逸で、クレンジング系の美肌湯を存分に楽しめる点も魅力です。
 
日帰り入浴時間:7時~22時
日帰り入浴料金:大人550円、小人250円、幼児150円
※2026年9月時点の料金です
エメラルドグリーンの単純硫黄温泉が、かけ流しにされています。
きくりんさんの口コミ
※リニューアル前の口コミです。
 

希少な天然ミドリ湯を求めて、温泉めぐりへ!

以上、北は東北~南は九州まで、日本全国の緑色の硫黄泉を12箇所ご紹介させて頂きました。
 
硫黄泉は大変デリケートな泉質で、時間の経過や天候などの自然現象等により、湯の色が刻々と変化することもあります。

今回ご紹介した12湯も必ず緑色になっているとは限らず、時には無色透明や白濁することもあります。
 
鳴子ホテルの男女交代制浴室「芭蕉の湯」
鳴子ホテルの男女交代制浴室「芭蕉の湯」。2026年久々に再訪しましたが、見事に白濁していました。
 
お湯の状態が一定しない…これぞ硫黄泉に入る醍醐味であり、“温泉は生き物”といわれる由来でもあります。

特に緑色の硫黄泉は全国的にも希少な存在で、特に温泉マニアには絶大な人気を誇る泉質。筆者自身も大好きな泉質のひとつです。
 
硫黄由来の美しきミドリ湯は見た目のみならず、湯の香りや肌触りも個性的なことが多い泉質。しかし全国的に見渡すと、何故か閉鎖される施設も多くみられます。
 
閉館した新屋温泉
新屋温泉(青森県平川市)。温泉通から“日本一の温泉銭湯”と呼ばれることも多い超名湯でしたが、2021年8月から休業。以後そのまま閉館しました。
 
これから温泉めぐりを始めようという方ならば、緑色の硫黄泉はぜひ優先的に行って頂きたい泉質といっても決して過言ではありません!
 
参考記事:白濁硫黄泉12選【全国版】
参考記事:無色透明の硫黄泉12選【全国版】
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この記事を書いたライター
権丈 俊宏
権丈 俊宏

良質の温泉を求め、全国を旅すること30年余り。特技は、自らの五感を駆使したオリジナルの泉質分析。“温泉は数より質”がポリシー。一級建築士。

温泉マイスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,一級建築士,ソニー・イメージング・プロ・サポート会員

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