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最終更新日:2023年07月24日

共同浴場とは?入り方やおすすめの温泉を解説! 全国

温泉街に住む地元の人々が管理する「共同浴場」。低価格で利用できるうえに、泉質も豊かなため、温泉マニアから根強い人気があります。

温泉の魅力を味わうにはもってこいの共同浴場ですが、はじめて足を運ぶ際はわからないことが多いかもしれません。

この記事では、そんな共同浴場の基礎知識やおすすめの施設について紹介します。疑問に思いがちなマナーについても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

共同浴場(共同湯)とは?

共同浴場(共同湯)とは?
まず、共同浴場の基礎知識についてご説明します。

共同浴場とは「地元の人のための温泉」

共同浴場とは、温泉街に住む人々が管理する温泉浴場のことです。「共同湯」「公共浴場」と呼ばれることもあります。基本的に、地元の人が入浴するために運営されている施設です。なかには、男女混浴の施設もあります。

共同浴場と公衆浴場の違いは?

共同浴場とよく似た言葉に、「公衆浴場」があります。この2つの言葉の違いは、「一般の人をメインの客層にしているかどうか」です。

共同浴場は、地元の人々が利用するために生まれた浴場です。

これに対して公衆浴場は、観光客など一般の人を含んだどんな人でも利用できます。「銭湯」と呼んだ方が、わかりやすいかもしれませんね。

共同浴場のメリット

共同浴場には、以下のようなメリットがあります。

  • 低価格で温泉に入れる
  • 泉質が高い
  • 素朴な雰囲気に癒やされる
  • 地元の人々との会話が楽しめる

豪華な温泉施設ではなかなか味わえない、ノスタルジックで懐かしい雰囲気が魅力。
レトロな施設も多いので、タイムスリップしたかのような気分を満喫できます!

地元の人以外でも共同浴場に入浴はできる?

地元の人以外でも共同浴場に入浴はできる?
ここで気になるのは、「地元の人でなくても、共同浴場に入浴できるの?」ということ。結論からいうと、「施設によって変わります」
現在は多くの共同浴場が観光客を受け入れていますが、地元の人しか入れない施設もまだまだ存在します。
観光客OKの共同浴場は、地元の人々の善意によって成り立っています。そのため、感謝の気持を忘れずに入浴することが大切です。

「ジモ専」の場合も

地元の人々しか入浴できない共同浴場のことを、「ジモ専」と呼ぶこともあります。こういった施設では、基本的に観光客が入浴することはできません。

しかし、お祭りなどのイベント時は浴場を開放することもあります。気になる共同浴場がある場合は、こまめに情報をチェックしておくといいですね。

共同浴場の入り方、マナーは?

共同浴場の入り方、マナーは?
次に、共同浴場の入り方やマナーについて解説します。気をつけたいことは、「シャンプーや石鹸を持参すること」です。シャンプーなどが設置されていない共同浴場も多いからです。

入り方については、一般的な入浴のマナーと変わりません。お湯に浸かる前にかけ湯を行い、まわりの人の迷惑にならない行動を心がけましょう。

共同浴場の料金、支払い方法は?

共同浴場の料金、支払い方法は?
共同浴場の料金設定は、施設によってさまざまです。なんと、無料で入浴できるところも少なくありません!

目安としては、大人1人あたり200円〜600円ほどの施設が目立ちます。係員にお金を手渡したり、箱に小銭を入れたりするなど、支払い方法も多種多様です。
※料金は2023/7/24時点の情報です。最新情報は各種公式サイトなどでご確認ください。

ちなみに、規定の料金が決められていない施設も存在します。なかには、「寸志」という形で任意の金額を賽銭箱に入れる施設も。事前に、料金や支払い方法について調べておくと安心です。

おすすめの共同浴場5選

ここからは、ぜひ温泉マニアのみなさんに訪れてもらいたい共同浴場を全国から5つ厳選しました。この機会に、新しい温泉の世界に足を踏み入れてみませんか?

瑠璃の湯(群馬県吾妻郡)

「瑠璃の湯」は、草津温泉の共同浴場です。白くにごったお湯が、ゆっくりと体の疲れを癒やしてくれます。泉質の高さは、さすが関東エリア最大の温泉地・草津温泉といったところ。小さめの浴槽や、街並みに溶け込んだ風貌など、共同浴場の魅力が詰まった施設です。

入浴料…無料
前夜、探しても分からずあきらめた共同湯、本日改めて探してみたら通り沿いで意外と簡単に見つかりました!昨晩、何回も通った気がするが?・・うまく街並みにとけ込んでおり、気が付かなかったみたいです。源泉は湯畑で湯温は42~43度位でちょうど良かったです。少し小さめの共同湯ですが、こちらも貸切りで気兼ね無く楽しませて頂きました。
温泉レスラーさんの口コミ


鯖湖湯(福島県福島市)

「鯖湖湯」は、日本最古の木造建築共同浴場として親しまれてきた、歴史ある施設です。現在は、御影石を使った浴槽に改装されています。明治時代の共同浴場をイメージしたレトロな浴場は、一度訪れる価値あり。ヒバの香りもたまりません!

入浴料…200円
素晴らしい外観です。脱衣場と浴室が一体の内部も、共同浴場の雰囲気を盛り上げていました。お湯はヌメリがあり湯温計は46℃でしたが、とても入りやすく感じました。掛け湯用の湯だめに加水していた人が、地元の方に「これは掛け湯だから、水をいれてはダメ」と言われていました。パンフに「明治時代を偲び、ゆっくり流れる時間を感じながら湯につかってみませんか」とありました。
温泉そだちさんの口コミ



野沢温泉共同浴場 大湯(長野県下高井郡)

温泉地・長野県の共同浴場といえば、「野沢温泉共同浴場 大湯」です。ゴージャスな湯屋建築は、まさに街のシンボル。温泉街の中に、大湯を含めた全13箇所もの共同浴場が点在しているので、入り比べしてみるのもいいですね。

入浴料…無料

野沢温泉湯めぐりで行きました。貫禄あるたたずまいと熱めとぬるめの2浴槽あります。でも熱いのが特徴です。
メガトレッカーさんの口コミ



湯野浜温泉共同浴場・下区公衆浴場(山形県鶴岡市)

「湯野浜温泉共同浴場・下区公衆浴場」は、浴場のほかに、小さめの休憩所が設けられています。コミュニティーセンターの1階という、訪れやすい立地もポイント。共同浴場には珍しく、シャワーも利用可能です。

入浴料…300円

GWに2日連続で利用しました。カラン,シャワーあり、ソープ類はありません。小さいながらも待合スペースがあり、また清掃も行き届いていました。

お湯は無色透明無臭でかなりしょっぱい掛け流しの温泉。ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。かなり熱くまた温度だけでなく芯から温まるお湯です。他の方の口コミにありましたが、水を足して怒られることはありませんでした。地元の方がジャージャー足し湯をしてました。私は熱いお湯がスキなので気持ちよかったです。

GWの利用ながらほとんどが地元の方の利用のようでした。地元の方は皆さん『こんばんは~』『おやすみなさ~い』と挨拶をしていて、生活に根付いた共同浴場なんだなぁと改めて感じました。混んでいたけどみなさんスッと出てしまうので、不思議とゴミゴミした感じはありませんでした。

また外にはすぐ前に足湯があって無料で楽しめます。こちらも最高に気持ちよかったです♪♪

温泉たま子さんの口コミ



川湯温泉公衆浴場(和歌山県田辺市)

「川湯温泉公衆浴場」は、川湯温泉街の中心地に位置します。昔ながらの共同浴場を体感したいなら、こちらで決まり!新鮮でクリアな湯がかけ流しになっており、開放的な気分になれること間違いなし。

入浴料…300円

共同湯はこうあるべき、という模範。安い、お湯が新鮮、さっと浴びてさっと出られて多数の人がお湯の恩恵にあずかれる。とても気持ちよかったです。
猫山猫太さんの口コミ


共同浴場に行ってみよう!

共同浴場は、地元の人々によって管理されている温浴施設のことです。一般的な温泉では味わえない、どこか懐かしい雰囲気がたまりません。

今回ご紹介しきれなかった共同浴場が、全国にはたくさん存在します。気になった浴場があったら、詳しい情報を調べてみてください。地元の人々に感謝しながらマナーを守り、泉質豊かな温泉を堪能してみましょう!


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この記事を書いたライター
岩井パン
岩井パン

関東在住フリーライター。長野県出身。温泉好きな両親のもとに生まれました。お湯に浸かりながら、ぼーっと天井の木目を眺める時間が好きです。

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