最終更新日:2021年10月22日
元旅館「さんべ温泉そばカフェ湯元」。日帰り温泉とカフェで再出発 島根
島根県の太田市三瓶町にある「さんべ温泉そばカフェ湯元」が注目を集めていることをご存じでしょうか?
「さんべ温泉そばカフェ湯元」は日帰り温泉と、名物のそばを提供するカフェという新しい営業スタイルで、観光客に限らず地元民にも親しまれています。
宿泊をせずとも、気軽に源泉のお湯をつかった温泉と、美味しいそばが楽しめるなんて、とても素敵ですよね。
しかし、元は温泉旅館だったこちらの施設、さまざまな背景を経て現在のスタイルに辿り着いているのです。
「さんべ温泉そばカフェ湯元」は日帰り温泉と、名物のそばを提供するカフェという新しい営業スタイルで、観光客に限らず地元民にも親しまれています。
宿泊をせずとも、気軽に源泉のお湯をつかった温泉と、美味しいそばが楽しめるなんて、とても素敵ですよね。
しかし、元は温泉旅館だったこちらの施設、さまざまな背景を経て現在のスタイルに辿り着いているのです。
「さんべ温泉そばカフェ湯元」誕生ストーリー
今では人気の施設となっている「さんべ温泉そばカフェ湯元」が現在に至るまで、苦しい背景があったのです。
知られざる誕生ストーリーをご紹介します。
知られざる誕生ストーリーをご紹介します。
島根県西部を襲った大地震
中国地方の日本海側に位置する島根県。
島根県には宍道湖をはじめとした石見銀山などの名所もあり、自然豊かな県として知られています。
そんな穏やかで自然あふれる島根県を、2018年4月9日に大地震が襲いました。
島根県西部地震と呼ばれる最大深度5強の地震は、建物の倒壊や地盤のゆがみなど、多くの被害をもたらしました。
3年が経った今でも忘れることのできない、悲劇的な出来事になったのです。
島根県には宍道湖をはじめとした石見銀山などの名所もあり、自然豊かな県として知られています。
そんな穏やかで自然あふれる島根県を、2018年4月9日に大地震が襲いました。
島根県西部地震と呼ばれる最大深度5強の地震は、建物の倒壊や地盤のゆがみなど、多くの被害をもたらしました。
3年が経った今でも忘れることのできない、悲劇的な出来事になったのです。
以前は温泉旅館「湯元旅館」として親しまれていた

当時は温泉旅館「湯元旅館」であった当施設も、大きな被害を受けました。
旅館の建物自体もゆがみ、客室の土壁が崩れ、床が傾くなど建物は半壊。
大きな損害を受けた湯元旅館は、当時大変苦しんだと言います。
こちらの旅館を家族で経営している小谷さんは
「何度もやめてしまおうかとも思った。」と当時を振り返ります。
旅館の建物自体もゆがみ、客室の土壁が崩れ、床が傾くなど建物は半壊。
大きな損害を受けた湯元旅館は、当時大変苦しんだと言います。
こちらの旅館を家族で経営している小谷さんは
「何度もやめてしまおうかとも思った。」と当時を振り返ります。
絶えることなく出続けていた源泉が希望の光に
「湯元旅館」は大きな被害を受けていましたが、温泉に源泉を引いていたお湯は以前と変わらず出続けていました。
多くのお客様に愛されてきた温泉のお湯が出続けていることが営業再開の希望の光になったのです。
一方、地盤の関係で以前のような宿泊形態の旅館を再開することは難しいと判断。
そこで新たな施設として日帰り温泉とそばカフェという営業形態で、昨年の7月1日に再出発を果たしたのです。
多くのお客様に愛されてきた温泉のお湯が出続けていることが営業再開の希望の光になったのです。
一方、地盤の関係で以前のような宿泊形態の旅館を再開することは難しいと判断。
そこで新たな施設として日帰り温泉とそばカフェという営業形態で、昨年の7月1日に再出発を果たしたのです。
日帰り温泉とそばカフェという新しいスタイル
島根県西部地震の発生から3年。
今までのスタイルにはなかった日帰り温泉とそばカフェというスタイルで新しく再出発をはかった「さんべ温泉そばカフェ湯元」。
ささっと気軽に源泉のお湯を楽しみたいお客様から、一息つけるカフェ感覚でそばと空間を楽しみたいお客様まで、幅広い層に親しまれています。
今ではすっかり人気の施設として多くの人に知られるまで人気になりました。
今までのスタイルにはなかった日帰り温泉とそばカフェというスタイルで新しく再出発をはかった「さんべ温泉そばカフェ湯元」。
ささっと気軽に源泉のお湯を楽しみたいお客様から、一息つけるカフェ感覚でそばと空間を楽しみたいお客様まで、幅広い層に親しまれています。
今ではすっかり人気の施設として多くの人に知られるまで人気になりました。
目玉は何といっても岩風呂
日帰り温泉で楽しめる岩風呂は、施設の目玉となっています。
昭和時代につくられたものを昨年秋に復活させ、2種類の湯が楽しめます。
温泉の浴槽自体も新しく修復し、源泉かけ流しを日帰りで堪能可能。
茶褐色の湯は源泉ならではの趣きがあり、そんな温泉を600円で楽しめるなんて最高ですね
昭和時代につくられたものを昨年秋に復活させ、2種類の湯が楽しめます。
温泉の浴槽自体も新しく修復し、源泉かけ流しを日帰りで堪能可能。
茶褐色の湯は源泉ならではの趣きがあり、そんな温泉を600円で楽しめるなんて最高ですね
名物の手打ちそば
「さんべ温泉そばカフェ湯元」の名物は何といっても手打ちそば。
三瓶そばと言われる、三瓶従来のそば粉を手打ちしたこだわりの十割そばは面が細いのが特徴。
さっぱりとしたのど越しの良いそばつゆも自家製でできています。
こちらのそばは、義理の娘さんが朝から蕎麦打ちを行っている丹精込められているので、他では味わえません!
自家製のそば粉を使って作ったスイーツもぜひ一緒に堪能してみてください。
三瓶そばと言われる、三瓶従来のそば粉を手打ちしたこだわりの十割そばは面が細いのが特徴。
さっぱりとしたのど越しの良いそばつゆも自家製でできています。
こちらのそばは、義理の娘さんが朝から蕎麦打ちを行っている丹精込められているので、他では味わえません!
自家製のそば粉を使って作ったスイーツもぜひ一緒に堪能してみてください。
「さんべ温泉そばカフェ湯元」の概要
地元民にも観光客にも愛される「さんべ温泉そばカフェ湯元」。
コロナ禍で影響も出ていますが、収束したら必ずまた元気にやれると信じて、今日も島根県の山奥で元気に営業しています。
こんな素敵な施設が近くにあったら、リピーターになること間違いありませんね。
ぜひ機会があれば「さんべ温泉そばカフェ湯元」に訪れてみてください。
住所: 大田市三瓶町志学ロ1730-11
電話番号: 0854-83-2215
営業時間: 11:00~15:00(そば)
15:00~17:00(カフェ)
※夜のご予約承ります(3,500円~)
定休日: 火曜
コロナ禍で影響も出ていますが、収束したら必ずまた元気にやれると信じて、今日も島根県の山奥で元気に営業しています。
こんな素敵な施設が近くにあったら、リピーターになること間違いありませんね。
ぜひ機会があれば「さんべ温泉そばカフェ湯元」に訪れてみてください。
住所: 大田市三瓶町志学ロ1730-11
電話番号: 0854-83-2215
営業時間: 11:00~15:00(そば)
15:00~17:00(カフェ)
※夜のご予約承ります(3,500円~)
定休日: 火曜
さんべ温泉そばカフェ 湯元の施設情報
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この記事を書いたライター

- 萩 ゆう
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20代だけど温泉をこよなく愛す温泉ライター。住むところは中国地方や関西など転々と。特技はマラソン。疲労回復にも効果のある炭酸泉を求めて、各地の温泉を巡っています。
銭湯検定4級
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