最終更新日:2021年10月22日
「ニフティ温泉」ライターが実体験!「温泉ソムリエ」認定セミナー 全国
温泉好きならきっと一度は耳にしたことがある「温泉ソムリエ」。温泉に関する教養を備えた専門家として、一目置きたくなるちょっと憧れの存在ではないでしょうか。
私も、個人的な興味に加え、「体系的な知識を身に付けて記事のクオリティや説得力を高めたい!」と思い、「温泉ソムリエ」の取得を目指すことにしました。
ということで今回は、「温泉ソムリエ」認定セミナーの受講を中心に、実際に私が体験した「温泉ソムリエ」に認定されるまでの流れをレポートしたいと思います!
私も、個人的な興味に加え、「体系的な知識を身に付けて記事のクオリティや説得力を高めたい!」と思い、「温泉ソムリエ」の取得を目指すことにしました。
ということで今回は、「温泉ソムリエ」認定セミナーの受講を中心に、実際に私が体験した「温泉ソムリエ」に認定されるまでの流れをレポートしたいと思います!
「温泉ソムリエ」に認定されるまで
webで「温泉ソムリエ認定セミナー」の申し込み
webで「温泉ソムリエ」を調べたところ「温泉ソムリエ協会(温泉ソムリエ公式サイト)」を発見。まずはそちらをチェック。
「【タレントさん、ライターさん、レポーターさんへ】温泉の仕事が増え、仕事の内容もレベルアップ!・・・それが温泉ソムリエです」と、かなり扇情的な一文が目を引きます。
追って読み進めると、「温泉ソムリエ」になるには「温泉ソムリエ認定セミナー」を受講する必要があるとのこと。ただしセミナーは何回も通うようなものではなく、1回のみ、半日程度なので、結構ハードルは低めの様子。
早速、都合のよい日程、開催地を探し、フォームから申し込み。追って送られてくるメールの内容に従って受講料を振り込んだら、手続き完了です。
「【タレントさん、ライターさん、レポーターさんへ】温泉の仕事が増え、仕事の内容もレベルアップ!・・・それが温泉ソムリエです」と、かなり扇情的な一文が目を引きます。
追って読み進めると、「温泉ソムリエ」になるには「温泉ソムリエ認定セミナー」を受講する必要があるとのこと。ただしセミナーは何回も通うようなものではなく、1回のみ、半日程度なので、結構ハードルは低めの様子。
早速、都合のよい日程、開催地を探し、フォームから申し込み。追って送られてくるメールの内容に従って受講料を振り込んだら、手続き完了です。
会場へ到着
私が申し込んだのは東京、表参道会場。「表参道・新潟館 ネスパス」の3階にあるセミナールームへ向かいます。表参道以外では、札幌や八王子、名古屋、福岡といった主要都市のほか、長野や和歌山などの温泉地にある旅館でも開催されているようなので、温泉旅行を兼ねて受講してみるのも面白そうです。
会場となった「表参道・新潟館 ネスパス」。新潟県の物産品がたくさん売っているので、お土産に買って帰るのもオススメ!
受付を済ませるとテキストともにオリジナルのタオルがもらえます。ちなみに私はこういうものは大事に保管しちゃって使えないタイプです。
テキストは全308ページという大ボリューム。一般人の疑問レベルからイオンの計算といった専門的な内容まで、分かりやすく整理されたものになっており、リファレンスとしても便利。売っていそうで売っていない一冊、貴重です。
第1部「温泉とは何か」
講義は全部で4部制。初回のみ60分で、10分の休憩をはさみながら50分の講義が進められていきます。
第1部は温泉に関する基礎知識を得る内容。「温泉と認められる基準」や「温泉の適応症」「泉質名の構造」など、これまで気になっていたポイントが次々と説明され、知的興奮がグイグイ高まります。
「プラシーボ効果があるので、効果を疑うよりも信じて入浴する方が絶対にいい」「複数効果があるから良いというわけではなく、単独の効果を持つスペシャリストとして優れたお湯がある」「どの温泉が良いかは人それぞれ、自分に合っているかどうかが重要」など、まさに温泉ソムリエの心構えを醸成してくれる内容でした。
第1部は温泉に関する基礎知識を得る内容。「温泉と認められる基準」や「温泉の適応症」「泉質名の構造」など、これまで気になっていたポイントが次々と説明され、知的興奮がグイグイ高まります。
「プラシーボ効果があるので、効果を疑うよりも信じて入浴する方が絶対にいい」「複数効果があるから良いというわけではなく、単独の効果を持つスペシャリストとして優れたお湯がある」「どの温泉が良いかは人それぞれ、自分に合っているかどうかが重要」など、まさに温泉ソムリエの心構えを醸成してくれる内容でした。
第1部の講師は温泉ソムリエ家元の遠間和広さん。興味深い内容がテンポよく語られ、あっという間の60分でした。
第2部「正しい入浴法」
続いての内容は「正しい入浴法」について。温泉に限らず、安全にお風呂に入るために知っておくべき実務的な知識や技術を学びます。
第2部担当の金井さん。頭の上にタオルを載せる行為にもちゃんと意味があり、入浴事故の防止に繋がることも教えていただきました。
第3部、第4部「泉質名の付き方」
第3部と4部は再び温泉ソムリエ家元の遠間和広さんが登場。この講習のキモともいうべき「泉質名の付き方」についての講義です。
温泉分析書などにある「含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉」といった泉質名がどのように付けられているかを学びます。
温泉分析書などにある「含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉」といった泉質名がどのように付けられているかを学びます。
泉質名の付け方のルールは3つ。詳細は省きますが、これらを覚えれば温泉分析書をみて泉質名が付けられるようになります。
温泉分析書でチェックするべきポイントも教わり、その温泉の特色や刺激の強さのほか、隠れた効果の見つけ方なども分かるようになりました。
いよいよ認定証授与
すべての講義を受講し終えたら、特に試験などもなく、お待ちかねの認定証の授与へと移ります。
ひとりひとり名前を呼ばれて、家元より手渡しで認定証を受け取ります。
わずか数時間前に比べて格段に温泉への向き合い方が変わり、温泉の新しい楽しみ方が得られ、これからの取材がますます楽しみになりました。
わずか数時間前に比べて格段に温泉への向き合い方が変わり、温泉の新しい楽しみ方が得られ、これからの取材がますます楽しみになりました。
さあ、家元のおっしゃるように「今日からスタート」という気持ちで、各地の温泉を満喫したいと思います。温泉ソムリエ松田朝九の誕生です!
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