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投稿日:2019年6月14日
豊富温泉の他と異なる源泉 (とよとみ温泉 ホテル豊富)
きくりんさん [入浴日: 2018年9月4日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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豊富温泉の中心地から少し離れた森の中に佇む、昭和44年に開業した鉄筋4階建ての温泉ホテル。最北の小さな温泉地である豊富温泉では、一番大きな洋風のホテルでもあります。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。
入浴料500円は、玄関を入って正面のフロントで。フロントの右手にある土産物コーナーの先に、男女別の大浴場があります。棚にプラ籠と100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。天井近くまでガラスのドーム型をした浴室に入ると、右側に9人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂のUMINELAです。
窓際に丸タイル張り内湯が3槽ありますが、奥の8人サイズのみが温泉浴槽で、黄褐色に濁った含よう素ーナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(源泉名: 豊富温泉 R-1A号井、R-4号井、R-10号井、R-11号井混合)がかけ流しにされています。泉温18.0℃を、42℃位に加温。PH8.0で、肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、アブラ臭がしてしょっぱい。加水なし、循環・消毒なし。専用の源泉から油分を濾過して引いているとかで油膜はなく、白茶色の糸屑状の湯の花が湯口付近にだけ舞っています。窓からは、森を眺める景色。ほとんど貸切状態で、まったりできました。
一方、手前の4人サイズの方はサウナ用の水風呂で、真ん中の16人サイズは真湯の沸かし湯。こちらの湯温は、42℃位です。循環・かけ流し併用とのことで、浴室内の塩素臭はここからでしょうか。
ふれあいセンターや他の豊富温泉の宿と比べてしまうと、温泉はマイルドな印象。そのため、ビジネスや家族旅行での利用には、向いているかも知れませんね。
主な成分: ナトリウムイオン4116mg、アンモニウムイオン16.0mg、マグネシウムイオン11.2mg、カルシウムイオン19.8mg、アルミニウムイオン0.6mg、鉄(II)イオン0.6mg、フッ化物イオン0.5mg、塩化物イオン4536mg、硫化水素イオン0.3mg、硫酸イオン0.5mg、炭酸水素イオン3121mg、炭酸イオン23.6mg、リン酸イオン0.2mg、臭化物イオン11.9mg、ヨウ化物イオン11.4mg、メタケイ酸43.9mg、メタホウ酸354.0mg、遊離二酸化炭素78.7mg、成分総計12.37g22人が参考にしています
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