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最終更新日:2023年07月19日

湯の花とは?実はすごい、その正体を解説!全国のおすすめ温泉もご紹介! 全国

温泉に行くと、時々白くもやもやした物体や、白い塊のようなものが湯船に浮かんでいることがありませんか?

その正体は「湯の花(ゆのはな)」。実はすごく効能があり、捨ててしまってはもったいないものなんです!

湯の花の正体とは何なのか、湯の花が有名な温泉地はどこなのか、温泉ソムリエマスターの資格を持つ筆者が選ぶ、おすすめの温泉もご紹介します!

湯の花(ゆのはな)とは?

湯の花(ゆのはな)とは?
湯の花とは、温泉に入った時に見られる白い塊のようなもののことです。お湯に浮かんでいることが多いため、入浴する人の中には汚れと思って捨ててしまう方もいるようですが、それはもったいないんです!

温泉の中の水分が蒸発したり、酸素が結合することによって、温泉成分が固体として残ったもの、それが「湯の花」。
温泉地によっては入浴剤や化粧品に加工されて売られているものもあり、大分県の別府温泉や山形県の蔵王温泉、群馬県の草津温泉などは、湯の花でも有名な温泉地です。

湯の花とは温泉成分を凝縮したもの

湯の花とは温泉成分を凝縮したもの
上記でも紹介したように、湯の花は温泉の成分が凝縮され固形化したものです。
別府温泉の明礬温泉には湯の花を採取するための「湯の花小屋」があり、2~3か月かけて採取、精製、乾燥して製品化されます。温泉のすぐそばで作られた湯の花の加工商品は、お土産としても大変人気が高いです。
ただ、温泉、特に硫黄成分を固めたものですので、家庭で使うと浴槽を痛めてしまうこともあります。買う前には成分や自宅で使用できるものか、確認してから購入するようにしましょう。

別名「湯花(ゆばな)」

湯の花にはさまざまな呼ばれ方があります。「湯花」や「湯の華」、「湯華」などですが、おおむね同じものを指しています。複数の表記がありますが、どれも湯の花であることには違いありません。

湯の花の効能や特徴

湯の花の効能や特徴
湯の花の効能は温泉の泉質によって異なりますが、冷え性、疲労回復、関節痛などが代表的なものとしてあげられるでしょう。泉質によっては、美肌などの効果も期待できますよ。

また、湯の花には、硫黄成分、ケイ酸成分、石灰成分などさまざまな成分が含まれています。
温泉の多数の成分が凝縮されているので、濃度が高いものが多いです。酸性かアルカリ性かなども温泉の成分によるので、ひとことに湯の花といってもその温泉の泉質により個性が生まれます。

温泉地では湯の花を加工した入浴剤などを手軽に購入でき、鉄やカルシウム、硫黄の成分など、遠くの温泉地までいかないと入れないような温泉を自宅で楽しめるのが嬉しいポイントです。
ただ、湯の花に含まれている成分によっては、追い焚き機能を使うと浴槽を痛める場合や、鉄などにサビが生じることもあるので、使う際には注意してください。

湯の花が見られる、おすすめ温泉

①登別温泉・登別万世閣(北海道登別市)

登別温泉・登別万世閣(北海道登別市)
北海道の中でも有数の温泉地・登別温泉。登別地獄谷から引いた硫黄泉を源泉かけ流しでじっくり堪能できるのが「登別万世閣」です。
札幌市内から車で約1時間30分とアクセスも良く、日帰りでも行けるのが魅力です。ここでは小さなお子さま連れでも安心なサービスが多く、老若男女、家族連れなど年代問わず楽しめ、温泉デビューにもおすすめ。疲労回復も期待できる硫黄泉と風情ある東屋付の露天風呂で独特の香りと白濁の湯、そして湯の花を満喫しましょう。
2021年には国産檜・白樺の「セルフロウリュサウナ」と、硫黄泉をそのまま冷却した「源泉水風呂」ができ、登別の自然を感じられる新たな空間になっています。

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すごい、温泉の質が良かったです! 
またきます!
匿名さんの口コミ

②登別温泉・花鐘亭 はなや(北海道登別市)

登別温泉・花鐘亭 はなや(北海道登別市)
もう一つ、登別温泉の温浴施設を紹介します。それが「花鐘亭 はなや」です。こちらもお肌がツルツルになるという登別の硫黄温泉で、湯の花ができることでも有名です。
浴槽の底には湯華の沈殿があり、体がよくあたたまります。特に冬には雪見風呂となる露天風呂では登別の四季折々の風景を楽しみつつ温泉を満喫できますよ。源泉100%かけ流し温泉と旬や地元の食材をふんだんに使ったお部屋食会席を堪能してください。


日帰りで温泉のみ利用しましたが、館内や、お風呂の脱衣所もとても清潔で、上品な印象でした。
平日の昼間(しかも雪の日の冬)という事もあり、温泉利用客は私だけでした。
お風呂はこじんまりと、小さめなので、混雑状況によっては、狭いと感じるかもしれません。
お湯はしっとりと柔らかい感じのする白濁したお湯で、石鹸やシャンプーなども常備してありました。
雪女さんの口コミ

③五色温泉・五色温泉旅館(北海道ニセコ町)

五色温泉・五色温泉旅館(北海道ニセコ町)
北海道は登別温泉以外にも湯の花で有名な温泉がたくさんあります。それがニセコ町にある五色温泉です。中でも「五色温泉旅館」は地底から湧き出たばかりの新鮮な源泉100%の温泉を、広々とした内風呂と開放的な露天風呂で堪能できるのが特徴です。ニセコアンヌプリやイワオヌプリといった山々がすぐ目の前に広がっており、格別の開放感を味わうことができます。夏はいきいきとした緑の中で鳥のさえずりが響き、冬には一面が白銀に包まれ、幻想的な景色に癒されながら入浴を楽しめます。


お風呂、脱衣所は手前と奥に二箇所。小綺麗で40度くらいのぬるめの湯。
硫黄の匂いがきついほどではなく、長湯にぴったり。脱衣所もお風呂も小綺麗。
ニセコに来たら必ず立ち寄ります。
Takaさんの口コミ

④蔵王温泉・蔵王国際ホテル(山形県山形市)

蔵王温泉・蔵王国際ホテル(山形県山形市)
蔵王温泉は国内でも硫黄濃度が高いことが特徴。そのため湯の花も豊富で人気の温泉地です。中でも「蔵王国際ホテル」はなめらかな乳白色の硫黄泉100%かけ流しの天然温泉で、硫黄の香りに包まれてゆったりと寛げます。
温泉からは蔵王の山並みと四季折々の風景を青い空とともに贅沢に楽しめます。自慢の大浴場はマルタの梁をむき出しにした造り。内風呂は全面ガラス張りで開放感たっぷり。天井から床まで木のぬくもりを感じながら、ゆったりと過ごせます。また、石造りの露天風呂では、温度の違う2つの浴槽を楽しめます。冬期間も入浴できて蔵王の大自然を感じる贅沢な癒しのひとときをお過ごしいただけます。


たまには自分にご褒美を、普段の旅行では有り得ない豪華なホテルに宿泊です。
チェックインを済ませてすぐさまホテル内の八右衛門の湯へ!まだ誰も居ない貸切状態で気持ち良い。
白濁した酸味の有る湯は少し熱めだが湯から上がり少し休むと直ぐに汗が引き何度でも入れます。
豪華な造りだけでなくお湯も新鮮さ溢れるいい湯です。夕方から男女入れ替わるシステムです。
温泉まったりさんの口コミ

⑤万座温泉・万座プリンスホテル(群馬県嬬恋村)

万座温泉・万座プリンスホテル(群馬県嬬恋村)
白根山の懐・標高1,800mで、通年自家用車で行くことができる日本最高所の温泉「星に一番近い温泉」といわれる高山温泉郷・万座温泉。万座温泉は硫黄含有量日本一のお湯が堪能できます。昔から豊富な湯量で、泉質は27種類を数え、効能も多彩で多くの難病を治したという逸話も数多く残っています。
そんな万座プリンスホテルでは、朝焼けに浮かび上がる山々と全てを包み込むような壮大な景観が楽しめます。夜には都会では体験できない満天の星空が望めます。今にも降ってきそうな星空を眺めて、大自然の美しさを肌で感じられます。四季折々の自然美は、いつ来ても新しい心地よい時間を与えてくれます。石庭露天風呂もあるため、さまざまな湯船も楽しめますよ。


温泉らしい温泉で、久しぶりに硫黄の強いかおりで温泉に来た!という感じで楽しめました。
AI300さんさんの口コミ

⑥箱根温泉・箱根湯の花プリンスホテル(神奈川県箱根町)

箱根温泉・箱根湯の花プリンスホテル(神奈川県箱根町)
関東や首都圏から近い「箱根湯の花プリンスホテル」は、遠く相模湾を望む緑の高原にたたずむ和のホテル。満天の星空を眺めながら箱根で最も標高の高い白濁硫黄泉の露天風呂が楽しめる施設です。
箱根で最も天空に近い乳白色の温泉露天風呂。雲に手が届きそうなほど近くに感じ、ほのかな湯の香りを満喫できます。湯ノ花沢温泉は、駒ヶ岳東斜面の海抜約950m地点、箱根十七湯の中では最も高い位置にあります。箱根でも希少な乳白色のにごり湯は発汗作用があり、湯冷めしにくく美肌の湯として評判です。もちろん湯の花も楽しめて、湯の花と満天の星が楽しめる施設となっています。

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実際は、硫黄臭から立ち寄った立ち寄り湯です。今は、バスも行かないけれど、下まで、電話で送迎があると思います。
電話してみてください。歩いても、数十分です。
泉質は、硫黄泉では最高級です。プリンス系列ですから、倍額です。
良い面は、たしか、タオル無しで良かったと思います。硫黄ガスは、泉源に落として、道路の路側の蓋が腐ってます。
食事は、プリンス系列として、ラーメンが1000円から考えましょう。
温泉を選ぶなら、立ち寄りでは、箱根でNo.1です。
ぽちさんの口コミ

⑦奥飛騨温泉・奥飛騨ガーデンホテル焼岳(岐阜県高山市)

奥飛騨温泉・奥飛騨ガーデンホテル焼岳(岐阜県高山市)
「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」は活火山である焼岳の恵みを受けた奥飛騨温泉郷の温浴施設。豊かな湯量と多様な泉質を誇る名湯の宝庫です。
施設には趣の異なる様々な種類の浴湯がありますので1日中、飽きることなく湯巡りを楽めます。中でも「うぐいすの湯(混浴露天風呂)」は約3億6千万年前のデボン紀の海底の地層が隆起してできた地層で新緑色に満たされた各種ビタミン・ミネラル等が自然の状態で含まれた国内唯一の超深層水温泉です。天然の恵みである湯の花の量も多く湯の花が固まってできたテーブルは一年で直径約50cmくらいになります。神秘的な緑の色と銘石を配した露天風呂と奥飛騨の大自然が溶け合うひとときを堪能してください。

内湯、露天風呂とも狭いですが、本当に良いお湯で癒されました。
減点パパ ^^;さんの口コミ

⑧明礬温泉・明礬湯の里(大分県別府市)

明礬温泉・明礬湯の里(大分県別府市)
明礬湯の里は別府市にある日帰り温泉施設です。290年の歴史がある極上の湯で、全国に名を馳せる「薬用 湯の花」の聖地のお湯と言われています。
四季折々の明礬温泉の美しい景色と、溶け込むような優しい肌あたりの乳白色の湯を体の芯から楽しめます。施設では重要無形民族文化財であるミョウバンの製造過程を見られる小屋があるなど、その工程も見学可能です。今のなお変わることなく脈々と受け継がれる製造の様子を目でも、温泉に浸かって肌でも感じてください。お土産にはその湯の花を使った入浴剤やコスメが売られていますよ。売店もチェックしてみましょう!


家族風呂に入りましたぁ☆
いろんな家族風呂入ってきたなかで今までにない作りでウキウキしながら入浴(^o^)
お湯は、硫黄の匂いが体に付きそうなくらいで、ここの温泉に入った後に相方さんの吹き出物が小さくなった事にビックリでしたぁ(^o^)
そして、チマキが超美味しかったぁ(^^) 
温泉ちゃんの口コミ

⑨杖立温泉・はげの湯温泉 和楽の里 たけの蔵(熊本県小国町)

杖立温泉・はげの湯温泉 和楽の里 たけの蔵(熊本県小国町)
九重連山に連なる、湧蓋山の麓に位置するはげの湯温泉。その奥にまるでタイムスリップしたような雰囲気の宿「たけの蔵」があります。
湯の花が浮く4つのお風呂、露天・内湯ともを24時間利用できるなんとも贅沢な施設となっています。九州でも有数な温泉地である杖立温泉。その周辺にもさまざまな温泉がありますので、湯めぐりをしながら湯の花を楽しんでください。心安らぐ故郷としてゆっくり過ごすこともできますよ。


去年に引き続き2回目の峐湯。暖かいおもてなし、食べきらないぐらい沢山のお食事、温泉も最高。
女将さんのあたたかさがなんともここちよく、食後少し気分が悪くなった叔父にオニギリまでつくってくださり。
感謝です。来年、3度目の峐湯あり!です。また、来年必ず伺います。次は、留守番で猫の世話係の主人も一緒に。
ロクさんの口コミ

⑩霧島温泉・旅行人山荘(鹿児島県霧島市) 

霧島温泉・旅行人山荘(鹿児島県霧島市)
霧島温泉は九州の中でも硫黄成分が強く、湯の花ができやすい温泉の一つです。「旅行人山荘」は自然に囲まれた立地で、桜島を正面に雄大な風景が望めるホテル。単純泉と硫黄泉2種類のお湯が楽しめます。
単純泉は飲むことができる源泉で、胃腸によいと言われるお湯。飲泉所でご利用いただけます。一方で硫黄泉は、気候により湯の花の量や温度が変化し、温泉の色もそれに伴って乳白色から透明に近いものまで変化するのが特徴です。それぞれのお湯が楽しめる大浴場・露天風呂があり、貸切風呂や硫黄泉の足湯も!ぜひ2種類の温泉を心ゆくまで楽しみましょう。


泊まりたい! 道中に野生の鹿と遭遇したり、時間外なのに日帰り入浴させてもらったり、
山の中なのに素敵なクラシックホテルだし、大浴場と露天風呂の泉質が違ったり、
露天風呂からの景色が絶景だったり日帰りじゃもったいなさすぎるホテルです。
ウグイスさんの口コミ

入浴剤を使えば、自宅で湯の花を楽める

入浴剤を使えば、自宅で湯の花を楽める
ここまで湯の花が楽しめる温泉を紹介してきましたが、入浴剤を使えば自宅で湯の花を楽しむこともできます。
実際に温泉地に出向いて購入するのもいいですが、それだとちょっと遠いな…という方はネット販売のものもありますよ。ぜひ、気軽にご自宅で湯の花を楽しんでみてくださいね!
湯の花(楽天市場)

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この記事を書いたライター
なおたか
なおたか

千葉県在住の温泉ソムリエ。平日も休日も温泉を楽しんでいます!おんせん県・大分を中心に九州を広く巡りました!関東周辺の温泉やサウナもよく行きます

温泉ソムリエ,温泉ソムリエマスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,気象予報士,防災士,北海道観光マスター,温泉観光実践士,別府八湯温泉道 表泉家 名人,九州八十八湯めぐり 泉人

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