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作成日:2025年02月18日

髪がベタつく理由とは?すぐできるヘアケア方法や出先での対処法を解説 全国

朝にしっかりシャンプーをしたのに、夕方には髪がベタついてしまうことはありませんか?

このような悩みの原因には、皮脂の過剰分泌やシャンプーの方法が関係している可能性があります。髪は適切な対処を行うことで、ベタつきを防ぎ、清潔な状態を保つことができます。また、外出先でベタつきが気になった際の応急処置についても知っておくと安心ですよね。

本記事では、そんな髪がベタつく原因や効果的な対処法について詳しく解説していきます。

髪がベタつく3つの理由

髪がベタつく3つの理由

髪のベタつきが気になる原因は大きく分けると「皮脂の過剰分泌」「シャンプーの洗い残し」「汗の影響」の3つがあります。これらの要因が重なることで、髪がすぐにベタついてしまいます。

ここでは、髪がベタつく主な理由について詳しく解説していきます。

皮脂の過剰分泌

皮脂の分泌が多いと、髪や頭皮がベタつきやすくなります。毛穴に詰まると雑菌が繁殖し、ニオイや血行不良の原因になることもあります。シャンプー時の洗いすぎも要注意。頭皮が乾燥し、余分な皮脂が分泌される悪循環につながります。

加齢や女性の場合は生理周期によって皮脂の分泌量が変化することもあります。過剰な皮脂分泌が続くと、髪に栄養が届きにくくなり、ハリやコシが失われることもあります。適切なケアで、健康的な頭皮を保つことが大切です。

シャンプー・トリートメントの洗い残し

シャンプーに含まれるコーティング剤が髪や頭皮に残ると、ベタつきの原因になることがあります。丁寧にすすぐことが大切ですが、それでもベタつく場合は、シャンプーが合っていない可能性も。

トリートメントやスタイリング剤の洗い残しにも注意が必要。これらの製品には油分が多く含まれており、すすぎが不十分だと髪全体がベタつきやすくなります。正しい洗髪方法と十分なすすぎで、髪のベタつきを防ぐことが大切です。

かいた汗をそのまま放置

頭皮は汗腺が多く、特に夏場は大量の汗をかくことがありますよね。汗をそのまま放置すると、汗に含まれるミネラルが頭皮に付着し、ベタつきの原因になることも。時間が経つと、不快なニオイやかゆみにつながることもあります。

汗をかいた後は、こまめに拭き取ることが大切。タオルやティッシュでやさしく押さえ、頭皮を清潔に保つことがベタつき防止のポイントです。

頭の皮脂が多くなる5つの原因

頭の皮脂が多くなる5つの原因
髪のベタつきの主な原因は、頭皮の皮脂が過剰に分泌されることです。皮脂は本来、頭皮を守るために必要なものですが、分泌量が多すぎると髪がベタついたり、毛穴が詰まったりする原因になります。

ここでは、皮脂が増える主な5つの原因について詳しく解説します。

洗浄力が強すぎるシャンプー

洗浄力が強すぎるシャンプーは、必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮の乾燥を招きます。乾燥を防ごうとして皮脂が過剰に分泌され、結果的に髪がベタつく原因に。
シャンプーの成分表に「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」が最初の方に記載されている場合、成分が多く配合されている可能性が高いです。これらは洗浄力が強い界面活性剤のため、必要以上に皮脂を落としてしまうことも。

頭皮のうるおいを守るために、自分に合った適度な洗浄力のシャンプーを選ぶことが重要です。自分でわからないときは、専門知識を持つ美容師さんに相談してみるのもいいでしょう。

頭皮を傷つける頭の洗い方

爪を立ててゴシゴシ洗うと、頭皮が傷つき、雑菌が繁殖しやすくなります。その結果、炎症が起こったり、皮脂が過剰に分泌されたりして、髪のベタつきの原因になります。
また、1日に何度もシャンプーをするのも避けるべきです。頻繁に洗いすぎると、頭皮の自然な潤いが失われ、乾燥を防ぐために皮脂が過剰に分泌されることがあります。

シャンプーはしっかり泡立て、髪や頭皮を優しく包み込むように洗うことがポイント。正しい洗い方を意識することで、余分な皮脂の分泌を防ぎ、髪のベタつきを抑えることができます。

脂質・糖質の多い食事

肉料理やファストフード、揚げ物などの脂質の多い食事を多く摂取すると、皮脂の分泌量が増え、頭皮が脂っぽくなりやすくなり、髪のベタつきにつながります

糖質の過剰摂取にも注意が必要。甘いものやアルコールに含まれる糖質は体内で中性脂肪に変わり、皮脂の分泌を促してしまいます。特に夜はエネルギーを消費しにくいため、脂質や糖質の摂取は控えめにするのが理想。夕食は脂っこいものを避け、バランスの取れた食事を心がけましょう。

ストレスの高い生活

日々の生活でストレスの高い状態が続くと、自律神経が乱れ、皮脂の過剰分泌を引き起こす原因になります。特に運動不足や不規則な生活、睡眠不足が続くと、交感神経が優位になりやすく、男性ホルモンの分泌が活発化。これにより、皮脂の分泌が増え、髪のベタつきにつながります。

皮脂の分泌をコントロールするためには、生活習慣を整え、適度な運動や十分な睡眠を心がけるようにしましょう。心身のリラックスを意識することで、頭皮環境を健やかに保つことができます。

頭皮に炎症がある可能性

髪のベタつきに加えて、頭皮の赤みやかゆみがある場合は、脂漏性皮膚炎の可能性があります。皮脂の分泌が多い頭や顔に湿疹ができやすく、かゆみやフケを伴うことも。
原因のひとつとして、皮膚に常在する『マラセチア菌』の異常増殖が挙げられます。生活習慣や食生活の乱れ、免疫力の低下によって皮脂が過剰に分泌されると、マラセチア菌が増殖しやすくなり、炎症を引き起こすことがあります。

脂漏性皮膚炎以外にも、フケ症やほかの皮膚トラブルの可能性もあります。自己判断せず、病院やクリニックで専門医の診察を受けましょう。

参考:池袋 AGAクリニック 髪の毛がベタつく原因と対処法について

髪のベタつきに効果的なヘアケア方法

髪のベタつきに効果的なヘアケア方法
髪のベタつきを抑えるためには、日々のヘアケアを見直してみましょう。間違った洗髪方法や合わないシャンプーを使っていると、皮脂の過剰分泌を招き、さらにベタつきを悪化させる原因になります。

ここでは、髪のベタつきを防ぐために効果的なヘアケア方法について詳しく解説します。

正しいシャンプーの方法

正しいシャンプー方法を実践することで、髪のベタつきを防ぐことができます。洗髪時は、頭皮を傷つけず、余分な皮脂を落としすぎないことがポイント。実際にシャンプーをするときは以下の手順を意識するようにしましょう。

①シャンプー前の準備
・ブラッシングをする
髪の毛が乾いている状態で粗めのブラシを使い、髪の絡まりをほぐす
汚れや抜け毛を取り除き、頭皮の血流を促進する

・ぬるま湯でしっかり湯洗い(予洗い)する
38~40℃のぬるま湯で髪と頭皮をしっかりすすぐ
シャンプーの泡立ちを良くし、汚れを落としやすくする

②シャンプーのやり方
・シャンプーを適量(500円玉大)手に取り、しっかり泡立てる
直接頭皮につけず、手のひらで泡立ててから使用する

・指の腹で優しく揉み洗いする
ゴシゴシこすらず、マッサージするように洗う
こめかみ・もみあげ → 頭頂部 → 後頭部の順に洗う

・リンスやトリートメントは毛先を重点的に使う
頭皮につけると乾燥しにくくなり、ベタつきの原因になる

③すすぎと乾かし方
・しっかりすすぐ(シャンプー時間より長めに)
指の腹を使いながら、頭皮のぬるつきを確認しながら流す

・タオルドライをする
頭皮から毛先の順に、タオルで優しく押さえるように拭く

・ドライヤーで根元から乾かす
毛先ではなく、まず根元を乾かすことでベタつきを防ぐ

自分に合ったシャンプーの選び方

髪のベタつきを防ぐには、頭皮の状態に合ったシャンプーを選ぶことが大切です。乾燥肌の人は、アミノ酸系や薬用シャンプーなど、洗浄力が穏やかで刺激の少ないものを。オイリー肌の人は、適度な洗浄力を持ち、刺激が強すぎないものを選ぶようにしましょう。

シャンプーの成分にも注目しましょう。アミノ酸系洗浄成分の「グルタミン酸」「アラニン」「グリシン」などは、マイルドな洗浄力で潤いを守る効果があります。一方、オイリー肌の人は「ラウレス-4カルボン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」「ココイルメチルタウリンNa」などの成分が入ったものがおすすめです。

また、市販のシャンプーは洗浄力が強いものが多いですが、美容院専売のシャンプーは比較的優しい処方のものが多い傾向にあります。通っている美容院で相談すると、自分の頭皮に合ったものを選びやすくなります。シャンプーの効果を実感するには時間がかかるため、しばらく使い続けて様子を見ながら、自分に合うものを探していきましょう。

シャンプーの選び方については、以下の記事もご覧ください。
髪を洗う頻度は毎日?2日に1回?理想の頻度と注意点を解説/シャンプーの種類と適切な選び方

出先で髪のベタつきに気づいた場合の対応方法

出先で髪のベタつきに気づいた場合の対応方法


外出先でふと鏡を見たとき、髪のベタつきが気になったことはありませんか?朝はサラサラだったのに、汗や皮脂の影響で夕方にはペタッとしてしまうこともあります。

ここでは、ドライシャンプーやベビーパウダーの活用法、ティッシュを使った簡単な対策など、出先でもできる髪のベタつき対策を紹介します。

ドライシャンプーやベビーパウダーを使う

外出先で髪のベタつきが気になるときは、ドライシャンプーやベビーパウダーを活用するのがおすすめです。水を使わずに手軽にリフレッシュでき、時間がないときでも簡単に対処できます。

・ドライシャンプーの使い方
頭皮や髪にスプレーやムースタイプのドライシャンプーを吹きかける
軽く揉み込んで、皮脂や汚れを浮かせる
タオルで拭き取り、仕上げにブラシで整える

・ベビーパウダーの使い方
少量のベビーパウダーを手に取り、手のひらでなじませる
頭皮全体や生え際に優しくつける
粉っぽさがなくなるまでブラシでとかす、または湿ったタオルで拭き取る

これらの方法は外出先でシャンプーができないときや、汗をかいた後に髪をスッキリさせたいときに便利。髪のベタつきが気になったら、手軽に取り入れてみましょう。

余分な皮脂をティッシュオフ

外出先で髪のベタつきが気になったときは、ティッシュや油取り紙を使って余分な皮脂を取り除くのも効果的です。ウェットティッシュでも代用できますが、強く擦らないよう注意が必要です。

・ティッシュオフのやり方
ティッシュやあぶらとり紙をベタつきが気になる部分に優しく当てる
ゴシゴシこすらず、軽く押し当てるようにして皮脂を吸収させる
ゆっくり時間をかけてオフし、繊維が髪に残らないようにする

特に前髪や生え際、頭頂部など、皮脂分泌が多い部分におすすめ。シャンプーできないときや、一時的にすっきりさせたいときに便利な応急処置です。

髪のベタつき改善につながる生活習慣

髪のベタつき改善につながる生活習慣

髪のベタつきを抑えるためには、ヘアケアだけでなく生活習慣の見直しも重要です。皮脂の分泌は、睡眠不足や食生活の乱れ、ストレスの影響を受けやすいもの。日々の習慣を改善することで、頭皮環境を整え、ベタつきを根本から防ぐことができます。

ここでは、髪のベタつきを根本的に改善するために意識したいポイントについて紹介します。

睡眠の質を上げる

質の良い睡眠をとることで、皮脂の分泌をコントロールし、髪のベタつきを防ぐことができます。就寝・起床時間を揃え、6時間以上の睡眠を確保し、規則正しい生活を続けることで、体内リズムが整い、頭皮環境も安定します。

特に入眠後90分間のノンレム睡眠が重要。成長ホルモンが多く分泌され、頭皮のターンオーバーを促進します。これにより、乾燥や皮脂の過剰分泌が抑えられ、健康な髪と頭皮を維持しやすくなります。

睡眠の質を高めるには、寝る直前のスマホ使用を控え、副交感神経を優位にすることがポイント。深い眠りを確保することで、髪や頭皮のダメージ回復が促進され、ベタつきにくい健やかな状態を保てます。

バランスのとれた食事

脂質や糖質を摂り過ぎると、皮脂が過剰に分泌され、髪のベタつきにつながります。揚げ物や甘いものの食べすぎには要注意。中性脂肪の増加を防ぐことで、頭皮の皮脂バランスが整いやすくなります

皮脂の分泌を抑えるためには、ビタミンB2やB6を積極的に摂るのがおすすめ。納豆やレバーには両方の栄養素が含まれており、効率的に摂取できます。食事だけで補うのが難しい場合は、サプリメントを活用するのも一つの方法。

さらに、適度な運動を取り入れることで、中性脂肪の燃焼を促し、皮脂の分泌を抑える効果が期待できます。血行や代謝が促進されることで、頭皮の乾燥を防ぎ、健康な髪を維持しやすくなります。

それでも改善しないときは医療機関に相談

シャンプーや生活習慣を見直しても髪のベタつきが改善しない場合は、皮膚疾患が原因の可能性もあります。シャンプーや生活習慣の改善だけでは皮膚疾患を治すことは難しいため、医療機関で正しい原因を突き止めるようにしましょう。

特に、頭皮にかゆみや炎症がある、フケやニオイが気になる、薄毛や抜け毛が悪化している場合は、早めに受診することをおすすめします。放置せずに早めに専門医に相談するようにしましょう。

髪のベタつき解消には頭皮の皮脂分泌がポイント

髪のベタつき解消には頭皮の皮脂分泌がポイント
髪のベタつきを防ぐには、頭皮の皮脂分泌を適切にコントロールすることが大切です。過剰な皮脂は、洗いすぎや生活習慣の乱れ、ストレスなどによって引き起こされることもあります。

適切なシャンプー選びや正しい洗髪方法を実践し、食事や睡眠の質を見直すことで、頭皮環境を整えることができます。髪のベタつきを根本から改善し、健康的で清潔な髪をキープしましょう。

#髪がベタつく #ヘアケア #頭皮ケア

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この記事を書いたライター
ユキヒト
ユキヒト

愛知県在住ライター。職業柄、肩こりと腰痛が目下の悩み。癒してくれる温泉とマッサージに30代になってからハマり出し、週末はよく近くのスーパー銭湯に入り浸っています。

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