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お風呂で寝るのは危険!眠くなる理由と寝落ちしない対策を解説 全国

疲れているときや夜遅く入浴したときに「お風呂で寝る」という経験をした人は多いのではないでしょうか。

温かいお湯に浸かるのは、とても気持ちいいもの。気分転換やストレス解消にも役立ちますが、浴槽で寝入ってしまうと命を落とす危険もあるので、注意が必要です。

そこで今回の記事では、お風呂に入るとなぜ眠くなってしまうのかという理由と、お風呂で寝てしまわないための対策について紹介したいと思います。

お風呂で寝てしまう理由は?

 お風呂で寝てしまう理由は?
お風呂で寝てしまう原因としてまず挙げられるのが睡眠不足です。
睡眠が不足すると肉体面だけでなく精神面でも披露が蓄積し、いわゆる「睡眠負債が溜まっている」状態になります。
睡眠負債が溜まったままリラックスを得ると「寝落ち」しやすくなりますが、その状態が入浴によって引き起こされるのがこちらのケースです。
 
また、入浴中に寝てしまっているのではなく、失神しているということもあります。この、入浴による失神は次のようなメカニズムで発生します。
 
お湯に浸かって急上昇した体温を逃がそうと、血管が拡張。
 ↓
血管が拡張することで血圧が低下。
 ↓
脳への血流が減少。
 ↓
脳に十分な酸素が運ばれなくなり酸欠状態に。
 ↓
ウトウトするので、単なる眠気と勘違い。
 ↓
その状態を放置すると一気に失神することがある。
 
人間の身体は血圧が低い状態になると眠くなるようにできています。お湯に浸かったままうっかり寝てしったり、酸欠状態で意識を失ってしまったりすると、そのまま溺れてしまう可能性もあるので眠気を感じたら浴槽から出るようにするなど、日頃から意識するようにしてください。
 
また、高血圧や動脈硬化を指摘されている人は、こうしたリスクが高いので、より注意が必要です。

お風呂で寝るのはなぜ危険?理由3選

 お風呂で寝るのはなぜ危険?理由3選
お風呂で寝てしまった場合に起こり得る危険な症状として、大きく3つのものが挙げられます。
「のぼせ」「脱水症状」「溺水(できすい)」です。それぞれを詳しくみていきましょう。
 

のぼせる可能性がある

「のぼせ」とは、入浴などをきっかけとして体や頭に異常な熱感を感じる状態になることをいいます。
 
一般的には次のプロセスによって「のぼせ」が引き起こされます。
 
お湯に浸かることによって身体が温まり、その熱を逃がすために血管が拡張。
 ↓
血管の拡張によって血圧が低下。
 ↓
通常は入浴後に血管の拡張は収縮するが、長時間の入浴で収縮する働きが鈍化。この状態でお風呂から上がると手足に向かって血液が一気に流れて、脳に流れる血液の流量が減少し、「のぼせ」状態になる。
 
「のぼせ」を防ぐためには、以下の点に注意してください。
 
・入浴前後に水分をしっかり補給する
・入浴中に頭に濡れタオルを置く
・お湯の温度を下げる
・入浴時間を短くする
 

脱水症状になる可能性がある

脱水症状とは、体内の水分不足が原因で起こる体の不調のことをいい、「めまい」「ふらつき」「頭痛」「口の渇き」といった症状が現れます。
 
入浴中は汗を多くかき、体の水分が失われやすくなりますが、お風呂に入ったまま寝てしまうと、長時間入浴をすることになり、より水分が喪失されて脱水症状を引き起こすリスクは高まります。
重症時には意識障害やけいれん、昏睡に至ることもあるので注意が必要です。

脱水症状を予防するには以下のような点を意識するとよいでしょう。
 
・入浴前後に水分をしっかり摂取する
・お湯の温度は低めに設定する
・入浴時間を短くする
 

溺水(できすい)してしまう可能性がある

 お風呂で寝てしまった際のリスクとして、もっとも怖いのが溺水(できすい)です。
溺水(できすい)とは、浸水により窒息状態に陥ることをいい、最悪の場合、溺死することもあります。
 
お風呂で寝てしまったとしても、通常であれば顔が水中に沈んだときに反射的に目覚めるものですが、睡眠不足などで強い眠気がある場合は、浴槽に顔が浸かって水を吸い込んでも目覚めない可能性があります。
 
もし、眠気があるときにどうしても入浴するのであれば、湯船に入るのは控えて、シャワーで済ませるようにしましょう。

お風呂で寝ないための入浴方法と入浴時の注意

 お風呂で寝ないための入浴方法と入浴時の注意
お風呂で寝ないようにするための方法や入浴時の注意点にはどのようなものがあるのでしょうか。
押さえておきたいポイントをいくつか紹介します。
 

入浴方法

安全面を意識すると、以下のような点に注意して入浴するのが理想的です。
 
温度設定:38~41℃が適切。42℃以上では死亡事故のリスクが増加。
入浴時間:10~15分程度が理想。長時間の入浴は血圧の大きな降下を引き起こす。
浸かり方:半身浴が推奨される。特に高血圧の方には有効。
 

湯から出る時の注意

急に湯船に浸かることは危険と知っている方も多いですが、湯船から出る際に急に立ち上がったりするのも危険な行為ということはご存知でしょうか。
急な動作で血圧が急激に変化すると体に大きな負担がかかります。お風呂から出る際はゆっくりとし、不安がある場合には段階的に動くように意識してください。
 

安全な入浴のための注意点

安全に入浴するには、特に温度と時間がポイントとなります。
高温のお湯で長時間浸かりすぎないよう注意し、適切な方法で入浴を行うことが重要です。

お風呂で寝ないための対策

 お風呂で寝ないための対策
お風呂で寝ないためにはどのような対策をとっておくと効果的でしょうか。
いくつか代表的なものをリストアップしておきましょう。
 

 タイマーやアラームをセットする

湯船に入る際にはタイマーやアラームをセットし、万一眠ってしまっても起きられるようにしておくのがおすすめです。
心理的な安心感も加わることで、よりリラックスして入浴時間が楽しめるようになるでしょう。
 

食事前に入浴する

入浴と食事のタイミングが近い場合は、眠気を感じやすくなる食後よりも食前に入浴するようにするのも入浴中の睡眠を防ぐのに効果的です。
食前に入浴するようであれば、入浴後の冷えを防ぐために厚着をしたり、白湯を飲むなどして体温を保ったりするのもよいでしょう。
 

入浴中に体を動かす

お湯に浸かっているときにマッサージやストレッチを行ったり、常に身体を動かしていたりすると眠気が防げます。
入浴中の適度な動きは、体内の老廃物の流出を促し、むくみや疲労回復にも効果的です。
 

入浴をシャワーで済ませる

入浴中に寝てしまう心配がある場合は、浴槽に浸からずシャワーの使用のみで済ませるようにしましょう。
日頃から入浴にリラックス効果を求めるのであれば浴槽に浸かり、睡眠不足などで眠気が強い場合はシャワーにするなど、自分なりのルールを決めておくのがおすすめです。
安全を優先し、体の状態に応じて入浴方法を選択するようにしてください。
 

睡眠不足を解消する

入浴中の眠気のもととなる睡眠不足を解消するのも根本的な対策となります。
起床時に朝日を浴びると体内時計を整えられ、快眠が促されるといいます。毎日適度な運動を行い、規則正しい生活習慣を心掛けましょう。
 
睡眠前に覚醒作用のある飲食物(カフェインを含むコーヒー、チョコレートなど)を避けるのも人によっては効果的。また、就寝の約3時間前に有酸素運動をすると睡眠の質が向上するともいわれています。
入浴は就寝の2~3時間前に38~39度のお湯で30分間行うのがおすすめです。
 

こういう時は入浴を避ける

深夜や起床後2時間以内や食後1時間以内というタイミングは入浴には適していません。
また、飲酒後の入浴は、アルコールによる血管拡張が血圧降下を促進し、溺死事故につながる危険があるので避けてください。

お風呂でウトウトは危険のサイン!入浴方法と生活習慣を見直そう

お風呂でウトウトは危険のサイン!入浴方法と生活習慣を見直そう
眠気を感じたままの入浴は、入浴中の「寝落ち」や失神を招くこともあり、大変危険です。
命に関わる事象を引き起こす可能性もあるため、記事内で紹介した眠気のもととなる睡眠不足を招かない生活習慣を意識したり、万が一寝てしまった場合の対策を用意しておくなど、安全面を一度見直して、楽しいお風呂タイムを過ごすようにしてください!

#お風呂で寝る #お風呂眠い
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この記事を書いたライター
松田 朝九
松田 朝九

高濃度炭酸泉とサウナ後の外気浴に至福を感じるフリーランスコピーライターです。

温泉ソムリエ,サウナ・スパ健康アドバイザー

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