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最終更新日:2024年12月10日

全国26チームの熱波師たちが熾烈な戦い「熱波甲子園2024秋大会」激闘の模様をレポート! 全国

熱波師の全国一を競う大会「熱波甲子園2024秋大会」が2024年10月21日、横浜市鶴見区の「ファンタジー&スパ おふろの国」にて開催。今回は北海道から沖縄の温浴施設に所属する「施設熱波師」と、特定の施設に所属せず個人で活動する「フリー熱波師」総勢26チームが参加し、熱い戦いを繰り広げました。今回は常連チームの頂上争いがメインであった前回から大きく様変わりし、初参加のフリー熱波師が総合1位、2位を占める波乱の展開に。怒涛の模様をレポートします!

熱波甲子園2024秋大会 当日の模様

北海道から沖縄まで、総勢26チームの熱波師たちが熾烈な戦い

毎年春と秋の2回開催されている「熱波甲子園」。例年の参加者数は20チーム弱でしたが、今回は2010年の開始以来過去最多となる26チーム。観客も含めると総勢100名以上が集まり、折からの熱波師ブームの高まりを象徴する盛り上がりとなりました。

浴室での開会式
浴室での開会式

今年は、複数の施設を束ねる温浴施設グループが全店舗で出場するケースや、大会史上初となる自治体チームの参加など、これまでにない参加形態が続々。その一方でフリー熱波師の参加も多く、それぞれの持ち味を最大限に活かした戦いが行われました。
 

観客、チーム応援者も含めて約100名が集結! 熱波師同士の交流の輪も広がる

今回会場となった「おふろの国」、来場者も過去最高レベルに達しました。観客として参加した方をはじめ、チームの応援に駆けつけた関係者も含めると、総勢約100名。開会式の会場となった大浴場にはすき間なく人々が集まり、かつてない熱狂の渦に包まれました。

全国各地から集まった出場者(熱波師)
全国各地から集まった出場者(熱波師)

さらに同時開催されたパブリックビューイング生配信にも、のべ1000名近い視聴者がアクセス。開放されたコメント欄には、参加チームを送り出した全国の各施設の関係者やファンが集まり、競技者たちに熱い声援を送りました。
 
「熱波甲子園」の醍醐味は、全国津々浦々で活躍する熱波師たちとリアルに交流ができるところ。参加者のみなさんはお互いにライバル意識を燃やしつつも、ともに熱波を送りあう仲間として、近況報告や日頃の熱波に関する情報交換を積極的に行っていました。

熱波師同士での交流
今回はニフティ温泉のメンバーも運営スタッフとしてお手伝い!一緒に熱波甲子園を盛り上げました!
今回はニフティ温泉のメンバーも運営スタッフとしてお手伝い!一緒に熱波甲子園を盛り上げました!

熱波師の技術とおもてなしを計る4種目

「熱波甲子園」では、熱波師が普段それぞれの施設で行っている熱波の能力を「おもてなし演舞」「ペットボトル倒し」「風速」「熱ッスル」の4種目で審査。基本である風送りの技術はもちろん、サウナ室でお客様をどれだけ楽しませることができるか、エンターテイナーとしての素質を総合的に計りました。
 

競技(1)「おもてなし演舞」仕掛けづくしの風送りでサウナ室全体がエンタメ空間に

「おもてなし演舞」の競技では、熱波師たちが普段施設で行うプログラムを実演。お客様一人ひとりに満足のいく風を送れているか、トークやパフォーマンスでどのくらい楽しませることができているかなど、実際のサウナ室における「空気づくり」を審査しました。

石川県金沢市「金城温泉元湯(きんじょうおんせん・もとゆ)」チームのおもてなし演舞
石川県金沢市「金城温泉元湯(きんじょうおんせん・もとゆ)」チームのおもてなし演舞

千葉県市原市「天然温泉湯舞音(ゆぶね)市原ちはら台店」チームのおもてなし演舞
千葉県市原市「天然温泉湯舞音(ゆぶね)市原ちはら台店」チームのおもてなし演舞

長野県を拠点に活動し、フリーのマジシャン兼熱波師というユニークな肩書を持つ「マジシャン熱波師やぎさん」は、サウナ室に持ち込んだ20cmほどの小さい紙袋から2m近い“巨大ストロー”を取り出すマジックを披露。その後、縦縞模様のタオルでゆっくりと温かい風を送っていると、いつしか模様が横縞に変わるという二重の展開で驚きを与えました。

長野県から参加のフリー熱波師「マジシャン熱波師やぎさん」の演舞
長野県から参加のフリー熱波師「マジシャン熱波師やぎさん」の演舞
長野県から参加のフリー熱波師「マジシャン熱波師やぎさん」の演舞
 
山梨県上野原市を拠点とする熱波師チーム「サウナ熱波倶楽部」は、「弱」から「強」まで風の強さが書かれた3枚のカードと「あたり」「はずれ」の2枚のカードを組み合わせ、くじ引き形式で風の送り方を変えるというスタイル。「中」と「はずれ」を引いたターンでは小さなフェイスタオルで中程度の風を送るなど、遊び心たっぷりのプログラムを繰り広げました。

山梨県上野原市「サウナ熱波倶楽部」チームの演舞
山梨県上野原市「サウナ熱波倶楽部」チームの演舞
山梨県上野原市「サウナ熱波倶楽部」チームの演舞

観光名所を持つチームは、地元のPRを取り込んだ熱波で湧かせました。大会史上初となる“自治体代表チーム”「山形県西川町」は、同町の地域おこし協力隊員としても活躍する熱波師「山岳熱風(さんがくねっぷう)アダチ」さんが、シャープで力強い風で観客を満足させつつ、口上で町の温泉施設をしっかりPR。さらに得意の“客いじり”でサウナ内を爆笑空間に染め上げました。

「山形県西川町」チームの熱波師「山岳熱風(さんがくねっぷう)アダチ」さん
「山形県西川町」チームの熱波師「山岳熱風(さんがくねっぷう)アダチ」さん
「山形県西川町」チームの熱波師「山岳熱風(さんがくねっぷう)アダチ」さん

 北海道旭川市の温浴施設「SPA&SAUNAオスパー」は、全国的にも有名な地元の動物園、旭山動物園のトラとクマに扮した熱波師たちが登場。ボイスパーカッションとともにラップを口ずさみながら、「サウナ! 熱波! オスパー!」のコールでリズミカルに風を送り、観客たちを楽しませました。

北海道旭川市「SPA&SAUNAオスパー」チームの演舞
北海道旭川市「SPA&SAUNAオスパー」チームの演舞
北海道旭川市「SPA&SAUNAオスパー」チームの演舞
「SPA&SAUNAオスパー」の演舞を動画で見る

競技(2)「ペットボトル倒し」1本倒すのも難しい難関競技で大会新記録!

「ペットボトル倒し」は、テーブルに置かれた10本の水入りペットボトルをタオルで扇ぎ、何本倒せるかを競う競技。シンプルですが、風圧や方向決めに繊細な調整を求められ、ベテラン熱波師でも2本以上倒せる人はほとんどいないという難関種目です。

ペットボトル倒しに臨むフリー熱波師「Kuumaもとし」さん(記録1本)
ペットボトル倒しに臨むフリー熱波師「Kuumaもとし」さん(記録1本)

ペットボトル倒しに臨む、千葉県勝浦市「eden(エデン)」チーム(記録1本)
ペットボトル倒しに臨む、千葉県勝浦市「eden(エデン)」チーム(記録1本)

「おもてなし演舞」に続いて行われる競技とあって、熱波師の多くは体力を先に使い果たしてしまい、記録0本が続出する結果に。
ペットボトル倒しに臨む、茨城県龍ケ崎市「天然温泉湯舞音(ゆぶね)龍ケ崎店」チーム(記録0本)
ペットボトル倒しに臨む、茨城県龍ケ崎市「天然温泉 湯舞音(ゆぶね)龍ケ崎店」チーム(記録0本)

そんな中、茨城県を中心に活動するフリー熱波師コンビ「SMDサカグチ&ヤマモト」が緻密なコントロールでパンチの効いた風をぶつけ、大会新記録となる4本を達成。会場をどよめかせました。

ペットボトル倒しで大会新記録を打ち立てたフリー熱波師「SMDサカグチ&ヤマモト」チーム(記録4本)
ペットボトル倒しで大会新記録を打ち立てたフリー熱波師「SMDサカグチ&ヤマモト」チーム(記録4本)
ペットボトル倒しで大会新記録を打ち立てたフリー熱波師「SMDサカグチ&ヤマモト」チーム(記録4本)
 

競技(3)「風速」タオル1つで“台風並み”の風を起こした熱波師も

続いて「風速」の種目では、審査員が持つ風力計に向かって3回タオルを振り、記録された風速の合計がそのまま得点に。これまでの熱波甲子園では各回1ケタ台が平均的であったところ、今回は8割近いチームが風速10メートル以上を記録する接戦となりました。
「風力」種目に臨む、北海道旭川市「SAUNA&SPAオスパー」チーム(最大風速14.7メートル/秒)
「風力」種目に臨む、北海道旭川市「SAUNA&SPAオスパー」チーム(最大風速14.7メートル/秒)

今大会での最高記録は、「マジシャン熱波師やぎさん」15.1メートル/秒。時速換算では自動車並みの50km/時に達し、台風の瞬間風速に換算すると、外付けされた看板が飛ばされるほどの風を、タオル1つで生み出したことになります。
「風力」種目で今大会最大スコアを記録した「マジシャン熱波師やぎさん」(最大風速15.1メートル/秒)
「風力」種目で今大会最大スコアを記録した「マジシャン熱波師やぎさん」(最大風速15.1メートル/秒)


競技(4)「熱ッスル」風とともに思いをぶつける競技 涙ありの感動展開も

数ある熱波競技でもひときわ異色を放つ「熱ッスル」は、いわば熱波師のフリースタイルバトル。熱波師2名が向き合い、制限時間4分の中でひたすらお互いを扇ぎ続けます。
石川県金沢市「金城温泉元湯」(写真手前)と神奈川県藤沢市「湯乃市(ゆのいち)柄沢(からさわ)店」(写真奥)の熱ッスル対決
石川県金沢市「金城温泉元湯」(写真手前)と神奈川県藤沢市「湯乃市(ゆのいち)柄沢(からさわ)店」(写真奥)の熱ッスル対決

山梨県富士吉田市「ふじやま温泉」チーム(写真左手前)との熱ッスル対決に臨む、神奈川県横浜市「ファンタジーサウナ&スパ おふろの国」の熱波師、熱ッスル大野さん(写真中央)
山梨県富士吉田市「ふじやま温泉」チーム(写真左手前)との熱ッスル対決に臨む、神奈川県横浜市「ファンタジーサウナ&スパ おふろの国」の熱波師、熱ッスル大野さん(写真中央)

風の威力で圧倒することはもちろん、自分の胸に秘めた熱波への気持ちを口上の形で放ち、見守る観客たちを巻き込むことが必須。明確な必勝法がなく、ごまかしのきかないこの競技に、熱波師全員、体当たりで臨みました。
 
新潟県新潟市の温浴施設「サウナと天然温泉じょんのび館」と旭川「SPA&SAUNAオスパー」の対決では、お互いが熱波師と並行して経験してきた「本業」や「前職」といった人柄紹介合戦に。それぞれどのような経緯で熱波の道に進んだのか、普段のサウナ室ではわからないストーリーの数々に、会場では驚きと感心の声が上がりました。
 
新潟県新潟市「サウナと天然温泉じょんのび館」チーム(写真手前左)と北海道旭川市「SPA&SAUNAオスパー」(写真中央)の熱ッスル対決
新潟県新潟市「サウナと天然温泉じょんのび館」チーム(写真手前左)と北海道旭川市「SPA&SAUNAオスパー」(写真中央)の熱ッスル対決
新潟県新潟市「サウナと天然温泉じょんのび館」チーム(写真手前左)と北海道旭川市「SPA&SAUNAオスパー」(写真中央)の熱ッスル対決
「サウナと天然温泉じょんのび館」VS「SPA&SAUNAオスパー」の熱ッスル対決を動画で見る

東京都大田区の温浴施設「天然温泉平和島」と、関西を中心に活動するチーム「フェニックス瀧澤☆けいぴょん☆」の熱波師「☆けいぴょん☆」の対決は、まさかのしゃべくり漫才風
 
「天然温泉平和島」の人気熱波師、“スローリュ小林”こと「小林三貴子」さんが、日本におけるサウナの歴史と法律上の課題について滔々と語りながら笑顔で爆風を送り続けるファイティングスタイルに、最初こそタジタジであった☆けいぴょん☆さんでしたが、のちに流れを掴んで関西仕込みの猛ツッコミで応酬するという、情報量の多い展開となりました。
東京都大田区「天然温泉平和島」の熱波師・小林三貴子(みきこ)さん(写真手前左)と壮絶な“しゃべくり熱ッスル対決”を繰り広げる、フリー熱波師チーム「フェニックス瀧澤(たきざわ)☆けいぴょん☆」の熱波師・☆けいぴょん☆さん(写真中央)
東京都大田区「天然温泉平和島」の熱波師・小林三貴子(みきこ)さん(写真手前左)と壮絶な“しゃべくり熱ッスル対決”を繰り広げる、フリー熱波師チーム「フェニックス瀧澤(たきざわ)☆けいぴょん☆」の熱波師・☆けいぴょん☆さん(写真中央)
東京都大田区「天然温泉平和島」の熱波師・小林三貴子(みきこ)さん(写真手前左)と壮絶な“しゃべくり熱ッスル対決”を繰り広げる、フリー熱波師チーム「フェニックス瀧澤(たきざわ)☆けいぴょん☆」の熱波師・☆けいぴょん☆さん(写真中央)
「天然温泉平和島」VS「フェニックス瀧澤☆けいぴょん☆」の熱ッスル対決を動画で見る

そして大きな話題となったのが、茨城県龍ケ崎市「天然温泉 湯舞音 龍ケ崎店」の熱波師で、今大会を持って「熱波甲子園」引退を表明した「デトロイト阿久津(あくつ)」さんと、大阪府堺市「蔵前温泉さらさのゆ」の熱波師、「Re:(リ)バース足立」さんの対決。バサ、バサ、とサウナ室の奥まで轟音が響くほどの力強い風を互角に放ちながらむき出しの言葉でお互いの熱波スタイルを称え合う展開に、サウナ室は歓声とともに静かな感動に包まれました。
茨城県龍ケ崎市「天然温泉湯舞音 龍ケ崎店」チームの熱波師・デトロイト阿久津(あくつ)さん(写真手前左)と魂の熱ッスル対決を繰り広げる、大阪府堺市「蔵前温泉さらさのゆ」チームの熱波師・Re:(リ)バース足立さん(写真中央)
茨城県龍ケ崎市「天然温泉湯舞音 龍ケ崎店」チームの熱波師・デトロイト阿久津(あくつ)さん(写真手前左)と魂の熱ッスル対決を繰り広げる、大阪府堺市「蔵前温泉さらさのゆ」チームの熱波師・Re:(リ)バース足立さん(写真中央)
茨城県龍ケ崎市「天然温泉 湯舞音 龍ケ崎店」チームの熱波師・デトロイト阿久津(あくつ)さん(写真手前左)と魂の熱ッスル対決を繰り広げる、大阪府堺市「蔵前温泉さらさのゆ」チームの熱波師・Re:(リ)バース足立さん(写真中央)

部門賞で「同率1位」続出 初参加チームが上位独占の異例展開に

8時間弱にわたる戦いが終わり、順位発表。演舞、技術ともに各チームでハイレベルな戦いとなり、結果はこれまでにない混迷を極めました。
「熱波甲子園2024秋大会」順位発表の様子
「熱波甲子園2024秋大会」順位発表の様子

サウナ室でのおもてなしの技術を競う「演舞・熱ッスル」部門では、軽妙なトークと客いじりで魅せた「山形県西川町」、英語・韓国語・中国語を駆使した国際色豊かな熱波で魅せた「天然温泉 湯舞音 龍ケ崎店」、 “ゲーム仕立て熱波”を披露した「サウナ熱波倶楽部」3チームが同率1位で入賞。さまざまな仕掛けを施したエンタメ色たっぷりのプログラムが高く評価されました。

熱波甲子園2024秋大会「演舞・熱ッスル」部門1位に輝いた「山形県西川町」チーム・山岳熱風アダチ氏(写真中央・白いシャツの男性)。写真向かって左側の赤いシャツ・サウナハットの男性はレフリーのアブドーラ・小林氏、アダチ氏の両脇は総合司会の井上勝正氏(向かって左)とレフリーの五塔熱子氏(向かって右)
熱波甲子園2024秋大会「演舞・熱ッスル」部門1位に輝いた「山形県西川町」チーム・山岳熱風アダチさん(写真中央・白いシャツの男性)。写真向かって左側の赤いシャツ・サウナハットの男性はレフリーのアブドーラ・小林さん、アダチさんの両脇は総合司会の井上勝正さん(向かって左)とレフリーの五塔熱子さん(向かって右)

熱波甲子園2024秋大会「演舞・熱ッスル」部門1位に輝いた「サウナ熱波倶楽部」チーム(写真中央:左から大森熱狼(あつろう)氏、安寺沢 茜(あてらさわ・あかね)氏、熱風JP(ねっぷう・じぇいぴー)氏)
熱波甲子園2024秋大会「演舞・熱ッスル」部門1位に輝いた「サウナ熱波倶楽部」チーム(写真中央:左から大森熱狼(あつろう)さん、安寺沢 茜(あてらさわ・あかね)さん、熱風JP(ねっぷう・じぇいぴー)さん)

風を送る技術を競う「実技」部門では、「SMDサカグチ&ヤマモト」「蔵前温泉さらさの湯」「ふじやま温泉」「Kuumaもとし」「天然温泉湯舞音 市原ちはら台店」「伊予の湯治場 喜助の湯」「eden」「天然温泉湯庵」「フェニックス藤澤☆けいぴょん☆」9チームが同率1位で入賞という怒涛の展開に。前回入賞圏外であったチームの多くが実力を蓄え、上位に殴り込む展開となりました。

熱波甲子園2024秋大会「花王サクセス賞」を受賞した「蔵前温泉 さらさのゆ」のRe:バース足立氏(写真中央)
熱波甲子園2024秋大会「花王サクセス賞」を受賞した「蔵前温泉さらさのゆ」のRe:バース足立さん(写真中央)
今回特別審査員として参加した花王サクセスブランドマネージャー林さんより、「蔵前温泉さらさのゆ」に「花王サクセス賞」を授与。副賞で『リンスのいらない薬用シャンプー』*1『髪を育てるチャージエッセンス』*2 1か月分が贈呈されました。
*1,*2ともに【医薬部外品】
*1 毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ。フケ・かゆみを防ぐ。 販売名:サクセス薬用シャンプー RJ
*2 抜け毛予防・育毛 販売名:サクセス薬用育毛頭皮エッセンス

熱波甲子園2024秋大会「ニフティ温泉賞」を受賞した「天然温泉 湯舞音 龍ケ崎店」チーム(写真中央から右の4名)
同じく特別審査員賞のニフティ温泉賞を受賞した「天然温泉 湯舞音 龍ケ崎店」は、後日施設紹介のレポート記事を公開しますのでお楽しみにお待ちください。

風一本の変わらぬスタイルを貫き、前回「熱波甲子園2023春大会」で総合優勝を勝ち取った「蔵前温泉さらさのゆ」総合3位。仕掛け満載の演舞と安定した風の強さを見せつけた「マジシャン熱波師やぎさん」総合2位に輝きました。

熱波甲子園2024秋大会 総合3位の「蔵前温泉さらさのゆ」

熱波甲子園2024秋大会 総合2位の「マジシャン熱波師やぎさん」(写真左から2人目)
熱波甲子園2024秋大会 総合2位の「マジシャン熱波師やぎさん」(写真左から2人目)

総合優勝は「SMDサカグチ&ヤマモト」 勝ってもなお「悔しい…」

そして今回、総合優勝の座を手にしたのは、「SMDサカグチ&ヤマモト」。ペットボトル倒しでの高得点に加え、演舞ではタオルを広く大きく使い、高い場所から下ろすことで満足感の高い風を送るなど、風を操る全体的な技術の高さが評価されました。
熱波甲子園2024秋大会 総合1位に輝いた「SMDサカグチ&ヤマモト」
熱波甲子園2024秋大会 総合1位に輝いた「SMDサカグチ&ヤマモト」
熱波甲子園2024秋大会 総合1位に輝いた「SMDサカグチ&ヤマモト」
「SMDサカグチ&ヤマモト」の演舞を動画で見る

ニフティ温泉では、優勝した2人にインタビュー。返ってきたのは、王者に輝いてもなお上を求め続ける、ストイックな言葉でした。
熱波甲子園2024秋大会 総合1位の賞状を持つ「SMDサカグチ&ヤマモト」
熱波甲子園2024秋大会 総合1位の賞状を持つ「SMDサカグチ&ヤマモト」

──優勝しての感想をお願いします!
歴史ある熱波甲子園で優勝でき、ジワジワと嬉しさが込み上げてます!その一方で、演舞・熱ッスル部門でもっともっと皆さまを盛り上げたかった悔しさも湧いてきてます…。

──競技中はどのような思いでしたか?
本番前は熱波甲子園の雰囲気にのまれて、とても緊張していました。レフリーを務めた五塔熱子さんには「顔が真っ青だよ!」と言われるほど、本番中も緊張していましたが、皆さまの盛り上がりのおかげで最高に楽しかったです!!! 

──今後の活動予定を教えて下さい!
直近は以下施設にて、熱波イベントを予定しています。
・11月16日(土)SPA HERBS(大宮)
・12月7日(土)野天風呂湯の郷(野田)
・12月15日(土)湯舞音龍ヶ崎店(龍ヶ崎)
・12月18日(水)南柏天然温泉すみれ(柏)
温浴施設の中で、もし我々の爆風熱波のご希望ありましたら、X(@smd_Saka_Yama)のDMにてお待ちしております!!!

「日本独自の『熱波』というスタイルを成長させる場に」

初参加のチームが総合1位と2位に輝き、さらに部門賞で過去最多の「同率1位」を生んだ今大会。「圏外からの王者」が多数を占めた今大会は、これまでのセオリーにとらわれない、熱波の新しいスタイルを予感させるものとなりました。
「熱波甲子園2024秋大会」参加者みんなで記念写真
「熱波甲子園2024秋大会」参加者みんなで記念写真

大会実行委員長を務めた「ファンタジーサウナ&スパおふろの国」の林和俊さんは、今大会を振り返り、「熱波甲子園とは、日本独自の熱波イベントとして成長させていくもの」とコメント。「お互いに今日の大会で見た技を取り入れ、横のつながりを作ったりしながら、『日本独自の熱波』をするみなさんが成長する場として活かして欲しい」と締めくくりました。
大会の締めくくりに激励を送る「熱波甲子園」大会実行委員長・林和俊さん(写真中央)
大会の締めくくりに激励を送る「熱波甲子園」大会実行委員長・林和俊さん(写真中央)

参加者のみなさんからは、「ここまで技と技で戦い合う大会は初めてだった」「楽しく盛り上がっているのに、不思議な緊張感がずっと張り詰めていた」と、驚きの反応が。アウフグースの技術を競う他の大会に観客として訪れている方も多く、林さんの言葉を踏まえながら「日本独自の熱波の最先端を見た気がした」と、感嘆の声が挙がっていました。
得点結果表を見ながら今回の戦いを振り返る参加者
得点結果表を見ながら今回の戦いを振り返る参加者

今大会で上位に入賞したチームは、今年12月16日に「ファンタジーサウナ&スパおふろの国」で開催される頂上決戦「熱波甲子園2024チャンピオンカーニバル」へ出場。「熱波甲子園2023春大会」の王者と、2024年の王座をかけて戦います。

「熱波甲子園2024秋大会」全競技が見られるアーカイブ動画公開中!

ニフティ温泉「熱波甲子園」特設サイトでは、大会当日に生配信されたパブリックビューイングの模様をアーカイブ配信中! 熱波師たちの熱い戦いを、ぜひもう一度体験してください!
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天谷窓大(あまや・そうた)
天谷窓大(あまや・そうた)

フリーライター、熱波師、焼き芋アンバサダー。「焼き芋を365日食べる熱波師」としてサウナ業界と焼き芋業界の橋渡しや、焼き芋イベントのプロデュース、ロウリュの技術を応用した「サウナ焼き芋」の開発も行う。体重100kg超の「デブカリ」メンバーとしてフリー素材モデルも。

熱波師検定A

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