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お風呂ってDIYでできる?DIYアイデアとプロにリフォームをまかせるべきこと 全国

「お風呂のリフォーム」と聞くと、専門業者に依頼する大がかりな作業を想像する人も多いのではないでしょうか?

しかし、実は部分的な修繕やちょっとしたイメージチェンジなら、自分の手でできることもたくさんあります。

本記事では、DIYでできるお風呂リフォームのメリットと注意点、プロに任せるべき作業の見極め方、さらには実用的なDIYアイデアをご紹介します。

お風呂をDIYでリフォームするメリット

「お風呂をリフォームしたいけれど、業者に頼むと高そう…」そんなふうに感じたことはありませんか?

実は、浴室の一部であればDIYでも対応可能なケースがあり、自分の手で快適な空間を作る楽しみも味わえます。費用の節約だけでなく、自由なデザインやスケジュールで進められるのが、DIYの大きな魅力。

ここでは、そんなお風呂DIYリフォームのメリットについて、具体的に掘り下げていきます。

費用を抑えられる

リフォームにかかる費用で、最も大きな部分を占めるのが人件費や工事費。 業者に依頼すれば、当然プロの技術料が上乗せされます。

しかしDIYなら、必要なのは材料費のみ。施工を自分で行うことで、全体コストを大幅に抑えることができます。「このくらいなら自分でできそう」と感じた部分から始めてみるのも、DIYの醍醐味。節約と達成感を同時に得られるのが魅力です。

作業するタイミングを選べる

業者にリフォームを依頼すると、日程の調整や事前の打ち合わせが必要になります。施工までに時間がかかったり、希望のタイミングに合わないことも少なくありません。一方でDIYなら、思い立ったときにすぐ作業ができるのが大きな利点。

休日や空き時間を使って、少しずつ進めるスタイルも可能です。予定に縛られず、自分のペースで取り組めるから、ストレスも少ないです。時間に追われることなく、楽しみながら進められるのがDIYならではの自由さです。

自分好みのデザインに仕上げられる

業者に依頼すると、どうしても用意されたパターンや既製品の中から選ぶことが多くなります。特にシステムバスは規格が決まっているため、自由度が限られがちです。その点、DIYなら素材選びから施工方法まで、すべてを自分の好みに合わせてカスタマイズ可能。

木目調の壁紙でナチュラルに、ブラックのパネルでモダンに、といったイメージチェンジも思いのままです。市販のシートやタイルを活用すれば、コストを抑えながら見た目のクオリティもアップ。自分の「好き」を詰め込んだ、世界にひとつだけのバスルーム。そんな空間を手に入れられるのも、DIYならではの魅力です。

お風呂をDIYでリフォームするデメリット

自由度が高いお風呂のDIYリフォーム。 しかし、メリットがあれば当然、注意すべきポイントもあります。特に水回りは専門性が求められるため、失敗すれば費用も手間もかえって増えてしまう可能性があります。

ここでは、実際にDIYを始める前に知っておきたい「落とし穴」について詳しく見ていきましょう。

リフォーム自体が失敗する可能性がある

DIY初心者にとって、お風呂のリフォームは想像以上にハードルが高い作業です。

見た目だけでなく、防水や耐久性など、見えない部分の仕上がりが重要になります。間違った施工をしてしまうと、やり直しが難しく、場合によっては元の状態に戻せなくなるリスクも。

特に浴室の下地や配管に関わる作業は、経験や専門知識がないと失敗の可能性が高まります。「思ったように仕上がらなかった」「むしろ使いにくくなった」と後悔しないためにも、自分のスキルと照らし合わせて取り組む範囲を見極めることが大切です。

業者に依頼するよりも費用がかかる場合がある

「DIY=安く済む」と思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。

材料費に加えて、必要な工具を一からそろえる場合、その費用が意外とかさむこともあります。さらに、施工ミスによってやり直しが発生すれば、修繕のために余計な出費が必要になる可能性もあります。

廃材の処分費や追加の部材購入など、見落としがちなコストも積み重なっていきます。結果として、業者に依頼した方がスムーズかつ経済的だった…というケースも少なくありません。事前に見積もりを立てて、総額をしっかり把握するようにしましょう。

水漏れが発生する可能性がある

お風呂は毎日大量の水を使う場所だけに、少しのミスが大きなトラブルにつながります。

特に配管の接続やコーキング処理など、水回り特有の作業には高い精度が求められます。施工不良によって水漏れが起これば、壁や床の腐食、カビの繁殖、さらには階下への被害まで発展する恐れもあります。

マンションでは水漏れによる損害賠償のリスクもあり、DIYの代償が大きくなるケースもあります。少しでも不安がある作業は、無理をせず専門業者に相談するのが賢明です。

賃貸物件ではトラブルになる可能性がある

「自分好みにリフォームしたい」と思っても、賃貸物件では自由に手を加えることができません。

原状回復が前提となるため、勝手なDIYは契約違反とみなされる場合もあります。無断での改造が原因で、退去時に高額な原状回復費を請求されることにもなりかねません。

特に浴室のような設備系の変更は、オーナーの許可なしに行うのは避けるべきです。DIYを考えている場合は、まず管理会社や大家さんに相談し、許可を得ることが大前提。トラブル回避のためにも、慎重にことを進めましょう。

【DIYはNG】プロに任せるべき作業

お風呂のDIYは自由度が高く、工夫次第でさまざまなリメイクが可能です。

しかし、すべての作業が自己判断でできるわけではありません。専門知識や資格が必要な作業もあり、無理に行うと重大な事故や法的トラブルにつながることもあります。

安全かつ確実に仕上げるには、「自分でやるべき作業」と「プロに任せるべき作業」をきちんと見極めることが不可欠です。ここでは、DIYでは手を出さないほうが良い代表的な工事について紹介します。

DIYが難しい作業

見た目のリメイクと違い、構造や設備に関わる工事は専門性が求められます。

ユニットバスの交換や在来工法の浴室リフォームは、配管・電気・防水など複合的な技術が必要な難易度が高い作業です。

さらに、浴槽の交換でも半埋め込み型の場合は給排水管の移設が必要で、DIYでは対応が難しく、壁の塗装も断熱や撥水効果を得るには技術が不可欠。

手すりの設置においても、強度不足が事故に直結するため、これらの作業は専門業者に任せるのが安心です。

資格が必要な工事

DIYの自由度が高いとはいえ、法的に資格が必要な工事には手を出してはいけません。安全面はもちろん、万が一事故が起きた場合に重大な責任を負う可能性があります。

代表的なのは電気工事とガス工事。感電や火災、ガス漏れといったリスクがあるため、専門の有資格者にしか許されていません。換気扇や照明の設置・交換には電気工事士の資格が必要ですし、ガス給湯器の交換にはガス関連の資格が必須です。

知識や経験だけではカバーしきれない分野こそ、プロに任せるべき領域。「やってみたい」よりも、「安全第一」の視点で取り組むようにしましょう。

お風呂の壁・床のDIYアイデア

お風呂の印象を大きく左右する「壁」と「床」。この2つを少し変えるだけで、空間全体の雰囲気がガラリと変わります。最近では貼るだけ・置くだけの簡単施工アイテムが充実しており、初心者でも気軽に挑戦できるようになりました。

ここでは、見た目も機能性もアップする壁・床のDIYアイデアを具体的に紹介していきます。

浴室用パネル

既存のタイル壁をそのまま活かしながら、雰囲気を一新できるのが浴室用パネルの魅力。

デザインやカラーも豊富でボンドや粘着シートで貼るだけなので、特別な工具も必要ありません。つなぎ目には防水のためにコーキング剤を使用します。ジョイント部材付きの製品も販売されているので選択肢に入れておきましょう。

貼る前にはタイルの汚れやカビをしっかり落とし、欠けている部分は補修しておくことが美しい仕上がりのコツです。気軽にイメチェンを楽しみたい人にぴったりのDIYアイテムです。

浴室用壁紙

浴室の壁を簡単にリメイクしたいなら、防水・防カビ加工が施された浴室用壁紙が便利。

裏面がシール状になっているものが多く、カットして貼るだけで作業完了という手軽さが魅力です。木目調やタイル調、花柄などデザインが豊富で、好みに合わせた空間づくりが楽しめます。

貼る前に壁面の汚れや水分をしっかり除去しておくことで、剥がれ防止にもつながります。見た目を変えたいけれど本格的な工事は避けたい…そんな方にぴったりの選択肢です。

浴室用床シート

滑りやすさや冷たさが気になる浴室の床も、床用シートを使えば快適にリメイク可能です。

既存のタイルの上からそのまま貼れるため、施工もシンプルで初心者向き。クッション性があるものや、滑りにくく水はけも良好なタイプを選べば、安全性と機能性を両立できます

貼り付け時には、しっかりと接着し、シートの周囲をコーキングで密閉することで水の侵入を防ぎます。施工後はシートが完全に乾くまで浴室の使用を控えましょう。足元の不満を解消しながら、空間の印象も変えられるおすすめのDIYアイテムです。

お風呂の設備補修・機能性アップのDIYアイデア

「見た目を変えるだけじゃ物足りない」「もっと快適に使いたい」そんな方におすすめなのが、設備の補修や機能性アップを目的としたDIYです。

ここでは、お風呂の“使いやすさ”に直結するDIYアイデアをご紹介します。日常の入浴時間がもっと楽しく、快適になるヒントが満載です。

シャワーヘッド・シャワーホースの交換

浴室の使い心地を大きく左右するシャワー。実は、シャワーヘッドやホースの交換はDIYの中でも特に簡単で効果を実感しやすい作業のひとつです。

節水機能付きや浄水機能付きのシャワーヘッドに変えるだけで、水道代の節約や肌へのやさしさを実感できます。取り付けは基本的に回して交換するだけのタイプが多く、特別な工具も不要な場合がほとんどです。

ただし、購入前には接続部の規格(ネジのサイズや形状)を確認するようにしましょう。一部のシャワーヘッドでは接続にアダプターが必要な場合もあります。

スパウト(水栓の吐水口)の交換

浴室の水まわりにあるスパウト(吐水口)も、自分で交換可能なパーツのひとつです。長さや角度を調整することで、水の届く範囲を変えたり、使い勝手を向上させることができます。

「もう少し長ければ便利なのに」と感じていた不満が、スパウトの交換で一気に解消できます。交換作業自体は回して付け替えるだけの簡単な構造が多いですが、注意したいのがネジの口径です。既存の水栓に合うかどうか、必ず事前に確認しておきましょう。合わないものを無理につけようとすると、水漏れや破損の原因になります。

コーキングの打ち直し

お風呂まわりでよく見かける、すき間を埋める白いゴム状の部分、それがコーキングです。コーキングが経年劣化でひび割れたりカビが発生すると、水漏れや見た目の悪化の原因になります。

そんなときは、コーキングを打ち直すだけで、防水性が回復し、清潔感もグッとアップ。古いコーキングを丁寧に剥がし、マスキングテープでラインを整えてから、新しいコーキング剤を充填するのが基本の流れです。

作業には少し手間がかかりますが、慣れれば難しくはありません。湿気の多い浴室だからこそ、こまめなメンテナンスが快適さを保つ鍵となります。

鏡の交換

浴室の鏡が曇っていたり、サビや黒ずみが目立ってきたら、思い切って交換するのがおすすめです。見た目が一気に明るくなり、気分もリフレッシュできます。

DIYでの鏡交換は、金具や固定方法を確認すれば意外と簡単。取り外す前に、現在の鏡のサイズ・厚み・取り付け金具の種類をしっかりチェックしておきましょう。

取り付けの際は、防水シリコンやミラーマットを使ってしっかり固定。落下防止のためにも、設置面を乾燥させてから作業することがポイントです。清潔感と使いやすさを両立できる、満足度の高いDIYです。

収納スペースの追加

浴室の「もう少しここに置けたら便利なのに…」という悩み、実は簡単なDIYで解決できます。工具不要で取り付けられる収納アイテムが多数登場しており、賃貸でも安心して使えるのが魅力です。

特におすすめなのが、マグネット式のフックやラック。最近の浴室壁は鋼板製が多く、マグネットがしっかりと固定されます。タオルバーにS字フック+バスケットを組み合わせる方法も、手軽で応用の幅が広いアイデアです。

収納が増えるだけで、浴室全体がすっきり整い、使い勝手も抜群に向上。ちょっとした工夫で快適度が大きく変わる、コスパの高いDIYです。

お風呂をDIYで自分好みの理想のバスタイムを!

お風呂のDIYリフォームは、費用を抑えながら、自分だけの理想空間を作れる魅力的な方法です。壁や床のアレンジから設備の補修・機能向上まで、手軽に挑戦できるアイデアがたくさんあります。

「ここを変えたい」と思ったその気持ちが、バスタイムをより豊かにする第一歩。
もちろん、プロの力が必要な場面もありますが、それを見極めながら少しずつ手を加えていくのもDIYの醍醐味です。

毎日使う場所だからこそ、自分の「好き」と「快適」を形にしてみませんか?
あなたらしいバスルームが、日々の疲れを癒してくれる特別な空間になりますように。
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ユキヒト
ユキヒト

愛知県在住ライター。職業柄、肩こりと腰痛が目下の悩み。癒してくれる温泉とマッサージに30代になってからハマり出し、週末はよく近くのスーパー銭湯に入り浸っています。

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