作成日:2024年01月24日
「らくスパカフェ浜松」車中泊レポート!ドライブ疲れを温泉で癒したあとは車中泊スポットで朝までぐっすり 静岡
最近話題の車中泊。多彩なお風呂と充実した湯上りスペースが魅力の「らくスパカフェ浜松」では、駐車場の一部を車中泊スポットとして利用できるようになりました。車中泊は気になるけど、お風呂やトイレなど心配事が多くて躊躇していた筆者が、今回初の車中泊にチャレンジ!
想像以上に快適だった日帰り温泉x車中泊の様子をレポートします。
想像以上に快適だった日帰り温泉x車中泊の様子をレポートします。
「らくスパカフェ浜松」とは?
建物からして、これがお風呂?と思ってしまうオシャレな日帰り入浴施設「らくスパカフェ浜松」。名前の通り挽きたてのコーヒーが無料で飲めたり、漫画や雑誌、小説を読んで過ごしたりと、お風呂以外にもゆったりリラックスできる施設やサービスが充実しています。
料金プランもお風呂だけ楽しみたい60分コース、ちょっとゆっくりしたい90分コース、時間無制限のフリータイムと、シーンにあわせていろいろ選べます。フリータイムは岩盤浴に館内着、タオルセットまでついて大人1,320円(税別)からと、とってもお得!
JR高塚駅からは車で約5分、浜松駅からは約11分。駐車場は200台分あり、営業時間中利用者は無料で使用できます。
「らくスパカフェ浜松」施設紹介
まずはお風呂や岩盤浴、湯上りスペースについて紹介します。
天然温泉や炭酸泉、オートロウリュが人気のお風呂・サウナ
内風呂は4~5日おきに入浴剤が変化する「替わり湯」、マッサージ効果抜群の「ジェットバス」「シェイプアップバス」、体の芯から温めてくれる「気泡湯」、低周波電流が肩こりや腰痛をやわらげてくれる「電気湯」などがあります。
深さのあるシェイプアップバスは、立ったまま入るとちょうどお腹にジェットがあたり、お腹のお肉が波打ちます。これは連日通ったらかなり効きそうですよ。
露天風呂には、テレビを見ながら入れる「高濃度炭酸泉」、低張アルカリ単純温泉の「岩風呂」、背中のツボを刺激してコリをほぐす「温灸座湯」と、こちらもそれぞれ魅力的なお湯が楽しめます。
高濃度炭酸泉は温度が39℃前後なので、いつまでも入っていられます。10分ほど入ると効果的だそうです。
岩風呂は地下から汲み上げている天然温泉。こちらの温度は42℃とちょっと熱めですが、出かけたのは冬だったので、とっても気持ち良かったです。
広いシアターサウナは30分おきにオートロウリュが行われ、滝汗をかきたい人にはピッタリ!6段になっているので、上段は温度が高く下段は低め。自分にちょうど良い温度でサウナが楽しめます。
水風呂も大きい!男性用の水風呂は15℃と17℃の2種類。金土日は15℃の水風呂にミントが入り、さらにキンキンとなってひんやりクール!
思い思いにくつろげる湯上りスペース
湯上りスペースは各階にあります。
コワーキングスペースとしても活用できるフリー電源スペース
1階の湯上りスペースは、「くつろぎスペース」「ハンモック」「2段BOXスペース」「リラックスラウンジ」「ソファスペース」「オープンデッキ」。それぞれ特長があるので、自分が一番しっくりくるスペースを見つけたら、あとはゆったり過ごしましょう。
大浴場の横には、ごろりと横になってテレビや漫画が読めるスペースがあります。カップルや家族で来た時の待ち合わせ場所にもなりますね。
体全体を包み込むハンモックの椅子は一度は試して欲しい!すごい楽です!
2階岩盤浴入口横のスペースも、ハンモックや椅子に座ったり、横になってくつろげるようになっています。
館内にあるコミックはなんと12,000冊!1ヶ月いても読みきれないかも。館内はフリーWi-Fiが使えるので、「退屈」という言葉はここにはありません。
カップルにもオススメの岩盤浴
美汗楽房では漫画やスマホもOK!
岩盤浴エリアは男女一緒に利用できます。低温の「美汗楽房」と高温の「ロウリュウ房」の2種類あり、美汗楽房では漫画やスマホを見ながらゴロゴロ。
「ロウリュウ房」では、土日限定でアロマ水を使ったセルフロウリュイベントを開催!じっくり汗をかきたい人はこちらを利用しましょう。ほんの数分いるだけで全身滝汗!体中の毒素が汗で流れ、デトックス効果があります。
挽きたてコーヒーが無料のRAKU SPA cafe
オムライスや定食、ステーキ、サ飯まで、リーズナブルな値段でいただけるRAKU SPA cafe。
朝7時から24時15分の間は、淹れたてのコーヒーを無料で飲むことができます。
とっても快適だった車中泊レポート
それではお待ちかね、らくスパカフェ浜松の駐車場での車中泊の様子を紹介します。
車中泊スポットに駐車
受付カウンターで到着を伝えると、車中泊スポットに案内してもらいました。AC電源もあり、通常の駐車スペース2台分を使えるので、車の横に椅子を出してくつろぐことも可能。
今回は寒くてできませんでしたが、気候がよければ夜風にあたりながらビールを飲むのも気持ち良さそうです。
この日は朝から車を運転していたので疲れもMAX。予約した車中泊プランで利用できるのは朝風呂だったので、別途フリータイムも追加で利用しました。
フリータイム利用で23時までのんびりリラックス
青いテープは館内のトイレ利用時、受付に提示します。
車中泊プランの青いテープを2人分、朝風呂のチケット、ゴミ処理用のゴミ袋、フリータイム料金に含まれているタオルセットを受け付けてもらったら、館内着兼岩盤浴着を選んで、いざお風呂へ!
館内着は3種類。ワンピースタイプは体型がカバーできていいですね。
受付で受け取ったリストバンド型ロッカーキーと同じ番号のロッカーを利用します。
ジェットバスでゴリゴリにこっていた肩や背中をマッサージ。
温灸座湯は背中のツボを座面のボタンが刺激。あまりの気持ち良さに思わずうっとり。背中と足はお湯に浸かっているので、血流もよくなっていそう。これはクセになります。
サウナと水風呂のあとは、外気浴スペースでととのいタイム。浜松は星がきれいに見えますね。
バスアメニティも用意されているので、手ぶらで気軽に利用できます。
着替えたら岩盤浴へ。ひとり用の美汗楽房でスマホでネットサーフィン。館内はフリーWi-Fiが利用できるので、どこでもSNSチェックができます。
体の芯から温まって熱くなって来たら、1階のRAKU SPA cafeで夕ご飯。ラストオーダーが24時というのが嬉しい!これなら到着が遅くなっても夕ご飯を食べそびれることがないですね。会計はリストバンド型ロッカーキーで行い、最後に精算します。
徒歩圏には吉野家やコンビニがあるので、車の中で食事をすることもできます。
まずは1日運転した疲れを癒すためにビール!
大ジョッキと枝豆がセットになった「乾杯セット」 1,080円(税込)
食事は新メニューのきのこたっぷりチーズデミオムライス。
デミグラスソースやトマトソースなど、いろんなオムライスがあるなかでも、一番人気のメニューです。
きのこたっぷりチーズデミオムライス 1,080円(税込)
とろ~りチーズとデミグラスソースが絶妙なハーモニー。
生しょうが香るジンジャー定食は小鉢もあってボリューミー。男性に受けが良いようです。濃いめの味付けでビールも進みます。
生しょうが香るジンジャー定食 980円(税込)
全体的に値段がリーズナブルですよね。
食事の後は、リラックスルームでゆったり、もう一度お風呂やサウナでととのったりと、23時過ぎまで館内で過ごしました。
AC電源のおかげでポカポカの車内
朝6時半には駐車場に開店待ちの車が続々とやってきました。
寒波の影響でとっても寒い夜でしたが、AC電源を借りられたので、シュラフの上に電気毛布をかけてポカポカ。まったく寒さを感じないで、朝までぐっすりです。
夜中1時までは館内のトイレが利用可能。翌日の営業時間までは、近くのコンビニや公園の公衆トイレが利用できます。
朝は6時に起床。朝風呂が利用できる営業開始の7時まで、車の中で過ごしました。小さな電気ストーブを持ってきていたので、寒さとは無縁。
翌朝は朝風呂の後フリーコーヒーを飲んでまったり
朝風呂でさっぱりしたらゴミ袋を渡して、10時にチェックアウト。
車中泊で心配だったお風呂、トイレ、ゴミ、寒さ、すべてクリアできて、とっても快適な夜を過ごせました。
気になる料金は?
「らくスパカフェ浜松」の車中泊利用料は合計で4,500円です。
- 朝風呂利用チケット2人分つき 3,500円
- AC電源 500円(オプション)
- ゴミ処理 500円(オプション)
2人で4,500円なら、ホテルなどに比べてとってもリーズナブルですよね。
「らくスパカフェ浜松」車中泊スポットの良かったポイント
実際に利用して、良かったと感じた点は以下の通りです。
- 温泉に入ってドライブ疲れを癒せる。
- 湯上りスペースでのんびりできる。
- トイレの心配がない。
- AC電源が使える。
- ゴミ処理をお願いできるので、ゴミを持ち歩かなくてすむ。
- 隣の区画も利用できるのでアームチェアを広げたり、駐車スペースでもゆったりできる。
日本全国に39店舗と日本一の店舗数を誇る極楽湯。
車中泊ができる店舗は現在のところ6店舗だけですが、他にも車中泊できる店舗が増えると旅好きの人には嬉しいですね。国土交通省のホームページによると、道の駅や高速のSA・PAは原則として車中泊禁止。ルールを守って車中泊しているというのも気分的に楽で、安眠できた理由かもしれません。
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