「音信川うたあかり」は長門湯本温泉の冬の風物詩!全貌を徹底紹介【山口】 山口

長門湯本温泉(山口県長門市)で、温泉街を流れる音信川(おとずれがわ)を舞台に、ライトアップイベント「音信川うたあかり」が開催されています。2024年の期間は、1月26日(金)~3月3日(日)。詩のナレーションや音楽に合わせた幻想的な光の演出や、地元児童生徒が製作した作品などを設置。温泉街を一段と輝かせてくれます。
今回は筆者自ら「音信川うたあかり2024」を体験し、その全貌を徹底紹介。また同時期に開催されている「湯道展in長門湯本温泉」も併せてご紹介します。
今回は筆者自ら「音信川うたあかり2024」を体験し、その全貌を徹底紹介。また同時期に開催されている「湯道展in長門湯本温泉」も併せてご紹介します。
長門湯本温泉、そして「音信川うたあかり」とは?
長門湯本温泉の過去と現在

リノベーション前の長門湯本温泉街。写真左手前の建物が、旧「恩湯」。2014年撮影
長門湯本温泉は約600年の歴史を持ち、山口県内では最古の歴史を持つ温泉地。江戸時代には、藩主も度々湯治に訪れた由緒ある地です。昭和の高度成長期から平成のバブルの時代にかけては、全国から多くの観光客が訪れてきました。

2024年現在の温泉街。写真左手前の建物が、新「恩湯」
しかしその後は、旅行スタイルの変化などにより宿泊者や温泉利用者が徐々に減少し、2016年に長門市が「長門湯本温泉観光まちづくり計画」を策定。民間・行政・専門家が協力し合い、2020年には立ち寄り湯「恩湯」を中心に温泉街自体が全く新しいものにリノベーションされました。
新たなリノベーションにより、温泉街は「外湯」「食べ歩き」「文化体験」「そぞろ歩き」「絵になる場所」「休む・佇む空間」が新たに創造されました。
「音信川うたあかり」とは
「音信川うたあかり」は、新しい長門湯本温泉を象徴するライトアップイベント。2019年2月に開始され、2024年は第6回目の開催になります。

温泉街の中心を流れる音信川を舞台に、童話詩人の「金子みすゞ」の詩をテーマにした幻想的空間や、地元の子供たちが製作した作品などを用いて、この地ならではの夜の情景を演出。長門湯本温泉の冬の風物詩と言えるでしょう。
※金子みすゞ(みすず)とは、大正末期から昭和初期にかけて活躍した山口県長門市出身の童謡詩人。
「音信川うたあかり」9つのエリアを全紹介!
「音信川うたあかり」は、温泉街を中心に流れる音信川沿いを中心に9つのエリアが点在。すべてのエリアをご紹介しますね!
イベント会場マップ 画像提供:長門湯本温泉まち株式会社
幻灯輪舞(げんとうろんど)

本イベントのテーマである「金子みすゞの詩」の朗読と音楽にあわせて、無数の影絵が登場します。周辺の竹林のライトアップや広場の照明も同時に変化。本イベントの大きな見所のひとつと言えるでしょう。
みすゞのお庭エリア

長門市内の児童生徒約3,000人が、あかりモチーフを製作。金子みすゞの三つの詩をテーマにした約3,000個のあかりは、見た目も心もほっこりと温まります。
お魚たちの夢エリア

音信川沿いの公園に配置された魚型の大きな器。地元の幼稚園児・保育園児の作品の数々を鑑賞できます。
土あかりエリア

全国的にも有名な焼き物で知られる萩焼。「萩焼深川窯」は、萩藩の御用窯として開窯した窯元です。本イベントでは萩焼深川窯の先生たちの協力を得て、地元小学生が製作した萩焼のランプシェードが夜を照らしてくれます。
水辺のリース

音信川沿いの手すりなどに設置された「水辺のリース」。ゆるやかに明滅するあかりが温泉街を彩り、独特の幻想的な雰囲気を醸し出しています。
みすゞさんのモザイク壁画

金子みすゞさんが描かれたモザイク壁画を、柔らかな光で照らしています。ちなみに壁画は、かまぼこ板をパズルのようにはめこんで造られています。
※「仙崎焼抜きかまぼこ」は、山口県長門市の名産品として知られています。
ことりの階段

みすゞさんの詩「折紙あそび」がテーマ。数多くの折り紙が、柔らかな光で照らされています。
まぼろしあかり
画像提供:長門市観光サイト「ななび」
2024年の新作。まずは、一ノ瀬橋に設置されたQRコードをスマートフォンで読み込みます。スマートフォンを音信川にかざすと、画面上に無数のあかりモチーフが浮かび上がってきます。
つなぐあかり

こちらも2024年の新作です。テーマは「沿線の絆」。豪雨災害によって代替バス運行を継続しているJR美祢線。美祢線沿いに住む子供たちが手作りした列車の形状のモチーフを、柔らかな光で浮かび上がらせています。
「湯道展」in 長門湯本温泉
また、恩湯の真向かいにある「恩湯別棟」(旧恩湯食)では、「湯道展in長門湯本温泉」が開催されています。
会期は2024年1月14日~2月16日です。

「一般社団法人 湯道文化振興会」が主催する2023年度「湯道文化賞」において、長門湯本温泉の「恩湯」が最高賞にあたる「湯道文化賞」を受賞。映画「湯道」で実際に使われていた小道具類などが展示されています。
無料で鑑賞可能であり、「うたあかり」と併せて訪問するのもおすすめです。

映画「湯道」で実際に使われていた小道具類
日本には、全国各地に“温泉”という素晴らしい入浴施設が多数存在。日本人にとっての入浴という行為は、世界でも類稀なる生活文化と言えるでしょう。
「湯道」は、その精神と様式を突き詰めてゆくことで一つの「道」になる、との想いから始まりました。
「感謝の念を抱く」「慮る心を培う」「自己を磨く」という三つの精神を核としながら、「湯道」は日本の入浴文化を世界に発信しています。
「音信川うたあかり2024」の基本情報
開催地:山口県長門市
※恩湯付近の音信川の両脇に会場が点在しています
期間:2024年1月26日~3月3日
鑑賞料金:無料
灯りの点灯時間:日没(18時頃)~22時
アクセス:
【車】 中国自動車道 美祢ICから車で約30分。長門湯本温泉駐車場(有料)から恩湯まで徒歩約3分。
【バス】JR厚狭駅から美祢線代行バスに乗車(乗車時間約70分)。長門湯本バス停下車後、恩湯まで徒歩約10分。
※2023年6月に発生した大雨の影響で2024年2月現在、JR美祢線は全線運休中。
※JR新山口駅、福岡天神バスターミナル及びJR博多駅、山口宇部空港(期間限定)、から直行バスも有り。
お問い合せ先:長門湯本温泉まち株式会社
TEL:0837-25-6400
E-mail:contact@yumotoonsen.com
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この記事を書いたライター
- 権丈 俊宏
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良質の温泉を求め、全国を旅すること30年余り。特技は、自らの五感を駆使したオリジナルの泉質分析。“温泉は数より質”がポリシー。一級建築士。
温泉マイスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,一級建築士,ソニー・イメージング・プロ・サポート会員
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