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きくりん

きくりん さん

平均43.9点 / 2648件

性別男性 年齢 56歳 住まい埼玉
HP指定なし
ブログ指定なし

2648件中 351件~360件を表示

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  • 利尻富士麓の日帰り温泉

    投稿日:2019年5月25日

    利尻富士麓の日帰り温泉利尻富士温泉保養施設

    きくりんさん [入浴日: 2018年9月3日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    33.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    北海道銘菓「白い恋人」のパッケージにもなった利尻山の麓に佇む、平成10年に開業した公営の日帰り温泉施設。温泉プール「湯泳館」も、併設 しています。平日のお昼頃、利用してみました。

    利尻島北側の鴛泊(おしどまり)港フェリーターミナルから、レンタカーで走ること約5分。途中、道路を横切るエゾリスが何ともかわいい。入浴料500円は、玄関を入った左側の券売機で。ロビーを奥へと進んだ左側に男女別の大浴場があり、男湯は手前です。

    棚にプラ籠と200円有料ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左手前と奥の右側に10人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは一般的なものです。

    左側にタイル張り石枠内湯が2つあり、奥の16人サイズのL字形浴槽には、うっすら茶褐色がかった透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(利尻富士温泉)が満ちています。泉温40.0℃を、加水なし・加温ありで42℃位で供給。PH7.5ながら、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒有りですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、鉄臭がして少ししょっぱい。手前の6人サイズの方は、白湯のジャグジー浴槽。湯温は40℃位でした。

    続いて、外の露天風呂へ。12人サイズの石造り浴槽があり、湯温は42℃弱位。座湯や寝湯が出来る、浅いスペースもあります。坪庭と柵越しに、利尻山と針葉樹林を眺める景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。

    この日は利用しませんでしたが、休憩室も二ヶ所あります。登山帰りや湯上りにも、のんびり出来そうでしたよ。

    主な成分: ナトリウムイオン522.5mg、アンモニウムイオン1.0mg、マグネシウムイオン37.2mg、カルシウムイオン13.8mg、アルミニウムイオン0.1mg、マンガンイオン0.2mg、第一鉄イオン3.5mg、フッ素イオン0.5mg、塩素イオン551.3mg、硫酸イオン47.8mg、炭酸水素イオン651.6mg、炭酸イオン1.6mg、リン酸イオン0.4mg、メタケイ酸173.5mg、メタホウ酸12.2mg、遊離二酸化炭素26.6mg、成分総計2.050g

  • 花の浮島の絶景湯宿

    投稿日:2019年5月24日

    花の浮島の絶景湯宿ホテル礼文<礼文島>

    きくりんさん [入浴日: 2018年9月2日 / 1泊]

    総合評価 44.0点

    お湯

    33.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    44.0点

    飲食

    55.0点

    礼文島の香深港フェリーターミナルの斜め前に佇む、オーシャンビューの鉄筋7階建の温泉付きホテル。せっかく日本最北の離島に渡ったので、日曜日に一泊二食付で利用してみました。

    この日は、5階のツインルームに宿泊。窓から目に飛び込むのは、港と海に浮かぶ利尻富士を望む雄大な眺め。夕暮れ時にこの景色を目にするだけでも、開放感と北の離島への旅情に包まれます。

    浴衣に着替え、エレベーターで7階の展望浴場「富士見湯」へ。男女入替わりで、男湯は右手の露天風呂の無い方です。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右手奥に7人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂製です。

    左側の窓際に、6人サイズのタイル張り石枠内湯が2槽あり、いずれも無色透明のナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(源泉名: 礼文うすゆきの湯)が満ちています。泉温50.2℃を加水なし・加温ありで、手前の湯口がある方は42℃位、奥の湯口が無い方は41℃位で供給。仕切りに穴があり、浴槽内で繋がっています。PH8.6ながら、やや肌がスベスベする浴感。循環・消毒ありで、湯口の湯を口に含むと無味塩素臭。湯使いが残念ですが、窓から利尻富士を眺めつつ、時間帯が良かったのか貸切状態でまったりできました。

    夕食は、3階の食事処「澄海」で旬の海の幸に舌鼓。お品書き付で、食前酒はハスカップワインに始まり、先付に生雲丹とイクラ醤油漬け。前菜は、鰊の数の子昆布・ツブわさび・蟹の煮こごり・真鱈子のうま煮・中華ワカメ・帆立の昆布和えが出て、この時点でテンションはMAX。最北の酒造と言われる、國稀酒造の地酒「雪さび」がすすみます。造りは、サーモン・帆立貝・牡丹海老・北寄貝。貝が、新鮮でプリプリです。小鍋は法華のちゃんちゃん焼きで、熱々で供され美味い。炊合わせは、富良野産の雪の下ジャガ芋の蟹身餡掛け。揚物は、蟹の新引揚げを抹茶塩で。地魚はヤナギノマエの唐揚げ煮びたしと続き、食事に白飯・とろろ昆布汁・香の物。水菓子にパンナコッタのミント添えでお腹一杯になりました。

    翌朝は、男女入替えとなった左手にある露天風呂付の大浴場へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、こちらもドライヤーあり。三面ガラス窓の明るい浴室に入ると、左側に6人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、同じ資生堂製です。

    窓際にタイル張り石枠内湯が2槽あり、湯口がある奥の8人サイズの方は42℃位で、手前の6人サイズの方は41℃位。利尻富士がより間近に見え、迫力のある景色です。

    続いて、外の露天風呂へ。浮玉が置かれ、港町の風情を醸し出しています。屋根付き3人サイズの石造り浴槽があり、湯温は41℃位。最高の景色の朝風呂を、楽しませていただきました。

    朝食は、昨晩と同じ食事処で鮭塩焼主菜の和定食。7時~7時半の間に食事処に行かねばならず、行動がちょっと制限されます。煮物やモズク酢、温泉玉子が付きますが、北寄のマヨネーズ和えや昆布巻、焼き海苔の代わりに利尻昆布くらいしかなく、地域色が少なかったのは残念かな。

    とはいえ、部屋からの素晴らしい景色とアクセスの良さ、海の幸三昧の夕食は、特筆に値するものです。湯使いさえ良ければ三拍子揃うので、日帰り温泉施設「うすゆきの湯」のように、源泉かけ流し浴槽も是非造って欲しい湯宿でした。

    主な成分: ナトリウムイオン362.1mg、アンモニウムイオン0.2mg、カルシウムイオン55.8mg、第一鉄イオン0.2mg、フッ素イオン4.5mg、塩素イオン330.3mg、硫化水素イオン0.2mg、硫酸イオン372.2mg、炭酸水素イオン24.9mg、炭酸イオン12.1mg、メタケイ酸38.1mg、メタホウ酸13.9mg、遊離二酸化炭素0.1mg、成分総計1.219g
    ※なお、脱衣場に貼られていた分析書は平成20年のものでしたが参考までに
    (日帰り温泉「うすゆきの湯」には、最新の分析書がありました)

  • 花の浮島の日帰り温泉

    投稿日:2019年5月23日

    花の浮島の日帰り温泉礼文島温泉 うすゆきの湯

    きくりんさん [入浴日: 2018年9月2日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    稚内港から日本最北の離島である礼文島まで、フェリーで約2時間弱。上陸した香深港から徒歩で3分程の海沿いに佇む、平成21年(2009年)にオープンした日帰り温泉施設。日曜日の午後、利用して来ました。

    立派な建物の外観は、ホッケ番屋を模したものなのだそう。1階は駐車場になっていて、入浴料600円は2階の入口前の券売機で。施設名は、礼文町花である「レブンウスユキソウ」に因んだものなのだとか。

    フロント前にある畳敷きの休憩スペースから、海に浮かぶ雄大な利尻富士の眺め。その素晴らしい景色に感動しつつ、左手に進んだ突き当たりに、男女別の大浴場があります。

    棚に籐籠と100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に15人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。

    窓際にタイル張り石枠内湯が2槽あり、いずれも無色透明のナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉(源泉名: 礼文うすゆきの湯)が満ちています。泉温50.8℃を加水・加温せず、右側の12人サイズの「ぬる湯」は40℃位、左側の7人サイズの「あつ湯」は42℃位で供給。PH8.6で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・かけ流し併用とのことで、消毒もありですが、塩素臭は気になりません。左側のサウナの横に、水風呂とジャグジー浴槽もあります。

    続いて、外の露天風呂へ。屋根付きで7人サイズのタイル張り石造り浴槽があり、湯温は42℃位。こちらは循環併用ではなく、源泉かけ流し。湯口の湯を口に含むも無味無臭で、湯の個性がないのは少し残念です。内湯では浸かると磨りガラスで見えませんが、露天からは透明なガラス越しに利尻富士の素晴らしい眺め。フェリーの汽笛に旅情を感じつつ、ほとんど貸切状態でまったりできました。

    海抜0mから200種以上もの高山植物が見られるため、最北の花の浮島の異名を持つ礼文島。フェリーターミナルから近いので、トレッキングや観光の際に立ち寄るのに良い湯処ですね。

    主な成分: ナトリウムイオン408.1mg、マグネシウムイオン0.2mg、カルシウムイオン59.8mg、塩素イオン355.2mg、硫酸イオン407.9mg、炭酸水素イオン64.9mg、炭酸イオン15.1mg、メタケイ酸34.5mg、メタホウ酸13.4mg、遊離二酸化炭素0.3mg、成分総計1.365g

  • 天空の露天風呂

    投稿日:2019年5月12日

    天空の露天風呂富貴の森

    きくりんさん [入浴日: 2018年7月17日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    中山道の妻籠宿から、車で約15分。富貴畑高原の山あいに佇む、平成7年に開業した上品なロッジ風の温泉ホテル。平日の午後、日帰り入浴してみました。

    通常入浴料900円は、建物左側の玄関から入った、左手のフロントで。この日は、物見湯産手形を使って入浴。フロント右側に、開放感のある吹抜けのロビー。その奥で靴を脱ぎ、階段を上がって2階へ。

    木の温もり溢れる館内を右手奥に進み、テラスの横を進んだ先に男女別の大浴場があります。棚に籐籠と100円有料ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。梁が剥き出しになった木造りの浴室に入ると、左側手前に6人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、POLAと資生堂製のアロマ系です。

    窓際に7人サイズの高野槇造り内湯があり、無色透明のアルカリ性単純硫黄冷鉱泉(源泉名: 滝見温泉)が満ちています。泉温18.7℃を、加温して41℃位で供給。PH8.78で、肌がスベスベする浴感です。加水なし、循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、円やかな味。かなりオーバーフローしているので、循環・かけ流し併用でしょうか。

    右側に、1人サイズの高野槇風呂もあり、こちらはサウナ用の水風呂。入ってみると、肌がスベスベする浴感で、白い小さな湯の花も見られます。表記はありませんが、源泉水風呂でしょうか?大きな窓から、山の緑を望む景色が広がっています。

    続いて、外の露天風呂へ。下駄を履いて石畳の小径を進むと、木造りの浴槽が2つ。右側は、2人分のジェット水流付寝湯で、湯温は42℃位。左側は4人サイズの浴槽で、こちらも湯温は42℃位。遮る物が何も無く、森に囲まれたまさに天空の露天風呂です。ずっと貸切状態で、まったりできました。

    湯上がりに、冷えた床浪山の湧き水が飲めるのも嬉しいです。全12室と小さな宿ですが、和モダンな部屋やロッジスタイルのツインルームもあるので、一度泊まって満天の星空も眺めてみたいですね。

    主な成分: ナトリウムイオン239.0mg、マグネシウムイオン0.3mg、カルシウムイオン2.0mg、フッ素イオン19.2mg、塩素イオン5.6mg、硫化水素イオン2.1mg、硫酸イオン0.7mg、炭酸水素イオン421.0mg、炭酸イオン54.0mg、メタケイ酸8.6mg、メタホウ酸6.2mg、遊離硫化水素2.1mg、成分総計762.8mg
    ※なお、分析書は平成16年のものだったので、参考までに

  • 山奥に湧く不思議な塩辛い冷鉱泉

    投稿日:2019年5月10日

    山奥に湧く不思議な塩辛い冷鉱泉湯元山塩館

    きくりんさん [入浴日: 2018年7月17日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    南アルプスと伊那山地に挟まれた大鹿村の塩川沿いに佇む、明治25年(1892年)に開業した鹿塩(かしお)温泉の老舗旅館。また、日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。

    鹿塩温泉は、その昔、諏訪大社からこの地へ移り住んだ建御名方命(たてみなかたのみこと)が、湧水を鹿が好んで舐めるのを見て発見したと伝わる古湯。また一説には、弘法大師が諸国遍歴の際一夜の宿を乞うが、山奥で塩が無いと老婆に断られ、その杖にて塩水を知らしめ、泊まることができたとも伝えられています。

    入浴料800円は、ロビー奥のフロントで。玄関から左手の廊下を駐車場方向へ戻るように進み、芸能人の色紙や風景の写真パネルが飾られた通路の先に、男女別の大浴場があります。「ヒノキ風呂」と「石風呂」の2つの浴室は男女日替りで、この日の男湯は奥の「ヒノキ風呂」の方でした。

    棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、フェニックス製です。

    窓際に2人分の木造り寝湯が付いた、10人サイズの石造り木枠内湯があり、無色透明の含硫黄ーナトリウムー塩化物強塩冷鉱泉(源泉名: 鹿塩の湯1号)が満ちています。泉温12.8℃を、41℃位に加温。PH7.9ながら、肌がスベスベする浴感です。加水なし、循環・消毒ありですが、かけ流し併用で塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、しょっぱい。さすが、煮詰めて山塩を作れるだけのことはあります。露天風呂はありませんが、2面大きなガラス窓なので、眼下に川のせせらぎと山の斜面の緑が眩しい爽快な景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。

    湯上がりは、海水と同じように肌のベタつき感がある強塩泉。是非一度泊まって、自家製塩の山塩を使った料理も味わって見たい宿です。

    主な成分: リチウムイオン33.9mg、ナトリウムイオン7932mg、アンモニウムイオン13.4mg、マグネシウムイオン67.1mg、カルシウムイオン359.3mg、ストロンチウムイオン117.7mg、バリウムイオン50.8mg、鉄(II)イオン0.1mg、銅イオン0.02mg、フッ素イオン0.9mg、塩素イオン14050mg、臭素イオン26.4mg、ヨウ素イオン0.3mg、硫化水素イオン3.9mg、炭酸水素イオン137.4mg、メタケイ酸13.9mg、メタホウ酸183.2mg、遊離二酸化炭素16.5mg、遊離硫化水素0.6mg、成分総計23150mg

  • 吉川英治ゆかりの絶景宿

    投稿日:2019年5月8日

    吉川英治ゆかりの絶景宿絶景の宿 龍峡亭

    きくりんさん [入浴日: 2018年7月16日 / 1泊]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    55.0点

    サービス

    55.0点

    飲食

    44.0点

    長野県飯田市の名勝天竜峡の崖の上に佇む、昭和8年(1933年)に開業した絶景の湯宿。皇室 や昭和の著名人にも愛され、吉川英治ゆかりの宿でもあります。日帰り入浴も出来るのですが、眺望の良い大浴場が男女日替りなので、祝日に一泊二食付で利用して来ました。

    崖の上に建つため、フロントは3階です。この日は、2階にある2畳の踏込付の12畳広縁付和室 に宿泊。窓からは、いつまでも眺めていたいほど素晴らしい、天竜峡の雄大な景色を望めます。早速浴衣に着替え、2階の渓谷展望大浴場「天龍の湯」へ。21時に男女入替えとなり、その日の入浴は22:30迄です。

    棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。広い浴室に入ると、左側に10人分のシャ ワー付カラン(1つ故障、1つはシャワーなし)がある洗い場。アメニティはPOLA製です。

    窓際に14人サイズのタイル張り木枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 天竜峡温泉)が満ちています。泉温30.6°Cを、加水なし・加温ありで42°C位で供給。 PH10.2で、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。飲泉用の湯口があり、口に含むと温泉臭がして少甘味。露天風呂はありませんが、2面がガラス窓で、天竜峡の悠々とした流れを眺めつつ、貸切状態でまったりできました。

    夕食は、3階の食事処「五六茶屋」で。畳にテーブル席という現代スタイルで、窓から天竜峡を眺めながら、お品書き付の郷土懐石に舌鼓。最初にお重に盛られ出て来たので驚きましたが、これは天皇陛下が訪れた時に召し上がられた料理を、少しづつお重に詰めたものなのだとか。

    食前酒はマタタビ酒に始まり、先付にきゃらぶき・ミニトマト・丸十レモン煮・サーモン砧巻・塩イカ・鮎の塩焼、向付に鯉アライ・手造り蒟蒻・岩茸の辛子味噌和えが並びます。進肴に信州牛のローストビーフ・茸煮浸し・アスパラ・五平餅・御多福抹茶揚も旨く、名水仕込の地酒がすすむ。煮物は、高野豆腐・ぜんまい・鳥つくね・里芋・花人参・絹さやで、ゆべしや蚕のさなぎ等、信州らしい食材も良い。メインは鯉のうま煮で、小骨に注意が必要ですが、滋味豊かでクセが無くイケます。生姜餡掛け冷茶碗蒸し、揚物に野菜や鯉の天婦羅が出て、締めは冷たい蕎麦で、飯田ならではの山の幸に満足。デザートは、ムースとゼリーの2層フルーツジュレ掛けと、最後まで美味しく頂きました。

    この時は、近くの席に和やかに談笑される団体さんがおられましたが、仲居さんが「賑やかですみません」と言いに来られ、気遣いが嬉しかったです。

    一休みして、男女入替え前に再び「天龍の湯」へ。夜間はライトアップとか無く窓の外は真っ暗なので、景色も楽しむなら明るいうちに一度は入っておくことをお勧めします。

    朝食は、昨晩と同じ食事処で。席を入れ替えて、眺めの更に良い席になっています。鮭塩焼き主菜の和定食で、とろろ・野菜の煮こごり・小鯵の南蛮漬けも美味しかった。

    食後は、男女入替わりとなった2階の小浴場「地龍の湯」へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側と奥に8人分のシャワー付カラン(うち2つはシャワー無し、2つは故障中)がある洗い場。アメニティは、大浴場と同じです。

    左側に8人サイズのタイル張り木枠内湯があり、こちらは加水なし、加温・消毒ありですが、循環無しのかけ流しです。オーバーフローもしていて、気持ちいい朝風呂になりました。

    実はこの時も、女性のお客さんが早く出発されたとかで、大浴場の方を再び男湯にしてくれるという計らいも。近年の新しいホテルのようなラグジュアリー感はないものの、歴史に裏打ちされたホスピタリティの高い佳宿かと思います。

    ラドン含有量: 21.02×10-10 (Ci/kg)
    主な成分: リチウムイオン0.02mg、ナトリウムイオン95.3mg、アンモニウムイオン0.3mg、カルシウムイオン2.8mg、アルミニウムイオン0.03mg、フッ化物イオン9.0mg、塩化物イオン75.9mg、臭化物イオン0.1mg、水酸化物イオン2.7mg、硫化水素イオン1.4mg、硫酸イオン20.1mg、炭酸イオン38.1mg、メタケイ酸イオン57.7mg、メタホウ酸イオン3.4mg、成分総計307.2mg

  • 高野槇の湯舟がいい

    投稿日:2019年4月24日

    高野槇の湯舟がいい日長庵桂月

    きくりんさん [入浴日: 2018年7月16日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    旅館が建ち並ぶ阿知川沿いではなく、国道256号線を超えた静かな傾斜地に佇む、昭和62年に開業した鉄筋4階建ての和風旅館。祝日の午前中、日帰り入浴して来ました。

    通常は日帰り入浴不可の宿ですが、「物見湯産手形」を利用時のみ可能なのだとか。受付は、玄関から右手の受付で。真っ直ぐ奥に進むと、男女別の大浴場があります。男湯は、右側の「青嵐」(ちなみに、女湯は左側の「香梅」)です。

    棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。総高野槇造りの浴室に入ると、右手前と奥に9人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂製です。

    窓際に16人サイズの高野槇造り内湯があり、無色透明の単純硫黄温泉[源泉名: 昼神温泉新混合泉(昼神温泉2~5号井の混合泉)]が満ちています。泉温47.1℃を、加水なし・加温ありで42℃位で供給。PH9.7で、肌がスベスベする浴感です。使用状況表示には循環・消毒ありと書かれていますが、サラサラとオーバーフローもしており、かけ流し・循環併用でしょうか。塩素臭も気になりません。「源泉」と書かれた湯口に飲泉枡があり、口に含むと微甘味で円やかな味。やっぱり大きな高野槇の湯舟が、アルカリ性の泉質とも相まって何とも気持ちいい。

    続いて、露天風呂「観月の湯」へ。4人サイズの半屋根付高野槇造り浴槽で、湯温はこちらも42℃位。囲まれて、景色は見えません。しばらく貸切状態で、まったりできました。

    「物見湯産手形」は、この宿でも購入できるようです。これだけの湯舟に混雑なく入れるなんて、ある意味穴場かも知れませんね。

    主な成分: リチウムイオン0.1mg、ナトリウムイオン140.9mg、カルシウムイオン3.6mg、ストロンチウムイオン0.05mg、フッ素イオン16.7mg、塩素イオン63.7mg、水酸イオン0.9mg、硫化水素イオン2.3mg、硫酸イオン105.0mg、リン酸水素イオン0.06mg、メタ亜ヒ酸イオン0.1mg、炭酸水素イオン30.0mg、炭酸イオン35.5mg、メタケイ酸イオン50.4mg、メタホウ酸イオン13.3mg、成分総計464.0mg
    ※なお、脱衣場と公式HPの分析書は、平成19年のものなので参考までに。

  • 福江島の漁港近くに高温泉

    投稿日:2019年4月3日

    福江島の漁港近くに高温泉地域福祉センター荒川温泉(旧 荒川温泉公衆浴場)

    きくりんさん [入浴日: 2018年4月14日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    福江島西海岸の玉之浦地区に佇む、地域福祉センターに併設された日帰り温泉施設。かつて「豆谷旅館」として営業していましたが、廃業により「地域福祉センター荒川温泉」にリニューアルしています。土曜日の午前中、利用してみました。

    荒川温泉の歴史は古く、郷土史によれば安政3年(1856年)に玉之浦代官から温泉発見の通報があったと記載されるほど。しかし、記念碑には大正2年(1913年)に山下少年に発見された後、豆谷旅館に引き継がれ発展してきたと記されています。

    入浴料300円は、地域福祉センター左側の温泉入口から入り、男女別の暖簾をくぐった所にある番台で。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に7人分のシャワー付カランがある洗い場。共同浴場の名残か、石鹸などのアメニティはありません。

    窓際に弧を描くように設置された、18人サイズのタイル張り石枠内湯には、無色透明のナトリウム・カルシウムー塩化物泉(源泉名: 荒川温泉)が、かけ流しにされています。源泉温度が66.5℃と高いので、加水して42℃位で供給。PH7.7で、やや肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、無臭で弱塩味。立ち上がれば窓から海も見えますが、浸かりながらですと窓ガラス越しに坪庭の木々の景色。漁師さん達のような一行が上がられた後、貸切状態でまったりできました。

    温泉の使用状況表示が掲示されていなかったので、番台で尋ねると「うちはかけ流しですよ」との回答。お天気が大荒れで教会巡りができなかったものの、代わりに歴史ある温泉にも巡り会えて良かったです。

    主な成分: リチウムイオン1.4mg、ナトリウムイオン605.3mg、マグネシウムイオン0.9mg、カルシウムイオン293.8mg、ストロンチウムイオン5.0mg、バリウムイオン0.2mg、マンガンイオン0.2mg、フッ素イオン2.7mg、塩化物イオン1382.0mg、臭素イオン4.3mg、硫酸イオン116.1mg、炭酸水素イオン33.0mg、メタケイ酸65.0mg、メタホウ酸0.5mg、遊離炭酸7.2mg、成分総合計2.529g
    ※なお、平成21年の分析書だったので、まもなく更新かも知れません。

  • 福江島の濁り湯

    投稿日:2019年4月2日

    福江島の濁り湯五島コンカナ王国

    きくりんさん [入浴日: 2018年4月13日 / 1泊]

    総合評価 44.0点

    お湯

    33.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    44.0点

    飲食

    44.0点

    長崎フェリーターミナルから、九州商船のジェットフォイルで約1時間半。福江港に着いたら、送迎バスでおよそ20分位で到着。港よりむしろ福江空港の程近くに位置する、教会を中心にコテージやレストラン、ワイナリーが点在するリゾート型宿泊施設。平日に、一泊二食付で利用して来ました。

    チェックインは、宿泊者用駐車場からすぐ近くのメインセンターで。この日は、奮発してデラックスツインルームに宿泊。大型テレビやソファが置かれ、広くて豪華な設えです。園内着に着替えて、早速温泉へ。

    メインセンターからだと、敷地内へと奥に進み、池の前を左折。宿泊棟の間を歩いた先に、目指す温泉棟があります。建物に入ると、少し階段を下りたマッサージ機等が並ぶ先に受付。男湯は手前です。棚に籐籠とコインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に7人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂製です。

    窓際に12人サイズの岩風呂があり、こちらは無色透明の地下水を沸かした白湯。42℃位に加温。サクッと入って、露天風呂へ。

    階段を下りた所に14人サイズの岩風呂があり、緑褐色に濁ったナトリウム・カルシウム・マグネシウムー塩化物泉(源泉名: 鬼岳温泉)が満ちています。泉温25.4℃を、40℃位に加温。さらりとした浴感です。加水は、男湯と女湯の循環量を調整する時のみあり。循環ありですが、消毒は記載なし。その代わり、毎日完全排水・浴槽洗浄実施で、毎日温泉を入れ替えているのだとか。湯口の湯を口に含むと、ほのかな鉄臭がして苦味微塩味。囲まれて景色が見えないのは残念ですが、東屋風の屋根付休み処がありクールダウンも可能。日帰り入浴も受け入れているのですが、たまたま時間帯が良かったのか貸切状態でまったりできました。

    一休みして、夕食は和食処「ばらもん」へ。ばらもんって何だ?と思ってググってみると、五島に古くから伝わる大凧のことなんですね。お品書きはなく、店員さんが丁寧に説明。鮪の山かけの小鉢に始まり、刺身はアオリイカ・キビナゴ・イサキ・鮪・ヒラマサ。さすが、地のものは身の締まりが違います。焼物は伊勢海老の雲丹焼・鮑とキビナゴの磯辺揚げ・カラスミ・鰤の幽庵焼が出て、焼酎がグイグイいっちゃいます。寿司は、鯖寿司・五島牛の握り。釜物は、五島牛の塩釜焼でこれも美味い。煮魚はクロムツの煮付と続き、食事は雲丹釜飯と香の物、すり身揚げ入り味噌汁。デザートにフルーツ塩プリンが出て、少量づつ五島の海の幸や山の幸が味わえて満足しました。

    翌朝も、朝風呂を楽しむべく温泉棟へ。お天気が良くなかったので、傘をさして行きますが、こういう時は建物が分散していると不便なものですね。とはいえ着いてしまえば、施設は快適なので昨晩同様、濁り湯を満喫できました。

    朝食は、レストラン「カウベル」で和洋食のバイキング。五島で獲れた魚の醤油漬やキビナゴ天、鯖塩焼、蒲鉾やすり身団子、五島産の玉子や豆腐を使った玉子焼や厚揚げ、五島うどん、五島産の野菜等、地の食材に拘っており、美味しくて御飯がすすみました。帰りに買ったワインも、いいお土産になりましたよ。

    主な成分: リチウムイオン0.4mg、ナトリウムイオン3507mg、マグネシウムイオン1015mg、カルシウムイオン2226mg、ストロンチウムイオン10.8mg、マンガンイオン4.4mg、総鉄イオン5.8mg、フッ化物イオン0.5mg、塩化物イオン10940mg、臭化物イオン9.5mg、ヨウ化物イオン0.2mg、硫酸イオン1352mg、チオ硫酸イオン0.1mg、炭酸水素イオン84.2mg、メタケイ酸28.3mg、メタホウ酸1.3mg、遊離二酸化炭素47.7mg、成分総計19.344g

  • 世界遺産を望む炭酸泉

    投稿日:2019年3月30日

    世界遺産を望む炭酸泉野母崎炭酸温泉Alega軍艦島(閉館しました)

    きくりんさん [入浴日: 2018年4月13日 / 2時間以内]

    総合評価 44.0点

    お湯

    44.0点

    施設

    44.0点

    サービス

    0 - 点

    飲食

    0 - 点

    長崎半島の先端部に位置する野母崎に佇む、全室オーシャンビューの温泉ホテル。平成13年に「野母崎 海の健康村」としてオープンしましたが、平成27年に軍艦島が世界文化遺産に登録されたのを機に、現在の名称に変更。また、九州温泉道の対象施設にもなっています。平日の午後、日帰り入浴して来ました。

    宿泊棟の奥に温泉棟が併設され、日帰り入浴客は大きく「温泉入口」と書かれた玄関から入ります。入浴料410円は、受付の券売機で。男女別の大浴場があり、コインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に15人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは一般的なものです。

    右側に10人サイズの内タイル張り石造り内湯「源泉かけ流し浴槽」があり、茶褐色に濁った含二酸化炭素ーマグネシウム・カルシウムー炭酸水素塩泉(源泉名: 野母崎海の健康村 新規源泉)が、その名の通り源泉かけ流しにされています。泉温32.0℃を、加温・加水せず30℃位で供給。PH6.5で、さらりとした浴感です。湯口の湯を口に含むと、無臭で微炭酸味。透明度は15cm位でしょうか。白くて細かい、油膜のような湯の花が浮いています。まったりしていたら、泡付きも見られました。

    続いて、窓際にある主浴槽へ。こちらは30人サイズの内タイル張り石造り内湯で、湯温は41℃位に加温。循環・消毒ありで、弱塩素臭がします。窓から右手には、海に浮かぶ軍艦島を望む景色。温泉と世界遺産のコラボレーションを楽しめました。

    「源泉かけ流し浴槽」が良いだけに、主浴槽の湯使いが少し残念。冷たい源泉の浴槽と交互浴をすると、主浴槽の消毒臭がもれなく体に付いてしまい、源泉かけ流し浴槽に浸かっても2回目からは微妙な感じに。消毒は仕方ないにしても、消毒臭は抑えて頂きたいものです。

    主な成分: リチウムイオン0.7mg、ナトリウムイオン157.8mg、マグネシウムイオン290.1mg、カルシウムイオン406.0mg、ストロンチウムイオン3.9mg、マンガンイオン0.2mg、フェロイオン7.8mg、フッ化物イオン0.1mg、塩化物イオン14.3mg、臭化物イオン0.6mg、硫酸イオン2.1mg、硝酸イオン13.1mg、炭酸水素イオン2735mg、メタケイ酸145.0mg、メタホウ酸14.6mg、遊離二酸化炭素1078mg、遊離硫化水素0.3mg、成分総計4.88g

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