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最終更新日:2023年10月09日

中~西日本のぬる湯5選!暑い夏こそぬるい温泉でリフレッシュ 全国

まもなく梅雨も明け、いよいよ本格的夏の到来! 2021年は、全国の広い範囲で平年以上の猛暑が予想されています。そんな時はぬるい温泉に浸かって、サッパリと汗を流し、心身をリフレッシュするのが一番!



今回は、筆者自らが入浴した中から、中~西日本(甲信越・北陸・関西・中国・九州)のぬる湯を5施設ご紹介。“ぬる湯”の明確な定義はありませんが、ここでは湯船の中で30度台(概ね31~39度)の温度に限定。更には源泉100%かけ流しにこだわった泉質極上のぬる湯を厳選しました!

甲信越・北陸地方のぬる湯

栃尾又温泉 霊泉の湯 / 新潟県

栃尾又温泉は新潟県のほぼ中央部あり、古くから湯治場として知られる温泉地。集落の様な山中に3軒の宿が、肩を寄せ合うようにひっそりと佇んでいます。

「霊泉の湯」は、栃尾又温泉3宿の共同浴場であり、日帰り入浴も可能。したの湯(上写真)・うえの湯・おくの湯の3つの浴室があり、1日ごとに男女別入れ替えされます。

泉質は無色透明無味無臭で癖のない放射能泉ですが、その温泉パワーは決して侮れません。源泉そのままのぬる湯は、湯船の中で体温とほぼ同一の36度程。1~2時間程じっと浸かるのが、栃尾又温泉での伝統的入浴法です。入浴し続けると次第に体の緊張がほぐれ、驚くほどに心身がリフレッシュされます。

住所:新潟県魚沼市上折立66
電話番号:025-795-2211
日帰り入浴時間:10時30分~15時。※2日前からの予約制
アクセス:
【車】関越自動車道 小出ICから車で約20分
【バス】JR小出駅から南越後観光バス乗車後、約30分。栃尾又バス停下車。
自在館宿泊の折に利用しました(←宿泊客は無料です)。設備的には小綺麗で、色々なお風呂があったのも好感が持てました。栃尾又特有のぬるいお湯は賛否の分かれるところですが、長く浸かっているうちに汗が止まらないほど出てきたのが何とも不思議でした。ラジウム泉が効いているのですかね!?
にらまるさんの口コミ
「栃尾又温泉 霊泉の湯(自在館)」の施設情報

庄川湯谷温泉 / 富山県

庄川湯谷温泉 / 富山県
山間部に名湯・秘湯が比較的多い富山県。庄川温泉郷は、庄川沿いに点在する温泉宿・湯治場の総称です。「庄川湯谷温泉」(読み方:ゆだに)は、小牧ダムのほとりにある自然豊かな一軒宿。現在は日帰り入浴のみ可能です。

男女別の小さな浴室は39度の源泉が大量にかけ流され、溢れ返ったお湯で洗い場まで完全に水没。湯量だけでなく源泉がとにかく新鮮なせいか、ゆで卵の様な硫黄の香りがほのかに漂います。また湯に浸かると、源泉に含まれる気泡が体に付着。手のひらで肌をさすると泡が弾け、生まれたてのフレッシュな温泉を存分に満喫できます!

住所:富山県礪波市庄川町湯谷235
電話番号:0763-82-0646
日帰り入浴時間:9時~16時 ※宿泊は休業中
アクセス:
【車】北陸自動車道 砺波ICよりから車で約15分
【電車】JR城端線 砺波駅からタクシーで約15分
国道471号線沿いの駐車場に車を停め、「湯谷温泉」と大きく書かれたバス待合室の裏手に、細い坂道があるので下って行きます。
入浴料500円は料金箱へ(箱といっても、蓋はありません)。玄関から左へ廊下をずぅ~っと進み、庄川を眺めつつ階段を下りて行くと、コンクリート造りの湯小屋が見えてきます。
きくりんさんの口コミ
「庄川湯谷温泉」の施設情報

関西地方のぬる湯

夏山温泉 もみじや / 和歌山県

夏山温泉 もみじや / 和歌山県
紀伊半島の南端近くに位置し、関西屈指のリゾート温泉地として知られる南紀勝浦温泉。やや内陸部に入った湯川地区には、良質のぬる湯が幾つか点在しています。「夏山温泉 もみじや」(読み方:なっさおんせん)は、その代表格のひとつ。

民家のような簡素な佇まいですが、その泉質の良さは折り紙付き。湯船の中で40度弱のぬる湯は、ゆで卵のような甘い硫黄の香りが漂い、温泉情緒を盛り立ててくれます。また湯の中で肌を手でさすると、ツルツルとする典型的美人湯。どちらかと言えば無名の存在ですが、隠れた穴場の名湯と言えるでしょう!

住所:和歌山県東牟婁郡太地町夏山3830
電話番号:電話無し
日帰り入浴時間:15時~19時
アクセス:
【車】阪和自動車道 すさみ南ICから車で約65分
【電車】JR紀勢本線 紀伊勝浦駅よりタクシーで約10分
日帰りで利用したので温泉のみの感想です。私がこのニフティで見た時の平均点は4.8点と満点に近いものだったので、宿風呂とはいえ、日帰り入浴も受け入れていることから一度は訪問したいと思っていた所です。
若丸さんの口コミ
「夏山温泉 もみじや」の施設情報

中国地方のぬる湯

千原温泉(千原湯谷湯治場) / 島根県

火山活動が活発でない中国地方は高温泉が比較的少ないエリアですが、冷泉やぬる湯を加温せずに利用する施設が多く、ぬる湯ファンには見逃せません。

「千原温泉」は、島根県のほぼ中央部にある三瓶山の麓にひっそりと佇む一軒宿。その卓越した泉質に定評があり、不便な立地にもかかわらず、全国から多くの温泉ファンが訪れます。

ここでは、男女別の内湯が各一か所あるだけ(冬季は五右衛門風呂の沸かし湯も有り)。体温よりやや低い35度程の温泉が、浴槽の真下からボコボコと豪快に自然湧出(足元湧出)しています。また源泉に含まれる多量の炭酸ガスが、皮膚を通じて体内に浸透し血行を促進。療養効果も高く、奇跡の名湯とさえ言えるでしょう!

住所:島根県邑智郡美郷町千原1070
電話番号:0855-76-0334
日帰り入浴時間: 8時~18時(最終受付17:00)
※11~3月は8時~17時(最終受付16:00)

アクセス:
【車】中国自動車道 三次ICから車で約1時間
【電車】JR山陰本線 大田市駅からタクシーで約40分。
三瓶山の南側、江の川の支流千原川沿いに佇む、明治時代初期に開湯した千原温泉の湯治場。古くから「やけど・切り傷・皮膚病に特効あり」と親しまれ、湯治宿を営んでこられましたが、現在では日帰り入浴と休憩だけの営業となっています。
きくりんさんの口コミ
「千原温泉(千原湯谷湯治場)」の施設情報

九州地方のぬる湯

湯川内温泉 かじか荘 / 鹿児島県

湯川内温泉 かじか荘 / 鹿児島県
気候が比較的温暖な九州地方は、古くからぬる湯の名湯が多い地域。「湯川内温泉 かじか荘」(読み方:ゆがわうち・ゆがわち)は、その代表的な温泉の一つ。鹿児島県出水市の山間に佇む一軒宿ですが、多くの温泉ファンが全国各地から訪れる名湯です。

「湯川内温泉 かじか荘」では、下の湯と上の湯(上写真)の2ヶ所の浴室があります。いずれも足元湧出温泉で、肌触り柔らかなアルカリ性単純温泉が湯船の真下からプクリプクリと自然湧出しています。

泉質はいずれもほぼ同じですが、硫黄の香りは下の湯の方が若干強め、湯量は上の湯の方がやや多めです(湯の状態により多少の変動有り)。とはいえ両方とも38度前後のぬる湯で、生まれたての新鮮な源泉を存分に楽しめ、至福の湯浴みを満喫できます!

住所:鹿児島県出水市武本2060
電話番号:0996-62-1535
日帰り入浴時間:7時~20時(19時30分受付終了)※宿泊は休業中
アクセス:
【車】南九州西回り自動車道 出水ICから車で約15分。
【電車】JR鹿児島本線 出水駅からタクシーで約15分。
たどり着くまでの道のりの秘湯期待感といい、宿屋の雰囲気といい、個人的にど真ん中というところでした。
お湯を見てびっくり、薄青くこれでもかって程澄んで足元から泡々とともに滾々と湧き出ている。
西播のホーリーさんの口コミ
「湯川内温泉 かじか荘」の施設情報
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この記事を書いたライター
権丈 俊宏
権丈 俊宏

良質の温泉を求め、全国を旅すること20数年。特技は、自らの五感を駆使したオリジナルの泉質分析。“温泉は数より質”がポリシー。一級建築士。

温泉マイスター,サウナ・スパ健康アドバイザー,一級建築士,ソニー・イメージング・プロ・サポート会員

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