最終更新日:2024年01月16日
初心者必見「はじめてのサウナ体験会」イベントに潜入!天然温泉 満天の湯 神奈川
横浜市保土ケ谷区の「天然温泉 満天の湯」は相模鉄道の上星川駅からすぐの便利な立地。天然温泉を使った露天風呂や各種アトラクション風呂がそろっていますが、中でも力を入れているのがサウナ!
そんな「天然温泉 満天の湯」でサウナイベントが行われるということで、さっそく潜入してきました。
そんな「天然温泉 満天の湯」でサウナイベントが行われるということで、さっそく潜入してきました。
サウナイベントに参加するため、「天然温泉 満天の湯」へ
2023年2月21日、「天然温泉 満天の湯」(以下、満天の湯)でサウナイベントがあると聞き、やってまいりました。ちょっと早めに着いて外観を撮影させてもらったので、この時はまだ空は明るいです。イベント開始時間は午後6時30分から。
実は最初サウナイベントの取材と聞いて、ガチでツウなサウナ―の方々が集まるディープなイベントだったらどうしよう、専門用語とかバシバシ飛び交ったらついていけないのではないか、そんな心配でドキドキしていた私です。
が、しかし、今回のイベントのお題は「はじめてのサウナ体験会」でした。いやもうホッとしました。これなら大丈夫。というか、むしろサウナの基本を一から学べるチャンスですね!期待が膨らみます。
今回のイベントは一般参加者10名(抽選)と、小ぢんまりとした規模。男女いっしょに行うため、全員水着着用が義務付けられています。水着姿すら自信がない私は、水着の上からさらにシルエットを隠す湯あみ着を着用していいですか?と受付で聞いてみましたが、どうぞどうぞと快く許可していただきました。ありがたい!
ちなみに「満天の湯」の脱衣所のロッカーは浮世絵風です。この辺りは江戸時代には東海道の保土ケ谷宿だった歴史があるので、館内のいたるところで浮世絵風のイラストを見ることができます。江戸時代のお風呂屋さんに来たみたいで楽しい!
目から鱗のサウナ講座!
最初は全員で和漢炭酸湯の浴槽に足を付けて、初心者向けのサウナ講座を受講します。講師は支配人の三村さん。一般参加者だけでなく、「満天の湯」スタッフも一緒に聴講します。
ぐるりと和漢炭酸湯の浴槽の縁に座ると、ちょうど足だけが浴槽内に入るので、足湯をしながらお話を聞く感じに。後から実感しましたが、実はこれも大きなポイントなんですよ!
最初に「今日のポイント」。おおっ、「ととのうことにこだわらない」「今夜よく眠れたら◎」!これなら私にもできそう。
三村さんは参加者にサウナのイメージを聞きます。「熱い」「何分ぐらい入っていたらいいのかわからない」そんな意見が出ました。ちなみに私は内心、「水風呂が冷たくて辛いです」と思っていました。今日はそれが克服できるでしょうか!?
また講座が終わる前に飲み切るのが理想ですと、一人1本ずつ水のペットボトルが配られました。正直な所、この段階では全然喉が渇いていなかったのですが、喉が渇いてから飲むのでは遅い、乾く前に飲むことで1セット目から発汗できるとここで教えてもらい、がんばって飲み干しました。
ちなみに「満天の湯」では浴室内に冷水器を設置しています。サウナに入る前や途中でこまめに水分補給できるのは大きい。
三村さんがサウナの醍醐味として、水風呂でのリフレッシュを上げていたのも新鮮でした。水風呂というか、プールも含めて昔から冷たい液体に入ることを苦手としてきた私は、サウナといえば"ととのう"、ととのえて初めてサウナを楽しめるものだと思い込んでいたので。思い込み、よくないですねぇ。
実際にサウナを体験してみよう!
サウナハットがよりどりみどり
先ほどの講座でサウナに入る前の準備が大切であることを学びました。それに従い、水分補給して、頭を洗い、体も温めてからサウナ室へGOです。
と、その前に…
サウナハットを選んでくださいと言われて振り返ると、色や形がさまざまなサウナハットが並んでいるではありませんか!
私が選んだのはコレ。キャスケット風でお洒落なだけでなく、口元を覆うマスク部分が付いているタイプ。
実は私はこれまでサウナハットを使ったことがありませんでした。いつも適当に手ぬぐいを頭に乗せて髪と耳を覆っていた程度。初めてのサウナハットデビューです。
サウナハットを選んだら、次は洗髪。そして準備ができた人からサウナ室へ。
サウナ室で実践!違いはわかるのか?
「満天の湯」のサウナは6段のタワーサウナです。みんな思い思いの場所に陣取ります。
熱い空気は上へ上へと上がるので、上の段ほど体感温度が上がります。そして、当然ながら人の体で一番高い位置にあるのは頭です。そこで助けてくれるのがサウナハット。しかも私が選んだ口元マスクタイプは、さらに呼吸まで助けてくれる感じ。これなら頭が先に温まりすぎることがなく、じっくりサウナ室にいられそう。
頭と足元とどのくらい温度が変わるか確かめてくださいと言われて足元に手を置いてみると、本当に思った以上に温度が違います。
そして、けっこう驚いたことに2分、4分、6分と経過しても熱いとか苦しいとか思いませんでした。講座を聞きながら先に約30分間足を温めたこと、サウナに入る前に水分をたっぷり取ったこと、サウナハットで頭と口元をカバーしたことが効いているようです。
習ったことがすぐに実践できたみたい!
私だけじゃなく、サウナ初心者であったはずの一般参加者のみなさんもサウナ室内で余裕をかましておられて、スタッフの方に「まだ出ないんですか?」「まだ大丈夫なんですか?」と驚かれていました。
苦手な水風呂は克服できるのか?
サウナの次は水風呂です。「満天の湯」の水風呂は青いんです。まるで南の海のように!青い理由は特製のミント系入浴剤が入っているからで、温度以上の冷却感が得られるんですね。
冷たい水風呂が苦手な私は、その青い水におそるおそる近づきました。ザバッザバッと勇気を振り絞って掛け湯をし、一歩ずつ水の中へ。
…あれ?冷たくない…?
実際は水着と湯あみ着を着用しているので、直接冷水が肌に当たる面積が小さかったこともあるのですが、それにしても今までになく楽に水風呂に入ることができました。
これはきちんと教わったことを実践して、体がシンから温まったからなのでしょう。私史上初めて、水風呂が気持ちいい!と感じました。すごい!水風呂が気持ちいいってこういうことか。
一般参加の女性にも少しお話を伺ってみましたが、やはり苦手だった水風呂に楽に入ることができたとのこと。特に入る時にスタッフが頑張ってと声をかけてくれたのが励みになったそうです。「満天の湯」のスタッフ、優しい…。
ととのうスタイルは人それぞれ自由に
冬なので、みなさん内湯ゾーンでととのうのかと思えば…。
寒風を恐れずお外に行くツワモノも多し!露天風呂、気持ちいいですよね。天然温泉ですし。
でも流石に石畳は足に冷たすぎる!と思えば、「満天の湯」では足が冷えないように足乗せ台のあるととのい椅子も用意してあるんですよ。なんたって、ととのい椅子の種類と数の多さが自慢の施設です。
私がやってみたかったのはコレ!畳敷きの「うたた寝湯」で寝転がりながらととのうこと!背中だけあったかくて気持ちいい。
笑顔で終わった「はじめてのサウナ体験会」
最後は再び「和漢炭酸湯」に集合です。どうでしたか?との質問に、参加者の皆さんは笑顔で答えていました。最初に「今夜よく眠れたら◎」と言われましたが、絶対にぐっすり眠れる自信があります。
イベント終了後は男湯と女湯に分かれて、水着を脱いでお風呂に入りました。この時もサウナ室内でスタッフが一人一人アウフグースしてくださいました。ありがとうございます。
今回の「はじめてのサウナ体験会」で、今までちょっと辛いなと思っていた部分が克服できて、私はもっとサウナが楽しめるようになったと感じました。
というわけで、「天然温泉 満天の湯」はベテランサウナツウだけでなく、サウナ初心者でも楽しめる工夫いっぱいの最高の施設でした。ちなみにサウナで大切なことは、体をシンから温めることと水分補給だそうですよ。みなさんもぜひ「天然温泉 満天の湯」で実践してみてください!
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