ニフティ温泉ニュース
人気エリア
東京
関東
神奈川
埼玉
北海道
大分
関西(近畿)
千葉
大阪
愛知

【2026年3月~休業】鹿児島市の人気銭湯「一本桜温泉センター」の 現在を緊急レポート【入るなら今】 鹿児島

「一本桜温泉センター」(鹿児島県鹿児島市)は、県内を代表する人気温泉銭湯のひとつ。ニフティ温泉年間ランキング2025では、鹿児島県総合第4位を獲得。年中無休かつ24時間営業なので、就寝前の入浴や寝起き一番の朝湯など利便性が抜群! 多くの常連客やファンでいつも賑わっています。しかし建物の老朽化に伴い、2026年2月28日24時をもって休業。現在の施設を取り壊し・同じ場所に新築するため、再開は約2年後を予定しています。

今回は2025年の年末に訪問・現地体験し、一本桜温泉センターの“現在”を緊急レポートします!

「一本桜温泉センター」とは

鹿児島県は、日本第2位の源泉総数を誇る全国屈指の温泉県。県庁所在地である鹿児島市も例外ではなく、2026年1月現在で36軒の温泉銭湯が点在。しかもその大多数が天然温泉を使用し、市街地にもかかわらず立派な温泉郷を形成しています。
※数値は鹿児島県公衆浴場業生活衛生同業組合のデータによる。

一本桜温泉センターの外観。鹿児島市街を見渡せる立地です。

一本桜温泉センター」は、JR鹿児島中央駅から車で10分ほどにある場所にある24時間営業の温泉銭湯高台にあるために鹿児島市街を見渡せ、夜景の美しさにも定評があります。創業は1995年。昭和~平成の雰囲気たっぷりのプチレトロ感が、好きな人にはたまらない雰囲気でしょう。

エントランスホール・受付

玄関をくぐると、いかにも一昔前の温泉センターといった雰囲気。近年はモダンでオシャレなスーパー銭湯が全国的に増えている中、筆者的にはむしろ心落ち着く空間です。

休憩スペース

また、受付前には広々とした休憩スペースがあり、お風呂上がりの一休みにピッタリでしょう。

気になる大浴場はどんな感じ?

それでは、券売機で入浴チケット(大人一人460円)を購入して、早速大浴場へ行ってみます!

男性脱衣場

脱衣所は、脱衣棚・鍵付きロッカー・洗面台・ドライヤー(3分20円の使用料)があります。鍵付きロッカーは一回10円と良心的な価格であり、貴重品はそこに入れましょう。
※今回は完全なプライベート訪問だったので、以下の大浴場内部画像は提供写真を使用しています。

男性大浴場(紫湯側)。窓側の腰壁の奥が桜湯です。

脱衣所には2箇所の浴室入口があり、それぞれ「紫湯」「桜湯」と名付けられています。少々紛らわしいかもしれませんが、元々は紫湯だけあったそうで、鹿児島市の景色を眺められるようにと紫湯の奥に桜湯を増設しました。

桜湯。風呂の日(2月6日)は特別にぼんたん湯を楽しめます。

紫湯も桜湯も、浴槽には自家源泉(施設が自前で所有している源泉)を使用しています。一般的には銭湯で天然温泉を使用しているだけでも貴重ですが、ここでは自家源泉を持っていることに驚きます。

泉質名は「ナトリウム―塩化物泉」。いわゆる食塩泉と呼ばれる保温効果の高い泉質ですが、三大美肌成分と呼ばれる重曹成分も微量に含有し、柔らかな肌触りが印象的。肌の余分な皮脂や角質を落としてくれて、浴後はしっとり&ポカポカ感が長時間残り続ける良泉です。強烈な個性を持つ泉質ではありませんが、体を癒すための普段使いの温泉としては申し分ないお湯でしょう。

湯口からは自家源泉を惜しみも無く投入!

また、湯使いとしては循環装置を使用していますが、浴槽水の毛髪などを除去するためのヘアキャッチャーが目的。湯口からはキッチリと自家源泉が投入※1※2されており、天然温泉ならではの湯の個性をしっかり感じ取ることができました。
※1:鹿児島県公衆浴場条例の基準を満たすため、塩素系薬剤を使用しています。
※2:気温の高い時期のみ湯温調整で加水する場合があります。
 
またサウナは、紫湯に遠赤外線サウナ、桜湯にスチームサウナを設置。それぞれに水風呂があるので、サウナ―にも見逃せないでしょう。

お湯にこだわるなら家族風呂も見逃せない!

また一本桜温泉センターでは家族風呂も10室ほどあります。
※2026年1月現在、一部稼働していない家族風呂があります。
 

家族湯エリア。廊下の両脇に家族湯があります。
 
今回、岩風呂の家族風呂にも潜入してみました!

 
岩風呂の脱衣室
 
脱衣室には、テーブル・椅子・畳スペース・エアコン・ドライヤー(無料)が設置。必要最低限の設備は整っています。
 

岩風呂の全景
 
家族風呂で驚くべきなのは、利用の度に毎回お湯をすべて抜いて、再度温泉を溜め直す点。潔癖症の方でも安心して温泉を利用できます。これは全国の温泉ファンが羨む、鹿児島ならではの「湯量」が成せる業。温泉ファン視点で見ると“神サービス”といっても決して過言ではないでしょう!

 
家族湯の予約が入った時点で初めて温泉が溜められます。
 
また家族風呂では循環せずに自家源泉がかけ流されるので、泉質にこだわる温泉ファンにも見逃せないでしょう。
※湯船のお湯が溜まった時点で、湯口の源泉投入は止まります。
 
洋風タイプの家族湯
 
また、バリアフリー設計などタイプの異なる家族湯もあり、好みや目的に応じて利用できる点も嬉しい配慮といえるでしょう。

2026年3月1日から休業。今後の見通しは?

この様に多くの常連客や温泉・サウナファンに愛されてきた一本桜温泉センターですが、施設老朽化のため2026年2月28日24時をもって休業します。


現地に掲載されている営業休止のポスター。詳細は拡大してご覧ください。
 
高台にある建物を取り壊して同じ場所に新築するため、どうしても工事は大掛かりなものになってしまい、再開は約2年後を予定しています。新しい施設については計画中であるため、今のところ公表できる内容は少ないですが、新たに設置する家族風呂は景色を楽しめる位置に整備する予定とのことです。

最後に、一本桜温泉センターの口コミをご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね!
深夜利用しましたがお客さんは多く、家族湯は空いており私は家族と一緒に家族湯を利用しました。
ひいなさんの口コミ
高台の住宅地に位置する、鹿児島市内の温泉銭湯。連休中の午後、利用して来ました。
きくりんさんの口コミ
 
現施設を利用できるのはあと僅かですが、今の姿を目に焼き付けたいと思われる方は2月28日までにぜひ足を運んでみてください!
 

関連タグ
この記事を読んだ方におすすめの関連記事

この記事を書いたライターの記事

この記事を書いたライター
権丈 俊宏
権丈 俊宏

良質の温泉を求め、全国を旅すること30年余り。特技は、自らの五感を駆使したオリジナルの泉質分析。“温泉は数より質”がポリシー。一級建築士。

温泉マイスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,一級建築士,ソニー・イメージング・プロ・サポート会員

編集部おすすめの温泉・スパコラム
最新の温泉・スパコラム
エリア一覧
人気のタグ
TOPへもどる