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作成日:2024年08月26日

風呂の換気扇はつけっぱなしがよい?使い方のコツと掃除や交換のポイント解説 全国

風呂の換気扇は、24時間つけっぱなしにしておいた方が良いと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし換気扇をつけっぱなしにしておくと、電気代など気になる点も出てきます。

そこで本記事では、換気扇の使い方のコツや、換気扇の掃除や交換のポイントについて紹介します。風呂の換気扇を効果的に使い、カビのない快適な浴室にするために、ぜひ参考にしてください。

風呂の換気扇をつけっぱなしにしておくべき4つの理由

風呂の換気扇をつけっぱなしにしておくべき4つの理由
呂の換気扇は、つけっぱなしにしておくのがおすすめです。まずは換気扇をつけっぱなしにしておくべき4つの理由について紹介します。

理由1:風呂の換気扇でカビ発生を防止できる

風呂場は湿度が高く、カビが繁殖するには絶好の場所といえます。風呂の換気扇をつけっぱなしにすれば、風呂場の湿気を素早く排出し湿度を抑制しやすくなるため、カビの発生を防止できます。

風呂場が乾燥したと思って、こまめに換気扇を切る人もいるかもしれません。しかし、換気扇をつけっぱなしにしておくことで常に新鮮な空気が入り、カビの発生を抑制しやすくなります。

理由2:風呂の換気扇は臭い匂いをたまりにくくする

壁や床についた水垢や石鹸カスなどの汚れや、排水口に溜まった髪の毛は悪臭の原因となってしまいます。風呂場は悪臭の原因が多く、湿度も高いため臭いを感じやすい場所といえるでしょう。

定期的に換気扇を回せば、悪臭が充満するのを防げます。ただし、悪臭の原因そのものをたつわけではなく、臭いを感じてから換気扇をつけてもすぐには解消しません。

風呂場の臭いを防ぐには、壁や床、排水口を常に清潔にし、換気扇をつけっぱなしにして常に空気を循環させるのがおすすめです。

理由3:風呂の換気扇が住まいを長持ちさせる

換気扇をつけっぱなしにして常に風呂場を換気させることは、風呂場だけでなく家全体を長持ちさせることにも繋がります。

日本のほとんどは木造住宅ですが、過度な湿気は木造住宅の天敵です。風呂場の湿気を十分に排除できていないと、部屋中にまで湿気が回り、柱や板を腐らせたり、釘や金具の錆びの原因に。また、木材が湿気を含むとシロアリが住み着く恐れもあります。

そのため、風呂の換気扇をつけっぱなしにして正常に風呂場を換気することで、家全体を守ることに繋がるのです。

理由4:風呂の換気扇を24時間つけっぱなしにしても電気代の負担は大きくない

換気扇をつけっぱなしにすることで気になるのが電気代かと思いますが、実はあまり心配しなくても大丈夫。

電気会社の料金プランなどにより変わりますが、風呂場の換気扇を24時間運転し続けたとしても、かかる電気代は数十円〜数百円程度。換気扇をつけずにカビが発生した場合の対応費用や労力に比べると、換気扇をつけっぱなしにした方が、コストパフォーマンスは非常に良いと言えるでしょう。

風呂の換気扇の使い方3つのコツ

風呂の換気扇の使い方における3つのコツ
風呂の換気扇を使う際に押さえておきたい3つのコツを紹介します。上手に使って効率的に風呂場を換気しましょう。

使い方のコツ1:風呂の換気扇を使う際は窓を開けない

換気時は、風呂場の扉や窓は閉めたままの方が効率的に換気ができます。扉や窓を開けていると、その周辺だけ湿気が外に出てしまい、風呂場全体が十分に乾燥できません。

また、扉を開けっぱなしにしておくと、脱衣所に湿気が逃げ、壁紙などにカビが発生する可能性もあるので注意が必要です。

使い方のコツ2:寒い季節は風呂の換気扇を一時的に止める

冬場などの寒い時期、脱衣所と風呂場の温度差によって発症しやすいヒートショックには注意が必要です。風呂場が寒いと感じる時は、入浴中に換気扇を回さず、風呂場から出た後に換気扇を回すようにしてください。

後から続けて家族が入浴する場合は、換気扇をつけなければ風呂場の温かさを保てます。しかし、換気扇をつけずに長時間放置すると、ダクトの内部に結露が発生し、カビが発生する原因になるので、適度な時間で換気を行うことを徹底してください。

使い方のコツ3:風呂の換気扇は頻度高く掃除する

風呂場の換気を効率的に行うには、定期的に換気扇を掃除するのも大切です。換気扇は湿気やカビ、汚れ、ホコリなどが侵入しやすく、放置しておくと換気機能が低下するだけでなく、換気扇を回すたびに風呂場にカビやホコリを撒き散らすことになります。

換気扇に使い捨てのフィルターをつけ、月に一度はフィルター交換を、年に一度は本体を分解して掃除するのがおすすめです。

風呂の換気扇における掃除のポイント2つ

風呂の換気扇における掃除のポイント2つ
呂場の換気扇掃除において、知っておきたい2つのポイントを紹介します。

掃除のポイント1:風呂の換気扇は分解してから掃除する

風呂の換気扇は、そのままの状態で掃除するには限界があります。どこまで分解できるかは機種によって異なるので、説明書などに従いながら可能な範囲で取り外し・分解して掃除を進めましょう。

分解できない場合でも、フィルターは外して掃除するのがおすすめです。

掃除のポイント2:風呂の換気扇はパーツごとに掃除する

換気扇はモーター部分などの水濡れ厳禁なので、本体には水をかけず、分解してパーツごとの特性に合わせた掃除を行います。分解したパーツであれば水洗いも可能ですが、元に戻す前にはしっかり水分を乾燥させることが必須です。

また、パーツを洗剤で掃除する際は、お風呂掃除に使用している洗剤を使用するのがおすすめ。酸性やアルカリ性の洗剤は、パーツの素材によっては変色や変形を招く恐れがあるため注意が必要です。お風呂掃除用の洗剤には中性洗剤が多く、普段の掃除と兼用できるのは便利で嬉しい点ですね。

風呂の換気扇を交換するのポイント5つ

風呂の換気扇を交換するのポイント5つ
呂の換気扇を交換する際の5つのポイントを紹介します。

風呂の換気扇には、天井に設置されダクトを通して空気や湿気を排出する「シロッコファン」と、壁に設置され空気や湿気をそのまま屋外へ排出する「プロペラファン」の2種類があります。ご自宅の換気扇がどちらに該当するかも事前に確認しておきましょう。

交換のポイント1:風呂の換気扇の交換を検討すべき時期

風呂の換気扇は、どれほど丁寧に手入れしていたとしても、一般的に使用から10年程度経過すると故障が増えると言われています。

経年劣化により、異音の発生や、ファンの動作不良などが起こりやすくなるため、使用から10年を目安に交換を検討してください。

交換のポイント2:風呂の換気扇の交換が必要になる目安

換気扇の交換を検討する目安となる、換気扇の不具合は以下の4つです。

  • 換気扇の操作パネルにエラーメッセージが出た
  • スイッチを入れても動かない
  • 換気が弱い気がする
  • 換気中に異音がする

換気扇に異常がある時は、換気扇の操作パネルの液晶やリモコンなどにエラーコードやメッセージが出る機器が多いです。機種によって表示される内容が違うため、メッセージが表示されたら説明書を確認してください。

換気扇の電源スイッチを入れても作動しない時は、まずはブレーカーが落ちていないかを確認します。それでも動かない時は故障が考えられます。電気系統のトラブルの場合もあるため、自分で直そうとせず、プロに相談しましょう。

換気が弱いと感じる際は、換気扇にホコリが溜まって上手く作動していない可能性があります。また換気扇から異音がする際は、換気扇に汚れが付着している可能性も。そのため換気扇の掃除を行い点検しましょう。

まれに本体が少し外れて異音が発生することもあるので、その場合は触らずにプロに見てもらうのがおすすめです。

交換のポイント3:風呂の換気扇の交換はDIYしない

風呂の換気扇の交換には、電気工事士免許が必要な場合があります。

そのため原則、自分自身では交換せず、リフォーム店などのプロに依頼しましょう。どこに依頼していいか分からない場合は、メーカーの相談窓口に問い合わせると良いでしょう。

交換のポイント4:風呂の換気扇の交換にかかる費用相場

風呂の換気扇を交換する際にかかる費用には、本体費用と作業費用があり、換気扇の種類によっても変わります。

換気扇の本体費用の相場は、プロペラファンが7千~1万2千円、シロッコファンが2万~4万円、浴室暖房乾燥機は3万~15万円程。ただし、プロペラファンやシロッコファンから浴室暖房乾燥機に交換する際は、別途設置工事費が必要です。

作業費用は8千〜2万円が相場ですが、費用の妥当性を担保するため、複数の業者から見積もりを取り、比較したうえで依頼すると良いでしょう。

交換のポイント5:風呂の換気扇をリフォームするのも一考

換気扇を交換するのが決定的なのであれば、現状の換気扇よりも高機能な換気扇にリフォームするのもおすすめです。

最新の機種はフラットなデザインでコンパクトなため、掃除もしやすくなっています。また、電力の消費が少ないものも多く、冷暖房機能などで夏場ののぼせ防止や冬場のヒートショック対策としても使用できます。

リフォームの費用は、一般的な浴室暖房乾燥機を戸建てに設置する場合は機器本体の価格と工事費を含め約16万円程度、マンションの場合は、約19万円程度が目安です。

風呂の換気扇を的確に使って快適な浴室環境を維持しましょう

風呂の換気扇を的確に使って快適な浴室環境を維持しましょう
呂場の換気扇を24時間つけっぱなしにしても、電気代は数十円〜数百円程度で、発生したカビを除去する費用の方が多くかかります。そのため、風呂の換気扇は基本的につけっぱなしがおすすめです。

風呂の換気扇をつけっぱなしにしておくことで、風呂場のカビや臭いの抑制のみならず、家自体を長持ちさせることにも繋がります。風呂場の換気扇の掃除は、月に一度フィルター交換、年に一度本体を分解しての掃除がおすすめ。換気扇交換の目安は使用から10年程度で、交換の際は自分で行わず、リフォーム店などに依頼してください。

風呂の換気扇を上手に利用して、快適な浴室環境を目指しましょう!

#風呂 換気扇 #換気扇
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AREC
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Web、紙、動画など、媒体を問わずクリエイティブ精神豊富に活動するフリーライター。運動をする機会が少ないため、サウナや岩盤浴で汗を流し、温泉で体をほぐすのが日々の癒しです。

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