温泉TOP >鹿児島県 >鹿児島県の温泉、日帰り温泉、スーパー銭湯の口コミ情報 >106ページ目
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鹿児島県の口コミ一覧
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指宿の中心街からしばらく、火口湖である鰻湖が見えてくる。
鰻温泉は鰻湖のほとりに民宿が3軒ほどある小さな温泉地。
西郷隆盛が中央から下野したときにこちらを休養先として利用していたようだ。
私が訪れた頃には既に夕暮れで時間が止まったように感じるゆったりとした雰囲気だった。
至るところから噴気がでている。車を降りると硫黄のにおいがした。
噴気は地元で炊事用などに利用されているとの事。
共同浴場の入口に入ると思ったより硫黄のにおいはしなかった。
タイルに楕円状の浴槽が一つ。共同湯らしい構成だ。湯は熱め。
珍しいのが地熱で冷水蛇口から熱水が出てくることがあるとの注意書きがあったことだ。
ためしに捻ってみると他の利用客が多かったためかちゃんと冷たい水が出てきた。
あがった後は受付で温泉卵を購入した。「6分ほど待ってほしい。」といわれたので裏にある休憩ベンチで夕暮れの鰻湖やそれを囲う山々などを眺めていた。
それにしてものどかなところだ。
西郷どんはこの地でどのような気持ちで休養し、その後の道を歩んだのだろう。11人が参考にしています
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09' 4月2日木曜日早朝---
前夜のうちにまとめていたリュックの荷物をうんしょと背中にしょって、イーダちゃんはまるまる3日間お世話になった栗野岳温泉 南洲館をあとにしました。
ああ、名残り惜しいったら。宿向こうの八幡地獄の煙も遠去かる。お。まだ施錠されてる正面玄関のガラス戸とカーテンの間にこすって入りこんで、しのびやかに送ってくれてるあの白いのは、ひょっとして宿の愛犬「レオ」じゃないか。うおー、やっぱレオだー、さらばださらばー(ToT)
料金はもちろん前夜のうちに前払いをしてありまして---なんと自炊部3日分の料金は6,300でありました。安ッ!---徒歩で降りる栗野岳7Kmの道のりは、この日は幸い非常に天候に恵まれて、青空のしたの茶畑(朝の霜取用の風車がぷるんぷるるんと回ってましたっけ)の緑のきらきら具合が実に実に美しかったです。
栗野駅からはJRで2時間あまり走り鹿児島中央駅へ、モクモク桜島の威容を電車の窓際に眺めて、今度は鹿児島中央から薩摩川内(さつませんだい、と読みます)まで乗り換えて約1時間。薩摩川内で下車したら今度はバスで田園風景を1時間半あまり走り、宮之城という町で下車。で、そこから1日に一本しかでていないという14時代のバスに乗り・・・すると、30分あまりでやーっと伝説の紫尾温泉に御到着です。
こちらの温泉のことは某温泉教授の著書で知りました。褒め方があまりにも破格なんで記憶に残り、遠隔地の幻の名湯としてずっと憧れていたんですよ。実際にこーしてきてみると、もー 感無量すぎ。だって、バスのお客は僕ひとりだけでしたし、おまけに紫尾温泉、あまりにも田園風景の美しい村でしたしね。
いや、ホンットに綺麗でした。ひといなくて、店舗もなくて、青空がとにかくくわーんと澄んでいて、さつま町ならではの風景っていうのかな? 菜の花と桜の花のあいだの窪みの沢で、夜星川のささやかな流れだけがさらさらと控え目に歌ってて・・・。
も、眼福とでもいうしかない、美しい美しい村なんデス。
泊まりの予約を入れてた「旅籠しび荘」さんの自炊部にひとまず荷物を預けると、イーダちゃんはすかさず旅館の正面にある神社作りの珍しい共同湯「紫尾区営温泉神の湯 」にいってみました。
お風呂への硝子戸をあけて、何気なく入口右手の掛け湯唾のお湯を柄杓で身体に掛けてみると・・・正直、超・震えました。
なんちゅー名湯だろう、とたまげた。
でも、周りの3,4人のお客さんに挨拶して三連の湯船に身体を沈めてみると・・・なぜか予想ほどよくないの。いやいや、むろんいいお湯なんですよ。フツーじゃないいいお湯。黒い湯の花が湯面にしこたま舞っていて、しかも、湯の色をよく見るとやや緑がかった不可思議色をしてるじゃあーりませんか。ぬめりけもかなりのもん。考えないでも指折りの名湯の要素を最初からいっぱい揃えてる。でも、僕、なぜかあんまり熱中できなかった。うん、まあいいお湯だけど、ここだったら別所の「大師湯」なんかのほうがむしろよかないか? ここの湯の有名なこのぬめりけだって、なんとなく下品なローションぽかったりするじゃないか、なんて・・・。
なんか釈然としないまま30分あまりの湯浴みを終え、着替処に帰ってみて、それら違和感の理由判明しました。
「 紫尾区営温泉神の湯」、塩素が投入されていたんです。
あと、掛け流しじゃない、貯湯槽からお湯がくるように改装されてもいたんです。
道理で、と、湯浴みのあと、なんだか豆腐を噛んだみたいに両頬のあたりが淋しくなりました。
「あ~あ。ここを楽しみにしてはるばるやってきたのになあ・・・」
がっかり気落ちのイーダちゃん・・・(T.T;>
予想もしてない展開です。おかげでこのあと「神の湯」が湧いている風呂上手の紫尾神社の見事な歴史建築を見物しても、美しい田園の一本道を紫尾小学校前の商店までおかずの遠征買出しにでかけても、どーにも気分が冴えなくなってきたのでありました。20人が参考にしています
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宿泊料金が条件にもよるが、2千円台からととても安い。
ただし、仕方が無いが、流石に冷暖房等はコイン制となっている。
宿泊棟によって、価格がわかれている。今回は旧A棟にした。
JR山川駅のすぐそばで目の前は海という立地。
風呂は想像していたより広々としていた。
温度調整のために加水はされているようだが、かけ流し。
私が行ったときは湯加減は温めだった。
食事は館内の食堂でとる事になる。
指宿周辺の観光拠点として大いに利用出来る。
URL
http://www.kuriya.net/index.htm1人が参考にしています
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砂むし温泉砂楽の近所にある。木造で外観は住宅街の共同湯といった趣だ。
利用はしなかったが入口手前に休憩室もある。
中に入ると浴槽が2つあった。温度差でもつけてあるのかと思ったら、しばらく客がいなかったのか共に温い。
2つの浴槽の間に岩の湯口がある。バルブを湯が岩をつたって注がれる。
源泉そのものは熱いが、浴槽が温いのでしばらくかけ流し、丁度良くなるまで待った。
指宿温泉は塩化物泉で良く温まる。時間帯が良かったのか空いていたのでゆっくり出来た。0人が参考にしています
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栗野岳温泉 南洲館の自炊部に宿をとって早くも3日目。
この日、イーダちゃんは珍しくも寝坊しちゃいました。はっと気づいたら部屋の窓がもう明るくて、
「あれま」
いつもなら5時半くらいに起きて「竹の湯」でたーっぷりと朝湯につかり、朝食をつくって、それから温泉巡礼に出かけていくというパターンがそろそろできかかってもいたんですが・・・この時刻じゃそうもいきません、時間節約のために栗野駅まで徒歩でいくのは今日は中止にして、巡回の「町営ふるさとバス」を利用することにしました。
とりあえず朝湯にと歯ブラシをもって外に出ると、おっ、これは雲ひとつない晴天じゃないですか。
薩摩旅3日目にして初めての青空です。わあ、嬉しい。綺麗だなあ。うぐいすの声までいつもよりぐーんと澄んだ感じに聞こえます。
「竹の湯」で朝湯して、宿の裏手の「八幡地獄」を見物してから「町営ふるさとバス」でのんびり出発しました。
ところがこの日はふだんの疲れがどっとでたのか、それとも栗野岳温泉のお湯があんまり効きすぎて身体のどっかのネジが外れちゃったのか、なんか、乗り物に乗るのに失敗ばかりするんデス。栗野いきいきセンターからバスで空港まで出て、そこから霧島温泉までいき、有名な「湯之谷山荘」のバス停で降りたんですが、なんとたまたまその日は定休日!
ガビーン(X.X)
仕方ないんで丸尾温泉まで徒歩で歩いて、そこからバスに乗って今度は妙見温泉を目指してみたんですが、バスを乗りちがえたせいで今度はJRの霧島温泉駅(ここはバスの便がわるく、徒歩でいける近辺にもめぼしい温泉はないのです)までいっちゃって・・・。
諦めて宿に引き返そうかとも思ったんですが、せっかくの鹿児島旅ですもんね、やっぱそうもいかない、不屈の闘志で列車待ち、JRの隣りの駅・喜例川までいき(ちなみにこのとき偶然乗った列車は、木製・レトロな特別列車でした。みんな写真を撮っていたな)、そこからやっぱり町営ででている温泉パスポート付きのちっちゃなバスで目的の妙見温泉にようやくたどりついたときには、もう日の光は夕方っぽい翳りを乗せておりました。
噂の高級旅館「忘れの雅叙園」を遠目に見物してから、こちらもやっぱり有名な、妙見温泉の老舗「おりはし旅館」に立ち寄ってみました。
皆さんが褒めてるだけのことはありますね。こちら、物凄く奇麗な宿です。門から立ち寄りの窓口までの木立も、そこここに眺められる旅館の建築物もみんなみんな只事じゃなくお洒落で風流。こんな高級っぽい宿が、旅館と同時に湯治宿も兼ねてるって事実がなんだか信じられません。
夕刻の僕みたいな立ち寄り客にも旅館のひとは親切。写真ですっかり馴染みになっている、あの池みたいな露天へ案内されました。
なんて風雅なお風呂なのでせうか。
金気臭のする黄金色のまあるいのお風呂には、風呂周りの桜の薄桃色の花びらが満杯に浮いており、
「う。これは・・・そーとーお洒落度のポイント、高いぞお」
なんて僕は関心することしきり。そのあいだにも風呂周りの桜の花びらははらはらと散りまどい、そんな花びらの向こうの枝々のもうひとつ向こうには沈む気配を漂わせた黄金色の夕日があり、お風呂の柵のあちら側には、緑なす天降川(あまふりがわ、と読みます)の滔々たる流れの気配。
染みました、とても。
その日のそれまでの歩みがいつもよりトンチンカンだったぶんだけ、なおさら染みた気がします。
09' 4月1日の午後17時のことです。
なお、喜例川の町営バスに乗る際に温泉パスポートを購入していたので、立寄りの金額はたったの100円でありました。(^^)7人が参考にしています
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指宿温泉といえば砂むしが名物という事を知り、こちらに行ってみた。
砂浜の地下の温泉熱で熱せられた砂を利用している。
干潮時には波打ち際の砂州で楽しめるようだが、私が行ったときは砂州ではなく、屋根のある全天候型砂むし場の利用となった。(ホームページに予測時刻が表示されている。)
受付で専用の浴衣を借り、頭には砂よけのタオルを巻く。
砂むし場にてしばらく順番待ちをしたのち、係員から場所を案内される。そこで横になるとショベルで一生懸命砂をかけてくれた。
思ったほど圧迫感はなく、程よい熱さで気持ち良い。ちょっと尻が熱くなりすぎるのでたまにどうしても動いてしまったが。おおよそ15分くらいだったが、サウナとは違う大地の力を楽しむ。ああ、九州の南の方に来たのだなあとか思いつつ。あがると心地よい熱さにつつまれる。
その後はシャワーで砂を流した後に、屋内浴場の温泉に入る。
屋内浴場の温泉は正直、あまり印象に残らなかった。温泉の方は指宿市内の共同湯等で楽しめるだろうからあまり多くを求めるのはやめた。
温泉からあがった後は、3階の展望台から海を眺めつつ潮風で火照りをさまし、リラックスルームで横になり休憩できるなど付帯設備も揃っており、砂むし入浴後も楽しめるようになっている。10人が参考にしています
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朝7:20、栗野岳南洲館よりJRの栗野駅までの約7Kmの雨の道のりを徒歩でなんとか歩き降り(1日4本しかないふるさとバスを待っていたらとても霧島温泉までいけそうにないので)、栗野駅からJRで国分駅へ、そこから「霧島いわさきホテル行き」のいわさきバスに乗りこんで、緑なす天降川の滔々たる流れに沿って約30分、09' 3/31 12:00、イーダちゃんは有名な硫黄谷温泉へとやってまいりました。
天候は、うーん、あいにくの雨。
ま、小雨程度ではありましたが、好天とはちょっといいがたい。
硫黄谷温泉のバス停留所に雨除けのつもりで入ってみると、そのなかの電話の5番をかけろとの看板あり。その通りにしてみると電話はいきなり霧島ホテルのフロントに直結、立ち寄りしたい旨を伝えるとすぐさま迎えのバスをよこすから待っていてほしい、というのです。
これにはびっくり。だって、僕、立ち寄りの男のひとり旅ですヨ。どー考えても利益にはなりにくい。平日の火曜の昼時ということもあり、待合所にはほかのお客もないし・・・。
でも、バス、すぐさまやってきました。僕を乗っけてギューン、あっというまにホテルのロビーに直結をば。
「いらっしゃいませ~」
うわあ、豪華な大ホテルではないですか。ひろーいロビー。豪奢な絨毯。入ってすぐの壁のとこに飾ってある坂本竜馬とその妻おりょうの写真にまず視線を吸い取られます。「日本の新婚旅行発祥の地っていうコピーも秀逸。
ロビー脇の階段を2Fにあがって、しばし廊下をいくと、ああ、ここがいよいよ日本有数の混浴大浴場なのでありますか。
逸る心を抑え、あえてゆーっくりと服を脱ぎ、浴場への扉をあけると、ありゃりゃ、物凄い湯煙越しに赤い橋、それと右手に石の甕風呂の影。さらにいくと風景がようやく開けて、いやいや、これは大体育館じゃん、と思っちゃいましたねえ。
ええ、風呂というよりは大体育館のプールって感じ。入口の対面は、なんかジャングルみたいになってて、巨大な樋の高みから源泉がズドドドドーッって雪崩れおちているのが遠目に見えてます。
うおーっ、スゲーッ!
ふっと誰ぞの視線を感じて目をやると、7mくらいさきの風呂の手すりのとこからタオル巻きの若奥さんが僕のほうをじっと直視してられる。慌てて前を隠して、入念な掛け湯、で、ゆーっくりこちらの大風呂にいよいよの入り湯デス。
おっと。思いのほかいいお湯です。というより、これはかなりいい湯デス。新鮮な白濁硫黄泉。それが超大量に体育館の巨大プールをたっぷりと満たしてる。しかも、歩いてゆくごとにプールは深くなり、打たせ湯のあたりまでいくとお湯はほぼ僕の胸あたりにまで、さらにそんなにいってもお湯の温度は適温のあったかさ、これはなかなか凄いことですヨ。
僕はそれまで箱根の「湯ネッサンス」みたいな存在をなんとなく想像していたのですが、温泉レベルとしては、そんなうさんくさいモノとは比較にもならないハイレベルな風呂でした。
ええ、こちら「硫黄谷温泉霧島ホテル」のお風呂は、まじりっけなしのホンモノ、一級品でありまする。
広いだけでなく、建物のそこかしこにいろんな小風呂が(小風呂といってもそれはあくまでこちらの大浴場と比較しての話であって、一般的な視点からすると、みーんなフツーの上等のお風呂です)隠れてる。
曰く「檜湯」、曰く「石湯」・・・。
さながら温泉のデパート、でせうか。林の奥にくるりと入ったら硝子張りのあかすりコーナーが並んでてギョッとしたり・・・いや~ 面白し(^o^)/
ただ、こーゆー性質になってくると、必然的に子連れの若夫婦がターゲットになってくるんであって、実際、子連れの家族は多かったです。子供たち、そりゃあみんなはしゃいでる。お湯のなかではしゃぎすぎて、うだっちゃった子供さんも何名か見受けられました。そりゃあそうでせう、これだけの良泉のなかで暴れたら、そりゃあ大人でもうだるって・・・(^.^;>
僕にしたってこちらのお風呂にいたのは、ほんの1時間くらいのあいだでしかなかったのですが、深い湯船につかってあちこち歩きまわるっていうのは思ったより体力を消耗するらしく、浴後、結構、僕、キましたもん。
ただ、お風呂に旅情や癒しを求めるひとには、こちらのお風呂は残念ながら不向きかもしれませんネ。
だけど、息子夫婦に連れられてきたような、普段はオムツをしてるヨイヨイのおじーちゃんなんが、着替所で楽しそうにいそいそと脱衣してるのなんかを見ちゃうとね、ああ、そうか、世の中にはこういうお風呂も必要なんだなあ、と実感しちゃいました。
うん。いろんな温泉があっていいと思う。だもんでこちらのお風呂も五つ星!(^^)14人が参考にしています
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え~ 敬愛する西郷さんのお膝元の鹿児島へ、5泊6日の旅を敢行して帰ってきたばかりのイーダちゃんです。
あの、鹿児島、素晴らしかったデス。ひとも風景も温泉も凡て。僕は、なんかずいぶんパワーを貰えた気がします。
さて、09' 3/30正午すぎ、羽田発JALのエアプレーンで鹿児島空港に着いたイーダちゃんは、バスでいきいきセンター栗野にむかい、そこから今度は一日に4本しかないというふるさとバスで(値段はなんとたったの100円!)栗野岳温泉にむかいました。
天候は雨。霧煙る感じの山道と茶畑の中をどこまでもくねくねといくと、ふいに運ちゃん宿の前でリトルバスを急停車させて、
「あ。お客さん、カモ。ほら」
道の中心をなんと綺麗なカモが横切ってたんですよ。なんか今回の旅を予兆させるようないいものを見たって感じがしました。
で、宿到着。
ほほー。栗野岳温泉南洲館は案外規模の大きな旅館でありました。旅館部に自炊部、それに宿のひとたちの住居なんかも。桜が何本かいい感じに咲いてます。やや葉桜っぽい咲き具合でしたけど、霧雨のなかでいい感じ。歓迎してくれてるのかな、なんて勝手に思ってみたり。あと宿のむこうのあっちの丘陵からは巨大な煙がもーくもく。なんか凄い。あとから知ったのですが、それは宿の泉源の八幡地獄の煙で、地獄の煙は、こういう雨模様の日のほうが多くなりがちなものなんだそうです。
宿のひとと宿の犬「レオ」とちょっとじゃらけたあと、自炊部の棟の30号室を案内されました。布団とテーブルと畳以外はなーんもない部屋。でも、窓をあけたら桜がすぐあって、ちょい左手にはこのお宿のメインの「竹の湯(泥湯)」があるんスから。これ以上何を望もう、の世界でありました。イーダちゃんは早くもはしゃいじゃいまして、いそいそと恒例の万年床の作成に取りかかります。で、それが済んだらむろん「竹の湯」へ---
一見したところ野沢あたりの共同湯みたいな立派な建物です。玄関のすぐ脇には小ぶりな竹林、それに白濁した湯川がごーって流れてる。扉あけて、服ぬいで、硝子戸をがらり、ふたりの先客の人影に挨拶して濃い湯煙のなかで掛け湯すると「わあ」
超! 超ブラボーなお湯です、コレ。
ゆっくり肩まで沈めていくと、これがもう気持ちいいったら。なんか身体の奥芯までぬくぬくとあったまるんです。さらりとしてて、でも、同時にぬめりけもあり、鼻腔と肌になんとも心地いい、超濃ゆーい硫黄臭。味覚は泥のエグ味のうごー、と酸性湯のすっぱさが混じりあった感じ。
「だ~っ」
と悦びの雄たけびをついあげちゃってましたねえ(^o^)/
こちら、湯舟は4分の1円形をしています。湯舟を囲む石組の一部の高いとこから源泉がドドドドドーッって惜しげもなく注がれてマス。湯質的には非常に珍しい強酸性の緑バン泉だとか。しかも、ここ、泥湯ですからね。湯舟の底は板敷きになってて、源泉の注がれるあたりの湯の底をすくってみると、指先にはあったかな泥の層がぺたりんこん。
Oh、ジーザス! とイーダちゃんは硫黄と泥の香りに幾重にもくるまれて、もう幸福と恍惚の極みでありました。
はるばるきたかいあったよなあ、なーんて独りごつと先客の福岡のおじいちゃんが話しかけてきてくだすって、泥湯内世間話のはじまりはじまり・・・1時間なんてそれこそあっという間にたっちゃって・・・。
でも、こちら「南洲館」さんには、恐ろしいことにまだまだ名湯があるのです。硫黄泉の「さくら湯」。それに石室がふたつある天然の「蒸し湯」まで。だもんだからイーダちゃんにしてみれば、こちら、こちら、ほとんど天国のようでありました。
いや、誇張ぬきで素晴らしかった。
イーダちゃんはこちらのお宿の自炊部に3/30~4/1まで3連泊したのでありました。ただし、こちらの自炊部にはお鍋も器もなーんもないんで(水道と流しと冷蔵庫とガス台しかありません。自炊部希望者はそのへん注意)、今回は飯盒と米をあらかじめ持参という変則パターンで攻めさせていただきました。「さくら湯」の硫黄泉で炊いたご飯、「竹の湯」の泥湯で炊いたご飯、どちらも大変おいしゅうございました。
自炊米をたらふく喰って、桜を見ながら宿の石畳ロードをそぞろ歩きして、お気に入りのお湯をひと湯浴みするたびに、それまで重く鈍く心の底あたりにしこっていた下界のしっっこい煩悩の数々が、うーんと伸びをして、少しづつ柔らかくなっていくのが見えるような、記憶に残る時間をすごすことができました。
そうそう、31日に霧島温泉まで遠征して帰ってくるときには、宿前で二匹の鹿まで見れたしね。
あと、4/1に初めて晴れて、「蒸し湯」の階段から上って出かけた「八幡地獄」ももくもくと凄かった。ほんのちょっとした土のへっこみからもお湯はぶくぶくと湧いてきてました。大地パワー恐るべし。
湯煙りバンザイ、南洲館バンザイ (^.^)/
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