-
国道5号線から奥沢十字街の交差点を曲がって、約1.2kmほど走った国道393号線沿いに佇む、昭和12年(1937年)に開業した昭和レトロな銭湯。昭和57年の400m掘削により、約32℃の温泉が湧出したため、現在では温泉銭湯になっています。奥沢十字街と水源地の中間にあるので、中央湯と名付けられたのだとか。平日の午後、利用して来ました。
入浴料440円は、昔ながらの番台で。漢字で壱弐参四...と書かれた木製の平鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場も、何ともノスタルジックな雰囲気。無料のドライヤーがあったのも嬉しいです。
浴室に入ると、左右に11人分のプッシュ式カランと固定シャワー、2人分のプッシュ式カランがある洗い場。ちなみに、カランやシャワーも温泉。石鹸などのアメニティはありません。
中央に5人サイズのタイル張り内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 中央湯)が満ちています。泉温28.0℃を、加温して42℃位で供給。PH9.6で、肌がスベスベする浴感です。温泉の使用状況表示はありませんが、おそらく循環・消毒あり。でも、塩素臭は気になりません。
手前に鉄棒で仕切られた部分があり、半身浴か子供用なのか少し浅め。また奥に、2人分のジェット水流付浴槽もくっ付いています。湯温は、こちらも42℃位。たまたま時間帯が良かったのか、ずっと貸切状態で肌触りのいい湯を満喫できました。
主な成分: ナトリウムイオン148.8mg、マグネシウムイオン0.2mg、カルシウムイオン0.8mg、フッ素イオン1.4mg、塩素イオン59.2mg、水酸イオン0.7mg、硫化水素イオン1.2mg、硫酸イオン139.9mg、炭酸水素イオン12.2mg、炭酸イオン48.2mg、メタホウ酸イオン4.4mg、メタケイ酸212.9mg、成分総計0.633g25人が参考にしています