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投稿日:2019年7月16日
北海道最古の公衆浴場 (小町湯温泉(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2018年9月5日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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55.0点
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0 - 点
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JR函館本線の南小樽駅から、徒歩で約5分。北海道で最も歴史ある銭湯でありながら、天然温泉を使用した温泉銭湯でもあります。ここの存在を知ってから一度は行ってみたいと思っていたので、平日の午後に利用してみました。
明治15年(1882年)以前には既に湯屋として記録があり、明治33年(1900年)に現在の経営者のおじいさんに経営が引き継がれ、現在に至るのだとか。また、昭和52年(1977年)のボーリングにより温泉が湧出したため、そこから温泉銭湯にもなっています。
「ラジューム自然温泉」の文字が印象的な、歴史を感じさせる外観。男湯は右側です。入浴料440円は、昔ながらの番台で。入口両脇にある、平鍵付きの木製靴箱に靴をしまいます。レトロなマッサージ機や体重計が置かれた脱衣場。棚は無いので、脱いだ服はプラ籠か籐籠へ。ドライヤーは20円です。
浴室に入ると、両脇と奥に12人分の固定式シャワーとプッシュ式カラン、またプッシュ式カランのみ8人分ある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。
中央に手前2人サイズと奥の6人サイズに区切られた、タイル張り弁当箱形の内湯があり、無色透明の含硫黄ーナトリウムー塩化物温泉(源泉名: 三マス 河本温泉)が満ちています。泉温29.3℃を加温して、奥の湯口がある浴槽には43℃位で供給。PH7.9で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありで、微塩素臭を感知。冷泉蛇口があり、口に含むと微かにしょっぱい。また意外と深く、およそ1m位あってびっくり。2人分のジェット水流も付いています。
一方、手前の小さな浴槽は浅く、湯温は41℃位でぬるめ。こちらは、子供用でしょうか。たまたま時間帯が良かったのか、先客が上がられた後、貸切状態でまったりできました。
中々お目にかかれない、貴重な文化遺産と言ってもいい位の建屋。地元の方々に長く愛され続ける銭湯ですが、隠れた小樽の観光名所としても、是非立ち寄って欲しい湯処です。
主な成分: ナトリウムイオン1058mg、マグネシウムイオン85.4mg、カルシウムイオン261.8mg、マンガンイオン0.3mg、第一鉄イオン0.1mg、塩素イオン1945mg、硫化水素イオン1.7mg、チオ硫酸イオン0.3mg、硫酸イオン418.6mg、炭酸水素イオン191.6mg、炭酸イオン1.3mg、メタケイ酸194.0mg、メタホウ酸2.2mg、遊離硫化水素0.2mg、成分総計4.189g24人が参考にしています
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