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最終更新日:2024年09月02日

浴槽のお湯は何リットル?シャワーとどっちがお得?お風呂の節水・節ガス術を解説 全国

「浴槽って何リットルのお湯が入るんだろう?」
水道代を節約したいと考えた時、真っ先に気にそう考える方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、浴槽に何リットル使用しているかの計算方法、浴槽のサイズと湯量の関係、自宅の浴槽の退席の調べ方、一人暮らしや家庭での水道代の目安と節約法などについて紹介します。

お風呂の節水や節ガスに困っている方は、ぜひ最後までお読みください。

浴槽が何リットルの容量かを計算する方法

浴槽の容量の計算方法
槽の容量の計算式は「縦×横×高さ÷1000」です。

例として、縦50cm、横100cm、高さ60cmの浴槽の場合、浴槽の容量は300リットルとなります。
ただし、この計算式は満水時の湯量を計るものです。実際は脇の下まで浸かる、40cm程の高さまでしかお湯を張らないので、この例の浴槽でいうと、入浴時に使用される湯量は240リットル程となります。

ただし最近の浴槽は真四角ではなく、節水効果の高い形状をしたものが多く出回っており、お湯の使用量は上記の計算式よりも少ない場合が多いです。浴槽の形状や広さにもよりますが、一般家庭の浴槽の容量は200リットル〜280リットル程といわれています。

浴槽の規格サイズと入る湯量

浴槽の規格サイズと入る湯量
いて、一般家庭の浴槽の規格サイズや、入る湯量について紹介します。

ユニットバスの規格サイズ

自宅のお風呂がユニットバスであれば、そのサイズからある程度の浴槽の容量が分かります。ユニットバス(浴室)のサイズは「短辺寸法×長辺寸法」で決まっているためです。

「1216」サイズとは、120cm×160cmという意味で、0.75坪に相当し、「1616」サイズで1坪に相当します。ユニットバスのサイズから見る浴槽の容量は以下の通りです。

【ユニットバス(浴室)のサイズと浴槽容量】
  •  1216(0.75坪):220リットル~250リットル
  •  1616(1.0坪):260リットル~290リットル
  •  1620(1.25坪):320リットル~340リットル
  •  1624(1.5坪):350リットル~440リットル

良く使用される規格サイズ

ユニットバスは、1216、1616、1620が一般的なサイズですが、戸建てかマンションかなどで多く使用されるサイズは変わります。

一般的に、戸建てでは1216サイズ(0.75坪)、1616サイズ(1.0坪)、特に1.0坪が多く使用され、マンションでは1418サイズ(0.75坪)、1620サイズ(1.25坪)、特に0.75坪が多く使用されます。

一人暮らしのワンルームの浴槽の湯量

一人暮らしのワンルームでは、1216サイズの浴槽が多く、容量は220〜250リットル程度です。この容量は満水時のリットルを指しているため、実際に使う湯量は150〜200リットル程度となるでしょう。

浴槽にお湯をためた場合の水道代はいくら?

浴槽にお湯をためた場合の水道代はいくら?
に、浴槽にお湯をためた際の水道代がいくらになるかを見てみましょう。

浴槽にお湯をためたときの1か月の水道代

東京都水道局によると、メーター口径によって料金が異なるとのことで、ここでは30~40mmで1立方メートル(1000リットル)につき213円、10リットルにつき2.13円として計算します。

以下に浴槽の容量別にまとめたので、参考にしてください。

【浴槽容量別の1回当たりの水道代】
  • 220~250リットル:約49円~53円
  • 260~290リットル:約55円~62円
  • 320~340リットル:約68円~72円
  • 350~440リットル:約75円~94円

【1ヶ月(30日分)の水道代(浴槽の7割~8割程度)】
  • 220~250リットル:約1,176円〜1,272円
  • 260~290リットル:約1,320円〜1,488円
  • 320~340リットル:約1,632円〜1,728円
  • 350~440リットル:約1,800円〜2,256円

お風呂とシャワー 水道代がお得なのはどっち?

シャワーを1分間流しっぱなしにすると、約12リットルの水を使うといわれています。シャワー入浴の使用平均時間8〜10分程度で計算すると、使用する水の量は96〜120リットル。10リットル当たり2.13円で計算すると、一回のシャワー入浴で使う水道代は20円〜26円程度です。

一回のシャワー入浴で使用する水の量は、お風呂にお湯を張った場合の約半分程度の水の量です。1日に20分程度シャワーを浴びる場合、お風呂にお湯を張った時と使用量が同等となり、それ以上はお風呂にお湯を張った方がお得になります。

そのため、一人暮らしならシャワーの方がお得、二人ならお風呂とシャワーの水道代は同等、三人以上ならお風呂の方がお得といえるでしょう。

簡単にできる節水・節ガス方法

簡単にできる節水・節ガス方法
後に、すぐにできる節水・節ガス方法や、おすすめの節水・節ガスグッズを紹介します。

すぐできる節水・節ガス方法

一番簡単にできる節水・節ガス方法は、言わずもがなかもしれませんが、こまめにお湯を止めることです。特に、お湯を出しっぱなしにすると水道代とガス代の両方がかさみます。シャワー入浴の際、頭や体を洗っている間にお湯を出し続ける人も多いかもしれませんが、都度止めるようにするだけで1ヶ月の水道代・ガス代を大幅にカットできるでしょう。

また、シャワーヘッドを節水効果のある物に交換するのもおすすめです。製品によって性能や節水量は異なりますが、なかには水の使用量を半分程度に抑えるものもある程です。

お湯の温度が高いほどガス代が上がるため、お湯の温度を下げるのも節ガスには役立ちます。ただし、お風呂の湯温を下げすぎると体が温まりにくく、体調不良の原因になりかねないので、実践する場合は、まずは湯温を1度だけ下げてみると良いでしょう。

さらに、お風呂の残り湯を洗濯に使用するのもおすすめです。温かいお湯は洗濯効果が高いので、お風呂から上がった流れで洗濯すると良いでしょう。残り湯は「洗い」のみに使用し、「すすぎ」の際は綺麗な水道水で行えば、綺麗な水で洗濯が仕上がります。それでも残り湯の細菌が気になる場合は「すすぎ」の回数を増やしても良いでしょう。

おすすめの節水・節ガスグッズ


Arromic アラミック 節水 シャワーヘッド
Arromic アラミック 節水 シャワーヘッドの商品詳細はこちら
「Arromic アラミック 節水 シャワーヘッド」は、最大70%もの節水効果があるシャワーヘッドです。手元のボタンでシャワーを一時的に止められるので、こまめにお湯を止めるのにも役立ちます。水流切り替えで強めの浴び心地のハード水流、マイルドで優しい浴び心地のソフト水流に切り替えられ、水流によっても節水量を調節できるのも嬉しいポイントです。

シャワーヘッドの取り替えもくるくるとねじるだけと簡単で、賃貸にお住まいの人でも利用できます。水圧の低い施設でも快適な水圧で使用できる、増圧機能もあるため、マンションの高層階など水圧の低さにお悩みの人にもおすすめです。


ミツギロン|MITSUGIRON POMPAホースセット
ミツギロン|MITSUGIRON POMPAホースセットの商品詳細はこちら
「ミツギロン|MITSUGIRON POMPAホースセット」は、お風呂の残り湯を浴槽から吸い上げ、洗濯機に移せるバスポンプです。POMPAシリーズには、手動でオン・オフを切り替えられるスイッチ式と、時間が来たら自動で停止する機能が備わったタイマー式があります。
バケツを使って浴槽の残り湯を洗濯機に移すという重労働を軽減したい方におすすめです。


アルミ保温シート
アルミ保温シートの商品詳細はこちら
「アルミ保温シート」は、お風呂のお湯を冷めにくくする保温シートです。浴槽に直接浮かべるだけで、お風呂のお湯が冷めるのを防ぎます。風呂のフタと併用すれば、家族が次に入る際の追い焚きの回数を減らせるため、ガス代の節約につながります。
薄手で柔らかい素材なので、浴槽に合わせた簡単にハサミでカットできるのも嬉しいポイントです。


これらを組み合わせて、効果的に節水・節ガスをしましょう。

浴槽に何リットル入るか把握して水の使い過ぎには気を付けよう!

浴槽に何リットル入るかは、浴槽の容量(縦×横×高さ÷1000)で計算できます。ユニットバスであれば、そのサイズによっても把握できるので、本記事を参考に確認してみてください。

基本的には、一人暮らしであればシャワーの方がお得ですが、二人以上ならお風呂に入ってしっかり温まった方が体の疲れも取れるのでおすすめです。一人暮らしの人でも、浴槽の残り湯を洗濯に使用するなど、節水の工夫をすれば水道代は気にならなくなるでしょう。

シャワーの際はこまめに水を止めるなど、細かい点での工夫も行い、効果的に節水・節ガスしながらお風呂を楽しんでいただければ幸いです。

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この記事を書いたライター
AREC
AREC

Web、紙、動画など、媒体を問わずクリエイティブ精神豊富に活動するフリーライター。運動をする機会が少ないため、サウナや岩盤浴で汗を流し、温泉で体をほぐすのが日々の癒しです。

温泉ソムリエ

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