きくりん さん
43.9点 / 2647件
男性 | 57歳 | 埼玉 |
指定なし | ||
指定なし |
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口コミ最新投稿順 |
口コミ点数の高い順
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JR久大本線の由布院駅から、車で約10分弱位。のどかな田園地帯の小さな集落の中に佇む、平成5年に開業した日帰り温泉施設。男女別の露天風呂が付いた大浴場の他に、各室露天風呂付の家族風呂もあります。家族風呂は2000円と高いので、平日のお昼頃に大浴場の方を利用してみました。
入浴料500円は、駐車場隣の受付小屋で。瓦屋根に白壁という、風情のある湯小屋です。天井の梁が剥き出しになった脱衣場。扉に漢数字で番号が書かれた、コインレス鍵付き木製ロッカーもレトロな雰囲気。ドライヤーは完備されています。
浴室に入ると、右側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
壁際に3人サイズの石造り内湯があり、無色透明の単純温泉(源泉名: 由布岳温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温47.7℃を、加水・加温せず42℃位で供給。PH7.9ながら、肌がツルツルする浴感です。循環・消毒なし。フォースの湯口から注がれ、口に含むも無味無臭でした。
続いて、外の露天風呂へ。10人サイズの石造り浴槽があり、湯温は40℃位。浸かると塀で由布岳が見えませんが、縁に腰掛けると山頂の方だけ見えます。また雨でも見えるようにと、壁に由布岳のパネル写真が貼られています。平日の昼間だったせいか、ずっと貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン41.1mg、マグネシウムイオン0.8mg、カルシウムイオン1.2mg、フッ化物イオン0.6mg、塩化物イオン19.0mg、硫酸イオン9.4mg、硝酸イオン0.7mg、リン酸一水素イオン0.5mg、炭酸水素イオン97.2mg、メタケイ酸190.0mg、メタホウ酸1.4mg、メタ亜ヒ酸0.2mg、成分総計0.369g -
大分自動車道の玖珠ICから、車で約15分。自然あふれる宇土谷の奇岩に囲まれた森の中に佇む、平成15年にオープンした釣り堀や食事処、宿泊棟を併設した温泉施設。また、九州温泉道の対象施設でもあります。平日に、一泊二食付で利用して来ました。
広い駐車場の奥に孔雀小屋があり、アヒルや七面鳥?が放し飼いにされています。この日は、山荘風の母屋2階のトイレ付10畳和室「こごみの間」に宿泊。布団は自分で敷き、テレビはありませんが、WiFiは使えます。当日の宿泊者は自分だけだったので、久々の全館貸切状態です。
浴衣に着替え、湯小屋「弁天の湯」へ。籐籠と100円有料ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、リーブルアロエです。
左側に4人サイズの石造り内湯があり、うっすら茶褐色に濁った単純温泉(源泉名: 七福温泉 宇土ノ庄)が、かけ流しにされています。泉温39.5℃を、加温して42℃位で供給。PH8.0で、肌がスベスベする浴感です。薄茶色の湯の花も見られます。湯口の湯を口に含むと、焦げたモール臭がして円やかな味。続いて、外の露天風呂へ。
巨岩の前に7人サイズの石造り浴槽があり、湯温は37℃位。こちらは、加温なしの源泉かけ流しです。気泡が油面に浮かび、プチプチと弾けます。あっと言う間に、全身アワアワに。見上げると、奇岩を望む素晴らしい景色。途中で日帰り入浴の方も来ましたが、ほとんど貸切状態でまったりできました。ちなみに、宿泊者でも夜の入浴は22時迄です。
夕食は、玄関から右手の食事処で。お品書きなし。ヤマメを中心にした料理に舌鼓。小鉢はワラビのおひたしで、シャキシャキして旨い。盛皿は、地鶏の炭火焼・菜の花の白和え・ヤマメのカルパッチョ・鮎の甘露煮・ヤマメのマリネやオイル漬け・骨煎餅と山の幸が沢山。麦焼酎「耶馬美人」がすすみます。続いて、ヤマメのお造りは身がプリプリ 。更にヤマメの握り寿司、ヤマメの塩焼と続き、川魚好きにはたまりません。そして、近くの山で採れたコゴミやタラの芽、筍といった山菜の天婦羅を岩塩で。すごいボリュームです。最後にご飯や汁物は出ず、茶碗蒸しが出てお終い。飲む人にはいいですが、最後に釜飯などあったら、なおいいかもですね。
翌朝も、当然朝風呂を貸切状態で。この季節の平日だと、宿泊者がいない時もあるのだとか。静かに温泉を楽しみたい方には、ベストシーズンかも知れません。
朝食は、昨晩と同じ食事処で。焼き鮭主菜の和定食を頂きます。味噌汁の筍が、柔らかく旨い。椎茸の煮物・切干大根・温泉玉子・胡麻豆腐など定番のおかずも。体に優しいメニューでした。
車なら比較的アクセスも良く、釣り堀や食事、温泉目当てに日帰りで家族で訪れても楽しい施設です。泊まってもそんなに高くないので、夏休みなどは混むかも知れませんね。
主な成分: リチウムイオン0.2mg、ナトリウムイオン136.0mg、アンモニウムイオン3.3mg、マグネシウムイオン1.5mg、カルシウムイオン5.2mg、鉄(II)イオン0.2mg、フッ化物イオン1.7mg、塩化物イオン40.5mg、リン酸一水素イオン1.7mg、炭酸水素イオン317.0mg、メタケイ酸147.0mg、メタホウ酸1.2mg、遊離炭酸11.0mg、成分総計0.681g
※なお、平成15年の分析書だったので参考までに。 -
投稿日:2019年11月12日
別府湾を望む絶景リゾート温泉(スパ&リゾート ホテルソラージュ大分・日出)
きくりんさん [入浴日: 2019年4月15日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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44.0点
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0 - 点
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0 - 点
JR日豊本線の日出駅から、車でおよそ10分弱。名水の郷としても知られる日出町の海岸沿いに佇む、平成21年に開業した温泉付きリゾートホテル。また、別府八湯温泉道の対象施設でもあります。平日の午前中、日帰り入浴してみました。
通常入浴料650円は、玄関を入った左側のフロントで。この日は、「温泉博士」の特典でタダで入浴。フロントの奥を左手に進んだ突き当たりに、男女別の大浴場があります。男湯は奥の「ひこの湯」(女湯は右手の「ひめの湯」) です。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に14人分のシャワー付カランと、左側手前に2人分のシャワーブース(その奥は2人分の打たせ湯)がある洗い場。アメニティはアロマ系です。
窓際に18人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら緑褐色がかった透明のナトリウム・塩化物ー炭酸水素塩泉温泉[源泉名: スパ&リゾートホテルソラージュ大分・日出(大神温泉)]が満ちています。泉温44.6℃を加水・加温して、41℃位で供給。PH7.7ながら、肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、ほのかに旨じょっぱい。公式HPを見ると、循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。
中央に6人サイズのジャグジーと、左側に4人サイズのジェット水流付座湯もあります。いずれも、湯温は41℃位でした。
続いて自動ドアのガラス戸を開け、外の露天風呂へ。屋根付6人サイズの石造り浴槽があり、湯温は40℃位。開放感に溢れ、別府湾を一望する素晴らしい景色です。時間帯が良かったのか貸切状態でしたが、浴室内は撮影禁止だったのが残念。とはいえ、この日はお天気も良かったので、行き交う船を眺めつつまったりできました。
十分温まったら、デッキチェアで潮風に吹かれながら、のんびりとクールダウンもできるのもいいですよ。
ラドン含有量: 0.30×10-10 (Ci/kg)
主な成分: リチウムイオン0.5mg、ナトリウムイオン600.9mg、アンモニウムイオン32.0mg、マグネシウムイオン80.8mg、カルシウムイオン100.7mg、ストロンチウムイオン0.4mg、マンガンイオン1.8mg、鉄(II)イオン1.1mg、アルミニウムイオン0.2mg、塩素イオン1179mg、臭素イオン4.0mg、硫酸イオン5.2mg、リン酸水素イオン1.0mg、炭酸水素イオン567.4mg、メタケイ酸172.0mg、メタホウ酸2.8mg、遊離二酸化炭素57.2mg、成分総計2.874g
※なお、平成21年の分析書だったので、そろそろ更新かも知れません。 -
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JR日豊本線の中津駅から、車で約20分。四方八方のどこから見ても同じ形に見えることから名づけられた八面山の麓に佇む、平成12年に開業した宿泊もできる和風温泉館。日曜日に、一泊朝食付で利用してみました。
宿泊棟は内湯なしの本館と内湯付離れの2つがあり、この日は本館の8畳広縁付き和室「葉月」の間に宿泊。窓から、竹林を眺める景色です。早速浴衣に着替え、宿泊者も無料で入れる日帰り温泉館「金色温泉館」へ。宿泊者用のストラップをフロントで渡して、ロッカーキーを受け取るシステムです。
縦長コインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、壁には竹が貼りめぐらされています。左側に、15人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは炭系です。
窓際に巨石を配した16人サイズの石造り内湯があり、無色透明の単純温泉(源泉名: 金色温泉)が満ちています。泉温25℃を、加温して41℃位で供給。PH7.8で、やや肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むも、無味無臭。3人分のジェット水流も出ています。
続いて、外の露天風呂へ。右手に、半屋根付20人サイズの岩風呂「箭山の大露天」。箭山とは、八面山の別名なのだとか。湯温は、42℃弱位です。
また少し高い所に6人サイズの岩風呂があり、湯温は42℃位。オーバーフローして、下の大露天へ注いでいます。更に大露天もオーバーフローしているので、かけ流し併用でしょうか。
左側へ階段を上がると、左側に半屋根付の岩風呂「うたた寝湯」があり、湯温は40℃弱位。丸太を通して枕になるようになっていて、まさにうたた寝しちゃいそうです。
更に階段を上がると、屋根付8人サイズのくの字形石造り浴槽があり、こちらは湯温41℃位。また、奥には2人分の湯量の多い打たせ湯もあります。山を借景とした造りで、山奥の秘湯を思わせる雰囲気でした。
一休みして、予約しておいた家族風呂「桶」へ。通常は2500円ですが、プランに含まれていたので、こちらも無料で利用します。トイレ付で、ドライヤーも完備。露天風呂で、左側に1人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティはやはり炭系です。
1.5人サイズの石造り円形浴槽があり、湯温は40℃弱位。竹の湯口から勢いよく注がれ、オーバーフローもしています。景色は望めませんが、貸切なのでまったりできました。
大浴場と家族風呂のいずれも詳しい分析書と使用状況表示が掲示されていないので受付で尋ねると、いずれも循環・消毒ありとのこと。分析書は、浴室に掲示されている平成12年のものが最新とのことでした。
翌朝、朝食は料理屋「香露庵」で和定食を頂きます。お重に小鉢が入った盛付けで、鮭の塩焼・湯豆腐・ベーコンエッグ(玉子は好みでTKGにも)・サラダ・茄子の揚げ浸し・がめ煮など。オーソドックスなメニューなので、郷土色がもう少し欲しいかな。
食後は、宿泊者専用の「八面の湯」へ。男湯は、右側の「紅葉」です。棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、こちらも炭系です。
窓際に7人サイズの岩風呂があり、湯温は40℃位。窓の外は塀なので、景色は見えません。ぬるめの湯で、チェックアウトまでまったりできました。
温泉県大分の湯処としては湯使いが少し残念ではありますが、山の上という立地や秘湯を思わせる雰囲気重視であれば、日帰りでも宿泊でも十分満足できるでしょう。
日帰り温泉館は朝10時オープンで宿泊者専用タイムがないため、泊まった翌日に利用できないのがちょっと残念ではありました。
ラドン含有量: 3.90×10-10 (Ci/kg)
主な成分: ナトリウムイオン151mg、マグネシウムイオン3.9mg、カルシウムイオン17.3mg、ストロンチウムイオン0.2mg、鉄(II)イオン0.1mg、フッ素イオン6.6mg、塩素イオン8mg、炭酸水素イオン445mg、炭酸イオン3.4mg、成分総計641.6mg
※平成12年の分析書だったので参考までに -
豊後高田市内を流れる桂川のほとりに佇む、地域市民の健康や福祉の増進、また交流を図ることを目的として、平成14年にオープンしたトレーニングルームや子育て支援施設を併設する公共施設の日帰り温泉。また、九州温泉道の対象施設でもあります。日曜日の午後、温泉だけ利用してみました。
通常入浴料300円(今年の10月から400円)は、入口を入って手前右側の券売機で。この日は、「温泉博士」のおとな子ども手形利用で、半額で入浴。受付の前に、家族風呂と男女別の大浴場があります。
この時の男湯は、手前の和風風呂(偶数日は男性が和風風呂・女性は洋風風呂で、毎日男女入れ替え)です。棚にプラ籠がと籐籠(100円有料ロッカーもあり)が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に11人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
窓際に20人サイズのタイル張り石枠内湯「全身浴」があり、湯温は42℃位。また手前の6人サイズのジャグジー浴槽「気泡浴」は、湯温40℃位、そして右手奥に2人分の打たせ湯もあります。内湯は全て、加水・加温・循環・消毒もアリアリなので、サクッと入って露天風呂へ。
目指すは、2つある源泉かけ流し浴槽の4人サイズの樽風呂です。手前は、茶褐色に濁った含二酸化炭素ーマグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩冷鉱泉(源泉名: 健康交流センター 花いろ第2源泉)が源泉かけ流し。泉温24.2℃を、そのまま供給。PH6.2で、さらりとした浴感です。
奥の方は、こちらも茶褐色にに濁った含二酸化炭素ーマグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉(源泉名: 健康交流センター 花いろ第1源泉)が源泉かけ流し。泉温30.9℃を、そのまま供給。PH6.5で、やはりさらりとした浴感でした。
飲泉場があり、口に含むと甘味のある炭酸味。奥には8人サイズの岩風呂もありますが、色はほぼ無色透明。加水・加温ありで、湯温は42℃位。循環・消毒もありなので、ちょっと温まってはまた源泉かけ流し浴槽へ。囲まれていて景色は望めませんでしたが、雨が降っていたせいかほとんど貸切状態で、交互浴を楽みつつまったりできました。
〈健康交流センター 花いろ第1源泉〉
主な成分: リチウムイオン1.2mg、ナトリウムイオン394.0mg、マグネシウムイオン330.0mg、カルシウムイオン162.0mg、ストロンチウムイオン1.4mg、バリウムイオン0.8mg、鉄(II)イオン4.7mg、フッ化物イオン0.2mg、塩化物イオン278.0mg、臭化物イオン0.9mg、リン酸ニ水素イオン0.2mg、炭酸水素イオン2730.0mg、メタケイ酸190.0mg、メタホウ酸31.1mg、遊離炭酸1130.0mg、成分総計5.303g
〈健康交流センター 花いろ第2源泉〉
主な成分: リチウムイオン0.8mg、ナトリウムイオン252.0mg、マグネシウムイオン197.0mg、カルシウムイオン139.0mg、ストロンチウムイオン1.0mg、バリウムイオン0.7mg、マンガンイオン0.2mg、鉄(II)イオン9.1mg、フッ化物イオン0.3mg、塩化物イオン169.0mg、臭化物イオン0.6mg、硫酸イオン0.4mg、炭酸水素イオン1770.0mg、メタケイ酸164.0mg、メタホウ酸19.5mg、遊離炭酸1080.0mg、成分総計3.840g -
JR武蔵野線の吉川駅から、徒歩で約1分。スーパーライフの向かいに建つ、平成18年に開業した日帰り温泉施設。平日の朝一で、利用してみました。
入浴料800円(ぬくぬく~ポン利用で100円引き)と、コインレス靴箱キーは正面の受付で(今年の10月から、平日入浴料は通常1000円に改定)。引き換えに、精算用リストバンドを受取るシステムです。
15分前から入館でき、2階へ上がる階段の所でラジオ体操が始まったのには驚きました(おばあちゃん1人しか参加していませんでしたが)。駅近なので地元市民以外も多く利用されるはずですが、意外と地域密着型なのですね。
階段又はエレベーターで2階へ上がった奥の左手に、男女別の大浴場があります。男湯は右側。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ広い脱衣場には、ドライヤーも完備。
脱衣場脇に名物の智光薬湯がある小浴場もありますが、まずは階段を上がって3階の浴室へ。右側にかけ湯槽と2人分のシャワーブース、左側に20人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、炭系とクラシエ製です。
奥に進むと、左側に歩行浴槽「健美浴」があり、ジェット水流の圧注浴コーナーが4つ(うち2つはジェットが出てない)付いていて、湯温は36℃位。深さは手前が腰位なのに、奥は膝位までしかなく面白い。奥のサウナ前にも、6人サイズのタイル張り内湯「噴だし湯」があり、湯温は40℃位。ジェット水流付で、湯温は41℃位。これらは非温泉なので、サクッと入って右側奥の温泉槽へ。
アカスリ処の横に、4人サイズのタイル張り内湯があり、うっすら茶褐色がかった透明のナトリウムー塩化物強塩泉(源泉名: 吉川温泉)が満ちています。泉温43.6℃を、加水(源泉:井水を3:7に希釈)・加温して41℃で供給。PH7.5で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、ヨウ素臭がしてしょっぱい。奥に9人サイズのタイル張り内湯「ちょーぬる湯」 があり、湯温は35℃位。こちらは、色や湯口の温泉そのものが薄いようです。
続いて、外の露天風呂へ。右手に10人サイズの石造り浴槽があり、こちらは茶褐色に濁った温泉がかけ流しにされています。湯温は42℃位。濾過ありと表示され、かけ流し・循環併用とのこと。黒や茶色の湯の花が、大量に舞っています。まったりしていたら、アワ付きも見られました。左手には2人分の寝湯もあり、湯温は35℃位。ここは非温泉です。屋根付で、景色は空だけしか見えませんでした。
続いて階段を下り、いよいよ2階の浴室へ。浴室に入ると、右側に10人分のシャワー付カランがある洗い場もあります。
左側手前に6人サイズのタイル張り内湯があり、黄土色に濁った智光薬湯が満ちています。前日に30種類以上の生薬を調合し、翌朝に男女各6袋を踏んでタップリとエキスを出しているのだとか。湯温は40℃位。5分も経たずに、デリケートゾーンがジンワリとしてきたので、早めに上がります。
横に5人サイズの浴槽「五行石五色の湯」があり、湯温は41℃位。パワーストーンをあしらった浴槽のようです。また奥に、4人サイズのタイル張り内湯があり、こちらは温泉使用。湯温は42℃位ですが、色が薄く希釈されていそう。しばらく貸切状態で、まったりできました。
薬湯に入ったせいか、上がっても中々汗が引かず、思わず冷たいドリンクを注文。今回はちょっと寄って温泉に入っただけでしたが、ゆっくり食事をしたり大衆演劇を楽しめば、評価も高まるかも知れません。
主な成分: ナトリウムイオン7188mg、マグネシウムイオン176.0mg、カルシウムイオン339.4mg、鉄イオン2.9mg、アルミニウムイオン0.4mg、亜鉛イオン0.1mg、マンガンイオン0.4mg、アンモニウムイオン13.1mg、塩化物イオン12270mg、炭酸水素イオン296.5mg、炭酸イオン0.3mg、臭化物イオン45.4mg、ヨウ化物イオン9.8mg、メタケイ酸58.0mg、メタホウ酸148.2mg、メタ亜ヒ酸0.002mg、遊離二酸化炭素22.2mg、成分総計20.64g -
里山風景と茶畑が広がる飯能市名栗地区に位置し、入間川に架かる名栗川橋からほど近くの山あいに佇む、大正3年(1914年)に開業した老舗温泉旅館。豊かな自然を愛した若山牧水が度々投宿しており、木造2階建ての清風館と鉄筋5階建ての翠明館からなる大型旅館でもあります。平日の午後、日帰り入浴して来ました。
入浴料1600円は、玄関から正面のフロントで。小タオルを受取り(バスタオルは脱衣場に完備)、右手奥のエレベーターで5階の展望大浴場へ。男湯は、左側の「牽牛の湯」(右側は女湯の「織姫の湯」)です。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に9人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、POLAのアロマ系です。
大きな2面のガラス窓際に、8人サイズの石造り内湯があり、無色透明の温泉法第2条該当泉(源泉名: 名栗温泉)が満ちています。総硫黄の項で該当。泉温17.0℃を加温して、41℃位で供給。PH8.5で、やや肌がスベスベする浴感です。使用状況表示はなく、オーバーフローも見られるので、かけ流し・循環併用でしょうか。
次に、洗い場の脇にある2人サイズの檜造り内湯へ。こちらは加温なしの冷泉浴槽。湯温は、25℃位かな。塩ビ管の細いパイプ2本から注がれ、口に含むとほんのり玉子臭がして円やかな味。オーバーフローしているので、こちらは源泉かけ流しと思われます。
続いて、外の露天風呂「天の川」へ。屋根付3人サイズの岩風呂で、湯温は41℃位に加温。正直小さくて、それほど風情もありません。
なので内湯に戻って、加温湯と冷泉の交互浴。水に濡れても大丈夫な、おとぎ話や童話の本も用意されています。窓ガラス越しには、山々の素晴らしい景色。ずっと貸切状態で、まったりできました。
湯上りに、冷えた狭山茶や名栗のおいしい水、無料のアイスキャンデーまであります。ちょっと入浴料が高いですが、静かに温泉を楽しむには良い湯宿かと思います。
主な成分: リチウムイオン0.02mg、ナトリウムイオン21.7mg、アンモニウムイオン0.2mg、マグネシウムイオン3.2mg、カルシウムイオン13.8mg、ストロンチウムイオン0.9mg、バリウムイオン0.1mg、フッ化物イオン0.6mg、塩化物イオン0.8mg、硫化水素イオン1.9mg、チオ硫酸イオン0.05mg、硫酸イオン10.4mg、炭酸水素イオン101.5mg、炭酸イオン1.2mg、メタケイ酸16.6mg、メタホウ酸0.9mg、遊離硫化水素0.06mg、成分総計174.6mg -
中央自動車道の上野原ICから、甲武トンネルを経由して車で約45分。東京都の本州に残された唯一の村である檜原村の山間、奥多摩湖へと通じる都道206号線(檜原街道)沿いにあり、南秋川のほとりにひっそりと佇む、昭和48年(1973年)に開業した兜造りの木造の湯宿。東京都では、唯一の日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。平日の午前中に、日帰り入浴して来ました。
その昔、傷ついた大蛇が河原に湧く湯で傷をいやしたことから、蛇の湯温泉と名付けられたのだとか。入浴料1000円は、玄関を入って右側の受付で。浴室に貴重品BOXが無いので、貴重品はこちらで預かってもらえます。日帰り入浴開始の10時少し前に到着してしまいましたが、快く入れてもらえました。
玄関から右手奥に進み(訪れたのは3月半ばでしたが、雛壇が飾られていました)、左に曲がって階段を下りた先に男女別の浴室があり、男湯は左側です。籐籠とプラ籠が置かれた脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、秘湯を守る会の秘湯くまざさブランドです。
窓際に5人サイズの石タイル張り石枠内湯があり、無色透明のアルカリ性単純硫黄冷鉱泉(源泉名: 蛇の湯温泉)が満ちています。泉温10.5℃を加温して、41℃位で供給。PH10.0ながら、やや肌がスベスベする浴感です。必要時のみ加水ありで、循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むも、無味無臭でした。
崖の上に湯屋があるため、窓から眼下に南秋川を望む景色。また、4枚のガラス窓を開けると、半露天風になるのもいいですね。窓から山の木々を眺め、野鳥のさえずりと川のせせらぎ癒されつつ、貸切状態でまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン43.1mg、アンモニウムイオン0.4mg、マグネシウムイオン0.3mg、カルシウムイオン3.9mg、アルミニウムイオン0.2mg、鉄(II)イオン0.3mg、亜鉛イオン0.1mg、フッ化物イオン1.0mg、塩化物イオン4.7mg、ヨウ化物イオン0.2mg、水酸化物イオン1.7mg、硫化水素イオン5.6mg、チオ硫酸イオン1.5mg、硫酸イオン6.3mg、炭酸水素イオン21.6mg、炭酸イオン16.4mg、メタケイ酸水素イオン50.6mg、メタホウ酸イオン0.9mg、成分総計0.159g -
箱根駅伝の選手たちが駆け抜ける国道1号線沿いに佇む、平成元年(1989年)に開業した塔之沢温泉の和風旅館。およそ四千坪の敷地を持つ、大倉喜八郎男爵の元別邸跡地に建てられたことから、別称「鶴井の宿」とも呼ばれるのだとか。平日の午後、日帰り入浴してみました。
まず驚いたのは、玄関の前の大岩。鉄筋5階建ての宿の3階にまで達する程の大きさで、かつて塔之沢の名所と言われた「勝驪山(しょうりざん)」というのだそう。その岩をどかすことなく大胆にもくり抜いて、中を通り抜けると玄関があるというアプローチです。
入浴料2000円は、左奥の受付で。日帰り入浴は予約制なので、事前に要連絡です。玄関から右手すぐに、男女別の大浴場があります。
棚に籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側手前と奥に10人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティはアロマ系です。
窓際に10人サイズのタイル張り石枠半円形内湯があり、無色透明の単純温泉(源泉名: 塔之沢温泉 台帳番号 湯本 第52号) が満ちています。泉温54.2℃を、加水なし、加温ありで41℃位で供給。PH7.6で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒あり。湯口の湯を口に含むと、微塩素臭はしますが円やかな味。
続いて、外の露天風呂へ。17人サイズの岩風呂があり、湯温は42℃弱位。小さな滝と早川のせせらぎを間近に眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
宿の裏手にある吊り橋「鶴翁橋」を渡ってみると、対岸に宿泊者専用露天風呂もあり。一度年始に泊まって、旬の食材に拘った会席料理も味わいつつ、翌朝の箱根駅伝も応援してみたいところです。
帰り際に、「やっぱり箱根駅伝の時は、予約が取りづらいですか?」と宿の方に尋ねると、「そうですね。泊まった多くのお客様が、その時に来年の予約もされていかれるので。」とのことでした。
主な成分: リチウムイオン0.015mg、ナトリウムイオン188mg、マグネシウムイオン0.02mg、カルシウムイオン31.8mg、ストロンチウムイオン0.017mg、アルミニウムイオン0.014mg、フッ素イオン0.42mg、塩素イオン192mg、硫酸イオン174mg、炭酸水素イオン1.22mg、炭酸イオン16.9mg、メタケイ酸58.0mg、メタホウ酸10.8mg、成分総計677mg
※なお平成20年の分析書だったので、まもなく更新かも知れません。 -
投稿日:2019年10月17日
2つの大浴場でリフレッシュ(アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉)
きくりんさん [入浴日: 2019年2月26日 / 1泊]
44.0点
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33.0点
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55.0点
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0 - 点
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0 - 点
JR京葉線の海浜幕張駅から、徒歩で約7分。幕張メッセや千葉マリンスタジアムの近くにそびえ立つ、両サイドに11階建てのイーストウィング棟とウェストウィング棟、そして中央にホテル単体としては日本最高層の50階建てセントラルタワー棟からなる、日本最大級の客室数2007室を誇る大型リゾートホテル。急遽仕事の関係で、平日に一泊素泊まりで利用して来ました。
フロントは奥のイーストウィング棟の1階で、自分でタッチパネルを操作して自動チェックイン。慣れていなくても、スタッフの方が案内してくれるので安心です。ちなみにチェックアウトも、追加料金が無ければフロント近辺にある回収BOXにカードキーを入れるだけの簡単チェックアウト。この日の宿泊はお部屋お任せのプランでしたが、ウェストウィング7階のツインルームでした。
早速、部屋のタオルを持ちルームウェアとスリッパで、セントラルタワー4階の大浴場「玄要の湯」へ。玄要とは禅の言葉で「決して強要することなくやさしく包み込む」という意味なのだとか。男湯は右側の「喜楽の湯」(左側は女湯の「粋美の湯」)。カードキーを入口で差して入るシステムです。
コインレス鍵付きロッカーと籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、手前と奥に15人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは資生堂製です。
中央の窓際に、12人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明のラヂウム人工温泉が満ちています。湯温は42℃位。肌がややスベスベする浴感で、ジェット水流とジャグジーが付いています。右側に2人サイズのタイル張り石枠内湯もありますが、こちらはハーブ湯。湯温は41℃位ですが、全くハーブの香りはしません。
続いて、外の露天風呂へ。中央に8人サイズのタイル張り石枠半円形浴槽があり、湯温は42℃位。その前後に、1人サイズの壺湯があって、湯温は41℃です。奥に2人サイズの石をくり抜いた浴槽もあり、湯温は41℃位。また最奥に6人サイズの石造り浴槽があり、こちらの湯温は42℃位です。囲まれて景色は望めませんが、木をふんだんに使いリラックス出来る造りでした。
一休みして就寝前に、もう一風呂。ウェストウィング1階の大浴場「飛翔の湯」へ。男湯は右側の「白砂の湯」(女湯は左側の「星彩の湯」)。やはり、カードキーを指して入るシステムです。
籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーあり。浴室に入ると、右側に19人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、こちらも資生堂製。
左側に、石造り内湯が3槽。奥に11人サイズの「英雄の湯」があり、無色透明の光明石温泉が満ちています。湯温は42℃位。肌がスベスベする浴感。左側は12人サイズの「絹糸の湯」で、マイクロバブルで白く濁っています。湯温は41℃位。右側は7人サイズの「きらめきの湯」(水中証明風呂)で、湯温は42℃位でした。
続いて、外の露天風呂へ。右手奥に、東屋風の屋根が付いた6人サイズの岩風呂と手前に4人サイズの岩風呂があり、いずれも湯温42℃位。正面奥には、1人サイズの壷湯が3つ。こちらはどれも湯温41℃位。囲まれて景色が望めませんが、のんびりと寛げました。
平日の空いている時なら、税込6000円で泊まれる安さ。三連休などは15000円位になっちゃいますが、ウェストウィング棟の1階にコンビニもあり、千葉方面でのビジネスユースでも快適に過ごせるホテルかと思います。なお、イーストウィング棟の1階には女性専用の大浴場「若紫の湯」もあるので、女性の方は合計3ヶ所の大浴場が使えて更にお得ですよ。 -