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きくりん

きくりん さん

平均43.9点 / 2649件

性別男性 年齢 56歳 住まい埼玉
HP指定なし
ブログ指定なし

2649件中 101件~110件を表示

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  • 茅葺き湯小屋や巨石野天風呂

    投稿日:2018年10月8日

    茅葺き湯小屋や巨石野天風呂旅館 玉子湯

    きくりんさん [入浴日: 2017年11月7日 / 2時間以内]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    55.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    吾妻山麓の標高750mという高所に湧く、400年の歴史を持つ高湯温泉。この温泉地に明治元年(1868年)開業した、鉄筋5階建ての温泉旅館。平日の午前中に、日帰り入浴してみました。

    日帰り客は玄関でスリッパに履き替え、入浴料800円は右側のフロントで。先ずは、この宿の屋号にもなっている「玉子湯」に向かいます。玄関フロアは建物の4階になるので、左手のエレベーターで下りて1階へ。館外に出ると正面に、茅葺き屋根の木造湯小屋「玉子湯」があります。

    すのこ天井の浴室は、脱衣場と浴室が一体となった共同浴場のような造り。棚にプラ籠が並び、ドライヤーはありません。

    壁際に6人サイズの木造り内湯があり、うっすら青白く濁った酸性ーカルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉[4源泉混合(源泉名: 高湯5番 玉子湯外湯・高湯10番 玉子湯内湯・高湯16番 仙気の湯・高湯26番 滝の湯)]が、源泉かけ流しにされています。加水・加温することなく、湯温は41℃位で供給。やや肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、硫黄臭がして酸っぱい。まるで湯治場のような雰囲気に包まれ、貸切状態でまったりできました。

    続いて一度服を着て、左手へ坂道を下り野天岩風呂「天渓乃湯」へ。茅葺き屋根の脱衣小屋に入ると、棚にプラ籠が並び、こちらもドライヤーはありません。

    外に出ると、木造り浴槽が2つ。こちらも、うっすら青白く濁った酸性ーカルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉[玉子湯と同じ4源泉混合泉]が、源泉かけ流しにされています。手前の6人サイズは40℃位、奥の岩の湯口がある12人サイズの方は43℃弱位。巨石が配され、野趣溢れる開放的な露天風呂です。川のせせらぎを感じつつ、こちらもほとんど貸切状態で湯浴みを楽しめました。

    最後にまた服を着て、館内の大浴場「滝の湯」へ。エレベーターで4階へ戻り、玄関から右手奥に進んだ突き当たりにあります。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーあり。浴室に入ると、右側に9人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、エコロジー系です。

    窓際に12人サイズの木造り内湯があり、うっすら青白く濁った酸性ーカルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉[源泉名: 仙気の湯・滝の湯(高湯7番地混合槽より採取)]が、こちらも源泉かけ流し。泉温46.5℃を、加水・加温せず42℃位で供給。PH2.7で、やや肌がスベスベする浴感です。洗い場やアメニティがここしか無い為か、こちらは少し賑わっていました。

    窓から滝が見えるわけでもないのに何故「滝の湯」なのかと思っていると、源泉滝の湯からの引き湯なので、こう名付けたと壁に掲示されていました。

    また、帰りがけに分析書のことをフロントで尋ねると、館内は2源泉混合で、館外は4源泉混合とのこと。高低差を利用して引き湯しているので、高所に湧く「仙気の湯」と「滝の湯」の混合泉は4階の大浴場へ、それに敷地内に湧く「玉子湯外湯」と「玉子湯内湯」の2源泉をプラスした4源泉混合泉は、館外の玉子湯と露天風呂で使っているんですと、教えてくれました。

    〈高湯5番 玉子湯外湯〉〈高湯10番 玉子湯内湯〉
    いずれも泉温44.0℃ PH2.8 (高湯温泉のパンフより)
    ※どちらも、分析書なし

    〈仙気の湯・滝の湯(高湯7番地混合槽より採取)〉
    主な成分: 水素イオン2.0mg、ナトリウムイオン84.9mg、マグネシウムイオン26.2mg、カルシウムイオン93.9mg、アルミニウムイオン25.6mg、マンガンイオン1.5mg、フッ化物イオン1.7mg、塩素イオン58.4mg、ヒドロ硫酸イオン43.7mg、硫酸イオン650.2mg、メタケイ酸154.7mg、メタホウ酸8.7mg、遊離硫酸0.2mg、遊離二酸化炭素247.7mg、遊離硫化水素0.2mg、成分総計1.421g

  • 源泉至近の湯処

    投稿日:2018年10月5日

    源泉至近の湯処高湯温泉 あったか湯

    きくりんさん [入浴日: 2017年11月7日 / 2時間以内]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    JR東北新幹線の福島駅から、車で約30分。標高750mの高台に位置し、安達屋旅館の向かい側に佇む、平成15年にオープンした高湯温泉の共同浴場。平日の朝、利用してみました。

    湯治場時代の湯屋をイメージして造られた、木をふんだんに用いた湯小屋。駐車場のすぐ下に源泉湧出地があり、いやが上にもテンションが高まります。

    玄関から右側の下足置場に靴を置き、入浴料250円は受付前の券売機で。奥へと進み、貴重品は右側のBOXへ。突き当たりの階段を下りた所に、男女別の露天風呂があります。源泉から60mしか離れていない為、硫化水素ガスが抜け切れず、事故を防ぐ為に内湯が無いのだとか。

    棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーは無し。外に出ると、右側に3人分の温冷蛇口。シャワーが無いのは、露天風呂のみの公衆浴場の場合、衛生管理要領により野外に洗い場とみなされるシャワーを設置してはならないとされているからとのこと。したがって、石鹸などのアメニティもありません。

    屋根付13人サイズの石造り木枠浴槽があり、青みがかった白濁の酸性ー含硫黄ーカルシウム・アルミニウムー硫酸塩温泉(硫化水素型)[源泉名: 高湯26番 滝の湯]が、源泉かけ流しにされています。泉温50.5℃を、加水・加温せず42℃位で供給。PH2.7で、最初肌にピリピリとして、後から滑らかになる浴感です。木の樋から注がれ、口に含むと硫黄臭がして酸っぱい。透明度は30cm位でしょうか。白い粉状の湯の花も浮いています。

    石を並べて造られた湯尻から、溢れた湯が白い川のように流れて行きます。それを見ているだけでも、贅沢で幸せな気分。塀で囲まれていますが、手前のススキと塀越しにちょっぴり山の木々と青空を望む景色。朝一だったので、最高にフレッシュな湯をずっと貸切状態でまったりできました。

    主な成分: 水素イオン2.2mg、ナトリウムイオン57.2mg、マグネシウムイオン26.0mg、カルシウムイオン95.2mg、アルミニウムイオン30.3mg、マンガンイオン1.4mg、フッ化物イオン1.6mg、塩素イオン56.7mg、ヒドロ硫酸イオン44.6mg、硫酸イオン619.3mg、メタケイ酸196.6mg、メタホウ酸8.0mg、遊離硫酸0.2mg、遊離二酸化炭素605.4mg、遊離硫化水素102.7mg、成分総計1.871g

  • 澄んだ湯が源泉かけ流し

    投稿日:2018年10月3日

    澄んだ湯が源泉かけ流し奥出雲湯村温泉 湯乃上館

    きくりんさん [入浴日: 2017年10月17日 / 2時間以内]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    かつて「出雲国風土記」にもその名を記された、歴史のある出雲湯村温泉。この地を流れる斐伊川に架かる漆仁橋の近くに佇む、1日2組限定の温泉宿。ただし、この宿に内風呂はなく、細い道を挟んで向かい側に湯小屋を建て外湯としていますが、直営の「公衆浴場 漆仁の湯」として広く一般にも解放しています。平日のお昼頃、この漆仁の湯に入浴して来ました。

    入浴料350円は、湯小屋に入って右側の券売機で。奥へと進むと、通路の左側に男女別の浴室があり、手前の青い暖簾が掛かる方が男湯です。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。太い柱に支えられた高い天井の浴室に入ると、左手前に1人分のカランがありますが、メインは源泉がかけ流される3つの枡。かけ湯は、こちらを使用します。アメニティは、固形石鹸のみです。

    窓際に12人サイズの石組み内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 湯村温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温42.6℃を、加水・加温せず41℃位で供給。肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒もなし。竹筒の湯口には飲泉コップが置かれ、口に含むと微かに石膏臭がして円やかな味がしました。

    続いて、外の露天風呂へ。7人サイズの石造り浴槽があり、湯温は40℃位。間近に川のせせらぎを感じつつ、平日だった為かずっと貸切状態でまったりできました。

    主な成分: ナトリウムイオン100.2mg、マグネシウムイオン0.5mg、カルシウムイオン17.7mg、ストロンチウムイオン0.2mg、フッ素イオン2.4mg、塩素イオン182.8mg、ヨウ素イオン0.1mg、硫酸イオン55.8mg、炭酸水素イオン26.9mg、炭酸イオン10.2mg、メタケイ酸56.2mg、メタホウ酸2.7mg、遊離二酸化炭素0.1mg、成分総計0.46g
    ※平成13年の古い分析書だったので、参考までに

  • 有福温泉のシンボル

    投稿日:2018年9月29日

    有福温泉のシンボル御前湯(ごぜんゆ)

    きくりんさん [入浴日: 2017年10月17日 / 2時間以内]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    今から1350年以上前に法道仙人によって発見されたと伝わり、古来より名湯が湧く「福ありの里」から名付けられたと言われる有福温泉。その石段を登った中心地に佇む、明治22年(1889年)に開業した共同浴場。平日の朝、およそ12年ぶりに利用して来ました。

    アーチ窓が特徴的であるクラッシックな西洋風建築の建物は、昭和4年(1929年)に建築されたものだとか。入浴料400円は、玄関を入った右側の券売機で。男湯は、レトロな木製の番台の左側です。

    100円返却式鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、壁側に8人分のカラン(うち3つはシャワー付)がある洗い場。アメニティは、一般的なものです。

    中央に8人サイズのタイル張り石枠八角形内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 有福温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温は分析書に書かれておらず不明ですが、加水・加温せず41℃位で供給。やや肌がスベスベする浴感です。中心の噴水のような湯口から注がれ、口に含むと芒硝臭がして円やかな味。朝一番で並んでいたら少し早く開けてくれたので、ちょっとの間だけ貸切状態でフレッシュな湯を楽しめました。

    湯上りは、趣ある階段を上がって2階の休憩スペースへ。古い写真が飾られたフロアにテーブルやソファが置かれ、ここに居るだけでもまるで時が止まったかのような錯覚に陥りました。

    帰りがけに、久しぶりに来たと告げて、受付の女性としばし談笑。「男湯は脱衣場からすぐ浴室なのに、写真で見ると女湯は石段を少し下りたところに浴室がありますね」と話すと、「右側の女湯が高くなっているのは、昔は芸者さん達が入ったりしたので覗き防止のためなの」と教えてくれました。

    主な成分: ナトリウムイオン78.2mg、カルシウムイオン3.7mg、フッ化物イオン2.3mg、塩化物イオン66.0mg、臭化物イオン0.2mg、硫酸イオン16.3mg、炭酸水素イオン48.8mg、炭酸イオン18.0mg、メタケイ酸68.0mg、メタホウ酸0.7mg、成分総計0.29g

  • 湯泉津浪漫

    投稿日:2018年7月20日

    湯泉津浪漫薬師湯

    きくりんさん [入浴日: 2017年10月13日 / 2時間以内]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    55.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    世界遺産である石見銀山の外港として栄えた湯泉津温泉の中心地に佇む、「泉薬湯 湯泉津温泉元湯」と双璧をなす明治5年に開業した共同浴場。かつて日本温泉協会の最高評価「オール5」を取得しており、今も誇らしげに温泉利用証が掲示されています。平日の午後、およそ7年ぶりに利用して来ました。

    左側に建つ、温泉街でも一際目を引く木造洋館は、こちらの旧館です。震湯カフェ&ギャラリーとして改装され、大正8年に建てられた建築意匠や調度品を眺めながら、食事や喫茶を楽しめます。

    その右側の建物が、目指す温泉の薬師湯。丸い展望サンルームが特徴的な、クリーム色の3階建鉄筋コンクリート造りの外観は、まるで昭和の映画館のようなレトロな佇まいです。

    入口は男女別ですが、中で繋がっています。入浴料350円(2018年7月~450円に改定)は番台で。男湯は、2階へ上がる階段の左側です。棚とコインレス平鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左右に3人分のシャワー付カランと2人分のカランがある洗い場。共同浴場なので、石鹸などのアメニティもありません。

    中央に6人サイズの小判形石造り内湯があり、うっすら茶褐色に濁ったナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(源泉名: 薬師湯温泉)が、源泉かけ流しにされています。建物裏手のわずか2~3mの所に自然湧出し、泉温45.3℃の源泉が加水・加温されることなく浴槽へ供給。されど、「泉薬湯」ほど熱過ぎることもなく、43℃強位といった湯温。PH6.3で、やや肌がスベスベする浴感です。ナマズの湯口から注がれ、口に含むと鉄臭がして旨じょっぱい。浴槽の縁や床は見事なまでにこってりと、温泉成分の析出物で茶褐色にコーティングされています。窓を開けると、裏山の景色。先客が上がられた後、しばらく貸切状態でまったりできました。

    湯上がりに、2階のラウンジで無料のコーヒーを頂きつつ一休み。また、3階のガーデンテラスから眺める赤い石州瓦屋根の町並みは、温泉街として重要伝統的建造物群保護地区に全国で唯一選定されているのだとか。ノスタルジックな温泉街に夕暮れが迫るにつれ、またいつか絶対に来たいなと旅情をかきたてられました。

    主な成分: リチウムイオン1.8mg、ナトリウムイオン1710mg、マグネシウムイオン84.4mg、カルシウムイオン433mg、ストロンチウムイオン12.3mg、マンガンイオン0.4mg、鉄イオン4.1mg、フッ化物イオン1.0mg、塩化物イオン2660mg、臭化物イオン8.6mg、沃化物イオン0.7mg、硫酸イオン965mg、炭酸水素イオン941mg、メタ亜ヒ酸2.3mg、メタケイ酸118mg、メタホウ酸35.3mg、遊離二酸化炭素484mg、成分総計7.53g

  • 1300年入浴客を魅了する名湯

    投稿日:2018年7月19日

    1300年入浴客を魅了する名湯泉薬湯(せんやくとう) 温泉津温泉元湯

    きくりんさん [入浴日: 2017年10月13日 / 2時間以内]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    55.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    狸が傷を癒すところを見て旅僧が発見したと伝わる、1300年の長い歴史を持つ湯泉津温泉の元湯。看板の青い文字が特徴的ですが、よく見るとその上の軒には、蓮の花の中に由来となった狸が彫られています。平日の午後、およそ7年ぶりに利用して来ました。

    街の雰囲気も、こちらの建物も以前と全く変わらない佇まい。入浴料370円は、男湯と女湯との間にある番台で。左側が男湯です。上段にコインレス平鍵付ロッカー、下段に棚がある(常連さんは、奥の専用棚にMy桶常備)レトロな脱衣場には、ドライヤーはありません。

    磨りガラスのサッシ戸を開けると、階段を下りた先に湯気抜きのある天井の浴室。右側には水道のある流し台があり、手前に積み上げられた桶の所に固形石鹸が1つ置かれています。

    奥の壁際に石造り内湯が3つに区切られ、いずれもナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(源泉名: 元湯温泉)が源泉かけ流し。泉温49.6℃の源泉は、浴槽からわずか2~3mの所に自然湧出し、加水・加温されることなく注がれます。

    左側は2人サイズの「座り湯」で浅く、真ん中の5人サイズの浴槽「ぬるい湯」と繋がっていて、湯温は44℃位。ちっとも、温くありません。緑褐色に濁り、PH6.8でやや肌がスベスベする浴感。右側は、3人サイズの「熱い湯」。湯温は、48℃位で激アツ。うっすら茶褐色を帯びた透明で、油膜のような温泉成分の結晶が浮いています。飲泉コップがあり、口に含むと鉄臭がして旨じょっぱい。浴槽の縁は、温泉成分が積もって山型食パンのようです。

    この日ご一緒した近くに住む常連さんの話では、湯温を下げてもらうために湯量を絞ったらどうかと提案したところ、これ以上狭くすると温泉成分の析出物で、湯口が詰まってしまうのだそう。いい湯に浸かるには、我慢も必要なんですね。湯が熱いので、浸かっているより入浴客同士で話している時間の方が長いのも、こちらの元湯ならではです。

    とはいえ滅多に来られないため、出たり入ったりを繰り返しているうちに、いつしか貸切状態に。悔いのないよう、今回は存分に楽しみました。

    主な成分: リチウムイオン2.3mg、ナトリウムイオン2060mg、マグネシウムイオン98.5mg、カルシウムイオン524mg、ストロンチウムイオン10.5mg、マンガンイオン0.5mg、鉄イオン2.8mg、フッ化物イオン1.0mg、塩化物イオン3050mg、臭化物イオン8.8mg、沃化物イオン0.7mg、硫酸イオン1070mg、炭酸水素イオン986mg、メタ亜ヒ酸2.0mg、メタケイ酸129mg、メタホウ酸49.5mg、遊離二酸化炭素422mg、成分総計8.51g

  • 三瓶温泉の鄙びた共同浴場

    投稿日:2018年7月13日

    三瓶温泉の鄙びた共同浴場共同浴場 亀の湯

    きくりんさん [入浴日: 2017年10月13日 / 2時間以内]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    三瓶温泉街から少し離れた住宅街の中に建つ、鄙びた雰囲気がたまらない共同浴場。平日のお昼過ぎに、初めて利用してみました。

    ナビが古かったのか、上手く表示されずちょっと迷う。「志学薬師 鶴の湯」からだと、さんべ荘方向とは逆の東へ進み、坂道を下って県道40号線を越え、そのまま細い道を住宅街へ200m程入っていった左側です。

    入浴料は通常200円で、玄関を入った所にある料金BOXに直接入れるか、向かいの商店で入浴券も買えます。この日は、「温泉博士」の特典でタダで入浴。スタンプも、商店で押してもらえました。

    共同浴場の建物の中は無人で、右側が男湯。棚にプラ籠が並ぶ広い脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左手と奥に水蛇口があるだけで、シャワーやカランはありません。石鹸などのアメニティも無いため、浴槽の湯をすくってしっかりかけ湯します。

    中央に8人サイズの石造り小判形内湯があり、黄褐色に濁ったナトリウムー塩化物泉[源泉名: 元市有(洞穴泉)]が、源泉かけ流しにされています。泉温37.5℃を、そのまま供給。夕方には、農作業を終えた町民が来るので、加温するのだとか。少しキシキシするような浴感です。中央の筒状の湯口から注がれ、口に含むと鉄臭がして旨じょっぱい炭酸味。温泉成分で、浴槽の縁や床が茶褐色にコーティングされています。訪れた時には、まだ浴槽にお湯張り中で、奥のもう一つの塩ビ管からも注入。注がれたばかりの新鮮な湯を、贅沢にも貸切状態で満喫できました。

    主な成分: リチウムイオン0.554mg、ナトリウムイオン495mg、カルシウムイオン113mg、マグネシウムイオン42.7mg、ストロンチウムイオン2.31mg、マンガンイオン1.50mg、バリウムイオン0.3mg、鉄イオン5.6mg、フッ素イオン0.24mg、塩素イオン873mg、臭素イオン3.43mg、沃素イオン0.30mg、炭酸水素イオン318.0mg、硫酸イオン9.63mg、メタ亜ヒ酸0.7mg、メタケイ酸215.0mg、メタホウ酸20.5mg、遊離二酸化炭素289mg、成分総計2.44g
    ※なお、平成15年の分析書だったので参考までに

  • 三瓶温泉の源泉に一番近い宿

    投稿日:2018年7月6日

    三瓶温泉の源泉に一番近い宿(三瓶温泉 湯元旅館(さんべ温泉カフェにリニューアル))

    きくりんさん [入浴日: 2017年10月13日 / 2時間以内]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    三瓶温泉の街中から少し山道を登った先の森の中に佇む、昭和33年に開業した木造2階建ての温泉旅館。外観は古い旅館の趣きをそのままに、館内はモダンに改装されて蕎麦カフェやマッサージ処も併設しています。平日の午前中、日帰り入浴(要連絡)してみました。

    入浴料500円は、玄関を入って正面の受付で。右手へ廊下を進み、突き当たりを左折した先に2つの浴室があります。40分貸切制で、今回は左側の広い方を利用。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。貸しタオルが置かれているのは、茶濁湯の時に有難いです。脱衣場の壁のドアが開いていて、隣の小さな方へ往き来でき、誰もいないので覗いてみると、こちらは4人サイズの石造り内湯でした。

    さて、広い方の浴室に入ると、右側に1人分のシャワー付カランと左側手前に1人分の蛇口がある洗い場。アメニティは一般的なものです。窓際に5人サイズの岩風呂があり、黄褐色に濁ったナトリウムー塩化物泉(源泉名: 三瓶温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温36.6℃を、加温・加水せずそのまま供給。案内してくれたお姉さんが「温ければ、オレンジ色のコックを捻って下さい」と教えてくれました。高い石組みの湯口から滝のように流れてくる源泉は無色透明で、口に含むと鉄臭がして炭酸味。底に粉状の湯の花が沈殿していて、かきまぜると茶褐色というより、100%オレンジジュースのような色に。さすが、三瓶山麓の源泉から最も近い湯処です。壁には苔が根付き、歴史も感じます。窓から山の景色を眺めつつ、濃厚な湯を満喫できました。

    主な成分: リチウムイオン0.6mg、ナトリウムイオン502mg、カルシウムイオン108mg、マグネシウムイオン44.2mg、ストロンチウムイオン2.4mg、マンガンイオン1.5mg、鉄イオン5.1mg、バリウムイオン0.3mg、フッ素イオン0.2mg、塩化物イオン995mg、臭化物イオン3.5mg、炭酸水素イオン366mg、硫酸イオン10.9mg、沃化物イオン0.4mg、メタ亜ヒ酸0.7mg、メタケイ酸192mg、メタホウ酸20.7mg、遊離二酸化炭素220mg、成分総計2.52g

  • 気泡にくすぐられる

    投稿日:2018年7月4日

    気泡にくすぐられる千原湯谷湯治場(旧 千原温泉)

    きくりんさん [入浴日: 2017年10月13日 /  - ]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    33.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    三瓶山の南側、江の川の支流千原川沿いに佇む、明治時代初期に開湯した千原温泉の湯治場。古くから「やけど・切り傷・皮膚病に特効あり」と親しまれ、湯治宿を営んでこられましたが、現在では日帰り入浴と休憩だけの営業となっています。平日の朝、およそ7年ぶりに利用してみました。

    入浴料500円は、浴室へ向かう玄関手前の受付で。玄関から左手へ廊下を進むと、突き当たりに男女別の脱衣場。棚だけで、ドライヤーなどはありません。そこから「風呂入口」と書かれた木戸を開け、階段を下りて半地下の浴室へ。

    左側に、1人分のカランがある洗い場。石鹸等のアメニティはありません。まさしく、湯治場の雰囲気そのもの。奥に6人サイズの木造り石枠内湯があり、黄褐色に濁ったナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名: 千原温泉)が源泉かけ流しにされています。泉温33.8℃を、加水も加温もせずそのまま供給。ここが凄いのは、湯舟の底がすのこ板になっていて、足元湧出の温泉であること。ブクブクと気泡が出ていて、体をくすぐられます。少しキシキシする浴感で、鉄臭と土類臭が混じったような匂い。しばらく貸切状態で、久しぶりに個性ある千原温泉の湯を満喫させて頂きました。

    その後地元の方が一人、また一人と入浴。やがて、「昨日は休みだった(木曜日が定休)ので、今日は濁りが濃いよ」とか、「以前、一週間休みだった後は、もっと黄土色だった」なんて情報がチラホラ。いつかはそんな濃い源泉に浸かってみたいと胸をときめかせていると、いつのまにか入浴客が増えてきたので上がります。

    以前来た時には、手前の五右衛門風呂の沸かし湯を上がり湯に使いましたが、今回はまだ寒い時期ではなかったので、五右衛門風呂は空っぽでした。

    主な成分: リチウムイオン4.1mg、ナトリウムイオン2970mg、カルシウムイオン221mg、マグネシウムイオン38.2mg、ストロンチウムイオン7.5mg、マンガンイオン2.2mg、鉄イオン3.8mg、アルミニウムイオン0.1mg、フッ素イオン2.5mg、塩素イオン3690mg、臭素イオン10.9mg、炭酸水素イオン2190mg、硫酸イオン378mg、沃素イオン1.9mg、メタ亜ヒ酸2.7mg、メタケイ酸142mg、メタホウ酸102mg、遊離二酸化炭素262mg、成分総計10.17g

  • 温泉ファンのレジェンド

    投稿日:2018年7月3日

    温泉ファンのレジェンド小屋原温泉 熊谷旅館(くまがいりょかん)

    きくりんさん [入浴日: 2017年10月12日 / 1泊]

    総合評価 55.0点

    お湯

    55.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    33.0点

    飲食

    44.0点

    三瓶山北西麓の緑に囲まれた渓畔に佇む、小屋原温泉の客室数わずか5室の小さな湯宿。電話予約のみの受付で、一人泊なら金曜日不可とのこと。日帰り入浴もやっていますが、一時間以内で浴室の移動もできない為、平日に一泊二食付で利用して来ました。

    この日は、2階の広縁付6畳和室「欅の間」に宿泊。窓から、宿前の駐車場と周りの山を眺める景色です。到着早々、浴衣に着替えて温泉へ。

    玄関から右手に進み、突き当たりを左折してサッシ戸を開けると、板張りの廊下の右側に4つの浴室があります。空いていれば予約なしで内から鍵をかけて貸切で使えますが、一番奥の浴室は浴槽の木の縁が痩せて湯が溜まらなくなったので、しばらく前から使えなくなっているとのこと。

    まずは、一番手前の浴室へ。棚だけの脱衣場には、ドライヤーなし。少し階段を下りたところに、湯気抜きのある高い天井の浴室。奥に、1人分のカランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸とリンスインシャンプーです。

    左手前に2人サイズの石造り内湯があり、うっすら白茶褐色に濁ったナトリウムー塩化物泉(源泉名: 小屋原温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温37.8℃を、そのまま供給。赤茶色の湯の花が舞い、PH6.0でやや肌がスベスベする浴感。湯口の湯を口に含むと、鉄臭がして旨じょっぱく、炭酸がはじけます。蛇口は、湯温が低い時に使う加温湯(真水で飲料水)。浴槽に沿って溝が切られ、床に析出物はあまりありませんが、浴槽縁はこんもりとコーティング。窓を開けると、裏山の景色。まったりしてると、泡付きも見られました。

    続いて、手前から二番目の浴室へ。脱衣場や浴室の構造は同じです。右側に1.5人サイズの石造り内湯があり、湯温は37℃位。浴槽が小ぶりな分鮮度が良いのか、微かに濁るもほぼ透明です。浸かった瞬間、ザバーっと全方位にオーバーフロー。赤茶色の湯の花も、舞い上がります。程なく、全身がアワアワに。七里田温泉の下湯以来でしょうか。浴槽縁の析出物も、物凄いです。全身から泡が立ち昇るという、至福の時を過ごせました。

    最後に、手前から三番目の浴室へ。左側に2人サイズの石造り内湯があり、笹濁りの湯で湯温は36℃位。こちらは浴槽に沿って溝が無い為、浸かると浴室全体にオーバーフロー。その分、床に析出物が凄いです。砂のように細かい、赤茶色の湯の花。不感温度帯なので、まったりというより眠くてウトウトしちゃいました。

    夕食は、1階の食事処で。お品書きはありませんが、一品一品女将さんが説明してくれます。先付に茗荷・バイ貝・栗渋皮煮、造りは甘海老・バトウ(マトウ鯛)・蒟蒻。焼物はボッコ(カサゴ)の奉書焼が出て、地酒「石見銀山」の熱燗もすすみます。揚物の海老・舞茸・野菜は揚げ立てで供され、小鉢は水菜の山葵漬。焚合は茄子・さつま揚げで、ざる蕎麦と御飯・しめじの吸物・香物と続き、デザートに柿が出てお腹一杯。地物を使い、味も美味しくて満足しました。

    一休みして、再び温泉へ。22:30までしか入れませんが、3つの浴室をもう一巡。ぬる湯の炭酸泉を満喫して、床に就きました。

    朝食は、昨晩と同じ食事処で。温泉玉子・焼きアゴ(竹輪)・茄子の煮浸し・シソの実の天ぷら等、体に優しいメニュー。量は少なめでした。

    食後に、また温泉へ。結局、計3巡のヘビーローテーション。気付けば、下着や浴衣も茶色に。でも、一番長く浸かったのは二番目の浴室かな。特に、朝一の泡付きは凄かったです。これだけ温泉に入ったのに、また訪れたい素晴らしい温泉でした。

    主な成分: リチウムイオン2.8mg、ナトリウムイオン1560mg、カルシウムイオン298mg、マグネシウムイオン86.5mg、ストロンチウムイオン4.4mg、アルミニウムイオン0.2mg、マンガンイオン1.1mg、鉄イオン5.8mg、フッ素イオン0.5mg、塩素イオン2870mg、臭素イオン7.4mg、沃素イオン0.9mg、炭酸水素イオン1060mg、硫酸イオン283mg、メタ亜ヒ酸3.5mg、メタケイ酸196mg、メタホウ酸55.6mg、遊離二酸化炭素759.0mg、遊離硫化水素0.2mg、成分総計7.35g

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