最終更新日:2025年01月22日
低温サウナとは?効果と種類、自宅で楽しむ方法まで徹底解説! 全国

サウナの健康効果に興味はあるけど、高温で息苦しく感じるのが苦手であまりサウナに入らないという人も多いはず。
そんな人は、体への負担が少ない低温サウナを試してみてはいかがでしょうか。
本記事では、低温サウナの特徴や効果、正しい入り方のほか、自宅での低温サウナの楽しみ方や、地域別のおすすめスポットも紹介します。高温のサウナに苦手意識がある人や、低温サウナを試してみたいという人は、ぜひお読みください。
そんな人は、体への負担が少ない低温サウナを試してみてはいかがでしょうか。
本記事では、低温サウナの特徴や効果、正しい入り方のほか、自宅での低温サウナの楽しみ方や、地域別のおすすめスポットも紹介します。高温のサウナに苦手意識がある人や、低温サウナを試してみたいという人は、ぜひお読みください。
低温サウナの特長とメリット

まずは低温サウナの特長とメリットを紹介します。低温サウナには、高温サウナとは違った低温ならではのメリットがあるので、ぜひチェックしてみてください。
温度は40〜60℃
低温サウナは通常、40〜60℃に設定されています。高温サウナの設定温度80〜100℃に比べて体に優しいため、誰にでも利用しやすいという特長があります。
60℃以下でも真夏日の外気温と比べればかなり高温なため、汗をかくには問題ありません。サウナの健康効果は十分に得られつつ、呼吸のつらさなどを感じずに入れます。
湿度は高め
低温サウナは、温度が低い代わりに湿度が高いことが特長です。特にミストサウナやスチームサウナでは湿度が80〜100%に達することがあります。
高湿度環境では、乾燥を防ぎつつ発汗を促進できるので、髪や肌の乾燥を防ぎながら、サウナの健康効果を取り入れられます。
長めにゆったり入浴できる
高温サウナの入浴時間は5分前後とされていますが、低温サウナでは10〜15分程度の入浴が可能です。低温サウナは体の表面ではなく芯から温めやすいため、じっくりと発汗を促しリラックス効果が得られます。
体への負担が少ないため、高齢者や体力に自信がない人でも安心して利用できるのが特長です。
低温サウナの種類と効果

低温サウナには主に、ミストサウナ、スチームサウナ、遠赤外線サウナの3種類があります。それぞれのサウナの効果について紹介します。
ミストサウナ
ミストサウナは、室内が40〜50℃に設定され、霧状の温水を噴射して温めるサウナです。室内がたっぷりのミストに包まれているため湿度が高く、息苦しさを感じにくいのが魅力。体への負担も少ないので、サウナ初心者や高齢者にも適しており、じっくりと体を芯から温められます。
室内のミストがしっかりと潤してくれるので、髪や肌が乾燥することはなく、発汗で毛穴の汚れが落ちやすいため、美肌効果が期待できるのも嬉しいポイントです。
また、ハーブや薬草を使用して、リラックス効果をより高める楽しみ方もあります。
ミストサウナについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
スチームサウナ
スチームサウナは、室内が40〜60℃に設定され、水を沸騰させて発生した蒸気で温めるサウナです。湿度は100%近くになり、保温効果が高いため、髪と肌の乾燥を防いでくれます。
室内温度は低温ですが、蒸気は高温なので呼吸が楽な状態で発汗を促し、高いリフレッシュ効果を得られるのが魅力です。
スチームサウナについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。混合されやすいミストサウナとの違いについても記載しています。
遠赤外線サウナ
遠赤外線サウナは、室内が50〜60℃に設定され、遠赤外線による輻射熱で体を直接温めるサウナです。体の芯からじっくりと温めるので、温かさが長く持続します。また、湿度が高くないため、室内に入った時の息苦しさをより感じにくいのも魅力です。
血行促進効果があるため、肩こりや冷え性の改善や、美容効果も期待できます。
遠赤外線サウナについて詳しく知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
低温サウナの正しい入り方

続いて、低温サウナの正しい入り方について紹介します。正しい入浴法を行い、より体に負担を少なくして健康効果を得られるようにしましょう。
サウナに入る前に水分補給
サウナに入る前に、コップ1杯分の水を飲みます。低温サウナといっても、外気温に比べれば高温で汗をかく量も多いため、脱水症状を防ぐためにしっかり水分補給するのが重要です。
体・髪を洗う
サウナ室に入る前に、シャワーで体と髪をよく洗い、汚れや皮脂を流します。サウナ室は複数人で利用するため、他の利用者のためにも清潔な状態で入るようにしましょう。
サウナ室に入る
体を綺麗に洗ったら、サウナ室に入ります。40〜60℃に設定されている低温サウナは、10〜15分程度、長めに入るのが一般的です。初めての場合や体への負担が心配な人は、無理せず短めの時間から入り、徐々に入る時間を伸ばしていくと良いでしょう。
シャワーで汗を流す
サウナ室から出た後は、必ずシャワーで汗を流します。汗をかいたまま水風呂に入ると、水風呂が汚れてしまうため厳禁です。
水風呂に入る
汗を流したら、水風呂にゆっくりと足から浸かります。30秒〜1分程度、肩まで浸かるのが理想ですが、急激な冷却は体に負担となるので避けるようにします。苦手な人は水風呂を短時間で済ませるか、低い温度に設定したシャワーでクールダウンしても良いでしょう。
休憩しつつ水分補給
水風呂から出た後は、外気浴や休憩スペースで体を休めます。体を冷やしすぎないように、ガーゼケットやバスローブなどで体を包むと良いでしょう。サウナではたくさん汗をかいているので、水分補給も忘れずに行ってください。
自宅で低温サウナを楽しむ方法

続いて、自宅で低温サウナを楽しむ方法を紹介します。なかなかサウナ施設に行く時間が取れないという人や、自宅でも気軽に楽しみたいという人はぜひ参考にしてください。
浴室を利用して簡易サウナ
浴槽に40℃程度のお湯を張り、浴室のドアと窓を閉め、換気扇を止めて蒸気を閉じ込める方法です。特別な設備が不要で手軽に楽しめるのが魅力です。高温の蒸気をゆっくりと浴びることで、体の芯から温められます。
サウナテント
サウナテントは、テント内でサウナを楽しむ方法です。持ち運びができるので、庭やバルコニーなどで開いて使用します。薪ストーブや電気ストーブを使って温度調整できるので、低温〜高温まで自由に温度を調整できます。
遠赤外線ドームサウナ
遠赤外線ドームの中で30分程度横になりながら発汗する方法です。顔はドームから出た状態になるので、息苦しさを感じることはなく、サウナが苦手な人にも適しています。寝転がっているだけで良いので負担も少なく、低温でもしっかりと汗をかけます。
家庭用ミストサウナ
スチーム機能を搭載したシャワーユニットなどで楽しむ方法です。高湿度の蒸気で体をじんわりと温めるため、息苦しさを感じにくいのが特長です。低温で高湿度の状態を作れるため、体への負担を少なく発汗できます。
一人用ボックスサウナ
自宅用の本格的なサウナを導入する方法です。ドライサウナとスチームサウナの両方が楽しめ、温度調節も可能なので、自宅で自由に思う存分サウナを堪能できます。
おすすめの低温サウナスポット3選
最後に、低温サウナを扱っているおすすめ施設を3ヶ所紹介します。スチームサウナ・ミストサウナ・遠赤外線サウナのそれぞれを自慢とする施設をピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
テルマー湯/東京都西麻布【スチームサウナ・ミストサウナ他】
東京都西麻布市の「テルマー湯」は、六本木駅から5分の距離にある、エジプト風のデザインの館内が特徴的な施設です。日帰り入浴・宿泊、どちらも利用可能です。
スチームサウナは55℃に設定されており、ミネラル豊富な塩サウナとしても楽しめます。また、サウナ後の水風呂は、男性用が深さ163cmの深水風呂や設定温度8℃に冷やされた水風呂、女性用が浴槽より噴き出す気泡によるマッサージ効果が期待できるバイブラ水風呂と豊富なラインナップが取り揃えられています。
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また、スチームサウナについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
天然温泉アーバンクア/愛知県名古屋市 【ミストサウナ他】
愛知県名古屋市の「天然温泉アーバンクア」は、天然温泉とサウナが自慢の日帰り温浴施設です。
足湯付きのミストサウナがあるのが特徴で、キメ細かいミストが優しく全身を包み込み、体の隅々まで浸透して肌をツルツルに保湿してくれます。冷えやすい足先から全身までじっくりと温められるので、冷え性や血行不良でお悩みの人は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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また、ミストサウナについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
奈良健康ランド 奈良プラザホテル/奈良県橿原市 【遠赤外線サウナ】
奈良県橿原市の「奈良健康ランド 奈良プラザホテル」は、男女計9種類と豊富なラインナップのサウナ・岩盤浴を取り揃えた施設です。日帰り入浴も宿泊も可能です。
室温約80〜90℃設定の遠赤外線サウナや、室温約40〜45℃のスチームサウナなど、さまざまな温度帯のサウナや岩盤浴が揃っているので、自身の体調に合わせてサウナや岩盤浴を楽しめます。定期的にアウフグースイベントも開催されているので、サウナ愛好家の人でも満足度の高いサウナ浴が楽しめる施設です。
また、遠赤外線サウナについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
低温サウナで無理なくリフレッシュ!気軽にととのう感覚を味わおう!
低温サウナなら、息苦しさを感じにくく、体への負担も少ないので、サウナ初心者でも安心して楽しめます。無理なくサウナの健康効果が得られるので、サウナの「ととのう」体験をしてみたい人はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
自宅で簡単にサウナを楽しむ方法もあるので、ぜひ本記事を参考に、気軽に低温サウナを楽しんでいただければ幸いです。
#低温サウナ
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この記事を書いたライター
- AREC
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Web、紙、動画など、媒体を問わずクリエイティブ精神豊富に活動するフリーライター。運動をする機会が少ないため、サウナや岩盤浴で汗を流し、温泉で体をほぐすのが日々の癒しです。
温泉ソムリエ
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