きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
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投稿日:2019年8月10日
源泉かけ流しのマウンテンリゾート(ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ)
きくりんさん [入浴日: 2018年9月6日 / 2泊]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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44.0点
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44.0点
JR函館本線のニセコ駅から、車で約10分。ニセコアンヌプリの南麓に佇む、昭和60年に開業した温泉付リゾートホテル。平日に、食事付で二泊利用して来ました。
外観は古めですが、リニューアルしたのか内装はとても綺麗。ラグジュアリーなロビーは、リゾート気分を盛り上げてくれます。この日は、1階のツインルームに宿泊。窓から針葉樹林を望む景色です。
当初は一泊二食付の予定でしたが、未明の北海道胆振東部地震の影響で、夕食は用意できず温泉も入れないというアクシデント。念のため、途中のセイコーマートで菓子パンを調達してましたが、ホテルの売店でもカップラーメンや缶ビールもあり、とりあえずホッと一息。更に停電にもかかわらず、急遽星空ウォッチングを無料でやってくれる等サービスも良かったです。
翌日の未明から電気とシャワーが復活。朝食は、おにぎりとちょっとしたおかずのみでしたが、スタッフの方が頑張って用意してくれたと思うと、感謝の言葉しかありません。
翌日泊まる予定の登別の宿から、停電と断水で寝るだけで良ければと連絡をもらったのですがキャンセルし、二泊に延長させて頂きました。
2日目には、待望の温泉も復活。早速、玄関から左手に進んで、客室棟中程に位置する自販機の手前をUターンした、コインランドリー手前の大浴場へ。ナイトウエアのままでOKなのは、客室とお風呂のみです。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーや大小タオルも完備。浴室に入ると、左側に7人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、POLAのアロマ系です。
窓際に8人サイズの石造り内湯があり、うっすら茶褐色に濁ったナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉(源泉名: ニセコ温泉 モンパル)が源泉かけ流しにされています。泉温52.1℃を、加水せず41℃位で供給。PH7.2ながら、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒なしで、湯口の湯を口に含も無味無臭でした。
続いて、外の露天風呂へ。屋根付6人サイズの石造り浴槽があり、湯温は42℃位。ナイロンのシートで囲まれ、ちょっと風情がないのが残念。塀越しに針葉樹を眺めつつ、まったりできました。
夕食は、2階の食事処「ECLAT」で和洋のバイキングに舌鼓。ここでは、Tシャツに短パンとかスウェット姿でも大丈夫です。品数は多く、サーモンの刺身・鰹のタタキ、蛸のカルパッチョ、北海道産鮭の辛味噌焼、子持ちししゃも揚げ、ミニソーセージ、ザンギ、鶏ハラミ炭火焼、ニセコ産芋餅、チーズ各種、ジンギスカン等をチョイス。北海道産の牛黒胡椒焼は、シェフが中央の調理場で焼立てを提供し美味。ワインを中心としたアルコール類も多かったのですが、地ビールがなく普通のビールが高いのは残念。御飯の他、味噌ラーメンや天婦羅蕎麦もあって充実。デザートも数種類あり、ソフトクリームを自分で作るのは初めての体験でした。
翌朝も、朝風呂を満喫。前日は混雑気味でしたが、朝はほとんど貸切状態に。内湯からは大きな窓から緑を、露天ではニセコの風を感じつつ、のんびりと湯浴みを楽しめました。
朝食は、昨晩と同じ食事処で和洋バイキング。道内産の食材に拘り、種類も豊富です。蟹クリームコロッケ・厚切りベーコン・ジャーマンポテト・紅鮭塩焼・赤魚西京漬・千石黒納豆などをチョイス。ビジネスホテルのバイキングとは異なり、リゾートホテルの朝食も満足しました。
主な成分: ナトリウムイオン741.1mg、アンモニウムイオン1.8mg、マグネシウムイオン18.0mg、カルシウムイオン64.1mg、マンガンイオン0.1mg、鉄(II)イオン1.8mg、鉄(Ⅲ)イオン0.1mg、フッ化物イオン0.2mg、塩化物イオン592.8mg、硫酸イオン693.3mg、炭酸水素イオン430.7mg、炭酸イオン0.5mg、メタケイ酸204.8mg、メタホウ酸14.4mg、遊離二酸化炭素47.1mg、成分総計2.879g -
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JR函館本線の南小樽駅から、徒歩で約5分。北海道で最も歴史ある銭湯でありながら、天然温泉を使用した温泉銭湯でもあります。ここの存在を知ってから一度は行ってみたいと思っていたので、平日の午後に利用してみました。
明治15年(1882年)以前には既に湯屋として記録があり、明治33年(1900年)に現在の経営者のおじいさんに経営が引き継がれ、現在に至るのだとか。また、昭和52年(1977年)のボーリングにより温泉が湧出したため、そこから温泉銭湯にもなっています。
「ラジューム自然温泉」の文字が印象的な、歴史を感じさせる外観。男湯は右側です。入浴料440円は、昔ながらの番台で。入口両脇にある、平鍵付きの木製靴箱に靴をしまいます。レトロなマッサージ機や体重計が置かれた脱衣場。棚は無いので、脱いだ服はプラ籠か籐籠へ。ドライヤーは20円です。
浴室に入ると、両脇と奥に12人分の固定式シャワーとプッシュ式カラン、またプッシュ式カランのみ8人分ある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。
中央に手前2人サイズと奥の6人サイズに区切られた、タイル張り弁当箱形の内湯があり、無色透明の含硫黄ーナトリウムー塩化物温泉(源泉名: 三マス 河本温泉)が満ちています。泉温29.3℃を加温して、奥の湯口がある浴槽には43℃位で供給。PH7.9で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありで、微塩素臭を感知。冷泉蛇口があり、口に含むと微かにしょっぱい。また意外と深く、およそ1m位あってびっくり。2人分のジェット水流も付いています。
一方、手前の小さな浴槽は浅く、湯温は41℃位でぬるめ。こちらは、子供用でしょうか。たまたま時間帯が良かったのか、先客が上がられた後、貸切状態でまったりできました。
中々お目にかかれない、貴重な文化遺産と言ってもいい位の建屋。地元の方々に長く愛され続ける銭湯ですが、隠れた小樽の観光名所としても、是非立ち寄って欲しい湯処です。
主な成分: ナトリウムイオン1058mg、マグネシウムイオン85.4mg、カルシウムイオン261.8mg、マンガンイオン0.3mg、第一鉄イオン0.1mg、塩素イオン1945mg、硫化水素イオン1.7mg、チオ硫酸イオン0.3mg、硫酸イオン418.6mg、炭酸水素イオン191.6mg、炭酸イオン1.3mg、メタケイ酸194.0mg、メタホウ酸2.2mg、遊離硫化水素0.2mg、成分総計4.189g -
国道5号線から奥沢十字街の交差点を曲がって、約1.2kmほど走った国道393号線沿いに佇む、昭和12年(1937年)に開業した昭和レトロな銭湯。昭和57年の400m掘削により、約32℃の温泉が湧出したため、現在では温泉銭湯になっています。奥沢十字街と水源地の中間にあるので、中央湯と名付けられたのだとか。平日の午後、利用して来ました。
入浴料440円は、昔ながらの番台で。漢字で壱弐参四...と書かれた木製の平鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場も、何ともノスタルジックな雰囲気。無料のドライヤーがあったのも嬉しいです。
浴室に入ると、左右に11人分のプッシュ式カランと固定シャワー、2人分のプッシュ式カランがある洗い場。ちなみに、カランやシャワーも温泉。石鹸などのアメニティはありません。
中央に5人サイズのタイル張り内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 中央湯)が満ちています。泉温28.0℃を、加温して42℃位で供給。PH9.6で、肌がスベスベする浴感です。温泉の使用状況表示はありませんが、おそらく循環・消毒あり。でも、塩素臭は気になりません。
手前に鉄棒で仕切られた部分があり、半身浴か子供用なのか少し浅め。また奥に、2人分のジェット水流付浴槽もくっ付いています。湯温は、こちらも42℃位。たまたま時間帯が良かったのか、ずっと貸切状態で肌触りのいい湯を満喫できました。
主な成分: ナトリウムイオン148.8mg、マグネシウムイオン0.2mg、カルシウムイオン0.8mg、フッ素イオン1.4mg、塩素イオン59.2mg、水酸イオン0.7mg、硫化水素イオン1.2mg、硫酸イオン139.9mg、炭酸水素イオン12.2mg、炭酸イオン48.2mg、メタホウ酸イオン4.4mg、メタケイ酸212.9mg、成分総計0.633g -
投稿日:2019年7月5日
駅前だけど森の中(金の沢天然温泉 開拓 ふくろふ乃湯(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2018年9月5日 / 2時間以内]
44.0点
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JR札沼線(学園都市線)の石狩金沢駅から、徒歩で約5分。旧国道(学園通り)沿いから少し入った山裾の森の中に佇む、平成21年(2009年)に開業した日帰り温泉施設。平日の午後、利用してみました。
一見すると民家の佇まいですが、右手を見ると巨大な源泉塔に驚きます。玄関を入って左側の100円返却式靴箱に靴をしまい、通常は入浴料650円を湯守のご主人へ。ところがこの日はボイラーの調子が悪く、男性は露天風呂に入れないとのことで、400円で入浴させて頂くことに。良心的な対応に、気持ちも和みます。
浴室は山側と池側の二ヶ所あり、偶数日と奇数日で男女入替え。当日は奇数日だったので、男湯が山側でした。コインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、クラシエのハーブ系です。
窓際に6人サイズの石造り内湯があり、ウーロン茶のような黒褐色のナトリウムー塩化物冷鉱泉(源泉名: 石狩金沢駅前温泉 開拓ふくろうの湯)がかけ流しにされています。泉温19.3℃を、加温して41℃位で供給。PH8.5で、肌がスベスベする浴感です。加水なし、循環・消毒もなし。湯口の湯を口に含むと、アブラ臭がして少し塩味がします。
露天風呂には湯がありませんでしたが、岩の上に水が流れ落ちる池を望む趣ある景色。後で聞いたら、庭師さんが作った人工のものなのだとか。台風で開始時間が遅れたためか、ずっと貸切状態でまったりできました。
次回は是非、異なる造りの池側の露天風呂にも入ってみたいです。帰る頃には雨が上がり、池の上には見たことのない物凄い数のトンボが飛んでいました。
主な成分: ナトリウムイオン817.0mg、アンモニウムイオン7.5mg、マグネシウムイオン6.9mg、カルシウムイオン21.9mg、鉄(II)イオン0.3mg、フッ化物イオン0.7mg、塩化物イオン1088mg、リン酸イオン0.4mg、硫酸イオン0.7mg、炭酸水素イオン365.8mg、炭酸イオン42.2mg、メタケイ酸82.3mg、メタホウ酸29.4mg、遊離二酸化炭素1.9mg、成分総計2.473g -
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北海道上川郡下川町の市街地から南へ約6kmの山間に佇む、ログハウス風の外観をした五味温泉の一軒宿。明治35年(1905年)の冬、五味さんという方が雪原に一ヶ所だけ雪が積らない場所に鉱泉が湧き出るのを見つけ、宿を開いたことから五味温泉というのだとか。その後、企業の保養所になったり、一時閉鎖や増改築を経て、現在では公営の温泉宿泊施設となっています。平日に、一泊二食付で利用して来ました。
この日は、別館2階の8畳和室に宿泊。トイレ共用(本館はちょっとだけ高くてトイレ付)で、窓の外には針葉樹林を望む景色。夕暮れ時の到着でしたが、既に布団が敷かれていました。
早速浴衣に着替え、玄関から右手に進んだ突き当たりにある、男女別の大浴場へ。棚にプラ籠と100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に9人分のシャワー付カランと、衝立の向こう側に3人分のカランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
窓際にタイル張り石枠内湯が2槽あり、奥が16人サイズ「大浴槽」で湯温42℃位、真ん中に6人サイズ「中浴槽」で湯温は43℃位。また同じ並びに、外に設置された6人サイズの岩風呂「露天風呂」があり、湯温は41℃位。森の景色が望めます。しかしながら、これらはいずれも白湯(水道水)です 。
温泉は右側奥の7人サイズの石造り内湯のみで、緑褐色に濁った含二酸化炭素ーナトリウム・マグネシウム・カルシウムー炭酸水素塩泉(源泉名: 五味温泉)が満ちています。泉温14.1℃を、加水なし・加温ありで42℃位で供給。PH5.8で、ややキシキシする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。浴槽の隅に飲泉湯口があり、微かに土類臭がして少苦味炭酸味。まったりしてたら、少し泡つきも見られました。
この時は日帰り入浴客が多く訪れていましたが、日帰り入浴できるのは夜10時まで。休憩室が三ヶ所もあり、日帰り客にも優しい点は流石公営です。一方、宿泊客は一晩中入れるのがいいですね。
夕食は、1階の食事処「りんどう」で。お品書き付で、前菜に温泉玉子・枝豆豆腐・茄子の素揚げ。刺身は、鮪・ハマチ・帆立・牡丹海老が出ます。山の中なのに、牡丹海老が新鮮。天婦羅は、海老・茄子・インゲン豆・南瓜・帆立・椎茸と山女魚。山女魚は変わってますが、できれば塩焼で食べたかった。陶板は鮭のちゃんちゃん焼きで、帆立や海老も入っています。台物のメイクイーンのグラタンは熱々で旨く、思わず生ビールを追加。最後の寿司は小さなちらし寿司で、鮪・ハマチ・甘海老の他、イクラも乗っていて満足。浅蜊と三つ葉の吸物も美味しかったです。
翌朝も、しっかり朝風呂へ。温泉浴槽には、白い膜のような結晶が浮き、昨晩と違って緑白色の濁り湯に。湧出量は少ないのかも知れません(分析表に記載なし)が、自然湧出の湯のポテンシャルは侮れません。すぐ前にサウナ用の水風呂もあり、交互浴しながら朝一は貸切状態で存分に楽しめました。
朝食は、昨晩と同じ食事処で。鮭の塩焼主菜の和定食で、こちらはいたって普通でした。観光で訪れる人には日帰り入浴より、リーズナブルに泊まれる湯宿としての方が利用価値が高そうです。
主な成分: ナトリウムイオン231.3mg、アンモニウムイオン1.2mg、マグネシウムイオン110.6mg、カルシウムイオン111.4mg、マンガンイオン0.4mg、第一鉄イオン6.2mg、フッ素イオン0.1mg、塩素イオン138.1mg、硫酸イオン28.8mg、炭酸水素イオン1281mg、炭酸イオン0.1mg、リン酸イオン0.8mg、メタケイ酸111.8mg、メタホウ酸53.1mg、遊離二酸化炭素1809mg、遊離硫化水素0.3mg、成分総計3.915g
※なお、平成20年の分析書だったので、間もなく更新かも知れません。 -
稚内から留萌へとオロロンライン(国道232号線)を南下し、海岸線から内陸へと向かう道道971号線へ。熊出没の看板を見かけながら、約6kmほど山道を進んだ先にある、昭和52年(1977年)に創業したえんべつ旭温泉の一件宿。平日の午後、日帰り入浴して来ました。
茶色の板張りの壁に、赤い屋根が印象的な外観の建物。通常は入浴料500円を券売機で払いますが、今回はJAFの会員証提示で100円割引で入浴。玄関から右手に廊下を進み、すぐ左折した先に男女別の大浴場があります。
浴室は洋風と和風の雰囲気の異なる2タイプがあり、男女日替りです。この日は、左側の和風風呂が男湯。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に12人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、クマノコスメティック社製です。
右側の窓に面して、2つに仕切られたタイル張り石枠内湯がL字形に配置。共に茶色に濁ったナトリウムー塩化物強塩冷鉱泉(源泉名: 旭温泉)が満ちています。泉温10.8℃を、どちらも加水なし・加温ありで42℃位で供給。PH7.2で、少しキシキシする浴感です。奥は8人サイズで浅く(座って胸の深さ)、右側の10人サイズは肩まで浸かれる深さ。 透明度は、5cm位でしょうか。どちらも冷泉が湯口から注がれ、口に含むと鉄臭がして塩辛い。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。
続いて、外の露天風呂へ。半屋根付8人サイズの石造り浴槽には、濃いウーロン茶色のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(源泉名: 旭温泉 E-1、E-3、E-6、E-7の混合泉)が満ちています。泉温12.2℃を、こちらも加水なし・加温ありで42℃位で供給。PH8.2で、肌がスベスベする浴感です。こちらも循環・消毒ありですが、塩素臭なし。白い泡が湯面に浮き、湯中にも多く漂っています。浸かっていると、ほどなく身体に泡付きも。湯口は浴槽内で、浴槽の湯からは微かにモール臭。時間帯が良かったのか、森の景色を眺めつつ貸切状態でまったりできました。
2種類の源泉を楽しめる湯処は数多くありますが、茶褐色(赤)と濃い琥珀色(黒)の組み合わせは珍しいかと思います。循環・消毒ありの湯使いが残念ではありますが、消毒臭が気にならないレベルで、湯の個性がそれぞれ感じられた点は良かったです。
内湯: 旭の湯
主な成分: ナトリウムイオン5698mg、アンモニウムイオン16.2mg、マグネシウムイオン40.6mg、カルシウムイオン758.8mg、マンガンイオン0.4mg、鉄(II)イオン6.8mg、塩化物イオン9660mg、チオ硫酸イオン0.1mg、炭酸水素イオン203.9mg、炭酸イオン0.2mg、リン酸イオン0.2mg、臭化物イオン21.8mg、ヨウ化物イオン0.9mg、メタケイ酸18.7mg、メタホウ酸747.6mg、遊離二酸化炭素141.6mg、成分総計17.62g
露天風呂: 富士見の湯
主な成分: ナトリウムイオン860.2mg、アンモニウムイオン30.2mg、マグネシウムイオン8.7mg、カルシウムイオン4.5mg、鉄(II)イオン0.6mg、フッ化物イオン0.2mg、塩化物イオン411.7mg、硫化水素イオン0.1mg、硫酸イオン0.5mg、炭酸水素イオン1684mg、炭酸イオン20.2mg、リン酸イオン14.5mg、メタケイ酸109.2mg、メタホウ酸26.9mg、遊離二酸化炭素92.4mg、成分総計3.309g -
日本の名湯百選にも選ばれた豊富温泉の中心地に佇む、平成元年に開業した鉄筋2階建てのアットホームな湯宿。平日の午前中、日帰り入浴してみました。
入浴料500円は、玄関を入って右側のフロントで。その奥に、男女別の大浴場があります。棚に籐籠と100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に10人分のシャワー付カランと1人分のシャワーのみがある洗い場。アメニティは、フェニックスの泡系です。
奥に16人サイズのL字形タイル張り石枠内湯があり、茶褐色にに濁った含よう素ーナトリウムー塩化物温泉(源泉名: 豊富温泉 R-1A号井、R-4号井、R-10号井混合)が、かけ流しにされています。泉温35.0℃を、42℃位に加温。PH7.8で、ヌルスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、アブラ臭がしてしょっぱい。白茶色の湯の花が、大量に舞っています。湯面に、ギラギラとした油膜も。清掃後すぐの入浴だった為か、ずっと貸切状態でまったりできました。
源泉かけ流し浴槽や露天風呂はないものの、温泉自体はふれあいセンターに次ぐこってり系。豊富温泉ならではの「油風呂」に満足出来る、湯宿かと思います。
主な成分: ナトリウムイオン4389mg、アンモニウムイオン36.6mg、マグネシウムイオン23.7mg、カルシウムイオン54.0mg、塩化物イオン5734mg、炭酸水素イオン2302mg、炭酸イオン11.0mg、リン酸イオン0.3mg、臭化物イオン13.9mg、ヨウ化物イオン13.0mg、メタケイ酸35.2mg、メタホウ酸550.0mg、遊離二酸化炭素28.4mg、成分総計13.22g
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豊富温泉の中心地から少し離れた森の中に佇む、昭和44年に開業した鉄筋4階建ての温泉ホテル。最北の小さな温泉地である豊富温泉では、一番大きな洋風のホテルでもあります。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。
入浴料500円は、玄関を入って正面のフロントで。フロントの右手にある土産物コーナーの先に、男女別の大浴場があります。棚にプラ籠と100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。天井近くまでガラスのドーム型をした浴室に入ると、右側に9人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂のUMINELAです。
窓際に丸タイル張り内湯が3槽ありますが、奥の8人サイズのみが温泉浴槽で、黄褐色に濁った含よう素ーナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(源泉名: 豊富温泉 R-1A号井、R-4号井、R-10号井、R-11号井混合)がかけ流しにされています。泉温18.0℃を、42℃位に加温。PH8.0で、肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、アブラ臭がしてしょっぱい。加水なし、循環・消毒なし。専用の源泉から油分を濾過して引いているとかで油膜はなく、白茶色の糸屑状の湯の花が湯口付近にだけ舞っています。窓からは、森を眺める景色。ほとんど貸切状態で、まったりできました。
一方、手前の4人サイズの方はサウナ用の水風呂で、真ん中の16人サイズは真湯の沸かし湯。こちらの湯温は、42℃位です。循環・かけ流し併用とのことで、浴室内の塩素臭はここからでしょうか。
ふれあいセンターや他の豊富温泉の宿と比べてしまうと、温泉はマイルドな印象。そのため、ビジネスや家族旅行での利用には、向いているかも知れませんね。
主な成分: ナトリウムイオン4116mg、アンモニウムイオン16.0mg、マグネシウムイオン11.2mg、カルシウムイオン19.8mg、アルミニウムイオン0.6mg、鉄(II)イオン0.6mg、フッ化物イオン0.5mg、塩化物イオン4536mg、硫化水素イオン0.3mg、硫酸イオン0.5mg、炭酸水素イオン3121mg、炭酸イオン23.6mg、リン酸イオン0.2mg、臭化物イオン11.9mg、ヨウ化物イオン11.4mg、メタケイ酸43.9mg、メタホウ酸354.0mg、遊離二酸化炭素78.7mg、成分総計12.37g -
投稿日:2019年6月5日
豊富な魚介と湯の恵み(稚内グランドホテル 天然温泉 ふれあいの湯)
きくりんさん [入浴日: 2018年9月3日 / 1泊]
44.0点
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33.0点
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44.0点
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33.0点
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44.0点
JR宗谷本線の南稚内駅から、徒歩で約3分。観光やビジネスにも便利な市街地に佇む、昭和52年に開業した自家源泉を持つ温泉ホテル。4階建ての本館と、6階建ての新館からなる大型ホテルでもあります。平日に、一泊二食付で利用して来ました。
この日は、本館4階のシングルルームに宿泊。おしゃれモダンに改装されていますが、ちょっと狭いかなという印象。窓からは、稚内市内を一望する景色です。
浴衣に着替え、まずは本館1階のレストラン「泉」で夕食を。お品書き付の「夏の宗谷彩り御膳」に舌鼓。前菜はゴボウとトウモロコシの胡麻和え・ツブ貝の数の子和え・北寄貝のマヨネーズ和えに始まり、焼物は稚内産海賊焼き(帆立貝・北寄貝・牡丹海老・蟹爪)と続きます。揚物は宗谷天婦羅(蟹足・帆立貝・アスパラ・鯛)、鍋物は道内産豚のみぞれ鍋で、増毛町の地酒「国稀」がすすみます。蒸物に海鮮茶碗蒸が出て、次は食事の宗谷海鮮ちらし(鮪・鯛・雲丹・甘海老・帆立貝・北寄貝・イクラ醤油漬)。一瞬お造りかと思うほどで、下にご飯でビックリ。デザートの稚内牛乳のアイスクリームは、コクがあって旨い。量は少なめでしたが、地のものが多くて美味しく満足できました。
一休みして、新館1階の大浴場「ふれあいの湯」へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に9人分のシャワー付カランと1人分のシャワーブースがある洗い場。アメニティは、資生堂製です。左側に16人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明の含よう素ーナトリウムー塩化物強塩温泉(源泉名: ふれあいの湯)が満ちています。泉温35.0℃を、加水・加温ありで42℃位で供給。PH6.8で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、ヨード臭がして少ししょっぱい。露天風呂はありませんが、湯使いの割に若干個性の残る温泉。翌朝も満喫し、旅の疲れも癒せました。
朝食は昨晩と同じレストラン「泉」で、健康朝食に拘る「まごわやさしい」メニューのバイキング。ま=豆・ご=胡麻・わ=わかめ・や=野菜・さ=魚・し=椎茸・い=芋という食材を中心にした手作りの惣菜はもちろん、稚内牛乳がやはり濃くて旨い。朝から元気がもらえるし、早朝4:30から始まるので、出発が早い自分にはとても助かりました。
主な成分: ナトリウムイオン7900mg、アンモニウムイオン142.1mg、マグネシウムイオン114.2mg、カルシウムイオン171.0mg、鉄(II)イオン6.5mg、鉄(Ⅲ)イオン2.9mg、フッ化物イオン0.2mg、塩化物イオン12060mg、硫酸イオン0.1mg、炭酸水素イオン2226mg、炭酸イオン1.1mg、ヨウ化物イオン46.6mg、臭化物イオン88.6mg、メタケイ酸62.8mg、メタホウ酸481.5mg、遊離二酸化炭素206.5mg、成分総計23.61g -
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北海道銘菓「白い恋人」のパッケージにもなった利尻山の麓に佇む、平成10年に開業した公営の日帰り温泉施設。温泉プール「湯泳館」も、併設 しています。平日のお昼頃、利用してみました。
利尻島北側の鴛泊(おしどまり)港フェリーターミナルから、レンタカーで走ること約5分。途中、道路を横切るエゾリスが何ともかわいい。入浴料500円は、玄関を入った左側の券売機で。ロビーを奥へと進んだ左側に男女別の大浴場があり、男湯は手前です。
棚にプラ籠と200円有料ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左手前と奥の右側に10人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは一般的なものです。
左側にタイル張り石枠内湯が2つあり、奥の16人サイズのL字形浴槽には、うっすら茶褐色がかった透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(利尻富士温泉)が満ちています。泉温40.0℃を、加水なし・加温ありで42℃位で供給。PH7.5ながら、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒有りですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、鉄臭がして少ししょっぱい。手前の6人サイズの方は、白湯のジャグジー浴槽。湯温は40℃位でした。
続いて、外の露天風呂へ。12人サイズの石造り浴槽があり、湯温は42℃弱位。座湯や寝湯が出来る、浅いスペースもあります。坪庭と柵越しに、利尻山と針葉樹林を眺める景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。
この日は利用しませんでしたが、休憩室も二ヶ所あります。登山帰りや湯上りにも、のんびり出来そうでしたよ。
主な成分: ナトリウムイオン522.5mg、アンモニウムイオン1.0mg、マグネシウムイオン37.2mg、カルシウムイオン13.8mg、アルミニウムイオン0.1mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン3.5mg、フッ素イオン0.5mg、塩素イオン551.3mg、硫酸イオン47.8mg、炭酸水素イオン651.6mg、炭酸イオン1.6mg、リン酸イオン0.4mg、メタケイ酸173.5mg、メタホウ酸12.2mg、遊離二酸化炭素26.6mg、成分総計2.050g