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投稿日:2018年7月4日
気泡にくすぐられる (千原湯谷湯治場(旧 千原温泉))
きくりんさん [入浴日: 2017年10月13日 / - ]
55.0点
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55.0点
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33.0点
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三瓶山の南側、江の川の支流千原川沿いに佇む、明治時代初期に開湯した千原温泉の湯治場。古くから「やけど・切り傷・皮膚病に特効あり」と親しまれ、湯治宿を営んでこられましたが、現在では日帰り入浴と休憩だけの営業となっています。平日の朝、およそ7年ぶりに利用してみました。
入浴料500円は、浴室へ向かう玄関手前の受付で。玄関から左手へ廊下を進むと、突き当たりに男女別の脱衣場。棚だけで、ドライヤーなどはありません。そこから「風呂入口」と書かれた木戸を開け、階段を下りて半地下の浴室へ。
左側に、1人分のカランがある洗い場。石鹸等のアメニティはありません。まさしく、湯治場の雰囲気そのもの。奥に6人サイズの木造り石枠内湯があり、黄褐色に濁ったナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名: 千原温泉)が源泉かけ流しにされています。泉温33.8℃を、加水も加温もせずそのまま供給。ここが凄いのは、湯舟の底がすのこ板になっていて、足元湧出の温泉であること。ブクブクと気泡が出ていて、体をくすぐられます。少しキシキシする浴感で、鉄臭と土類臭が混じったような匂い。しばらく貸切状態で、久しぶりに個性ある千原温泉の湯を満喫させて頂きました。
その後地元の方が一人、また一人と入浴。やがて、「昨日は休みだった(木曜日が定休)ので、今日は濁りが濃いよ」とか、「以前、一週間休みだった後は、もっと黄土色だった」なんて情報がチラホラ。いつかはそんな濃い源泉に浸かってみたいと胸をときめかせていると、いつのまにか入浴客が増えてきたので上がります。
以前来た時には、手前の五右衛門風呂の沸かし湯を上がり湯に使いましたが、今回はまだ寒い時期ではなかったので、五右衛門風呂は空っぽでした。
主な成分: リチウムイオン4.1mg、ナトリウムイオン2970mg、カルシウムイオン221mg、マグネシウムイオン38.2mg、ストロンチウムイオン7.5mg、マンガンイオン2.2mg、鉄イオン3.8mg、アルミニウムイオン0.1mg、フッ素イオン2.5mg、塩素イオン3690mg、臭素イオン10.9mg、炭酸水素イオン2190mg、硫酸イオン378mg、沃素イオン1.9mg、メタ亜ヒ酸2.7mg、メタケイ酸142mg、メタホウ酸102mg、遊離二酸化炭素262mg、成分総計10.17g33人が参考にしています
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