疲労回復におすすめな入浴剤10選!自分にあった選び方を解説 全国

1日の最後に入るお風呂は、体がほぐされ疲れも取れる大切な時間ですね。疲労回復に効果的な入浴剤を入れれば、より癒されるひとときになるのではないでしょうか。
この記事では、疲労回復に最適な入浴剤の種類や選び方、おすすめの製品などをご紹介します。疲労回復のための入浴方法も取り上げていますので、ぜひお読みください!
この記事では、疲労回復に最適な入浴剤の種類や選び方、おすすめの製品などをご紹介します。疲労回復のための入浴方法も取り上げていますので、ぜひお読みください!
疲労回復に効果のある入浴剤の種類

入浴剤には、大きく分けて炭酸ガス系、スキンケア系、無機塩類系、酵素系、薬用植物系などの種類があります。
それぞれに特徴がありますが、なかでも疲労回復に効果的なのは炭酸ガス系と薬用植物系の2種類。
炭酸ガス系と薬用植物系の入浴剤について、詳細をチェックしてみましょう。
それぞれに特徴がありますが、なかでも疲労回復に効果的なのは炭酸ガス系と薬用植物系の2種類。
炭酸ガス系と薬用植物系の入浴剤について、詳細をチェックしてみましょう。
炭酸ガス系入浴剤
炭酸ガス系入浴剤は、炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウムといった成分が配合されている入浴剤。湯船に入れると、シュワシュワと泡を出しながら溶ける様子を楽しめます。
炭酸ガスが溶け込んだお湯に浸かると、温浴効果とともに心地よい温まりを感じることができます。血行が促されることで、リラックスしやすくなり、肩まわりや腰まわりのこわばりがほぐれるといわれています。入浴後のすっきりとした感覚を楽しみたい方におすすめです。
炭酸ガスが溶け込んだお湯に浸かると、温浴効果とともに心地よい温まりを感じることができます。血行が促されることで、リラックスしやすくなり、肩まわりや腰まわりのこわばりがほぐれるといわれています。入浴後のすっきりとした感覚を楽しみたい方におすすめです。
薬用植物系入浴剤
薬用植物系入浴剤は、漢方薬などに使われる自然の植物を用いた入浴剤。刻んだ生薬を袋に詰めたティーバッグ状のものや、粉末や抽出エキスを入浴剤に配合したものなどがあります。
入浴剤に使われる主な生薬としては、「トウキ」や「センキュウ」などがあり、温浴効果とともに心地よい温まりを感じることができるといわれています。また、「チンピ」は肌をすこやかに保つために用いられることもあります。生薬本来の香りを生かした製品が多く、その独特の香りによるリラックス感を楽しめるのも特徴です。
入浴剤に使われる主な生薬としては、「トウキ」や「センキュウ」などがあり、温浴効果とともに心地よい温まりを感じることができるといわれています。また、「チンピ」は肌をすこやかに保つために用いられることもあります。生薬本来の香りを生かした製品が多く、その独特の香りによるリラックス感を楽しめるのも特徴です。
疲労回復したいときの入浴剤の選び方

お風呂で疲れを取るための入浴剤について、選び方のチェックポイントを紹介しましょう。
疲労回復に有効な成分か確認する
なんといっても大切なポイントは、疲労回復に効果的とされる成分が配合されているかどうか。温浴効果が高まる炭酸水素ナトリウム・硫酸ナトリウム・炭酸ナトリウムが含まれる炭酸ガス系入浴剤や、血流を良くする漢方生薬のトウキ・センキュウが配合された薬用植物系入浴剤を選ぶとよいでしょう。
使いやすいタイプか確認する
入浴剤には、粉末や粒状、錠剤、液体などさまざまな形状があります。包装も、1回分ずつの個別包装で簡単に使えるものがあれば、毎回の計量が必要ながら1回の使用量を調節でき、包装ゴミも少なくすむエコなものも。好みや利用状況に応じて、最適なタイプを選びましょう。
入浴剤の香りもチェック
入浴剤の香りも、お風呂でのリラックス度を左右する大切なポイント。疲労回復のためには、気分や体調に応じて自分自身が最もくつろげると感じる香りを選びましょう。
ラベンダーやカモミールは心を落ち着かせる香りとして親しまれ、ミントやユーカリは清涼感のある香りが特徴です。オレンジやレモンなどの柑橘系の香りは、すっきりとした気分になりたいときに選ばれることが多いです。
ラベンダーやカモミールは心を落ち着かせる香りとして親しまれ、ミントやユーカリは清涼感のある香りが特徴です。オレンジやレモンなどの柑橘系の香りは、すっきりとした気分になりたいときに選ばれることが多いです。
コストパフォーマンスがよいか確認
入浴剤は、特に疲れた日のスペシャルケアとして使うのも良いですが、習慣的に取り入れることで、入浴時間をより心地よいものにできるでしょう。継続して使うことで、温浴効果とともに体が温まりやすくなり、リラックスしやすくなるといわれています。
毎日使うとなると、コスト面も気になりますね。1回当たりの使用価格をチェックし、入手しやすいものを選べば、継続使用しやすくなるでしょう。
おすすめ炭酸ガス系入浴剤 5選
疲労回復におすすめの炭酸ガス系入浴剤をピックアップしました。
きき湯 マグネシウム炭酸湯 / バスクリン
バスクリン「きき湯」シリーズの「マグネシウム炭酸湯」は、透明な青緑色の湯色にさわやかなカボスの香りの入浴剤。硫酸マグネシウムなどの温泉ミネラルと炭酸ガス(温泉ガス)を凝縮した粒がお湯にサッと溶ける、使いやすい製品です。腰痛・肩こり緩和をうたっており、生後3カ月以上なら赤ちゃんの入浴にも使えます。
インターギャラクティック / LUSH
100%ベジタリアン対応のナチュラルコスメブランド「LUSH(ラッシュ)」製品のなかでも、見た目のかわいさとバラエティの豊富さで人気の入浴剤・バスボム。なかでも「インターギャラクティック」は、“LUSHスタッフが選ぶマイベストバスボム”で2位を獲得した、ベストセラーアイテムです。湯船に沈めると、マーブル状に広がる色彩と溶けゆく音を目と耳から楽しめ、溶けきると銀河の星のように光るラメがお湯の表面に広がります。
さわやかなペパーミントにベチパーとシダーウッドが重なる深くおだやかな香りで、女性だけでなく男性へのプレゼントにも最適なアイテムです。
さわやかなペパーミントにベチパーとシダーウッドが重なる深くおだやかな香りで、女性だけでなく男性へのプレゼントにも最適なアイテムです。
バブ / 花王
炭酸ガス系入浴剤の代表的な存在ともいえる、花王の「バブ」。ベーシックタイプだけでもゆず・森・ローズ・ひのきなど7種類もある、豊富なラインアップが特徴です。温浴効果に加え、素肌と同じ弱酸性で水道水の塩素を除去する効果もあり、お肌にやさしい処方なのがうれしいところ。個包装の錠剤タイプで、袋から出してポンとお湯に入れるだけで手軽に使えます。
薬用ホットタブ重炭酸湯Classic / HOTTAB
「薬用ホットタブ重炭酸湯Classic」は、重曹とクエン酸を独自製法で錠剤にした入浴剤。ドイツの療養泉や大分県の長湯温泉にある天然炭酸泉のような泉質をめざした製品で、微細な炭酸ガスの泡とともに湯船の中に重炭酸イオンが溶けだし「重炭酸温浴法」を楽しめます。濃度は24時間持続し、追い焚きも可能。無香料・無着色です。
ONPO 温泡 / アース製薬
アース製薬の「温泡」は、その日最後にお風呂に入る人まで香りが長続きする「アロマキープ処方」が施された入浴剤。4タイプあるシリーズのうち「こだわり産地」「贅沢とろりにごり浴」「アロマ」では、1箱のなかに4種類の香りと湯色がパッケージされ、日替わりで楽しみながら入浴できます。1錠が通常の2.5倍の特大サイズ「デカまる」シリーズはより強力な発泡力で、疲れが激しいときにおすすめです。
おすすめ薬用植物系入浴剤 5選
薬用植物系入浴剤のおすすめを紹介します。
薬用ハーバルホットスパ(医薬部外品) / AYURA
「薬用ハーバルホットスパ(医薬部外品)」は、コスメブランドのアユーラによる入浴剤。刻んだ生薬が袋に詰められた揉み出しタイプの入浴剤で、ショウキョウ、カンゾウ、トウガラシ末、ガイヨウといった有効成分が配合されています。生薬とアロマティックハーブがブレンドされた香りは、ホッとくつろげると評判。深いグリーンのお湯の色と相まって、バスタイムをゆったりと過ごせます。
ツムラのくすり湯 バスハーブ / ツムラ
「ツムラのくすり湯 バスハーブ」は、漢方薬で知られるツムラによる薬用入浴液。液体タイプなので、湯量に応じて使用量を調整しながら使えます。100%天然由来という有効成分には、トウキ、センキュウ、ハマボウフウ、チンピ、ハッカ、カミツレの生薬抽出エキスを配合。生薬ならでは自然な香りで、嗅覚からも疲労回復できそうです。
JIKKO / 健美薬湯
「JIKKO」は、銭湯などお風呂屋さんの本格薬湯を自宅でも体験できるよう開発された“お風呂の素”。合成香料、防腐剤、着色料、アルコール不使用で、生薬とミネラルにこだわったシンプルな配合が特徴です。昔から冷え性や婦人病にも散られてきた生薬・センキュウ末で体を温め、温泉にも含まれるミネラル塩でその効果を高めると同時に、精油成分を豊かに含む生薬から抽出した天然の香りで癒されます。
バスロマン 薬泉 ほぐし浴 / アース製薬

「バスロマン 薬泉 ほぐし浴」は、生薬と温泉成分を独自配合し、家庭で湯治気分を味わえる「薬泉」シリーズの1アイテム。生薬の当帰(トウキ)に温泉成分の芒硝(ボウショウ)と重曹、さらに保湿成分として地黄(ジオウ)が配合されています。薬草の香り漂う乳青色のにごり湯タイプで、温泉気分を視覚からも味わえます。
バスクリン 薬湯 温感EX / バスクリン

「バスクリン 薬湯 温感EX」は、温泉ミネラルの顆粒に生薬のセンキュウ末とトウキ末を有効成分として配合した「薬湯」シリーズの入浴剤。温浴効果を高め、芯までしっかり温めることをコンセプトとした製品で、保湿成分として16種類の植物成分も配合されています。透明な和漢オレンジの湯色に、心やすらぐパシフィックハーブの香りです。
疲労回復に効果のある入浴方法

疲れを取りたいときは、入浴剤を使うだけでなくお風呂の入り方も工夫するとより効果的です。
疲労回復に最適な入浴方法を押さえておきましょう。
疲労回復に最適な入浴方法を押さえておきましょう。
疲労回復には全身浴の方がおすすめ
疲れを効果的に取るには、半身浴よりも全身浴がおすすめです。肩までお湯に浸かることで効率的に体が温められるうえに、体の広範囲に水圧を受けることでより高い血流促進効果が得られ、筋肉のコリがほぐれ疲れが取れやすくなるのです。
全身浴での疲労回復には、40℃くらいの湯温に10~15分程度が最適とされています。
全身浴での疲労回復には、40℃くらいの湯温に10~15分程度が最適とされています。
就寝2時間前に入る
お風呂に入るタイミングは、就寝の2時間くらい前が理想的です。お風呂でいったん上がった体温がほどよく下がり、寝付きと睡眠の質が良くなるといわれています。
長風呂しない
入浴時間が30分を超えると体への負担が大きくなり、脱水や乾燥肌のリスクも高まるといわれています。お風呂の気持ちよさに、つい長湯したくなるかもしれませんが、適度に切り上げるよう心がけましょう。
入浴剤入りのお風呂で疲労回復!たまの羽伸ばしには温泉も
疲労回復に役立つ入浴剤の種類と選び方、おすすめの製品、入浴方法を紹介しました。日々の疲れを癒すのに、入浴剤を有効に活用しましょう。
そしてときには、天然温泉や広々とした浴槽がある温浴施設でのリラックス&リフレッシュもおすすめです。ニフティ温泉掲載の全国各地のおすすめ施設も、ぜひチェックしてみてくださいね!
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この記事を書いたライター

- タツエダコ
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関東在住ライター。万年コリコリの首と肩をほぐしてくれる温泉でのひととき(と、その後の一杯)を楽しみに、日々を過ごしています。真冬の寒い夜に、露天風呂で長湯するのが好きです。
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