御船山楽園ホテル「薬草スチームサウナ」体験レポート!チームラボのアート展2024もご紹介 全国

御船山楽園ホテル「らかんの湯」(佐賀県武雄市)は、サウナ―に絶大な支持を誇る超人気温泉施設です。2023年12月には「薬草スチームサウナ」が新設。利用休止中だった薪サウナも2024年3月に完全復活し、一段と注目を集めています。
今回は「薬草スチームサウナ」を筆者自ら現地体験。また、2024年7月から御船山楽園にて開催中のアート展「チームラボ かみさまがすまう森 ‐ ジーシー」も併せて体験。それらの魅力・見所を徹底紹介します!
今回は「薬草スチームサウナ」を筆者自ら現地体験。また、2024年7月から御船山楽園にて開催中のアート展「チームラボ かみさまがすまう森 ‐ ジーシー」も併せて体験。それらの魅力・見所を徹底紹介します!
「御船山楽園」と「らかんの湯」をカンタン解説!
御船山楽園(みふねやまらくえん)は江戸時代末期に造られ、国の登録記念物にも指定された全国屈指の名勝のひとつ。日本の四季を凝縮したかのような趣を感じさせる庭園です。

御船山楽園の桜ライトアップは特に有名
御船山楽園ホテルは、御船山楽園の一角に佇む温泉付きホテルです。その温浴施設である「らかんの湯」は冒頭でも申したように、近年はサウナ―に絶大な支持を誇る超人気温泉施設。サウナシュラン※において3年連続グランプリ(2019~2021年)を受賞しました。
※サウナシュランとは、各地のサウナを巡る様々な業界の「プロサウナー」が審査委員 となり、“今行くべき全国のサウナ施設”を発表・表彰するもの。

御船山楽園ホテルの外観
サウナ施設はざっくりと分けると、アウフグースに代表されるようなパフォーマンスを取り入れた動的タイプと、黙々とサウナに集中するだけの静的(没入型)タイプがあります。
「らかんの湯」は、典型的な静的タイプのサウナでしょう。御船山楽園の歴史や自然と密接な繋がりがあり、チームラボ作品とコラボしている点も大きな特徴です。

御船山楽園ホテルのエントランス。チームラボの常設作品でもあります。
「薬草スチームサウナ」その全貌は!?
らかんの湯の「薬草スチームサウナ」で使用される薬草の原材料は、地元の方々が近郊で採取。日々の生活に使われ、道の駅などでも提供される地産地消のものです。それらの薬草を原材料にして、専門の調合師が調合。それをサウナで使用しています。

男性用薬草スチームサウナ。画像提供:御船山楽園ホテル
男性用の薬草スチームサウナは、黒を基調としたシックな空間。サウナ座席上部に極小の明かり取りの窓があり、そこから僅かな光が差し込みます。薬草スチームは座席下部から投入。私が体験した時にはカカオの様な甘い植物性の香りが漂い、不思議と癒されました。

サウナ座席下部から薬草スチームが大量投入。画像提供:御船山楽園ホテル
室内は湿気があり、少し室内に居るだけで通常のドライサウナ以上に大量の汗が噴出。しかし程良い湿度と薬草の香りのせいか、息苦しさは感じられません。短時間でスカッと汗をかきたい方にはたまらない快感でしょう!

新設の男性用水風呂。画像提供:御船山楽園ホテル
また2024年3月には、男性浴室に水風呂が新たに増設。薬草スチームサウナの横から半地下の様に下った場所にあります。男性用浴室では今まで露天風呂に1ヶ所しか水風呂が無かったので、これは嬉しい配慮です!
水風呂は、床・壁・天井に張り詰められた若草色のモザイクタイルが印象的。緑色は眼精疲労の回復が期待できるために最も目に優しい色と言われており、そこに居るだけで心癒されます。また、水は御船山の天然水を使用。癖の無い柔らかな水は、火照った体を癒してくれます。

女性用薬草スチームサウナ。画像提供:御船山楽園ホテル
一方で女性用の薬草スチームサウナは、以前あったミストサウナを改修して造られました。男性用とは一転して、白を基調とした空間。清々しい雰囲気の中でサウナを楽しめます。
※「らかんの湯」は翌朝に男女の入替があり、宿泊客は両方のサウナを利用可能です。
▼「らかんの湯」その他のサウナ・温泉施設については、こちらの記事をご覧ください。
■日帰り入浴時間 ※事前予約制(電話または公式サイトから予約)
・1部: 8時~10時30分(1部のみ男女浴室が入替)
・2部:15時~17時30分
・3部:17時30分~20時
・4部:19時30分~22時
・5部:21時30分~24時
「チームラボ かみさまがすまう森 ‐ ジーシー」2024年の見所
チームラボによる御船山楽園の夜の森のミュージアム「チームラボ かみさまがすまう森 ‐ ジーシー」が2024年度も開催されました。会期は7月12日~11月4日。2024年で10周年を迎えました。
全20数作品がある巨大なミュージアムですが、今回は見逃せない5作品を厳選してご紹介します。
作品名「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」
「かみさまがすまう森」の代名詞ともいえる存在で、御船山楽園の池の水面にプロジェクションしている作品です。本展の中でも特に人気が高く、多くの方々がスマホやカメラを持って静止画や動画を撮影しています。

小舟は専門の操舵手によって漕がれますが、鯉は実際の生き物でなくプロジェクションされているアート作品です。
撮影に配慮して要所で小舟は止まってくれるので、シャッターチャンスを逃さないようにしましょう。もし撮り損なっても本作品は繰り返し実施されるので、次のチャンスでリベンジできますよ!
作品名「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」

実際の巨石に滝が流れています。
「かみさまがすまう森」を代表する作品のひとつ。御船山楽園は天然の巨石が多数残されている地であり、当作品は実際の巨石を仮想の三次元空間として立体的に再現。そこに水を落下させ、水の動きをシミュレーションして滝を描いています。
作品名「増殖する生命の巨石」
巨石に表現された花々の様子
こちらも庭園内に存在する巨石を利用した作品です。巨石(高さ約5.5m、幅約4.6m、奥行き約6.5m)に、この地の花々の誕生と死滅を繰り返し続ける様子が表現。作品は単に映像を流しているのではなく、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれたもの。全く同じ絵は2度と見ることはできません。
花見台(作品名「夏桜と夏もみじの呼応する森」)

花見台から見下ろす御船山楽園
花見台は、本展の中で最も高所にある場所。作品名「夏桜と夏もみじの呼応する森」を見下ろすように鑑賞できます。ひたすら坂と階段を上がりますが、御船山楽園のほぼ全景を見渡せるので、体力に自信のある方は是非チャレンジして下さいね!
作品名「古えの巨神木へ続く発掘された道」

新たに発掘された小道。道中は音楽が流れ、この小道がチームラボの作品です。
この地には樹齢3000年以上、日本第7位の巨木(大楠)が存在します。以前は庭園を一旦出て武雄神社から行きましたが、チームラボと地元関係者が山を切り開いて小道を発掘。片道で徒歩15~20分ほどかかりますが、2023年以降は御船山楽園内から行くことが可能です。
※道中、足元が悪い箇所があります。スニーカーなどの滑りにくい靴で行きましょう。

巨神木(画像奥中央)に到着!
武雄神社の巨神木は、保護の観点から近づくことはできません。根元はゴツゴツとした樹皮に覆われていて、その中央は口が開いています。内部は22平米ほどの空洞になっており、石のほこらが祀られています。
※巨神木自体はチームラボの作品ではありません。
また、この作品(小道)には街灯が無いため、日中しか行くことができません。入場可能な時間帯は季節により異なり、以下の通りになります。
・7月12日~9月8日:8時~17時
・9月9日~10月6日:8時~16時
・10月7日~11月4日:8時~15時
公式サイト:「チームラボ かみさまがすまう森‐ジーシー」
御船山楽園~サウナ~チームラボの関連性
以上、御船山楽園ホテル「薬草スチームサウナ」及び「チームラボ かみさまがすまう森 ‐ ジーシー」の体験レポートをご紹介させて頂きました。
何よりも感じることは、御船山楽園の存在の大きさと深さ。御船山楽園は古来より大切にされてきた森の一部を、森の木を生かしながら造られた庭園です。文献に残されていないものも含め、森の中の至る所で人が介在した形跡が数多く現存。庭園が完成する以前の古の時代から、人と自然が共存してきたことが分かります。

サウナには御船山の歴史と密接な関係があります。画像提供:御船山楽園ホテル
らかんの湯のサウナとチームラボの作品には、御船山が築いてきた歴史や自然が根底にあります。サウナ入浴やチームラボ作品を単独で楽しむのも悪くないですが、できれば両方合わせて体験されることをおすすめします。御船山楽園~サウナ~チームラボの関連性が少しずつ見えてきて、きっと今までに無い体験や感動があるに違いありません。
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この記事を書いたライター
- 権丈 俊宏
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良質の温泉を求め、全国を旅すること30年余り。特技は、自らの五感を駆使したオリジナルの泉質分析。“温泉は数より質”がポリシー。一級建築士。
温泉マイスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,一級建築士,ソニー・イメージング・プロ・サポート会員
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