今井浜温泉「舟戸の番屋」日帰り入浴レビュー!入浴料300円の“海絶景露天風呂”とは【伊豆】 静岡

今井浜温泉(静岡県河津町)は、東伊豆の海岸沿線にある風光明媚な地。ホテルや旅館が林立し、リゾート的な雰囲気が漂う温泉地です。中でも「舟戸の番屋」は、伊豆地方では破格といえる入浴料大人1名300円で海一望の絶景露天風呂を楽しめます。
今回筆者は日帰り入浴し、人気の露天風呂を中心にレビューします!
今回筆者は日帰り入浴し、人気の露天風呂を中心にレビューします!
今井浜温泉「舟戸の番屋」とは

舟戸の番屋 外観
舟戸の番屋(読み方:ふなどのばんや)は、今井浜温泉に2014年10月オープンした複合観光施設。相模湾を一望できる絶景露天風呂をはじめ、海鮮バーベキューや各種定食・様々な自然体験プログラムなどを楽しめます。

上画像手前にあるのが足湯。施設入口はその奥にあります。
また駐車場横には無料で利用可能な足湯があります。贅沢にも源泉かけ流しで提供されており、天気が良い日には海を眺めながらボーっと利用するのも良いでしょう。

舟戸の番屋 館内
館内に入ると、明るく開放的な印象。上画像手前が入浴受付、奥に食事処が有ります。筆者訪問時は食事目的の利用者も多かったです。

地産の海の幸をはじめ、農産物や加工品も購入できます。
海絶景露天風呂へのアクセス

露天風呂へ行くアプローチ
露天風呂は施設から離れた場所にあり、徒歩数分かかります。相模湾に沿った小高い丘を上るので、ちょっとした探索気分を味わえ、ジワジワと期待が高まってきます!

露天風呂入口。画像向かって左側が男湯、右側が女湯です。
歩道の突き当りに露天風呂入口があります。なお、露天風呂は男湯女湯と入口が分かれており、混浴ではありません。
※筆者は男性ですので、以下の入浴レビューは男湯のものとなります。

脱衣室
脱衣室は、有料ロッカー(200円)と脱衣かご、小さな手洗いがあるだけのシンプルなもの。アメニティグッズは無く、シャンプーや石鹼の使用は不可。純粋に温泉を楽しむ場所と言えるでしょう。
※シャワー室利用は、別途一人200円かかります。
海絶景露天風呂の全貌

脱衣室を出た途端に広がる光景。リゾートチック満点です。
脱衣室から出ると広めのウッドデッキがあり、その奥に露天風呂、さらに広大な相模湾が一望できます。まるで高級リゾートに来たかのような雰囲気にあふれ、入浴料大人(中学生以上)一人300円※とは思えないほど。初めて来た方ならきっとビックリするに違いありません!
※小学生は入浴料1人100円。3歳未満無料です。

男性露天風呂
露天風呂は海の目の前。安全対策としてステンレスの手すりが有りますが、ガラスなどの遮るものが無く、身も心も開放的な気分へと導かれます。なお、シャワーは無くカラン(蛇口)一つがあるだけ。備え付けの桶にお湯を汲んで、かかり湯をしてから湯船に浸かりましょう。

湯船に浸かる目線からの光景
実際に湯船に浸かると、海と一体となったようなインフィニティ感を満喫できます。東伊豆と言えばオーシャンビュー温泉の宝庫ですが、日帰り入浴施設として誰でも気軽に利用できる点は見逃せません!
なお、女湯については外から見えないように囲いが上手く設けられ、落ち着いて入浴を楽しめるとのこと。相模湾を望める海絶景露天風呂という点では同様です。

露天風呂の湯口。源泉が投入されています。
あと、泉質についてもご説明しますね。泉質名※は「単純温泉」。付近にある峰温泉と谷津温泉から源泉を引いた混合泉です。混合泉とはいえ源泉かけ流しで提供されており、消毒用の塩素はオープン前の朝一番のみ投入されているとのこと。海の絶景だけでなく、温泉そのものも大切に管理されている点が好感しました。
※泉質名は、21017年8月の温泉分析表による。
お湯の感触としては、単純温泉とはいえ食塩泉(塩化物泉)と芒硝泉(硫酸塩泉)の特徴を淡く感じるもの。サラリとした癖の無い肌触りに癒されました。
今井浜温泉「舟戸の番屋」はどんな人におすすめ!?
以上、今井浜温泉「舟戸の番屋」の日帰り入浴レビューをご紹介させていただきました。

最後になりますが、舟戸の番屋は以下のような方におすすめです。
・オーシャンビューの露天風呂をお探しの方
・絶景風呂でも源泉かけ流しの温泉にこだわる方
・安価な日帰り温泉をお探しの方
・アクセス重視の方(東京都心部から電車で行けます。)
ぜひ参考にされて下さいね!
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この記事を書いたライター
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- 権丈 俊宏
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良質の温泉を求め、全国を旅すること20数年。特技は、自らの五感を駆使したオリジナルの泉質分析。“温泉は数より質”がポリシー。一級建築士。
温泉マイスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,一級建築士,ソニー・イメージング・プロ・サポート会員
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