【結果発表】年間ランキング2024、全国1位に輝いたのは…?
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最終更新日:2025年01月07日

旅好きライターさとちんが選ぶ!2024年BEST温泉5選 全国

2024年は国内外あわせて30回以上旅行に出かけた“さとちん”です。旅先で楽しみにしているのが温泉。でも、せっかくならその土地ならではのおいしいものや絶景も楽しみたい欲張りな私です。今回は2024年出かけた温泉の中で、温泉+αの楽しみがあった温泉BEST5を紹介します。

BEST温泉選定の判断基準

2024年総括

「温泉に行きたい!」
旅行の計画を立てるとき、目的地に温泉を組み込む人は多い事でしょう。少なくとも私はそうです。

2024年は北は北海道から南は大分まで、いろんな温泉に出かけてきました。特に念願の実際に入浴できる世界遺産、和歌山県のつぼ湯に入ることができ、自分的には大満足の1年でした。
湯の峰温泉 つぼ湯
湯の峰温泉 つぼ湯/和歌山県田辺市

温泉は最高のエンターテイメント!

とはいえ、わざわざ出かけるなら温泉以外のお楽しみもあると嬉しいですよね。温泉に入ったあとは、その土地ならではのおいしいものを食べ、そこでしか見られない絶景を見て心が癒される、それが旅の醍醐味だと思っています。
くらま温泉
くらま温泉/京都府京都市

温泉でこれらを同時に味わえたら最高だと思いませんか?今回は楽しくて癒される、+αのある温泉を5つ選びました。ひとりで、友達を誘って、家族みんなで出かけたいエンターテイメント性のある温泉です。泉質や湯づかいにもこだわって選びました。
はやぶさ温泉/山梨県山梨市

それでは独断と偏見で選んだBEST温泉を第5位から紹介していきます。

2024年BEST温泉5選

第5位:東京豊洲 万葉倶楽部 / 東京都江東区

東京豊洲 万葉倶楽部 露天風呂
東京豊洲 万葉倶楽部 露天風呂
2024年、一番話題となった温浴施設ではないでしょうか?
東京豊洲 万葉倶楽部が入っている「豊洲 千客万来」がメディアで何度も取り上げられていましたね。

温泉は箱根と湯河原からの運び湯で、神奈川の名湯を入り比べることができるのも贅沢。それになんといっても目の前に広がる絶景が時間を忘れさせてくれました。炭酸泉や寝湯、ナノクラ、サウナなど、いろんな種類のお風呂をホッピングしてまわるのも楽しかったです。
東京豊洲万葉倶楽部足湯
屋上にある展望足湯庭
360度の絶景が広がる足湯。

豊洲市場直送のお刺身食べ放題
豊洲市場直送のお刺身
でも、なんといってもビュッフェに感動!テレビでは「豊洲 千客万来」の高額海鮮丼がインバウン丼などと揶揄され話題となっていましたが、こちらのビュッフェは大人2,900円で豊洲市場直送のお刺身が食べ放題!お刺身の種類も多く、茶わんに乗せきれないくらいでした。

しかし、海鮮にだけ目を奪われていてはいけません。海鮮串やひとり鍋、ラーメン、点心、デザートまで、どれもビュッフェとは思えないクオリティ。自分の中の温泉グルメ部門では2024年ベスト1です。

再入場も可能なので、豊洲市場やららぽーと豊洲に出かけて、また温泉に入ることもでき、1日中過ごせちゃいます。
※2024年6月に訪問


第4位:横須賀温泉 湯楽の里 / 神奈川県横須賀市

横須賀温泉 湯楽の里
こちらの施設には1人で何度か訪れたことがあったのですが、昨年5月には家族を誘ってやってきました。結果、家族がとっても気に入った温泉です。なんといっても目の前が海という絶好のロケーション。
源泉かけ流しの露天風呂
海を見ながら入る露天風呂
しかも、露天風呂には源泉かけ流しの浴槽もあるんです。これは貴重。なめるとしょっぱいナトリウム塩化物泉に温泉マニアな人も満足できますよ。
お食事処「天風」
休憩室やお食事処「天風」からも海が一望できます。
お食事処「天風」は横須賀らしく、三崎まぐろや、よこすか海軍カレーなどご当地メニューが食べられるのもポイントが高い!天ぷらも揚げたてで衣がサクサクでした。

家族が本当に喜んでくれたので、連れてきた私は鼻が高かったです。家族以外でも、恋人やお友達を誘って、ぜひ、出かけてみてください。
※2024年5月に訪問


第3位:朝日湯源泉ゆいる / 神奈川県川崎市

朝日湯源泉 ゆいる
朝日湯源泉 ゆいる」は、川崎駅から路線バスで約12分と駅からは少し離れた立地ですが、その分本当の温泉好きが集まっている気がします。高齢者より若い人が多いのも特徴かもしれません。

天然温泉
以前は普通の銭湯でしたが、敷地内を掘削して地下1,200mから温泉を掘り当てました。その成分は25,800mg!1,000mg以上が温泉基準値の所、基準の25.8倍の成分を含んだ温泉です。泉質は含よう素ーナトリウムー塩化物強塩温泉。首都圏では珍しい温泉成分が体に浸透しやすい高張性です。

あつ湯、ぬる湯、炭酸泉の3種類があり、定期的に非加熱源泉が湯口からドバドバ注がれています。

体感温度が100度を超えるロウリュサウナ(高温サウナ)に、男湯150cm、女湯135cmの深さの潜れる水風呂まであり、スーパー銭湯なみに楽しめます。
「さらに美味しくなった ゆいる10種類のスパイスカレー」
レストランでは本格的なサ飯がいただけます。テレビの人気番組でも紹介されたほど!チキンベースに10種類のスパイス、野菜のとろみだけで作っている「さらに美味しくなった ゆいる10種類のスパイスカレー」は野菜たっぷりでヘルシー。なつかしい味の「喫茶店のプリン」も、食べるとホッと癒されます。

漫画読み放題のリラックススペースやコワーキングスペースもあり、ゆいるはどちらかというと1人でゆっくり利用したい温泉です。
※2024年5月に訪問

「朝日湯源泉ゆいる」の体験レポートもぜひご覧ください。
「朝日湯源泉ゆいる」話題の深くて広い水風呂と毎日行われるアウフグース体験レポート


第2位:源泉 駒の湯荘 / 静岡県伊豆の国市

源泉 駒の湯荘
2024年、私はぬる湯にはまってしまったのですが、そのキッカケとなった温泉がこちらです。家からは車で1時間半以上かかるのですが、この夏2回も出かけてしまいました。

もともと伊豆には畑毛温泉というぬる湯の温泉街があるのですが、源泉 駒の湯荘はさらにその奥。しかもここ一軒しかありません。日帰り利用だけで大人は90分850円、3時間1,100円、1日券1,600円ですが、90分では絶対時間が足りなくなります。
源泉 駒の湯荘内風呂
温泉は内湯と露天風呂があり、お湯はもちろん源泉かけ流し男女あわせて全部で16の浴槽を、オーナーがボイラーでそれぞれ違う温度に調整しています。35~36度、37〜38度、38〜39度、39〜40度、41〜42度と、わずかな温度の差が入るとまったく違うく感じるから不思議です。私は7月35度の露天風呂に入って、気が付いたら60分近く過ぎていました。あまりの気持ち良さに時間がとろけてしまったようです。

人気No.1メニューの親子丼
人気No.1メニューの親子丼
食事処でもオーナーが腕をふるってくれます。焼き目のついた鶏肉が香ばしい親子丼は、長湯した後の胃袋に優しく染みわたりました。

そして、受付前の産直コーナーも必見!地元の農産物を販売しているのですが、運が良ければB級品の函南スイカが市場の半値以下で手に入ります。とっても甘いスイカでした。夏はスイカ目当てに来る人もいるようですよ。
先に買い物だけして、帰りに受け取ることもできます。
※2024年7月と8月に訪問


第1位:有馬療養温泉 / 神奈川県川崎市

有馬療養温泉
関東の温泉といえば黒湯と思われがちですが、こちらは鉄分を含んだ赤い温泉。もちろん、加水・循環ろ過・消毒なしのかけ流しです(温度が低いため蒸気式の浴槽内主熱交換器、外部予備熱交換器で40度前後に加温)。泉質は単純鉄冷鉱泉(旧泉質名 単純炭酸鉄泉)低張性・中性・冷鉱泉

源泉
源泉は透明ですが、酸素に触れると赤く変わります。
神奈川県川崎市の住宅地に唐突に現れる温泉旅館。なぜ、こんなところにあるのか不思議ですよね。でも、今から1337年前、大化3年12月に役小角(えんのおづの)という行者が発見したという伝説がある温泉なんです。

日帰り入浴はバスタオルとフェイスタオルのレンタル付きで、大人2時間1,300円。浴槽はあまり大きくなく、でも、すぐに体の芯から温まるので、あまり長湯はできません。
湯治プランの夕食
1人9,380円からの1泊2食つき「食事少なめ湯治プラン」でも、このボリューム。
湯治などで5日間ほど過ごす人もいるそうです。宿泊すると食事が凄いのです!オーナーは船舶免許を持ち、親戚には横須賀の漁師もいるそうで、自分たちが釣り上げた新鮮な海の幸が食卓に並ぶんです!

宿泊しなければ食べられないわけではなく、事前予約で昼食付日帰りプランも利用できます。

こちらの施設は紹介した他の施設に比べるとエンタメ性は低いかもしれませんが、首都圏でここまで本気で湯治ができる温泉はかなり貴重。2024年一番感動した温泉だったので1位に選びました。
※2024年10月に訪問

僅差の施設も紹介したい‥!!

らくスパカフェ浜松 / 静岡県浜松市

らくスパカフェ浜松
オマケの1ヶ所は「らくスパカフェ浜松」。私はこちらで車中泊デビューをしました。

らくスパカフェ内風呂
慣れない車中泊に不安いっぱいでしたが、眠るまではお風呂に入ったり、館内でリラックスして過ごし、食事もレストランで食べることができ、寝たのが車の中という事以外は、普通の旅行のように過ごせました。
温泉施設の楽しみ方が広がった気がします。
※2024年1月に訪問

実際に車中泊したレポートはこちら!是非ご覧ください。
「らくスパカフェ浜松」車中泊レポート!ドライブ疲れを温泉で癒したあとは車中泊スポットで朝までぐっすり


以上、2024年個人的に行ってよかったBEST温泉5+1でした。

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この記事を書いたライター
さとちん
さとちん

温泉とご当地グルメを愛するおでかけ&グルメ&旅ライター。 休日や旅先では朝風呂でパワーチャージ! 温泉ソムリエになりました。

温泉ソムリエ,サウナスパ健康アドバイザー,銭湯検定4級,高齢者入浴アドバイザー

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