お風呂の天井掃除の方法まとめ!おすすめ道具や洗剤、手順を解説 全国

お風呂の天井は手が届きにくく、掃除をするにもなかなか厄介な場所です。湿気が多いためカビが生えやすく、放置することもできません。
この記事では、お風呂の天井掃除におすすめのアイテムや、天井の汚れを簡単に落とすコツ、カビを防ぐ掃除の方法をまとめています。
天井のカビ対策に悩んでいる方や、天井のカビを根本から解消したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事では、お風呂の天井掃除におすすめのアイテムや、天井の汚れを簡単に落とすコツ、カビを防ぐ掃除の方法をまとめています。
天井のカビ対策に悩んでいる方や、天井のカビを根本から解消したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
お風呂の天井掃除はなぜ必要?

最初に、お風呂の天井掃除が必要な理由について解説します。天井の掃除を放置してしまいがちな人はチェックしてみてください。
天井の汚れはお風呂全体の汚れの元
湿気が多い浴室の中でも、天井部分は蒸気が溜まりやすく、換気扇を使ったとしても湿気が特に残りやすい場所です。水滴が天井に長時間残ると、黒カビなどの原因になります。
天井にカビが生えると、カビの胞子が天井から下に落ち、壁や床、排水口へとどんどんカビが広がってしまいます。こうなるといくら浴室を掃除しても、天井のカビを取り除かないことにはカビが繁殖しやすい状態がずっと続くことになる可能性も。
そのため、カビを見つけたらすぐに掃除をする必要があることを覚えておきましょう。さらに、カビの菌は見た目ではわからないことも多く、気づかないうちに天井にたくさん付着していることもあるので、日頃から定期的に掃除を心がけることが重要です。
掃除の理想的な頻度は月に1回
お風呂の天井掃除は、理想は月に1回、最低でも2〜3ヶ月に1回の頻度で行うのがおすすめです。
汚れが目に見える前に掃除をすれば、カビを事前に予防する意味でも効果的です。お風呂の後に天井の水滴を拭き取る習慣をつけるだけでも、カビの発生を抑えやすくなるので実践してみてください。
カビや汚れを放置するとどうなる?
続いて、カビや汚れを放置した時に起こりうることを紹介します。
放置すると健康被害の原因にもなる
カビや汚れを放置すると、浴室内にどんどんカビが繁殖していくだけでなく、人体にも悪影響が及びます。具体的には、カビの胞子を吸い込むことで、喘息やアレルギー、咳などの不調につながる可能性があります。また肌が弱い人は、皮膚にカビが触れることで、肌荒れなどの原因にもなりかねません。
放置する時間が長引けば長引くほど、雑菌や黒カビは排水口や浴槽などにどんどん侵食し、汚れがより落ちにくくなります。結果的に掃除の手間も倍増するので、できる限り早めに対処した方が良いでしょう。
お風呂の天井掃除におすすめなアイテムと洗剤

続いて、お風呂の天井掃除におすすめのアイテムや洗剤について紹介します。安全に掃除するための服装や注意点についても併せて紹介するので、事前準備する際の参考にしてください。
お風呂の天井掃除におすすめのアイテム
お風呂の天井掃除におすすめのアイテムは以下の5つです。
- フローリングワイパー
- マイクロファイバークロス
- アルコールスプレー
- キッチンペーパー
- ゴーグル・マスク・手袋
フローリングワイパーは、柄が長く、高いところまで手が届きやすいため、お風呂の天井掃除におすすめです。
マイクロファイバークロスは、天井全体の水滴を吸収するのにおすすめです。拭き取りが良く、洗剤との相性も良いので、お風呂の天井掃除に役立つでしょう。
アルコールスプレーは、速乾性があり、除菌効果も高いため、カビ予防に最適なアイテムです。天井への噴射で目に入ってしまう可能性もあるので、フローリングワイパーにキッチンペーパーなどを巻きつけ、そこにアルコールスプレーで湿らせてから天井をなぞるように拭きあげると簡単に掃除&カビ予防できます。
ゴーグル・マスク・手袋は、目や肌など、体を守る3点セットとして使用します。特に、塩素系漂白剤を使用するときは、肌に触れると肌荒れを起こしたり、目に入ると失明したりする恐れもあるので、必ず使用して、安全に掃除を行いましょう。
お風呂の天井掃除におすすめの洗剤
カビの除去をする洗剤でよく使用されるのは、塩素系漂白剤です。お風呂の天井に発生しやすい黒カビにも効果抜群で、広範囲にわたる頑固な汚れもきれいに落としてくれます。
軽度な汚れには、エタノールがおすすめです。黒ずみがくっきりとしていない程度のカビならエタノールでもじゅうぶん汚れを落とせて、安全性も高いので人体にとっても安心です。
安全かつ強力にカビ掃除したい場合は、ジェルタイプの洗剤を使うと良いでしょう。粘着性のあるジェルタイプなら、液垂れの心配がなく、体に付着するリスクを軽減しながらカビを強力に除去できます。カビが生えている範囲が狭い場合には特におすすめです。
安全な掃除のための服装と注意点
先述の通り、お風呂の天井を掃除する際は、ゴーグル・マスク・手袋の3点セットが必須です。液垂れや洗剤の飛沫から体を守るためにも、掃除の前に必ず用意しましょう。また、洗剤の液垂れが顔や体に落ちてくるリスクを減らすため、目線の斜め上にフローリングワイパーを持ってくるようにして掃除するのがおすすめです。
スプレータイプの洗剤は天井に向けて噴出せず、フローリングワイパーに巻きつけたキッチンワイパーなどに塗布して拭き取ります。
作業中はカビ菌や強力な洗剤の成分などが浴室内にこもらないように、窓やドアを開けたり、換気扇を回したりして、必ず通気を確保しましょう。
脚立や踏み台などを使って掃除する場合は、転倒を防止するため、床が濡れていないかもしっかり確認しておくことが大切です。
お風呂の天井の掃除方法・手順

続いて、お風呂の天井掃除の手順を紹介します。
掃除前の準備
まずは事前に以下の掃除用具を準備します。
- フローリングワイパー
- キッチンペーパー
- クロス
- カビ取り用の洗剤
- タオル
- ゴム手袋
- マスク
- ゴーグル
使用する洗剤が塩素系か中性かなど、種類や成分を確認して、落としたい汚れに適しているかをチェックしておくと良いでしょう。
掃除用具が準備できたら、窓やドアを開けて換気扇を回し、浴室の空気の流れを確保します。さらに安全のため、ゴム手袋・マスク・ゴーグルを装着すれば準備OKです。
お風呂の天井掃除の手順
お風呂の天井掃除の手順は以下の通りです。
- フローリングワイパーにキッチンペーパーを重ね、カビ取り剤を馴染ませる
- カビ取り剤をつけたワイパーで天井を全体的に拭き、カビ菌を除去する
- 10〜15分放置して薬剤を浸透させ、換気を続ける
- フローリングワイパーにクロスを装着して水拭きし、その後キッチンペーパーで乾拭きする
- 掃除後は換気扇を回し、浴室をしっかり乾燥させる
天井に直接スプレーするのは危険なので、必ずフローリングワイパーを使って塗布するようにしましょう。擦らずに薬剤を浸透させるように行うと効果的です。
カビを予防するコツ

続いて、浴室のカビ予防のコツについて紹介します。
掃除後にやるべきカビ予防策
せっかくきれいに掃除したつもりでも、洗剤や水滴の拭き残しがあると、また新たなカビや汚れの原因になります。そのため掃除後は必ず水拭き・乾拭きを行い、洗剤や水滴を残さないように徹底しましょう。
カビが発生するのは15〜30℃といわれているので、50℃以上のシャワーで天井をすすぐとカビ菌が死滅しやすくなります。また、防カビスプレーを使用するとカビの再発リスクを軽減できるので、うまく活用してカビ菌を死滅させ、再発生させないように努めましょう。
入浴後はすぐに換気をして、浴室内の湿度を素早く下げるのが、カビ対策の基本です。毎週軽く掃除したり、月1回のカビ掃除を習慣化して、常にカビを発生させないようにしたいですね。
また、シャンプーなどのボトル類を床などに置きっぱなしにするとカビが発生しやすくなります。毎回の片付けが面倒な場合は、壁掛けラックなどで空中に吊るすようにして置くのがおすすめです。
防カビアイテムの活用法
カビ防止剤などを1〜2ヶ月に1度使用することで、カビが発生するリスクを抑えるのに効果的です。煙タイプの防カビアイテムは、天井だけでなく換気扇のカビにも浸透しやすいので、特におすすめです。
定期的に使用することで、掃除の負担を減らせるので、ぜひ活用してみてください。
換気と湿度管理のポイント
24時間換気システムは、浴室内に新鮮な空気を取り入れ、カビを防止してくれる便利な機能なので、常に活用し続けることがおすすめです。
入浴後は最低でも1〜2時間はドアや窓を開放し、浴室内の湿度を素早く下げると良いでしょう。ただし24時間換気システムを活用する場合は、浴室を密封した方が効果的なので、換気が終わったらドアや窓は閉め、24時間換気システムの力で浴室内を常に新鮮な空気で満たすようにすると良いですよ。
それでも落ちない頑固な汚れはプロに頼むことも検討しよう

浴室を長く使用していると、いくら掃除をしてもなかなか落ちない頑固なカビに苦戦したり、何度掃除してもすぐ同じ場所にカビが再発したりすることもあるでしょう。また、手が届かない場所や見えない部分にカビが広がっていることもあるかもしれません。
そのような場合は、プロの浴室クリーニングを利用することも検討してみてください。徹底的にカビの除去・防止をするなら、年1〜2回、梅雨前や冬終わりなど、カビが増えやすい時期の前に依頼するのがベストです。
引っ越し前後や大掃除のタイミングで依頼する人もいるようです。忙しくて掃除の時間が確保できない人には特におすすめです。アレルギーをお持ちの人や、小さなお子さんがいる家庭では、定期的にプロにカビを徹底駆除してもらうことで、衛生面の観点からも安心です。
お風呂天井掃除のコツを押さえて快適な浴室をキープしよう!
お風呂の天井は、少し掃除の仕方が難しいため放置してしまいがちですが、天井にカビが発生すると、浴室全体が汚れやすくなります。
本記事で紹介したお風呂の天井掃除のコツを参考に、浴室を快適に使える状態を保ってみてくださいね。
掃除の手間を減らすためには、月に1回程度の掃除が理想ですが、忙しいときはプロのクリーニングに任せるのも効果的。状況に応じて上手にカビ対策を行いましょう。
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この記事を書いたライター
- AREC
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Web、紙、動画など、媒体を問わずクリエイティブ精神豊富に活動するフリーライター。運動をする機会が少ないため、サウナや岩盤浴で汗を流し、温泉で体をほぐすのが日々の癒しです。
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