最終更新日:2025年01月22日
サウナ初心者の女性向け!サウナの入り方とタオルの使い方を解説 全国

サウナに興味を持ってはいても、初めてだと「入り方は?」「タオルの使い方は?」と迷うことも多いですよね。
実は、ちょっとしたコツを知るだけで、サウナで気持ちよく汗をかきリフレッシュできるようになります。
忙しい毎日を過ごす女性に向け、サウナの基本やタオルの使い方、初心者が押さえておきたい活用ポイントをお届けします。
実は、ちょっとしたコツを知るだけで、サウナで気持ちよく汗をかきリフレッシュできるようになります。
忙しい毎日を過ごす女性に向け、サウナの基本やタオルの使い方、初心者が押さえておきたい活用ポイントをお届けします。
サウナの基本的な入り方6ステップ

サウナを楽しむ方法は自由ですが、「ととのう」ための基本的な入り方を知っておけば、よりサウナの魅力を味わうことができます。
ここでは、サウナ初心者向けに、6つのステップに分けてわかりやすく解説します。
ステップ1:入念に水分補給する
サウナに入る前は、コップ1~2杯の水分を補給しておきましょう。
1回のサウナで300~400mlの汗をかくため、事前の水分摂取が重要です。
飲むものは、ミネラルウォーターやノンカフェインのお茶などがおすすめです。
スポーツドリンクは塩分やビタミン補給にも役立ちますが、糖分の摂り過ぎの面で注意が必要。また、コーヒーや緑茶、エナジードリンクなどのカフェイン入り飲料は利尿作用による脱水のリスクがあるため、控えましょう。
アルコールが入った飲み物も事前の水分補給飲料としてはNG。脱水のリスクに加え、酔いによる判断力の低下やフラつきなどの懸念もあります。飲酒時のサウナ入浴が禁止されている施設が多いので、注意しましょう。
参考:消費者庁
ステップ2:サウナに入る前に頭と体を洗う
サウナに入る前に、頭と体を洗ってください。
汚れた状態でサウナに入るのはマナー違反です。汚れが残ったままでは体臭が強調されることもあり、周囲の迷惑になってしまいます。また、汚れを落とした状態のほうがサウナで汗が出やすくなるため、ご自身も心地よく過ごすことができるでしょう。
ステップ3:頭や体の水分を拭き取る
サウナに入る前に、タオルで髪や体の水分を拭き取りましょう。サウナの中で髪や体から水滴がしたたり落ちるのも、マナー違反です。
肌が濡れたままだと、水分蒸発に伴い体が冷え、汗をかきづらくなったり乾燥を招いたりします。また、濡れた髪は乾いたときに比べ熱ダメージを受けやすい性質があります。
ステップ4:サウナに入る
いよいよサウナに入ります。
サウナ室ではマットやタオルの上に座り、リラックスして過ごします。
標準的な時間は8~12分ですが、初心者の場合は5~6分程度でもよいでしょう。息苦しさを感じたら無理をしないこと。適度な時間を守ることで、安全に楽しめます。
ステップ5:汗を流して水風呂に入る
サウナを出たら、水風呂の前にまずはシャワーで汗を流しましょう。これも大事なマナーです。その後、水風呂に30秒~2分程度浸かります。
水風呂に抵抗がある方は、冷たいシャワーを浴びたり、足や顔など体の末端に水を掛けたりするだけでも構いません。慣れると爽快感を得られるようになるでしょう。
水風呂の効果については、こちらの記事もご参照ください。
ステップ6:休憩する
水風呂の後は、タオルで体を拭き、休憩スペースの椅子に腰かけてリラックスして過ごします。体が濡れたままだと体温が下がりすぎてしまうため、足先までしっかり拭き取っておきましょう。
休憩スペースは多くの場合、洗い場とサウナの間や露天風呂エリアに設置されています。目を閉じて、8分ほど過ごしてください。水分補給も忘れずに。
なお、ステップ4(サウナ)~ステップ6(休憩)の流れを、合計3セット行うのが標準的なサウナの入り方です。
サウナでのタオルの使い方6パターン

サウナではタオルが欠かせません。体を守るだけでなく、マナーや衛生面でも大きな役割を果たします。ここでは、
サウナにおけるタオルの使い方を6つ紹介します。これだけ押さえておけば、より快適にサウナを楽しむことができるでしょう。
パターン1:頭からかぶる・乗せる
サウナは上部に行くほど高温になるため、頭が熱くなりがち。タオルを頭にかぶることで、髪や頭皮を熱ダメージから守ることができます。さらに、タオルを冷たい水で濡らしておくと、のぼせ防止に効果的です。
パターン2:頭と顔に巻く
タオルを頭や顔に巻く「忍者巻き」は、髪や顔を熱から守り、のぼせや肌の乾燥を防ぐ効果があります。また、タオルが冷たい水で適度に湿っていると呼吸がしやすくなるため、サウナで快適に過ごすことができるでしょう。
視界がやや制限されるぶん、周囲を気にせずリラックスできるというメリットもあります。
サウナによる美肌効果については、こちらの記事もご参照ください。
パターン3:首から下を隠す
首から下を隠す方法は、サウナでよく見られる使い方です。
周囲の視線が気になるときはもちろん、皮膚の薄い胸元をタオルで覆うことで、熱さを和らげることができます。特に、ロウリュウやアウフグースによって体感温度が上がるときに、おすすめの使い方です。
パターン4:体を覆う
休憩中はタオルで体全体を覆うのが、基本スタイルです。
タオルで体を包むことで、体温の急激な変化を防ぎながら、他人の目線を気にせずリラックスできるでしょう。
パターン5:汗を拭きとる
サウナでは、タオルで汗を拭きとるのがマナーです。
特に、サウナに入る前や水風呂から休憩スペースへ移動する際には、体から水滴が落ちたり他の人に汗がかからないよう、しっかり拭きとりましょう。
パターン6:お尻に敷く
サウナ室では、タオルをお尻の下に敷くのが基本マナー。
直接座ると、汗が残ってしまい衛生的に良くありません。また、施設によっては専用のマットが用意されている場合もあります。その場合はタオルではなくマットを使用してください。
お尻の下にタオルを敷くことで、快適かつ衛生的にサウナを楽しめます。
サウナでのタオルに関するよくある3つの質問

サウナ初心者にとって、タオルの準備や使い方に関する疑問は多いものです。
ここでは、特に質問の多い3つのテーマについてお答えします。これを知っておけば、初めてのサウナでも安心して楽しめます。
質問1:タオルは持っていく必要がある?
基本的にはタオル持参がおすすめです。
サウナ施設によってはタオルが利用料金に含まれている場合もあります。事前に公式サイトでタオルの有無や枚数を確認しておきましょう。必要に応じ、追加で持参することを検討してください。
タオル以外で持っていくと便利な持ち物については、こちらの記事もご参照ください。
問2:必要なタオルの枚数は?
サウナに持参するタオルは、最低2枚。1枚はサウナの中で利用するフェイスタオル、もう1枚はシャワー後に体を拭くためのものです。
さらに、サウナの中で頭や顔に被る用とお尻の下に敷く用で分けたい場合は、追加でもう1枚必要になります。
質問3:バスタオルを巻いて入る?
サウナ室にバスタオルを持ち込まない方が良いとされています。
テレビや広告でタオルを巻いているのは、撮影のために特別な許可を得ているケースがほとんど。
サウナは裸で入るのが基本ですが、隠したい場合はバスタオルではなくフェイスタオルで首から下や陰部を覆うようにしましょう。この方法ならば、他の利用者にも不快感を与えずにサウナを楽しむことができます。
サウナに入る際の3つのポイント

サウナ初心者でも安心して楽しむためには、ちょっとしたコツを押さえることが重要です。
ここでは、より快適にサウナを満喫するための3つの基本ポイントをご紹介します。
ポイント1:座り方を工夫
サウナ内では座り方を工夫することで、快適さが大きく変わります。
女性に多い冷え性の場合、足先を温めやすいあぐらや体育座りがおすすめです。サウナは上段・中段・下段で温度差があり、頭と足の間でも20℃ほどの差が生じます。座る姿勢を工夫することで、体全体を均等に温められます。また、空いている場合には、あおむけで寝転がるのもリラックスできる方法です。
参考:日本サウナ・スパ協会
ポイント2:座る場所の高さで温度調整
サウナ室では、座る場所の高さによって温度が異なります。天井に近いほど高温で、上段は約90℃、中段は約80℃、下段は約70℃が一般的です。熱さをしっかり感じたい場合は上段、ゆっくり温まりたい場合は下段を選びましょう。
自分の体調や好みに合わせて座る位置を調整すると、より快適にサウナを楽しめます。
ポイント3:無理せずクールダウン
クールダウンはサウナの大切なプロセスですが、水風呂が苦手な場合は無理をする必要はありません。
ぬるま湯や水のシャワーで体を徐々に冷やす方法でも十分です。まずは手先や足先から水をかけ、徐々に背中や頭を冷やしましょう。水風呂に入る場合は、息を吐きながら足元からゆっくり入り、10秒ほど浸かると冷たさを感じにくくなります。
自分に合ったペースでクールダウンを行うことが重要です。
サウナの効果については、こちらの記事もご参照ください。
サウナでしっかり汗をかいて心身をリフレッシュ

サウナ初心者の女性向けに、サウナの基本的な入り方と代表的なタオルの使い方を紹介させていただきました。
これだけポイントをおさえておけば、サウナ初心者でも無理なく十分に楽しむことができるでしょう。
サウナでしっかり汗をかいて、心も体もリフレッシュするひとときをお楽しみください。
#サウナ 女性 入り方
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この記事を書いたライター

- とも
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美と健康に関する情報を発信するフリーライター。 原稿で煮詰まったときは、近所の個室サウナに籠ります。 運動不足解消のため「旅行は修行」と心得、1日2万〜4万歩の距離を歩く健脚です。道中、足湯のありがたみを痛感!
サウナ・スパ健康アドバイザー,正看護師,コスメコンシェルジュ,ボディエステティシャン,フェイシャルエステティシャン
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