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最終更新日:2023年11月27日

変わった名前の温泉「難読温泉地」5選!おすすめ温泉施設もご紹介【関東・甲信越版】 東日本

日本には約2,900ヶ所もの温泉地があり、中には変わった名前や読み方が難しい温泉が沢山あります。

そこで日本各地にある「難読温泉地」を、地域ごとにクイズ形式でご紹介。第2回目の今回は、関東と甲信越地方の難読温泉地をピックアップしました。
また、各温泉地のおすすめ温泉施設も併せてご紹介します。

いくつ読めるか、ぜひチャレンジしてみて下さいね!

四万温泉 / 群馬県中之条町

 四万温泉 
正解は、「しまおんせん」です。 “四万(よんまん)の病を癒す霊泉”と古から言い伝えられていることが、その名の由来です。
 
1954年には、環境省の国民保養温泉地第一号に指定。“草津の上がり湯”と言われる保湿系美肌湯であり、“日本三大胃腸病の湯”とも言われる飲泉可能な温泉地。名実ともに関東地方屈指の名湯の一つといえるでしょう。
 

積善館

積善館
四万温泉で、最も有名ともいえる旅館が「積善館」(読み方:せきぜんかん)。元禄7年(1694年)開業の老舗旅館で、映画「千と千尋の神隠し」のモデル宿の一つとも噂されています。
 
沢山の浴室がありますが、日帰り入浴は「元禄の湯」のみ可能。昭和5年(1930年)に建造された浴室は大正ロマンな雰囲気たっぷり。泉質名は「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉」。シンメトリックに配置された5つの湯船に滔々と源泉がかけ流され、レトロ風情と極上美肌湯を同時に楽しめます。
 
■日帰り入浴時間:10時~17時30分(最終受付17時)

石和温泉 / 山梨県笛吹市

石和温泉 
正解は、「いさわおんせん」です。石和温泉は首都圏からのアクセスに優れ、山梨県最大級の温泉地のひとつ。庶民的な旅館から大型ホテルまで40軒を超える宿が立ち並び、高度成長期には歓楽温泉として発展しました。
 

旅館 深雪温泉

 
旅館 深雪温泉
 
中でも「旅館 深雪温泉」(読み方:みゆきおんせん)は、泉質の良さで知られる宿。“完熟の湯”と呼ばれるトロトロスベスベの泉質が人気の温泉です。
 
泉質名は、アルカリ性単純温泉。pH8.5とアルカリ性が高く、余分な皮脂を落とすクレンジング系の美肌湯です。敷地内から自噴する源泉は、1分間にドラム缶7本分(約1,400L/分)の豊富な湯量を誇り、加水・加温・循環・消毒無しの源泉100%温泉を楽しめます。
 
■日帰り入浴時間:日によって異なる。(宿に事前確認をおすすめします)

鹿教湯温泉 / 長野県上田市

 鹿教湯温泉
正解は、「かけゆおんせん」です。文殊菩薩が鹿に化身して猟師にお湯のありかを教えたこと(鹿が教えた温泉)が、その名の由来と言われています。
 
江戸時代から湯治場として栄え、昭和レトロな雰囲気の温泉街を形成。環境庁指定の国民保養温泉地でもあり、長野県を代表する名湯のひとつといえるでしょう。
 

ふぢや旅館


ふぢや旅館
 
「ふぢや旅館」は、温泉街中心部に位置する老舗旅館のひとつ。建物の老朽化は否めませんが泉質の良さに定評があり、温泉ファンに人気の高い温泉です。
 
泉質名は、単純温泉。とはいえ硫酸塩泉系統の泉質であり、浴後は肌がしっとり潤う美肌温泉です。無色透明で一見特徴が少なそうなお湯ですが、泉質の違いを求める温泉ファンにおすすめしたい極上湯といえるでしょう。
 
■日帰り入浴時間:10時~16時(15時30分最終受付)

雲母温泉 / 新潟県関川村

雲母温泉
正解は、「きらおんせん」です。この地方の地下には花崗岩が分布し、岩に含まれる雲母(うんも)の結晶がキラキラと輝くために、雲母温泉(きらおんせん)と呼ばれるようになりました。
 
雲母温泉は新潟県北部の関川村に位置し、湯沢・高瀬・鷹ノ巣・桂の関と共に「えちごせきかわ温泉郷」を形成。歓楽的要素が皆無の閑静な温泉地です。
 

上関共同浴場

 
上関共同浴場
「上関共同浴場」は、雲母温泉に2軒ある共同浴場の一つ。入浴料は100円と格安ですが、地元の方も利用している温泉なので、譲り合いの気持ちでマナーを守って入浴しましょう。
 
泉質名は、「ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉」。サラリとした肌触りの優しい湯で、サッパリと汗を流せる良泉。また湯量も豊富で、源泉かけ流しのフレッシュ湯を堪能できます。
 
■日帰り入浴時間:6時~19時

五十沢温泉 / 新潟県南魚沼市

五十沢温泉
“ごじゅうさわ”と呼んでしまいそうですが、正解は「いかざわおんせん」です。五十沢温泉は、コシヒカリで有名な南魚沼市にある小さな温泉地。長閑な田園地帯に悠然と佇んでいます。
 

ゆもとかん

 変わった名前の温泉「難読温泉地」5選!おすすめ温泉施設もご紹介【関東・甲信越版】
「ゆもとかん」は、五十沢温泉を代表する温泉旅館。一般的にはあまり有名な温泉地では無いですが、泉質に定評があるせいか、いつも多くの入浴客で賑わっています。
 
泉質名は、アルカリ性単純温泉。豊富な湯量の源泉が惜しげもなくかけ流され、スベスベ感も感じられる爽快なお湯。泉質にこだわる温泉ファンにおすすめです。
 
■日帰り入浴時間:10時~20時

その他の地域にも挑戦!

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この記事を書いたライター
権丈 俊宏
権丈 俊宏

良質の温泉を求め、全国を旅すること20数年。特技は、自らの五感を駆使したオリジナルの泉質分析。“温泉は数より質”がポリシー。一級建築士。

温泉マイスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,一級建築士,ソニー・イメージング・プロ・サポート会員

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