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投稿日:2019年6月5日
豊富な魚介と湯の恵み (稚内グランドホテル 天然温泉 ふれあいの湯)
きくりんさん [入浴日: 2018年9月3日 / 1泊]
44.0点
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33.0点
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44.0点
JR宗谷本線の南稚内駅から、徒歩で約3分。観光やビジネスにも便利な市街地に佇む、昭和52年に開業した自家源泉を持つ温泉ホテル。4階建ての本館と、6階建ての新館からなる大型ホテルでもあります。平日に、一泊二食付で利用して来ました。
この日は、本館4階のシングルルームに宿泊。おしゃれモダンに改装されていますが、ちょっと狭いかなという印象。窓からは、稚内市内を一望する景色です。
浴衣に着替え、まずは本館1階のレストラン「泉」で夕食を。お品書き付の「夏の宗谷彩り御膳」に舌鼓。前菜はゴボウとトウモロコシの胡麻和え・ツブ貝の数の子和え・北寄貝のマヨネーズ和えに始まり、焼物は稚内産海賊焼き(帆立貝・北寄貝・牡丹海老・蟹爪)と続きます。揚物は宗谷天婦羅(蟹足・帆立貝・アスパラ・鯛)、鍋物は道内産豚のみぞれ鍋で、増毛町の地酒「国稀」がすすみます。蒸物に海鮮茶碗蒸が出て、次は食事の宗谷海鮮ちらし(鮪・鯛・雲丹・甘海老・帆立貝・北寄貝・イクラ醤油漬)。一瞬お造りかと思うほどで、下にご飯でビックリ。デザートの稚内牛乳のアイスクリームは、コクがあって旨い。量は少なめでしたが、地のものが多くて美味しく満足できました。
一休みして、新館1階の大浴場「ふれあいの湯」へ。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に9人分のシャワー付カランと1人分のシャワーブースがある洗い場。アメニティは、資生堂製です。左側に16人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明の含よう素ーナトリウムー塩化物強塩温泉(源泉名: ふれあいの湯)が満ちています。泉温35.0℃を、加水・加温ありで42℃位で供給。PH6.8で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、ヨード臭がして少ししょっぱい。露天風呂はありませんが、湯使いの割に若干個性の残る温泉。翌朝も満喫し、旅の疲れも癒せました。
朝食は昨晩と同じレストラン「泉」で、健康朝食に拘る「まごわやさしい」メニューのバイキング。ま=豆・ご=胡麻・わ=わかめ・や=野菜・さ=魚・し=椎茸・い=芋という食材を中心にした手作りの惣菜はもちろん、稚内牛乳がやはり濃くて旨い。朝から元気がもらえるし、早朝4:30から始まるので、出発が早い自分にはとても助かりました。
主な成分: ナトリウムイオン7900mg、アンモニウムイオン142.1mg、マグネシウムイオン114.2mg、カルシウムイオン171.0mg、鉄(II)イオン6.5mg、鉄(Ⅲ)イオン2.9mg、フッ化物イオン0.2mg、塩化物イオン12060mg、硫酸イオン0.1mg、炭酸水素イオン2226mg、炭酸イオン1.1mg、ヨウ化物イオン46.6mg、臭化物イオン88.6mg、メタケイ酸62.8mg、メタホウ酸481.5mg、遊離二酸化炭素206.5mg、成分総計23.61g15人が参考にしています
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