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箱根・塔ノ沢の「元湯 環翠楼」宿泊記!大正ロマン漂う文化財の宿と温泉を満喫 神奈川

箱根塔ノ沢の早川沿いに建つ登録有形文化財の宿「元湯 環翠楼(もとゆ かんすいろう)」、和宮(かずのみや)さま終焉の地であり、伊藤博文が訪れた際に贈った詩から「環翠楼」と名付けられたという、歴史と文化の香り高い温泉旅館です。

磨き抜かれた廊下、タイル張りのレトロな大浴場、早川の流れを見下ろす露天風呂など、この宿の魅力をじっくりレポートします。賑やかな箱根ではなく、時が止まったような落ち着きのある箱根の旅を体験したい方におすすめです。

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アクセスも良い箱根・塔ノ沢の「元湯 環翠楼」

元湯 環翠楼の外観
「元湯 環翠楼」は、400年以上前に箱根・塔ノ沢に開湯した湯治場としての歴史から始まり、水戸黄門として知られる水戸光圀公が訪れたという記録も残されています。
早川越しに見る元湯 環翠楼
箱根の玄関口である箱根湯本駅からは路線バスで約4~5分、天気が良ければ緩い上り坂をのんびり歩いても15~20分程度。そのわずかな距離を移動するだけで、賑わう箱根湯本の商店街から、木造建築の旅館が残る塔ノ沢の風情あるエリアへと、旅人の気持ちも切り替わります。

塔ノ沢というところは、箱根湯本からのアクセスの良さと、喧騒から離れた落ち着きを兼ね備えた温泉地といえます。
元湯 環翠楼の館内
さて、車の行き交う車道から、「元湯 環翠楼」の玄関に一歩足を踏み入れれば、もうそこは大正ロマンの世界。レトロな木造建築が好きなら、たまらないはずです。
環翠楼の扁額
玄関から見える「環翠楼」の扁額は、伊藤博文の依頼で書家の長三洲(ちょうさんしゅう)が揮毫し、木象嵌細工師の白川洗石(しらかわ せんせき)が制作したもの。館内にはほかに、伊藤博文直筆の「環翠楼」の文字も残されています。
和宮さまの遺品
また明治天皇の叔母にあたり、江戸幕府第14代将軍・徳川家茂に嫁いだ和宮親子内親王が薨去された場所でもあります。館内にはゆかりの品々も展示されています。

露天風呂付きの客室に泊まる

露天風呂付き客室「もみじ」
「元湯 環翠楼」の客室は20室あまり。今回は、その中でも露天風呂付きの「もみじ」というお部屋に宿泊しました。
広縁付きのシンプルな和室に見えますが、実は隣にお布団を敷いた寝室が別にあります。
「もみじ」の居間と広縁
また広縁から続く廊下を進むと、お手洗い、洗面所を経て露天風呂のある庭に出ることができます。
客室の露天風呂
庭園が見えるこのお風呂もとても雰囲気が良く、また独り占めして入れるのが最高なんですが、まずは大浴場からチェックしていきましょう!(使っている源泉は同じです)

「元湯 環翠楼」自慢のお風呂を巡る

ステンドグラスもモザイクタイルも美しい大浴場

大浴場のステンドグラス
大正ロマンを感じさせる擬洋風建築ならではの意匠を楽しみたければ、やはり大浴場が欠かせません。まず浴室周辺や脱衣所にはめ込まれた美麗なステンドグラスが見どころです。
脱衣所のステンドグラス
作られた当時の遊び心が今でも感じられますね。
夕方に女湯になる大浴場
大浴場は男湯と女湯が夜中に入れ替えになります。浴室全体が少しコンパクトな方は夕方から夜に女湯になる方。
女湯の浴室のモザイクタイル
床や円形の浴槽の底のモザイクタイルが、今見てもとてもモダンでお洒落。

お湯は無色透明、泉質はpH9.2のアルカリ性単純温泉で品の良いとろみが肌をなめらかにしてくれます。それぞれ温度の異なる3本の源泉を使い、湯番と呼ばれるベテランの担当者が経験値から適温に調節します。そのため加水しなくても、程よい温度で快適な湯あみが叶います。
夕方に男湯になる大浴場
夕方に男湯になるもう一つの浴室は、円形と扇形と2種類の浴槽があることは共通していますが、浴室自体がかなり広いです。広いがゆえに、壁のごつごつとした岩肌もワイルド。
男湯の円形の湯船
さらにこちらには洞窟のようなシャワーブースもあり、ユニーク。
洞窟のようなシャワーブース
男湯と女湯では床のタイルが異なっているのも洒落ています。ぜひ泊まったら、夕方と翌朝に大浴場を利用して、両方の違いを楽しんでほしいと思います。

早川を見下ろす露天風呂

露天風呂に行く途中に見える蔵
露天風呂へ行くにはいったん外を通る必要があります。この時に見える洋風のテラスの付いた蔵も雰囲気抜群。露天風呂に続く遊歩道の途中には、赤い鳥居のある小さなお社や、「あるはずの滝」と命名されたスポットなども。
露天風呂のある脱衣所棟
なお、露天風呂は手前が女湯、奥が男湯と男女固定です。
まずは男湯から紹介!とにかく川の眺めが良い。ちょうど蛇行する早川のカーブするところが見えるのも楽しい。インフィニティ気分も味わえます。
男湯露天風呂
女湯は外から見られにくいデザイン。屋根もしっかり付いて、雨の日でも安心して入れます。
女湯露天風呂
どちらのお風呂も川の流れと木々の緑を楽しみながら湯あみできます。もちろん秋は紅葉も。

貸切風呂と岩盤浴

貸切風呂の暖簾
男女別の大浴場と露天風呂の他にも、「元湯 環翠楼」には3階の廊下の西側の先に貸切風呂(家族風呂)と岩盤浴があります。意外と穴場です。
貸切風呂
貸切風呂は明るい雰囲気で、「本当にこれが貸切でいいの?」と思ってしまうほど、ゆったりしたサイズ。15時から翌9時半まで、札が「空き」になっていればひっくり返して利用できます。お子さん連れの滞在などにお役立ち。
岩盤浴
隣にはブラックシリカを使った岩盤浴。こちらは有料です。

貴重な縄文時代の杉を使った神代閣での食事

神代閣
夕食と朝食は4階でいただきます。4階には「神代閣」と「万象閣」があり、「神代閣」は縄文時代の杉といわれる神代杉を使った大広間。格式の高い「二重折上格天井」や襖に描かれた「梅花老樹之図」など、非常に見どころの多いスポットとなっています。
夕食一例
2026年9月からは金乃竹グループで腕を振るう高橋浄人氏が料理長を務めています。今後ますますブラッシュアップされていく期待が高まりますね。
ほうじ茶
食後には、炒りたての香り立つほうじ茶でほっと心休まります。
朝食一例
朝食も正統派。皮はパリッと中はふっくらと焼き上がった干物も、家庭では出せない味わい。
時間が止まったような大広間でいただく食事は、特別な旅の思い出となります。

箱根・塔ノ沢の「元湯 環翠楼」を体験して

元湯 環翠楼の川沿いの庭園
やはり一番印象に残ったのは、歴史を感じる建物の佇まいでした。箱根温泉郷には次々と新しいホテルがオープンし、インバウンド人気も高止まり。
しかし箱根湯本からすぐの塔ノ沢には、今も大正ロマンを感じさせる老舗旅館が残されています。箱根の賑わいから少し離れ、歴史ある建物と温泉に浸りながら、落ち着いた時間を過ごせるのが「元湯 環翠楼」の魅力です。

もちろん温泉も上質で、食事も美味しい。ぜひ一度訪れて実体験してほしい、心からそう思います。


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提供元:元湯 環翠楼【PR】
この記事は元湯 環翠楼のPR記事です。
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この記事を書いたライター
泉 よしか
泉 よしか

女子目線温泉ライター。温泉ソムリエマスター。女性を甘やかしてくれる豪華な温泉も好きですが、お湯の他にはなんにもない温泉も好きです。

温泉ソムリエマスター,温泉観光実践士,サウナスパ健康アドバイザー,銭湯検定4級

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