おふろ好きユーザーが選んだ全国No.1サウナを発表!
ニフティ温泉ニュース
人気エリア
東京
関東
神奈川
埼玉
北海道
大分
関西(近畿)
千葉
大阪
愛知
作成日:2023年10月31日

サウナを自宅に作る方法は?費用やメリットとデメリットも解説 全国

サウナの人気が続いている昨今、自宅でもサウナでととのいたい!という人は多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、自宅でのサウナの作り方をご紹介します。

自宅でサウナを再現するには、傘やポンチョなど種類豊富なお手軽アイテムを利用したり、思い切って本格的なサウナ小屋を導入したりなど、手間もお値段もピンからキリまで。サウナをこよなく愛するサウナーも、自宅でちょっとだけサウナ気分を味わえればOKという方も、ピッタリくる方法がきっと見つかりますよ。

自宅サウナの作り方

自宅サウナの作り方

自宅サウナの作り方は、大きく分けて4つあります。お風呂をサウナとして活用する方法、ベランダや庭にサウナを設置する方法、部屋の中でサウナに入る方法、そして自宅のリフォームやリノベーションとあわせてサウナを導入する方法があります。
それぞれの方法について、具体的にどうするかを取り上げていきましょう。

お風呂でサウナを再現する方法4選

お風呂でサウナを再現する方法4選
最も簡単に自宅サウナを実現できるのが、お風呂を使うこと。比較的手軽に導入できるアイテムを活用したり、入浴法を工夫したりすることでサウナ気分を味わえます。ここでは、自宅の浴室でサウナを再現する方法をご紹介します。

熱いお風呂と冷水シャワー

自宅の湯船とシャワーで、手軽にサウナ気分を再現できます。浴槽に40~42℃の少し熱めのお湯を張り、3~5分ほど浸かったら、浴槽から出て冷たいシャワーを30秒~1分ほど浴びます。これを1セットとし、3セット繰り返したら、タオルで体をしっかり拭いて休憩を取ります。可能ならベランダやテラスで外気浴をすると、よりサウナ気分を味わえます。

この温かいお湯と冷たい水を交互に体にかける入浴法は温冷交代浴と呼ばれ、自律神経が整うとされています。シャワーの水はいきなり全身にかけず、最初は肘から先と膝から下だけにして様子を見ることと、しっかり水分補給しながら行うことがポイントです。

発汗用入浴剤

発汗用入浴剤
お風呂のお湯に入れるだけで気軽に温泉や薬湯の気分を味わえる入浴剤やバスソルトにも、サウナ効果をうたった製品があります。トウガラシエキスや有機ゲルマニウムなどの成分が配合され、発汗効果アップが期待できるというものが多いです。

柑橘やヒノキなどさまざまな香りがあり、好みのアロマに癒されながらサウナ気分を味わえるのも魅力のひとつ。価格もお手頃で、数百円からいろいろと楽しめます。
「入浴剤 サウナ」を楽天市場で探す

ウナ傘

サウナ傘
入浴するときにビニール傘のような半円形のカバーを湯船にかぶせ、傘の内部を湯気で満たすことでサウナを再現するのが「サウナ傘」。「サウナドーム」と呼ばれることもあります。使わないときは、傘のようにたたんでおくことができます。

サウナ傘と同様に湯船で使うアイテムで、よりコンパクトなのが、サウナポンチョ。気密性の高い素材でできた、胸下あたりまでの短めのポンチョを着て湯船に浸かると、お湯から出ている肩や首もしっかり蒸気で温められ、発汗できます。頭部まで覆えるフードが付いているものもあります。

サウナ傘もサウナポンチョも、2,000円前後で購入できます。
「サウナ 傘」を楽天市場で探す

お風呂に後付けするミストサウナ

ミストサウナ機能が付いたシャワーヘッドも販売されています。既存のシャワーヘッドを交換するだけなので、DIYでも可能な手軽さがうれしいポイント。価格は4万円前後からです。

浴室に暖房乾燥機が付いているなら、暖房を入れて室温を上げ、温水シャワーを出して浴室内を蒸気でいっぱいにする方法でサウナを再現できます。

浴室に暖房乾燥機がないときは、後付けが可能です。業者による取り付けが必要で、本体価格と工賃で50万円ほど。ただし、古いタイプの浴室には付けられないこともあるので、注意が必要です。
Amazon|ノーリツ マイケアミスト FM-1|シャワーヘッド - ホーム&キッチン オンライン通販
※2023年10月現在の情報となります。

ベランダや庭にサウナを再現する方法3選

ベランダや庭にサウナを再現する方法3選

ベランダや庭など、屋外でサウナを楽しめる方法もあります。サウナから出たら、すぐに外気浴できるのが魅力的ですね。部屋の中が高温・高湿度になる心配なくサウナを楽しめるのも、うれしいポイントです。
自宅の敷地に広いスペースがあれば、本格的なサウナ専用小屋を作るという手も!

家庭用サウナボックス

家庭用サウナボックス
家庭用サウナボックスは、ジッパーで開閉する布製のボックス内に座って使う1人用サウナ。電気式の遠赤外線パネルやスチーム機器でボックス内の温度を上げ、熱や蒸気で発汗するというものです。

頭部や手を出せるタイプ、全身が入るタイプがあり、簡易的なものは1万円台から入手できます。主流は3~4万円ほどです。
「サウナボックス」を楽天市場で探す

テントサウナ

テントサウナ
テントサウナは、組み立て式のテント内でストーブを焚いて使用するサウナ。4~5人が入れる2m四方ほどのサイズが主流ですが、1人用のコンパクトなものから、10人以上入れる大きなものまで、さまざまな大きさがあります。なかにはストーブ上にサウナストーンを置いて、ロウリュができるものも。

火を使い煙が出るので設置場所に注意しなければならないことと、テント内でストーブを焚くことで一酸化炭素中毒のリスクがあるので、使用中も気を配る必要があります。

価格は安いもので5万円から、ストーブとテント、煙突など必要な備品が揃うセットで10万円前後です。
「テントサウナ」を楽天市場で探す

バレルサウナ

バレルサウナ
バレルサウナはその名の通り「バレル(樽)」の形をしたサウナルームで、サウナの発祥地・フィンランドでは古くから伝わるタイプのサウナです。木材を使用したぬくもりあるデザインのものが中心で、4人前後が入れるサイズの本体のみの価格はおおよそ100万円から。設置工事費用や別途購入するサウナ用ストーブを加えると、総額で300万円程度になることが多いです。

最近話題の「バレルサウナ」って何!?どこで体験できるの?

お部屋でサウナを再現する方法2選

お部屋でサウナを再現する方法2選
室内に設置できるサウナには、ドームサウナ据え置き型サウナがあります。ドームサウナは、その多くが横になって入るタイプで、エステサロンなどに導入されていることもあります。据え置き型サウナは、室内に置く箱型のサウナで、高温に設定することが可能。より本格的な自宅サウナを実現できます。

ドームサウナ


ドームサウナは、室内に設置したベッドやマットの上を覆うように半円筒形のドームを乗せ、その中に横たわる形式のサウナ。横になってリラックスしながらサウナを楽しめるのが魅力です。電気式で、ドーム内に発せられる遠赤外線で発汗できます。ドームが伸縮式になっていて、使用しないときはコンパクトに片付けられるものもあります。
価格は簡易的なものなら5万円程度でもありますが、主流は20万円以上です。
「ドームサウナ」を楽天市場で探す

据え置き型サウナ

出典:https://www.kaigoki.com/product/1418

室内に設置する、四角い小部屋のようなサウナが据え置き型サウナです。1人用で縦横1m・高さ2m弱で、中に入れる人数によって大きさが変わってきます。電気式の遠赤外線ヒーターで温めるものが多く、素材に木材が使われていたり、内部温度が90℃以上まで上がったりと、かなり本格的な作りのものもあります。高温を楽しめる分、設置した部屋の温度が上昇することがあるので、注意が必要です。
価格は1人用で30万円程度から。ロウリュウができるなど、多機能なものは100万円以上することもあります。
全商品 - 【公式】神戸メディケア サウナ直販サイト

自宅のリフォーム・リノベーションでサウナを再現する

自宅のリフォーム・リノベーションでサウナを再現する
浴室のバスユニットの交換時期は一般的に、設置から約15~20年とされています。自宅のお風呂が設置からそのくらいの年月が経っていたら、思い切って浴室そのものをサウナ付きのものにリフォームするという方法も。

費用は新たに設置するユニットバスのグレードや仕様にもよりますが、マンションの場合で100万円前後~、戸建てなら200万円~。内容によっては400万円に至るケースもあります。

自宅でサウナを再現するメリット

自宅でサウナを再現するメリット
自宅にサウナを再現することで得られるメリットは数知れずありますが、ここでは、自宅サウナの特に良い点を4つ、挙げてみます。

好きなタイミングで整えられる

24時間365日、好きなときに何度でもサウナを楽しめるのは自宅サウナの最大のメリットと言えるでしょう。営業時間や定休日のない、自宅サウナならではの魅力です。

他の人を気にせず楽しめる

自宅サウナは、当然ながら自分や家族の専用サウナ。誰にも気兼ねなく、自分のペースで好きなように入れるのは大きな魅力です。サウナ施設でサウナーどうし、気遣い合いながら利用する雰囲気もいいけれど、人目を気にせずととのえる気楽さは、格別なこと間違いなしです。

長期間利用すれば、経済的にもお得になる

サウナ施設に行く際は毎回、入館料や利用料、交通費などの費用がかかります。自宅サウナは導入の際に大きな費用を要する場合があるものの、使えば使うほど1回当たりのコストは低くなります。頻繁にサウナを利用する人ほど、自宅サウナのメリットは大きいと言えるでしょう。

サウナに通う時間をやりたいことに使える

サウナ施設に行く場合は、サウナに入る時間に加えて外出準備や往復の時間などが必要となります。その点、思い立ったらいつでも、すぐに入れる自宅サウナは、無駄な時間がなく効率的。時間に余裕ができた分、より長くサウナを楽しんだり、別のことをしたりと有意義に過ごせます。
サウナへもっと行きたいのに、多忙でなかなか時間が取れない!という人も、自宅サウナなら入る時間が作れるかもしれません。

自宅でサウナを再現するデメリット

自宅でサウナを再現するデメリット
自宅でサウナを再現するメリットは大きい反面、デメリットもあります。自宅サウナのデメリットには、大きく次の4点が挙げられます。

準備するための初期費用が高額になりやすい

自宅サウナ用の商品に高価なものが多いことは、自宅でサウナを再現する際にネックとなるかもしれません。簡易的なサウナボックスでも数万円するものが主流で、本格的な据え置き型サウナの導入や浴室をリフォームするとなると、数十万円から数百万円の出費になることも。

光熱費が高くなってしまう

自宅に導入できるサウナのほとんどは、電気やガスを使います。サウナの高温を実現するためには、消費する電気やガスの量も少なくはありません。頻繁に自宅サウナを使っていると、光熱費にビックリ!ということがあるかも!?

サウナのためのスペースの確保が必要

1人用の小型のものでも畳半畳分くらいのスペースが必要な自宅サウナ。コンパクトに分解したり畳んだりできる製品もありますが、収納する場所は必要になります。設置や収納のために自宅のスペースをどれだけ使えるかで、導入できるサウナの種類が限られてくる可能性があります。

掃除やメンテナンスが欠かせない

使用中は高温・高湿度になるうえ、汗や皮脂の汚れが付きやすいサウナは、カビの温床になりやすいもの。使用後の換気や定期的な清掃などのメンテナンスは不可欠です。外部の施設であれば人にお任せできるところを、自宅サウナでは自分でする必要があります。

工夫次第で自宅でもサウナを再現して整えられる!

工夫次第で自宅でもサウナを再現して整えられます
手軽で簡単、お財布にもやさしいアイデアから、本格的なサウナの導入やリフォームをする大がかりな方法まで、さまざまな自宅サウナの作り方をご紹介しました。誰にも気兼ねなく自分専用サウナでととのう気持ちよさは、病みつきになること間違いなし。自分だけで楽しむサウナだからこそ、水分補給や体調の見極めにはより一層注意して、無理なく安全に自宅サウナを満喫しましょう!


サウナで整うとは?その効果と初心者の疑問にお答えします!
温浴はカラダによい?その意味や効果、自宅内外での温浴方法を解説
関連タグ
この記事を読んだ方におすすめの関連記事

この記事を書いたライターの記事

この記事を書いたライター
タツエダコ
タツエダコ

関東在住ライター。万年コリコリの首と肩をほぐしてくれる温泉でのひととき(と、その後の一杯)を楽しみに、日々を過ごしています。真冬の寒い夜に、露天風呂で長湯するのが好きです。

編集部おすすめの温泉・スパコラム
最新の温泉・スパコラム
エリア一覧
人気のタグ
TOPへもどる