最終更新日:2021年10月22日
お風呂で「あぁ~」と声が出るのはなぜ? 全国
湯船に入ったときに無意識に「あぁ~」というような声を出したことのある人、また、自分では出していないけれどそのような光景を見たことがあるという人は多いのではないでしょうか。
今回は「お風呂あるある」ともいえる入浴時の「あぁ~」という声について、その仕組みや活用法を紹介したいと思います。
今回は「お風呂あるある」ともいえる入浴時の「あぁ~」という声について、その仕組みや活用法を紹介したいと思います。
体をコントロールする「あぁ~」という声
実は2種類あるお風呂の「あぁ~」
入浴時につい出てしまう「あぁ~」という声。実は浸かったお湯の温度によって2種類に分けられるといわれています。
ひとつは比較的熱めのお湯に入ったときに出る、力の入った「あぁ~」という声。体温と湯温の差が大きい場合、交感神経優位となって反射的に声が出ることで筋肉に力が入り、お湯の熱さによるストレスから体を守る作用があるとのこと。我慢すると体に悪いので、遠慮せずに出すのがオススメです。
もうひとつは比較的ぬるめのお湯に入ったときに出る、力の抜けた「あぁ~」や「ふぅ~」といった声。体温と湯温の差が小さい場合に、副交感神経優位となって緊張がほぐれ、心身のリラックスがもたらされるということです。
ひとつは比較的熱めのお湯に入ったときに出る、力の入った「あぁ~」という声。体温と湯温の差が大きい場合、交感神経優位となって反射的に声が出ることで筋肉に力が入り、お湯の熱さによるストレスから体を守る作用があるとのこと。我慢すると体に悪いので、遠慮せずに出すのがオススメです。
もうひとつは比較的ぬるめのお湯に入ったときに出る、力の抜けた「あぁ~」や「ふぅ~」といった声。体温と湯温の差が小さい場合に、副交感神経優位となって緊張がほぐれ、心身のリラックスがもたらされるということです。
声の効果を上手に活用しよう
普段は無意識に出てしまう入浴時の声ですが、これを意識的に活用すれば積極的にリラクゼーション効果を得ることができます。もちろん利用するのは、比較的ぬるめのお湯に入ったときに出る、力の抜けた声のほう。
ため息のような「あぁ~」や「ふぅ~」といった声は、一説によると、ゆっくりと吸って長く吐き出すことで自律神経の安定を招くヨガの呼吸法にも通じるとのこと。ストレスを解消し、リラックス状態を招くほか、アンチエイジングなどにも効果的だといわれています。
ため息のような「あぁ~」や「ふぅ~」といった声は、一説によると、ゆっくりと吸って長く吐き出すことで自律神経の安定を招くヨガの呼吸法にも通じるとのこと。ストレスを解消し、リラックス状態を招くほか、アンチエイジングなどにも効果的だといわれています。
人前だとちょっと恥ずかしい「あぁ~」という声も、自宅のお風呂なら気兼ねなく出せるもの。ストレスや疲れを感じたときに、ちょっとぬるめのお湯を湯船に張って、試してみてはいかがでしょうか。
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